2022.12.14
What's Newに書いた通り残念なことが有りますのでこちらでは皆さんの喜ばれるニュースを!
仮想アースと呼ばれるアクセサリーをたくさんの皆様がお使いのようです。マンションとか2Fにあるリスニングルームでは大地アースを生かすには無理が有ります。果たして仮想アースは有効なのでしょうか?結論から言うとかなり有効です。インフラノイズでは大分以前にオーディオ用ボードとしてアース端子の付いた製品を販売していました。木製ボードのサンドイッチ構造で内部には広い面積の高透磁率磁性材料を内蔵してアースとして外部機器と接続出来ました。オーディオボードですが仮想アースとしても役立っていました。当時は仮想アースという言葉があったかどうか?覚えていません。多分あったら仮想アースボードとか名前を付けていたと思うので、あってもそれほど話題になっていなかったと思います。残念ながらこの商品は殆ど売れませんでした。今なら仮想アースブームに乗っかて売れるかも知れません。もちろん仮想アースを新たに開発して製品化する予定は考えられません。なぜステンレスタワシや大容量コンデンサー、木炭などを機器のアースに繋ぐと音質がアップするのか?理由は色々言われているようですが、正解は何でしょう?物理的な説明はその内どなたかがなさるでしょうが?多分難しいと思います。なぜなら説明のつかない音の変わる現象の内の一つなのですから、仮想アースの効果について正解が出れば他の音の変わる現象も芋づる式に解かるからです。理論的な説明は他の方にお任せしますが、インフラノイズ的感覚的、デタラメ説明なら簡単です。大きな面積、容量、質量の導電体に乗る電磁波、高周波ノイズは低音に偏る傾向があります。振動、音と同じ傾向が有ります。アースラインに流れる仮想アースのノイズ成分が再生音のイメージを変化させる訳です。と言うことは面積、質量、容量以外に導電体固有の音もイメージとして再生音を変化させます。墨は墨固有の音、ステンレスはステンレスの音、銅製のネジの音が有ります。外国製の仮想アース製品で色々、多種の金属粉を混ぜたものを箱に詰めたものが有ります。一つの種類の金属を使えば固有の音が気になりますが多種をミックスすれば何の音か解らない、まあ言えばカレーと同じですね。しかしこのカレーは味に優劣があるように開発者のセンスが現れます。金と銀とステンレス、銅とかをどの割合にするか?
聴いた経験は有りませんが写真をお借りしたカナデ?さんの仮想アースは評判が良いらしく、しかも安価で売り切れになってしまったとか?聴いてみたいなと思います、多分なかなかの物でしょう。ヴァイオリンなどの弦楽器のアクセサリーを開発なさる方が手掛けられたのだから当然の結果です。苦労して木炭の粉を他のいくつかの材料を混ぜてある、その調合具合は耳で決める。親しみを感じました。
仮想アースは100均のステンレスタワシや木炭粉で安価に自作可能です。しかしカレーと同じで味の方は?
メーカー製の仮想アースはもちろん、効果はあるのだが音質がもうひとつ?の仮想アースをお使いの皆さんに役立つアイデアが出ました。SPアキュの発売が遅れた申し訳無さからか?今から開発して来年には発売しようと思います。
アースリベラメンテです。仮想アースはもちろん、レコードプレーヤーのアースにも大きな効果があるでしょう。
100%、画に描いた餅です。信用しないで下さい、でも良い物ができる自信は溢れてます。
2022.8.16
ターンテーブルアキュライザー TACU-1は発売直後に入手なさったHさんから常用のEMTターンテーブルがタイミング悪く?故障したとの連絡はあった。しかしその後も試聴感想は届かない、修理後のEMT927では効果が無かったのだろうか?しばらくして、同じくEMTを使用されているTKさんがご自分のサイトに書かれた。EMTターンテーブルではフェルトのマットのせいか?TACU-1は効果が無いとのことだった。それもあってHさんのところでは効果が無かったから連絡が無いとのだと思い込んで悲しいままの気持ちが続いていた。EMTのターンテーブルシートには種類があってガラスやフェルトが選択出来たと思う。確かHさんはガラスを使われていたと記憶している。ガラスでも効果が無かったのだろうか?EMTはそれこそこれ以上のものは古今東西無いと言えるくらいの評価があるものだ。だからその王様の前には自画自賛の王様の私がいくら吠えても無理だったのかとひがんでいた。人様から見れば自信過剰の人間も、本当は小心者で自信なんて無いのだが。
でもやっとHさんから便りがあった。お一人でも信頼する耳の方からの試聴感想がマイナスだと精神的に参ってしまう。
やれやれの気持ちでHさんの試聴感想を以下に掲載させて頂く。Hさんのお使いのシステムはもし私が構築しても同じような内容になると思う。ただしアナログ部だけではあるが、特に音の出口のスピーカーは今も私の憧れであるシュルツの最高のものだ。EMTのターンテーブルもシュルツのスピーカーもこの先も入手不可能な高価なものだ。しかし敗北感は無い、数で言えばシュルツのスピーカーは既に4セットも所有している。最近エックミラー(ご使用されているシュルツモニター最高峰はエックミラーの設計による)のフェーダーW85を入手され好結果を得られたとのこと、私は既にエックミラーは所有、もう1セットの異なるモデルの入手も企んでいる。勝ち負けでは無いがやっぱり先に所有していたぞーと俗人のやっかみ心が出てしまう。お許し下さい。では待ちに待ったHさんの試聴感想を以下に掲載します。
( 画像はhttps://insheepsclothinghifi.com/emt-927-the-holy-grail-of-broadcast-turntables/よりお借りしました。)
4月末に本体電源部のトラブルでEMT927から音が出なくなり、その修理に2か月以上かかってしまいました。トーレンスでの試聴報告でもよかったのですが、やはりEMTで効果を見極めたいとの思いから大変遅くなってしまいました。
さて音の変化ですが、言葉にするのがとても難しく、困ってしまいました。さらに悪いことに憧れだったエックミラーのフェーダーW85もこの間に入手でき、ノブにVRA7を付けたところ、この相乗効果はすさまじく、一気に理想的な完璧な音になってしまった次第です。VRA-7による音の改善はシステム川上ほど大きく、本当に驚いております。
現在のシステムは
EMT927 with TACU-1+オルトフォンRF297+EMT139st(ECC803s+ECC801s アッテネータにVRA-7貼り付け)
→ノイマンケーブル+LBA-1.3XLR→エックミラーW85(with VRA-7)
→LBA-1.3XLR+バランスアキュライザBACU-2000
→TASCAM DV-RA1000HD(with GPS-777)24bit-44.1MHz → DGL-1.3RCA+デジタルアキュライザー DACU-500
→DAC-1→ ノイマン フェーダーW444STA →AACU-1000→ Uesugi BROS24 (with VRA-7) → ムジカライザ ML-206
→ Schulz TH315/1 (O18a オリジナル箱)with マグナライザ MR909
です。電源ケーブル、信号ケーブル、スピーカーケーブルはすべてリベラメンテ、まるでインフラノイズのショールームみたいです。笑
さて本論に戻りTACU-1の効果ですが、レコード盤を軽く抑えているだけなのにスピーカーから出てくる響きには雑味、ノイズが殆ど感じられなくなり、分解能が大幅向上しかもS/Nも向上したうえで繊細な音(アコースティックギター、チェンバロ、ハープ)をしっかり聞かせ、堂々とした低域、ハイスピードでダイナミックなバランスの再現も可能になりました。さらにはシュターツカペレ・ドレスデンの柔らかい弦も完璧、ティンパニ名手ゾンダーマン氏の一撃がルカ教会に響き渡るのも見えるようです。弦楽四重奏では4人のパートの響きあい(ハーモニー)が絶妙なバランスで聴こえるようになりました。
そして驚くべきはそれが通常のCD-Rで録音再生可能になったのです。
CD登場以来40年、デジタルはアナログにかなわないと、LPオリジナル原盤主義を貫いてまいりましたが、遂にその差を感じさせない、いつまでも聴き疲れのしない音でのデジタル化が可能になったと感じております。TACU-1の役割を言葉にするのは難しいですが、あえて言うと水を「名水」に浄化しているかのようです。水が変わると茶の複雑な味わいがわかるようになる、そんな感じでしょうか?
秋葉社長、本当にありがとうございました。夢は実現しました!
こころより御礼申し上げます。
2022.8.10
お詫びとお知らせ
2022.8.11より発売中の現行製品を購入、試聴感想を頂いた方には非売品アクセサリー4種類、アリエナイザーミニ、ケーブルチューナー、USBダンパー、ダンパーフレークの中から一つをお選び頂きましたら、お送り出来ます。過去にそれらについて一度試聴感想を頂いていた場合でも、再度試聴感想を頂ければ、8.11以後に製品をお買い上げ頂いた場合については有効です。掲載、非掲載にかかわらず非売品アクセサリーは差し上げます。新製品についての試聴感想はブログ欄に掲載、その他製品についての試聴感想はusers imprssion欄に掲載します。効果無しとかコストパフォーマンスが悪いとかのマイナスの試聴結果でももちろん、掲載、非掲載は別として試聴感想はお受けしますのでご遠慮無くお知らせください。これまで不便をおかけしたことをお詫びいたします。
新製品を発売するたびに試聴感想を頂いた方に限り、お礼としてお送りしてきた非売品のアクセサリーのことです。今回発売の新製品、ターンテーブルアキュライザーのための新しい非売品アクセサリー、ダンパーフレークについてですが、このアクセサリーが欲しいのだが現在アナログ再生の環境が無いので困ってしまう。他のデジタル用製品の購入でなぜ入手出来ないのか?出来ないなら新しいアクセサリーとして販売して欲しい。などですが、ご要望がとても多いだけで無く、お叱りもかなり有ります。
考えて見ればターンテーブルアキュライザーは新発売の告知後、実現にかなり手間取ったこともありますが、プレゼント用のダンパーフレークの紹介が先になったという、あってはならない展開でした。非売品として発表して、また配ってきたものを今さら製品にしましたと販売することは難しいです。かなり悩みましたが既に配布を終了したモデルも思い切って復活させてみたらどうかと思い付きました。また新製品に限らず販売中のインフラノイズ製品の試聴感想を頂けた方にも同じ扱いでお渡し出来るなら、インフラノイズ初めてという方にも喜んで頂けるに違いないと思われます。そうなるとこれまでの非売品アクセサリー、アリエナイザーミニ、ケーブルチューナー、USBダンパー、ダンパーフレークと4種類の中から一つ選んで頂くことになります。手間を考えるとつらいのですが、やはりこの位のことをしないとナマケモノインフラと言われても仕方無いと思い切ることにしました。
申し訳有りませんが試聴感想はメールにてご送付をお願い致します。ご自分のサイト、ホームページをお持ちの方はメールで試聴感想掲載のお知らせを頂ければ確認の上、ご希望の非売品アクセサリーをお送り致します。
明日から有効です。