パーソナルコンピューター専用インシュレーター
アリエナイザー PSI-1000
従来のインシュレーターやボードなどではコントロール出来なかった音楽表現の改善を行います。振動吸収体と特殊電磁波吸収体のサンドイッチ構造がオーディオ史上で初めてである音楽表現の改善をお約束します。表現力、スイング、ノリ、タメなどの言葉で表されるなんとなく曖昧な、これらは音楽の再生にはとても重要な事柄なのです。オーディオの世界では一絡げに音楽性という極めて抽象的な言葉で表現されてきました。これは演奏家、作曲家の間でも正体不明感が有るくらいのものですから決まった定義があるはずも無く、オーディオでは正面だって話題にされることは有りませんでした。話題になることが無くても、オーディオの世界ではデッカデコラや、クレデンザ、ウエスタンやドイツの業務用音響にはそれらが確実にあるからこそ、とてつもない歴史的な音響機器として認められてきたのです。
PSI-1000の使用ではウイーンフィルの再生ではウイーンフィルでしか出せない音が出る、ジャズの巨人達のスウイング感の凄さが目に見えるようだ、などと喜んでいただけるのは間違い有りません。現実に演奏家でも上手い、下手の一番大事なポイントのノリなどが理解出来ないし、表現出来ない方もおられるのは確かです。またクラシックの演奏家で完全な技術の持ち主の方がいざジャズを演奏すると、演奏に間違いはないのだがスイングしない、本人もどうして良いか解らないというケースも珍しいことでは有りません。当然に聴く側のオーディオでも音の形を聴いているが、演奏の内容を聴かない方も同様にスイングやノリなどは別世界の出来事となってしまいます。このように音楽演奏の内容に係わる事柄はオーディオでお馴染みの分解能、帯域感、忠実性、音色などとは別の次元に有ります。演奏家でさえ理解出来ない方がいるくらいですから音のかたちを主に聞かれるオーディオマニアには何が変化したのか解りません。アリエナイザーの能力を認めることは出来ないという意見が出てきても不思議は有りません。しかしオーディオ装置を音楽を聴くための道具と捉えておられる音楽愛好家ならアリエナイザーが今までのオーディオアクセサリーとは一線を隔したものであることはすぐご理解いただけることでしょう。
一般的なコンピューターはオーディオ機器とは異なり、音楽再生に関する設計は殆どなされていません。逆に良くも悪くも主観的な個性、音の色づけが初めから無いという利点も有ります。この利点を生かしてPSI-1000はノートパソコン、デスクトップパソコンのどちらでも音楽専用と言えるほどに音質を改善します。個性的な音質を持つオーディオ機器、アンプやスピーカー、プレーヤーなどに使用した場合は劇的な音楽的改善がある場合も、反対に個性的な音質を制御することで中庸な音質になる場合も有り得ます。個人の好みですから個性的な音色を好む方もおられます。個々のオーディオ機器への応用についてはケースバイケースでお試しいただくしか有りません。
[規格]
● 内容 1個入り
● 外形寸法 180 X 230 X 5mm
● 重量 150g
●構造 振動吸収体、特殊電磁波吸収体、整音シート、樹脂含浸皮革によるサンドイッチ構造
●価格 \18,500(税別)
※PSI-2000は特別注文品です。
ORTHO SPECTRUM
音楽録音再生専用SATAケーブル
SATA-LIBERAMENTE SATA-0.5
音楽用語で自由な表現をという意味のリベラメンテと名づけたアナログインターコネクトケーブル,デジタルケーブル,クロックケーブル及びスピーカーケーブル、電源ケーブル、LANケーブルは全てオーディオファイルの間で最高の評価が得られました。このリベラメンテシリーズのSATA専用ケーブル、SATAリベラメンテが完成しました。他のリベラメンテケーブルと組み合わせて使用すれば互いにアンサンブルする結果、単独使用では考えられない驚異的な音質向上をお約束します。DSD,ハイビットハイサンプリングの配信ファイルダウンロード時にはかかせないものとなります。オーディオ用機器ではない一般のパソコンがSATAリベラメンテの内部使用だけでオーディオ専用パソコンに生まれ変わると言っても過言ではありません。
良い音のする部品や線材はオーディオの世界ではたくさんあります。ところが音楽を再生する場合はこの良い音が演奏の再現を邪魔します。オーディオ部品の良い音と生演奏で現れる本当の良い音は質の上でも数の上でも大きく異なります。オーディオでの良い音というのは良い音色を意味する場合が多いのです。演奏家が自分の演奏に目的を持ってすれば音程、和音、倍音、他の楽器とのバランスに完成が起こります。ところが録音再生でその完成が崩れます。装置に個性があると元の演奏の音程や倍音が変形します。分解能に優れ、音の伸びも音色も素晴らしいオーディオケーブルなのに音程が元の演奏と異なって聴こえてしまう現象が起こります。音楽の再生ではなく音の再生ならドレミファがないので音程はありません。音程のある音楽の再生であるならSATAリベラメンテは優秀な物理特性が特長の高性能SATAケーブルに大きな差をつけます。音楽のジャンルによる向き、不向きは起こりません。ロックからクラシックまで、浪花節からバッハまで。一本一本が手造りでチューニングされています。高価な貴金属や、高純度の金属は音楽再生の良否とは直接関係していません。高価な材料や金属を使えば再生音が向上すると考えてはいけません。それよりも長さ、重さ、硬さなどの物理特性での関わりが重要です。ケーブル固有の振動数、振動の減衰率、振動のスペクトラムなどが音楽信号の音程や和声に深く関係しています。分解能やバランス、音色などとは別の重要な時間的、動的な現象と関わりが深いのです。
オーディオ機器としては不適切なノイズだらけのパソコンと音質上メリットのないLANやUSB接続がDSD,ハイビットハイサンプリングのスーパーオーディオと共存しているのはとても不思議なことです。しかしこの受け入れられない事実はたった一本のSATAリベラメンテで解決されます。SATA接続でのノイズによる音質劣化を可能な限り軽減する構造と一本一本を整音しながら組立していく手造による製法がその秘密です。
従来のSATAケーブルと比較し、ソースに含まれる全ての音を引き出す、パルス的な音の重なりがあいまいにならない、空間のエコーと演奏音がきれいに分離する、再現されてはいなかった演奏家のタッチやビブラートを完全に表現できる、ブルーノートはもちろん、調性感まで聞き分けることが可能、など音楽の再生に最も重要な部分が際立っています。再生が難しいバッハの多声音楽や純正律さえも濁ることなくあたかもアナログマスター再生のような表現となります。
使用上の注意:
SATAリベラメンテケーブルの使用方法は一般的なSATAケーブルと同じです。強く引っ張ったり、ねじったり、強く曲げたりしないよう注意深く扱ってください。一般的なSATAケーブルと比べてケーブルの方向性が強いので、必ずマーキングのある端子を信号の入り口となるように接続してください。例えばマザーボードの端子にはマーキングの無いケーブル端子が接続され、ハードディスクの端子にはマーキングのあるプラグが接続されます。ディスクドライブの端子にはマーキングのあるプラグを接続します。芯線構造が複雑ですので急な角度で折り曲げることはお避けください。
(税別価格)
SATA-0.5 SATAケーブル 0.5m ¥18,000
(規格)
●音楽録音再生専用ストレートSATAケーブル
●ヒアリング、手造りによる組立および整音
●SATA Revision 3.0 対応高速伝送特性
●動作環境 コンピューター機器
● 構造 SDL(シンセティック・ダンピング・リキッド)により振動コントロールされた超高分子量繊維による整振
100%の純毛を編み上げたウールケーブルジャケットによる音質調整
デジタル信号整合器
デジタルアキュライザー DACU-500
デジタルオーディオを高音質化するにはDSDやPCMの器を物理的に大きくしていくのが4kテレビなど同様に現在の流れです。一方音質はスタートとなるソースの規格で決まってしまいます。アップサンプリングなどでみかけ上の分解能をアップしても結果として満足する音質は得られません。器の大きさに係わらず確実に音質をアップする方法は、高精度外部クロックの導入やデジタル機器内部の水晶発振器を高精度品に交換する方法しか有りません。しかしこの方法も高価なルビジュウム発振器などが必要で、しかも外部クロック入力端子を備えた機器でないと接続できません。高精度外部クロックに頼ることなく音質アップ出来る方法がないものでしょうか?この実現しそうにもないオーディオマニアの夢を実現したのがデジタルアキュライザーです。デジタルオーディオでは、DSDやハイレゾのように器を拡大しても解決出来ない問題、アナログにはどうしてもかなわない音楽の劣化が有ります。DACU-500の原理はデジタル信号の時間軸と位相のわずかなズレを補正整合させるディレイラインです。遅延線ですので周波数特性などの信号の劣化は有りません。高精度クロックでさえ解決出来ないアナログの壁をデジタルアキュライザーがあっさりと解決します。またコスト的にもルビジュウムクロック発振機のおよそ百分の一という信じられないものです。
DAコンバーターのデジタル入力端子に差し込むだけでドラマチックな音楽表現力が生まれます。クラシック、ジャズなど音楽ジャンルを超えての改善、音の鮮度、音の力、リズム、スイング、アンサンブル、デジタルオーディオがどうしてもアナログオーディオにかなわなかった部分の音楽的改善に驚かれるのは間違いないでしょう。
DACその他デジタルオーディオ機器のSPDIF入力端子にDACU-500のオス側端子を接続します。デジタルケーブルの出力端子はDACU-500のメス側端子に接続します。BNC接続をお使いなら市販のRCA/BNC変換アダプターをお使いください。変換アダプターによる音質への害はDACU-500の音質アップ能力が非常に大きいために無視出来るレベルです。接続時の事情によりDACU-500のオス、メスの端子の入力、出力が反対になっても問題は有りません。原則的に方向性は無いとお考えください。またDACU-500をデジタル機器の出力端子に接続したり、デジタルケーブルを2本使用してその間にDACU-500を設置したりすることは推奨出来ません。デジタルケーブルを含めた音質改善が出来ないからです。
DACU-500をデジタルコピーや、録音に応用することは問題有りませんが、アナログ信号やクロック信号に応用されることは信号の整合という点については効果は期待出来ません。機器によっては音楽性の改善が起こる可能性は有ります。USBやLAN、アナログラインでのアキュライザーも開発中です。保護用のストロー状のパイプが被せて有りますが、製品保護目的なのでそのまま使うと音質にマイナスです。外してご使用ください。本体と端子部は接着されていますので、端子に力を加え回転さすと内部コイルが破損する可能性が有ります。
[規格]
● 内容 1個入り
● 外形寸法 90mm X 12 Φ 円筒形
● 重量 15g
●構造 振動吸収体、整音ボビン&コイル、RCA入出力端子
●価格 \19,500(税別)
この製品の情報については
デジタルアキュライザー DACU-500
アーカイブ 2017.1-2017.12の11月4日のブログ以降をご覧ください。
USB信号整合器 USBアキュライザー UACU-700
デジタルオーディオを高音質化するにはDSDやPCMの器を物理的に大きくしていくのが4kテレビなど同様に現在の流れです。音質はスタートとなるソースの規格で決まってしまいますがアップサンプリングなどでみかけ上の分解能をアップしても結果として満足する音質は得られません。器の大きさに係わらず確実に音質をアップする方法は、高精度外部クロックの導入やデジタル機器内部の水晶発振器を高精度品に交換する方法しか有りません。高精度外部クロックに頼ることなく音質アップ出来る方法がないものでしょうか?この実現しそうにもないオーディオマニアの夢を実現したのがデジタルアキュライザーDACU-500でした。DACU-500はデジタル信号をRCA接続する規格ですのでパソコンからの信号をUSB入力するUSB-DACには使用出来ません。SPDIFのデジタル伝達方法はオーディオのために生まれた規格ですが、一方USB規格はパソコンと周辺機器を繋ぐための方法であって音楽の録音再生を考慮されていません。ノイズの悪影響を受けやすい接続方法なのです。DACU-500は発売直後から音楽を愛するオーディオマニアからは絶賛されました。音質的には劣悪なUSB接続なのですが、逆にノイズ環境を制することでUSBアキュライザーによる音質改善はDACU-500より強力であろうと開発に取り組みました。結果は予想以上で素晴らしい改善効果が有り、PCオーディオに無くてはならないものとしてUACU-700は誕生したのです。デジタルオーディオでは、アナログにはどうしてもかなわない音楽の劣化が有ります。UACU-700はUSB信号の時間軸と位相のわずかなズレを補正整合させるディレイラインです。信号を遅延させるだけですので周波数特性の劣化は有りません。スピーカーユニットの位相を振動板の距離をミリ単位で追い込む効果と同様にUSB伝送でのデジタル信号を精密に調整します。DAコンバーターのUSB入力端子に差し込むだけでドラマチックな音楽表現力が生まれます。クラシック、ジャズなど音楽ジャンルを超えての改善、音の鮮度、音の力、リズム、スイング、アンサンブル、デジタルオーディオがどうしてもアナログオーディオにかなわなかった音楽的改善に驚かれるのは間違いないでしょう。
DAC、DDCその他USB入力オーディオ機器のUSB入力端子にUACU-700のオスB端子を接続します。USBケーブルの出力側をUACU-700のメスB側端子に接続します。UACU-700を上流のデジタル機器のUSB出力端子に接続したり(通常の接続ではパソコンが上流で、USBDACは下流です。)USBケーブルを2本使用してその間にUACU-700を設置したりすることは推奨出来ません。ケーブルを含めた音質改善が出来ないからです。オーディオ用のUSBノイズフィルターやアイソレーター、他の方式の音質改善アクセサリーとの併用は出来るだけお避けください。どうしても使いたい場合は周波数レンジ、ホール感、雰囲気とかでの判断は後回しにして、楽器の音色、奏者の演奏的特徴、リズム感覚、ノリなどの音楽的要素が損なわれないかに注意してヒアリングし、併用の是非の判断をお願いします。併用の場合は必ずUACU-700は信号の下流機器に接続してください。USB規格を外れたオーディオ専用USBケーブルでは電源と信号部を分離した構造のケーブルが存在します。これらとの組み合わせの場合、DACU-700での電源、信号ラインの分離構造と重なるためアースループが形成されUSB信号の伝達が妨げられノイズが発生する場合が有ります。このような場合はUSB規格に準じたケーブルに変更願います。
UACU-700をデジタルコピーや、録音に応用することは問題有りません。本体と端子部の構造は外部ショックに極めて弱いので端子の抜き差しにはご注意ください。DACとDDCを使う構成でDACU-500をDACの入力部に使用時はアキュライザーが同時に二つ働くことになります。オーディオ機器の組み合わせ、音楽のジャンル、様々の要因によりDACU-500無しでUACU-700単体使用が音楽的に良い場合も有ります。装置の完成度が高いほどこのようなことも起こります。アキュライザーのダブル使用は良い場合も悪い場合も有り得ます。素晴らしいシェフの完成された料理に後から、さらに上質の材料を加えても良くならないのと同じです。ただしダブルでの使用は害があるという意味では有りませんので慎重なヒアリングにて答えを出されることをお奨めします。
[規格]
● 内容 1個入り
● 外形寸法 40mm X 230mm
● 重量 45g
●構造 振動吸収体、整音ボビン&コイル、USB-B入出力端子
●価格 \27,800(税別)
この製品の情報については
USBアキュライザー UACU-700
アーカイブ 2018.1-2018.12の10月12日のブログ以降をご覧ください。
アナログ信号整合器 アナログアキュライザー
AACU-1000
デジタルアクセサリーとしては初めてのディレイライン整音による音質向上を可能としたデジタルアキュライザー DACU-500 及び USBアキュライザー UACU-700は音楽愛好家には無くてはならないものとなりました。アナログと音質比較する必要が感じられないくらいのデジタル再生をオーディオ史上初めて可能としたのですが、デジタルでこれほどの向上があるのならアナログでも同様の方法で音質改善を得られないのだろうか?デジタル再生には見向きもしない究極のアナログマニアがあえてカートリッジラインに挿入するアキュライザー、あるいはデジタルでアナログに迫る再生を楽しんでおられる方がアナログ出力に加えるアキュライザーが出来ないのか?完全なアナログラインでも量は少ないがデジタルノイズが紛れ込んでいるのは周知の事実です。可能としてもデジタルの場合よりも部品、線材、絶縁材による音質劣化はかなりなものとなります。個々の部品の形、重量が倍音の忠実度に関係しているため、0.1mm単位の精度で用意した部材で10台を組み立てても10台全て音が違う結果となります。製品にするには部材の組み合わせの相性を音で確かめながら一台のセットを仕上げるという、まるで楽器造りのような作業が必要になりました。
試作段階の結果は予想以上の素晴らしい効果が有り、アナログオーディオ及びデジタルオーディオのどちらにも驚異的な音質向上をもたらしました。超ハイエンドオーディオでの使用はもちろん、ごく普通のプリメインアンプを中心とした低コストシステムでも顕著な効果が有ります。こっそりとアナログアキュライザーを内蔵させたプリメインアンプを用意すれば、マランツ7やウエスタン等の業務用アンプと対等以上の結果を得られるマジックとなるでしょう。逆にパソコンオーディオでのYoutubeで代表される圧縮音源でも非圧縮と間違えるくらいの改善効果がありますので、オーディオ重視でない音楽愛好家にもとてつもないプレゼントとなることでしょう。
デジタルオーディオ、アナログオーディオの区別無く使える音質改善アクセサリーがAACU-1000です。純粋なヴィンテージクラスのアナログシステムにも残念ながらデジタルオーディオと同様のノイズがアナログラインに混入するし、電源から入り込みラインまで侵入するノイズも無視出来ません。デジタルオーディオではアナログラインに使用すればピュアアナログシステムにひけを取らない音楽再生を可能となり、アナログオーディオではより純粋な再生を可能とします。アナログオーディオとデジタルオーディオが歩み寄り、優劣差が非常に少なくなるので比較の意味が無くなっていきます。
AACU-1000はアナログ信号に混入したノイズの時間軸と位相のズレを補正整合させるディレイラインです。わずかの遅延ですので周波数特性劣化や位相変化は有りません。トランスやアンプのように周波数特性を劣化させる要素が無いだけでなく、アナログ信号への色付けも有りません。アナログ信号を変形すること無く混じり込んだノイズ成分だけを無害にするだけです。アナログアキュライザーの無い状態ではこのわずかなノイズ成分は高次倍音を変化させるので、元の演奏には存在しない倍音を知らぬ間に付け加えていることになります。例えばハイエンドシステムでウイーンフィルの素晴らしい弦の音がまるで一般オーケストラのそれに聞こえてしまうのは信号が変形するのでは無く、ノイズ成分のいたずらだとお考えください。今まではこの有害なノイズ成分を減らす方法としてLCやトランスで高域をカットする方法で大きな効果が有りました。しかし通常のLCやトランスでは固有の音色が害になるので、高価なヴィンテージ品を使うことで高域の減衰を目立たたなくしてきました。アナログ信号の高域の劣化については打つ手は無くヴィンテージオーディオにはどうしても狭帯域感が残ったのです。アナログラインのRCA入力端子やRCA出力端子に接続するだけでドラマチックな音楽表現力が生まれます。クラシック、ジャズなど音楽ジャンルを超えての改善、グルーブ感、音の鮮度、音の力、リズム、スイング、アンサンブル、劇的に上がった音楽的改善に驚かれるのは間違いないでしょう。RCAプラグのオス、メス側は接続の都合でお選びください。基本的にはAACU-1000には入力側と出力側の指定は有りません。アナログステレオでの右chと左chの選択ですが通常はAACU-1000のマーキング、PASSシールのある側を右chにお選びください。アナログラインの全てに使用が可能ですが、低レベルのMCカートリッジの出力にご使用時は接続時ループに注意しないとハムが出る可能性が有ります。通常レベルのラインでの信号レベル変化やS/Nの劣化は有りません。
デジタル再生の場合、基本的にはデジタル信号をアナログ信号に変換直後、すなわちD/Aコンバ-ターからのL/Rアナログ出力端子に接続しますが、プリメインアンプの入力、プリアンプの出力側端子あるいはメインアンプの入力側端子に接続する場合、ヒアリングにより最適の場所を決定してください。システム、機器、音楽のジャンルにより異なりますのでヒアリング以外の方法は有りません。
アナログ再生の場合も同じく、上流(カートリッジ出力)に接続するか、下流(メインアンプ入力)に接続するかはシステム、機器、音楽により決定されます。MCステップアンプトランスなどのトランスに接続される場合はトランスの出力端子か入力端子に接続するかはヒアリングで決定してください。通常の考え方ではアナログ、デジタルシステムの両方をお使いの場合にはメインアンプ入力に接続すれば一か所でアナログ、デジタル再生両方に効果があるわけですが、それがベストであるとは限りません。本機においては推薦の使用方法があるわけで無く100%使用者側の感覚的判断で適切な使用箇所を決定します。
オーディオ用のノイズフィルターやアイソレーター、トランスなどの音質改善アクセサリーとの併用は出来るだけお避けください。どうしても使いたい場合は周波数レンジ、ホール感、雰囲気とかでの判断は後回しにして、楽器の音色、奏者の演奏的特徴、リズム感覚、グルーブ感などの音楽的要素が損なわれないかに注意してヒアリングし、併用の是非の判断をお願いします。併用の場合は必ずAACU-1000は機器の下流に接続してください。設置方法ですが板や台の上に置くことも、ぶら下がった状態でも問題は有りません。オーディオの常識としてインシュレーター使用が有りますがAACU-1000は外部振動の影響を十分考慮されておりますので、インシュレーターの上に置くことは推奨しません。理由はインシュレーターの殆どが音色を付け加えることによる改善効果を狙ったものですのでインシュレーター固有の音色がAACU-1000の性能を損ねることになるからです。インフラノイズ製品のインシュレーター、ボード類でも使用の場合は申し訳有りませんが、必ずヒアリングにて確かめてから採用くださることをお願いします。
AACU-1000を録音で利用する場合、マスタリング時のアナログライン、SPレコード復刻のアナログライン等に使用することで1ランク上のマスターが制作可能です。AACU-1000の複数使用例ではカートリッジ出力後にAACU-1000を使用して、さらにメインアンプ入力端子にAACU-1000を追加する場合にはアナログラインに直列にアナログアキュライザーを接続することになりますが、音質上は問題は有りません。AACU-10002台使用で2つのAACU-1000の間に機器を介して直列になる場合は問題有りませんが、AACU-10002台を直接に繋ぐ直列使用は推薦出来ません。オーディオ機器の組み合わせ、音楽のジャンル、様々の要因によりAACU-1000の単体使用が音楽的に良い場合も有りますので必ずヒアリングにて是非をご確認ください。装置の完成度が高いほどこのようなことも起こります。素晴らしいシェフの快心の料理に後から、さらに上質の材料を加えても良くならないのと同じです。ダブル、トリプルでの使用は害があるという意味では有りませんので慎重なヒアリングにて答えを出されることをお奨めします。ただし薬の量が過ぎると毒になるというような変化では有りませんのでご心配は要りません、システムの完成度とバランスにかかわる現象です。
[規格]
● 内容 左右2ch用 1個入り
● 外形寸法 40mm X 180mm
● 重量 60g
●構造 振動吸収体、整音ボビン&コイル、整音フェノールプラグボディ
天然繊維ベルベット外被、純毛ケーブルシースRCAプラグ X 2
RCAジャック X 2 (入力、出力側方向指定無し)
●価格 \39,500(税別)
この製品の情報については
アナログアキュライザー AACU-1000
アーカイブ 2019.7-2020.1の10月1日のブログ以降をご覧ください。
アナログ信号整合器
バランス・アナログアキュライザー BACU-2000
デジタルオーディオ、アナログオーディオの区別無く使える音質改善アクセサリーがAACU-1000です。純粋なヴィンテージクラスのアナログシステムにも残念ながらデジタルオーディオと同様のノイズがアナログラインに混入するし、電源から入り込みラインまで侵入するノイズも無視出来ません。デジタルオーディオではアナログラインに使用すればピュアアナログシステムにひけを取らない音楽再生を可能となり、アナログオーディオではより純粋な再生を可能とします。アナログオーディオとデジタルオーディオが歩み寄り、優劣差が非常に少なくなるので比較の意味が無くなっていきます。デジタルオーディオに無関心なピュアアナログマニアが最高クラスのMCカートリッジと接続した結果、カートリッジ単体の高性能化だけでは達成不可能な世界に入ったとの報告も有りました。これほどの評価を得たAACU-1000ですが、バランスタイプのアキュライザーならさらなる未知の世界をもたらすのでは無いかとの期待が高まってきました。その結果バランスラインで使用するバランス・アナログアキュライザーが完成しました、BACU-2000です。もともと理論上で外部ノイズの影響の少ないバランス接続ですから、同じ部品、ケーブル、長さで仕上げたアンバランスとバランスケーブルの音質比較をするならバランスの方が良い結果が得られるはずです。そう言う意味で待ち望まれていたバランスタイプなのです。
BACU-2000はアナログ信号に混入したノイズの時間軸と位相のズレを補正整合させるディレイラインです。わずかの遅延ですので周波数特性劣化や位相変化は有りません。トランスやアンプのように周波数特性を劣化させる要素が無いだけでなく、アナログ信号への色付けも有りません。アナログ信号を変形すること無く混じり込んだノイズ成分だけを無害にするだけです。アナログアキュライザーの無い状態ではこのわずかなノイズ成分は高次倍音を変化させるので、元の演奏には存在しない倍音を知らぬ間に付け加えていることになります。例えばハイエンドシステムでウイーンフィルの素晴らしい弦の音がまるで一般オーケストラのそれに聞こえてしまうのは信号が変形するのでは無く、ノイズ成分のいたずらだとお考えください。今まではこの有害なノイズ成分を減らす方法としてLCやトランスで高域をカットする方法で大きな効果が有りました。しかし通常のLCやトランスでは固有の音色が害になるので、高価なヴィンテージ品を使うことで高域の減衰を目立たたなくしてきました。アナログ信号の高域の劣化については打つ手は無くヴィンテージオーディオにはどうしても狭帯域感が残ったのです。アナログラインに接続するだけでドラマチックな音楽表現力が生まれます。クラシック、ジャズなど音楽ジャンルを超えての改善、グルーブ感、音の鮮度、音の力、リズム、スイング、アンサンブル、劇的に上がった音楽的改善に驚かれるのは間違いないでしょう。XLRプラグのオス、メス側は接続の都合でお選びください。基本的にはBACU-2000には入力側と出力側の指定は有りません。アナログステレオでの右chと左chの選択ですが通常は本体の横のマーキング、PASSシールのある側を右chにお選びください。アナログラインの全てに使用が可能ですが、低レベルのMCカートリッジの出力にご使用時は接続時ループに注意しないとハムが出る可能性が有ります。通常レベルのラインでの信号レベル変化やS/Nの劣化は有りません。
デジタル再生の場合、基本的にはデジタル信号をアナログ信号に変換直後、すなわちD/Aコンバ-ターからのL/Rアナログ出力端子に接続しますが、プリメインアンプの入力、プリアンプの出力側端子あるいはメインアンプの入力側端子に接続する場合、ヒアリングにより最適の場所を決定してください。システム、機器、音楽のジャンルにより異なりますのでヒアリング以外の方法は有りません。例えばDAC出力端子にBACU-2000を設置してからXLRケーブルでプリアンプのXLR入力端子に接続しますが、もう一台のBACU-2000をプリアンプに設置する、いわゆる2台直列使用のW接続は環境、機器、使用ケーブルの違いで音質向上のある場合も、音楽再生のバランスでは問題の起こる場合も有りますので慎重に判断くださるようお願いします。
アナログ再生の場合も同じく、上流(カートリッジ出力)に接続するか、下流(メインアンプ入力)に接続するかはシステム、機器、音楽により決定されます。MCステップアンプトランスなどのトランスに接続される場合はトランスの出力端子か入力端子に接続するかはヒアリングで決定してください。通常の考え方ではアナログ、デジタルシステムの両方をお使いの場合にはメインアンプ入力に接続すれば一か所でアナログ、デジタル再生両方に効果があるわけですが、それがベストであるとは限りません。本機においては推薦の使用方法があるわけで無く100%使用者側の感覚的判断で適切な使用箇所を決定します。
オーディオ用のノイズフィルターやアイソレーター、トランスなどの音質改善アクセサリーとの併用は出来るだけお避けください。どうしても使いたい場合は周波数レンジ、ホール感、雰囲気とかでの判断は後回しにして、楽器の音色、奏者の演奏的特徴、リズム感覚、グルーブ感などの音楽的要素が損なわれないかに注意してヒアリングし、併用の是非の判断をお願いします。併用の場合は必ずBACU-2000はフィルター、トランスの後ろに接続してください。設置方法ですが板や台の上に置くことも、ぶら下がった状態でも問題は有りません。オーディオの常識としてインシュレーター使用が有りますが本機は外部振動の影響を十分考慮されておりますので、インシュレーターの上に置くことは推奨しません。理由はインシュレーターの殆どが音色を付け加えることによる改善効果を狙ったものですのでインシュレーター固有の音色がBACU-2000の性能を損ねることになるからです。インフラノイズ製品のインシュレーター、ボード類でも使用の場合は申し訳有りませんが、必ずヒアリングにて確かめてから採用くださることをお願いします。
録音で利用する場合、マイクライン、マスタリング時のアナログライン、SPレコード復刻はアナログライン等に使用することで1ランク上のマスターが制作可能です。複数使用例ではカートリッジ出力後に使用して、さらにメインアンプ入力端子にAACU-1000を追加する場合にはアナログラインに直列にアナログアキュライザーを接続することになりますが、音質上問題は有りません。BACU-2000を複数使用で2つのBACU-2000の間に機器を介して直列になる場合は問題有りませんが、BACU-2000を2台直接に繋ぐ直列使用は推薦出来ません。アナログアキュライザーAACU-1000とBACU-2000の間に機器が入り、この2つが直列使用となる場合も問題は有りません。オーディオ機器の組み合わせ、音楽のジャンル、様々の要因によりW使用よりBACU-2000の単体使用が音楽的に良い場合も有りますので必ずヒアリングにて是非をご確認ください。装置の完成度が高いほどこのようなことも起こります。素晴らしいシェフの快心の料理に後から、さらに上質の材料を加えても良くならないのと同じです。ダブル、トリプルでの使用は害があるという意味では有りませんので慎重なヒアリングにて答えを出されることをお奨めします。ただし薬の量が過ぎると毒になるというような変化では有りませんのでご心配は要りません、システムの完成度とバランスにかかわる現象です。
[規格]
● 内容 左右2ch用 1個入り
● 外形寸法 15mm X 40mm X 500mm
● 重量 190g
●構造 振動吸収体、整音ボビン&コイル、
天然繊維ベルベット外被、純毛ケーブルシース
再切削加工、整音済XLRプラグ X 4 (入力、出力側方向指定無し)
●価格 \48,500(税別)
この製品についての情報は
バランスアナログアキュライザー BACU-2000
アーカイブ 2020.3-2020.10の6月26日のブログ以降をご覧ください。
ヴォリューム整音器
ヴォリュームアキュライザー VRA-7
オーディオ信号経路を水道に例えてみれば音質劣化の最も大きい箇所は?蛇口はスピーカー、その次は水栓の役割のヴォリュームだと思います。いくら生演奏を最高クラスマイクで拾って送ってもパイプがつまるように電気再生で大きなロスのあるところがヴォリュームなのです。スピーカーは交換しか無いとしてもヴォリュームでの音質低下は何とかならないのでしょうか?自作の方なら最高と思われるものに交換出来ますが、この最高と言われるクラスのヴォリュームは今や入手が難しいのです。プレミアで300万円を超えるというマランツ7初期型プリアンプもガリが出たからといって簡単にヴォリューム交換とはいきません、全く同じもので無いと大きな音質劣化があるのです。天才ソウルマランツは部品の全てを音質で選んでいたのでしょう。プリアンプのヴォリュームと言えば、インフラノイズ新製品のデモでよくお世話になった河口無線で使ったFMアコースティック製プリアンプを思いだします。これも半導体プリアンプでは音質は最高クラス、値段もとんでもないものでした。半導体プリアンプとしては不満無い音でしたが、ヴォリュームの位置で音が変わり過ぎて使用する11時から2時くらいの位置で極端な音質劣化があるので苦労したのを思い出します。それほどオーディオでは難しい部品、部分?であるのですが音量調整を無くすという訳にはいきません。考えられる解決策としてはプリアンプ無しでメインアンプ直前に業務用フェーダーを設置する方法です。一時流行ったのですがプリアンプが無くなるメリットというか?回路を簡単にすれば、接点を無くせば音質が良くなって全てが解決するという短絡的考えでした。こんなことを言う人はすっかりオーディオの世界からいなくなりました。これは進歩だと言って良いと思うのですが?また単純にはロータリーSW式で音質が最高と言われる抵抗でアッテネーターを作るという考えが有りますが、残念ながら上手く行きません。部品としての音質で判断して材料だけ音の良いものを集めても良くならないのがオーディオの不思議です。余分な回路を無くしたメリットが生かされないのは皮肉なことです。この方法でも例外的にはノイマンのフェーダーを代表するドイツ製フェーダーが素晴らしい結果を出しています。
この難しい問題をなんとか出来ないか?と考えたあげく誠に怪しい製品が完成しました。ご使用中のプリアンプ、プリメインアンプのヴォリュームノブに装着するだけで驚異的な音質アップがあるヴォリュームアキュライザーVRA-7です。アキュライザーと言ってもこれまでのシリーズとは少し違います。これまでのものはオーディオ信号に混じった高周波雑音を整理して音質劣化を防ぐものでした。今回のアキュライザーはヴォリューム抵抗素子の不要振動を整えるという方法です。これまでのアキュライザーよりさらに音楽に踏み込んだ別次元の効果が有ります。皆さんお使いのアンプを買い替える事無く大幅な音質アップ、普及型プリメインアンプがハイエンドクラス、いやそれ以上に変身する可能性が充分なアクセサリーとも言えます。
使い方はとても簡単です。ご使用中のプリアンプ、プリメインアンプ、メインアンプのヴォリュームノブに貼り付けるだけです。両面テープですので簡単に外すことが出来ます。フェーダーをご使用の場合はフェーダーボックスのパネル表面、ノブに近い場所、あるいはフェーダー本体に貼ります。ロータリーエンコーダーやリモコンで音量調整を行うデジタルヴォリュームやNFループゲインで音量調整を行うアンプには使用できません。外観はヴォリュームのようでノブがあっても効果は有りません。プリアンプとメインアンプ付属のヴォリューム複数個所で音量調整を行う場合、複数あるいはチャンネル毎の複数使用も問題は有りません。抵抗素子のために極めてデリケートな音質調整を行っていますのでヴォリューム以外での音質調整に応用することはお勧め出来ません。特にインシュレーター類やどこにでも貼り付けるタイプのアクセサリーのような使い方は難しいです。
ノブ表面の清掃をすませてからデバイス裏の両面テープで貼り付けてください。ヒアリングで何度も外す場合は両面テープの粘着力が落ちますので付属の予備テープをご利用ください。不足の場合はブチルゴム系の両面テープを丸く切ってお使い頂けます。本体接合部分は接着されていますので無理やり開けると破損します。個体による音質差は真空管で同一銘柄、同一型番で発生する音質差に準じるくらいのものは有ります。経年変化による劣化は無くむしろ長期エージングによる音質アップが有ります。
録音やマスタリングでのフェーダー、ヴォリュームへの使用にも大きな効果があります。
[規格]
● 内容 ステレオ、モノ兼用抵抗素子整音デバイス
● 外形寸法 直径47mm X 厚さ19mm
● 重量 15g
●構造 振動吸収体、整音ロッド
共振アルミチューブ、両面テープ
●価格 \19,800(税込み)
この製品についての情報については
ヴォリュームアキュライザー VRA-7
アーカイブ 2020.11-2021.8の7月9日のブログ以降をご覧ください。