2022.8.10

 

Hさんから本をお教え頂いた。ちょうどカートリッジにのめり込んでいるから降ってわいたようなタイミングだった。

 

株式会社 本の雑誌社発行 

針と溝  斎藤圭吾著

 

オーディオの本というより写真集である。いつも思うが人が美しいと思うものはそれぞれに違う。豊かな感受性を持つ絵描きさんは人がなにげなく歩く道の脇に美しいものを常に観ておられるらしい。とてもそんな感性には及ばないが、車で旅行から帰り高速道路からおりて何日かぶりに見る自宅の近くの景色がまだ旅行先のような観える時がある。脳が慣れたものと初めて見るものを自動選択しているのだと思う。優れた感性の持ち主は自動選択に任せず、自分で切り替えて世の中を認識しているのだろうか?

 

見慣れているレコードやカートリッジが視覚的にもとても美しいものだと教えてもらえた。本来の目的が機能だけで外観なんて考えてない道具にも美しいものがたくさんある。でも販売目的の為に外観を美しくデザインしたものと外観を気にせず機能目的だけのものを比べると数ではデザインしたものの方がたくさんあるような気もする。しかし機能性を追い求め、結果として芸術的価値を持ったものほど素晴らしい美しさを同時に持っていると思うのは考えすぎだろうか?

 

久しぶりに素晴らしい本を手に入れた。関連ある仕事をしていることに誇りを感じた。斎藤圭吾さん、有難うございます。

 

 

2022.5.30

 

ラジオ技術誌にターンテーブルアキュライザー、TACU-1を御紹介頂いた。書店にはならんでいない雑誌なので編集部から直接送って頂こうかと考えたが、念のためアマゾンで調べたらすぐに購入出来た。同人誌のようだったラジオ技術もアマゾンのおかげで発行部数は伸びたに違い無い。届いた雑誌の内容はオーディオ誌というより、アンプやスピーカーの自作マニアのための内容が大部分だ。オーディオメーカーの広告も殆ど無く、純粋にこれらの記事を読む為に購入する自作マニア、いやそうでも無いか?知人のオーディオ仙人Mさんも定期購読していたと思われる。仙人はスピーカーユニットを箱に入れるくらいはなさるがアンプを自作される方では無い。なのにどうして?オーディオの良き時代から続く今では超マイナーな世界の情報もオーディオ命の仙人に取っては大事な情報源なのだと推察する。ともかくレコード芸術は広告代理店から定期的に送ってくるのだが、パラパラ見るだけの罰当たりな私と違い仙人は毎月何が何ページに書いてあるとか知っているのが普通だ。

 

そんなマイナーなオーディオ誌がターンアキュを取り上げてくれた理由は何か?書いてあるようにオーディオでは何をしても変わる、製品が良いかどうかは自分の耳で確かめるしか無いと書いてある。その通りだと思う、個人の価値観により優劣が決まる世界がオーディオだ。ところが音楽の世界では良く似ていて確かに好き嫌いで評価は動いている。大事なことは音楽はエンターテイメントもあるが長い歴史のふるいにかけられた芸術的な優劣の絶対価値判断もある。これがオーディオと決定的に異なるところだ。しかしインフラノイズを愛して下さる皆様にとってのオーディオは音楽の世界と同じようにとらえられていると感じる。ラジオ技術も全盛時代には主催者のKさんが超オーディオマニア、いやKさんも音楽を愛される方で音響だけさの方では無かった。ご自身でホーンスピーカーシステムも自作なさるし、クレデンザやデコラ、ロンドンウエスタンも研究されていたのだ。オーディオメーカーを初めて間も無い頃、Kさんに強烈なアドヴァイスを頂いたことがある。この世界ではひとりよがりになってはいけませんよ!今から考えたら、恥ずかしくてたまらないが、若くて怖いもの知らずで、正真正銘のひとりよがりだったから今があると思う。思い上がりもエネルギーだと思う。今はもうひとりよがっている純粋性は全く無くなってしまっている。寂しいが本当だ。

 

でも独りよがりのWTPSPも販売出来ないなら値打ちをお解り頂ける方だけに無料でもお届けしたい気持ちだけは本当にある。ひとりよがりのままあの世に行くのは嫌だから。だんだん時間が少なくなっていくなー。

 

 

2022.5.28

 

プレゼント用非売品ダンパーフレークであるが、新製品ターンテーブルアキュライザーの販売立ち上がりが遅いので,試聴感想についてはこれからぼちぼち頂けるだろう。多くの皆さんがお試しになられる前に、今一度使用上の注意を書いておくことにしたい。タイミング良くSさんとMさんから試聴感想を頂けたので合わせてご紹介します。

 

まず使用上の説明を繰り返しますが以下お読みください。

 

 

 

     ダンパーフレークの使い方

 

昔オ-ディオで大流行したチップのようにそこら中に貼りまくることが出来る楽しいグッズです。アルミニュウム円板打ち抜きやガラス、その他の材質をオーディオ機器のパネルやガラス窓、スピーカーバッフルに貼ると音質が変化します。音が良くなるというより音色が変化します。変化するのですが場所をヒアリングで決めないといけません。ここに貼れば良いだろうと思ってデタラメに貼ると音質は劣化します。貼れば良くなるだろうと貼っても、貼る場所、位置を探さないと改悪になるかも知れない危険が有ります。

 

ダンパーフレークはそんな貼物とは似ていますが少し違います。ダンパーフレーク自体が整音作用を持っていますので貼る場所の間違いで音質劣化することは少ないのです。とは言うもののやはりヒアリングで決めないと整音が行き過ぎてチップと同じく弊害が出ます。USBダンパーと同じく使い過ぎは厳禁、ヒアリングのみで採用、不採用を判定と同じように扱ってください。カートリッジシェルやパイプアームに貼る、CD盤、レコード盤に貼る、スピーカーユニットの止めネジの頭に貼る、ケーブルチューナーみたいに使う、RCAコネクターの金属部に貼るとか、応用は無限です。両面テープの粘着力はとても弱いので貼ったり、剥がしたりが簡単で思い切り遊べます。決まれば強い両面テープで貼りなおせば安心です。パイプアームやシェルには大きな効果が有りますが貼る場所や量の判断はかなり難しいです。アームではパイプの中心や端から初めて1mmづつ動かし最適の場所を探します。お使いのカートリッジの魅力が失せたり、ダイナミックレンジが狭くなるなら使用しない方が良いと思います。カートリッジにもWTPされた名器が有りますからカートリッジの持ち味を優先します。あくまでダンパーフレークは脇役です。

 

電気接点のあるところや振動により再生音の変化する場所には殆どの場合に効果はあると思われますが、音質的な害になることもあるようです。例えば使用していない機器(電源オフ)のコネクターでも音は変わりますが単なるカラーが付け加わる感じです。その場所が振動している場合には使用していない機器、場所(窓ガラス、冷蔵庫の扉、使用していないスピーカー、バッフル、保護網、SPユニット振動板など)でも効果があることが多いのでUSBダンパーとは少し異なります。

 

USBダンパーと同じく端子類、USB端子、LAN端子、機器の電源スイッチのノブ、電源ソケット、AC差し込みコンセントとプラグなどに効果が有ります。貼る場所、枚数などを良く検討してから使用して下さい。試しに貼ってみて直観的に判断、悪いと感じたらすぐに剥して、迷っても剥す方を選ぶべきです。良くなるより悪くなるものを無くしていくのがオーディオでの正攻法です。良いところを集めても加算しないのは氾濫するオーディオアクセサリーが物語っています。良い音の部品を集めて作った自作アンプは残念ながら音の良いアンプになりません。安物の部品でもおかしな音、個性的でない普通の音の部品で造ったアンプのほうが良い結果が出るのは皮肉なことなのですが。

 

※ブレーカーや配線、トランス、機器内部などでの電源関係への使用では燃えやすい材質ですので、ACプラグでのトラッキング現象があるように一つ間違えば感電や出火などの事故につながりますので十二分に気を付けてください。

 

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数えきれないくらいの製品があるオーディオアクセサリー、ハッキリ言いきって音色の付加で音質向上を図るものが99%である。音質と言う言葉にはもちろん、音色も含まれるのだからこれら99%に音色変化が有るので決してインチキでは無い。アクセサリーで無く、その辺にある物でもアクセサリーの様に応用すれば音色が変化する。要するに何をしても音が変わるのが電気オーディオの世界なのだ。例えばアンプの天板に工具、ペンチやモンキーを置く、重さでダンプされる音色変化で無くてそのもの固有の音色が付加される。もちろん工具の大きさ、形、金属の違いで音色が変わる。驚いたことに日本製の工具と欧州製の工具では音色が違う。特にベルギー製のものは良い音?がする。鉄の成分が違うので不純物の混じり具合が違うのかも?全く同じ形で金のものとステンレスで音が違う。鉛のインゴットを載せるのと金塊では全く音が違う。例え鉛に金メッキがしてあって外観は同じでもだ。

 

このようにアクセサリーの材質により音色が異なるのである。ゴムやプラスティックなどは余り好まれず、天然のもので木材や天然樹脂、象牙やマンモスの牙等は比較的害が少ないようだ。金属の音では金や銀が嫌われないので値段との関連があるようにも思える。刷り込みの影響によるプラシーボも否定出来ないのだが?インシュレーターなどに使う材料ではチタンが好まれるようだ、音速と軽さが音の切れに関係しているようだ。しかし生活でたくさん使われる鉄、ステンレス、銅、鉛、アルミなどは余り評価されない。純度の桁違いに高い銅は無酸素銅として一時もてはやされたこともある。また成分は同じでも温度の与え方、焼き入れや極低温処理でも音色が変わる。音色が変化するだけで音楽的に改善されるとはとても思えないが、いろいろな温度を試したら適切な温度処理が見つかるかも知れないのだが。

 

以上は全ベて材料固有の音色による音質変化である。では単体の材料でなく、複合された部材、真空管がある。複雑な構造のため、パーツの共振、材料音の集合、真空のため気体でのエネルギー損失が無い=共振がエコーとなる=カラオケと同じく空間感の付加?と好まれる要素の多いのが真空管だ。深く突っ込むといくら銘球でもオリジナルが良い、例えばWE300B,いくらそっくりの構造、材料でも初期オリジナルを越えるものが出來たと聞いたことは無い。材質の偶然性、作者の音楽的センスなど再現の無理な要素が絡んでいるのは間違い無い。

 

考えて見ると材料も複合材料も音色が変わる、複合材料の方が音色も残響も強く変わる。両者とも音色が変化するが、その音色変化の価値は何で決まるのか?人間が感じる快、不快だけで絶対的価値が決まらないのが芸術であり、その中でも時間軸と係りが深いのが音楽なのだ。ところが未だに真空管の音の謎、なぜ半導体より優れるのか探求する人がある。料理の味、美味しさの秘密を探求した結果味の素が出来た。これは味のもどきで参考にした料理を越えるものでは無い。これと全く同じで真空管の秘密は要素がいくつも有り、その要素を指摘出来るだろうが、その要素の混じり具合、これが解かる人と解からない人の味覚能力に差があるので絶対値は見つけられない。他社が再現出来ない名人の料理と音楽の内容はそっくりだ。ブレンドが秘密で有り、材料が秘密では無いのだ。どうしてこんな簡単なことがオーディオの世界では口にされないのか?音楽演奏家では公に演奏家の能力については物理的に解析されないでは無いか?

 

とても長い序文になったが音色が変化するがその変化には絶対的な基準が無いのだ。オーディオでは残念ながら、オーディオ誌やライター、メーカーの短い歴史で高価な製品、重量ある製品、外観の良い製品に価値が有るという雰囲気が出来上がってしまった。ところオーディオと無関係の音楽はどうだろうか?楽器には絶対的価値、音色など歴史が証明した絶対価値感が出来上がっている。

 

インフラノイズ初めての?アナログオーディオ専用アクセサリーがターンテーブルアキュライザーだ。出来るだけ固有の音色を持たないことも開発の課題だった。音色を持たず、再生される音楽を変えること、矛盾するようでとても難しいことだった。99%のオーディオアクセサリー類は音色を変えて、その結果良くも悪くも音楽再生を変化させる。良い悪いの判断は使用するユーザーにゆだねられる。出来るだけ音色を持たないはずのターンテーブルアキュライザーだが音色はゼロでは無い、しかし99%のアクセサリーと比べて非常に少ない。これは商品として危険なことだ、99%のアクセサリーを好むユーザーには音色変化が殆ど無いので効果が無いと感じられるだろう。変化が無いと言うことは値打ちが無いということになる。インフラノイズはついに効果ない無いオーディオアクセサリーを発売してしまった。どなたが購入して下さるのか?これについては心配はしていない、オーディオとは関係無く歴史的な文化基準がある音楽を理解する方、数は少ないがおられるのは間違いない。

 

長いのにまた長くなってしまった序文、すみません。これからがダンパーフレークの使用についての注意です。

 

ダンパーフレークとよく似た使い方をする小さな貼物がオーディオアクセサリーとしてとても流行した時期があった。多分日本だけで外国ではそんなブームは無かったと思う。これは想像なので本当のところは解らない。値段が安かったこともあるのだろうが、オーディオマニアならだれでもアンプからガラス窓から、考えてみて共振があると思えるところに貼りまくった。アナログオーディオからデジタルオーディオの移行が有った時期で、カートリッジを複数所有し、シェルやリードを取り換える行為が突然奪われた、寂しかったところに救世主のように現われたのがこの安価な貼物だったのだ。まるで万能の音膏薬である。京都の祇園にある喫茶店内のオーディオ機器、アンプのツマミにも貼ってあって驚いた。今は写真でも貼物を見かけなくなった。思ったほど効かないからか、飽きたのかは分からない。しかし入手なさった方がその効果、いや効果の前に貼る場所の選択?が上手く行えたのかどうかは非常に疑問である。効能書きにあったダンプ能力も大きさを考える限り非常に疑問である。効果については上記に書いてきたように音色変化は大きくあるので、効果があったのは間違い無い。ただしその変化が音色を良くしても音楽の絶対的価値観を高めたことは多くなかったと想像する。音質的考慮の無いツマミやパネル、ガラス窓の共振を単純化する効果はあったのだ。

 

ダンパーフレークを考案した本人としてはダンパーフレークの持つ、固有の音色のみを認めてかって流行した貼物と同じように使って欲しくは無い。音色の変化を喜んでそこら中に貼りまくるのだけはやめて欲しい。しかし装置や装置の完成度の違いは様々である。超弩級のヴィンテージをお使い、オリジナル盤、EMTプレーヤー、クラングフィルムや著名モニターなどでしかも完成された再生音のシステムとSONYのコンポーネントステレオをお使いの方で貼物場所、効果が一致するはずが無い。こういうことで貼る場所、位置、貼る数は決して音色で決めるのでは無くて再生音の音楽的鳴り方で決めた欲しいのだ。で無いとかって流行の二番煎じになってしまう。でもそれは決して起こらないだろう、販売数の少ない製品のプレゼント用非売品だからである。まあ製品化したところでこの時代のオーディオマーケットでは売れないのは間違い無く、おかしな言い方だが安心はしている。

 

どうか誤解した使い方は避けてください。貼りまくるのは止めてください。再生される音楽演奏の内容、表現力で判断して採用、不採用を決めてください。大事なのは止める勇気です。

 

撤退が大切で最低限にすることを目標にしてください。お願いです。

 

 

以下MさんとSさんからのダンパーフレーク使用感想を御紹介します。

 

 

 

 

ダンパーフレーク感想文  by M

 

ダンパーフレーク試聴記

 

インフラノイズのTACU-1を購入し、その試聴の感想文を送ってダンパーフレークなる返礼品が送られてきました。このものの試聴経過を報告します。説明書によれば応用範囲が広いのですが、まずはアナログ再生系とネットワーク再生系に適用してみました。

 

アナログ再生系では、LINN LP-12のカートリッジやアームからフォノイコライザーZANDEN Model 120までの入力経路に適用してみました。なお、フォノイコの入力前にバランスアナログアキュライザーを加えています。

 

聴きなれたアナログ盤を再生しながらダンパーフレークを貼り替えていきますと、効果がはっきり認められたのは、カートリッジのシェル、フォノケーブル、 バランスアナログアキュライザーへのXLR入力端子などです。

 

カートリッジのシェルとバランスアナログアキュライザーへのXLR入力端子に適用して、次々とTACU-1をセットしたアナログ盤を聴いていきました。

 

TACU-1の効果に加えてさらに次のようになりました。ヴァイオリン曲では擦弦音がリアルになり、余韻と胴鳴りが豊かになります。ピアノ曲では響きが、これまでになく、まるでホールで聴いているような豊かな響きで、特に小音量でも音が痩せません。ソリストや合唱の入った大編成の曲では、合唱やソリストの声は、広いステージに響きわたり、弦楽合奏は柔らかくディテールの再現もしっかりでており、管楽器の金管の響きも煌びやかです。

 

次にネットワークからの配信音源再生系としては下記があります。

DMR UBZ1【BPODCH・YouTube】

   ルーター→HUB→DMR UBZ1→Sonica DAC

PC【ディジタルサントリーホール・東京春祭・Spotify・PrimeSeat・YouTube】

   ルーター→HUB→PC→Sonica DAC

fidata HFAS1-S10【Spotify Connect】

    ルーター→HUB→fidata HFAS1-S10→Brooklyn DAC+

ダンパーフレークの適用箇所は上記のLAN端子が対象になりますが、ルーターの出力端子とHUBの各機器への出力端子に絞り、LAN端子に貼る場合は、ロック用の爪のない側にします。

音源は、DMR UBZ1ではBPODCH、PCではPrimeSeat、fidata HFAS1-S10ではSpotify Connectとします。

 

結論を言うと、上記のテストした箇所すべてに効果があり、DMR UBZ1経由のBPODCH再生では、ルーターの出力端子とHUBからのDMR UBZ1への出力端子に適用した場合、BPO大ホールに響き渡る低音楽器の様子や、スタンウェイの左手の打鍵の迫力、ホールの残響音の豊かさを堪能できるようになりました。PC経由のPrimeSeat再生では、ルーターの出力端子とHUBからのPCへの出力端子に適用した場合、DSD11.2MHz音源は、スタティックな印象が払拭され、響きが豊かになってきました。fidata HFAS1-S10におけるSpotify Connect再生では、ルーターの出力端子とHUBからのfidata HFAS1-S10への出力端子に適用した場合、圧縮音源とは思えないような、CDにも引けをとらない音質になりました。

以上、ダンパーフレークを適用したLAN端子すべてに効果を認めました。

 

以上のようにアナログ再生からディジタル再生の代表としてネットワークの配信音源再生まで効果を認め、さらに幅広い分野で活用が見込まれます。

 

 

以上

 

 

 

 

 

次はSさんの試聴感想です、Mさんと大分違うのですが装置が全く違うのでどちらが正解かとか考えても答えは有りません。

最後のところが正解だと思います。    

 

 

     ダンパーフレークはオーディオマニアの玩具だー

 

 

 

 

届いたダンパーフレーク、見た目は、USBダンパーと同素材を丸く打ち抜いた感じで、違うのは粘着テープのように貼れるところ。粘着力は弱めですが、2、3度貼り直したぐらいでは自然に剥がれたりしません。

 

このところ熱を入れているのがネットワークオーディオなので、LAN配線系の端子から、まず、音楽サーバーの出口のプラグに貼りつけました。

 

「えっ!」と思うほどの変化で、USBダンパーを超える激変度、変化する度合いだけなら、同社の「アリエナイザー」並みと感じました(「効果」とは別の話です)。

 

貼る前の再生音は少しやせ気味と感じていて、そこは解消されましたが、反面、音楽の印象が重たくなったので、あれこれと箇所を変えては再生音を確かめていきました。LAN端子ですと、どこも傾向は似ていて、重たさが少ない所はWi-Fiルーターの出口でしたが、それでも気になって却下。この辺りの判断は説明書きに従ってのことです。「迷ったら外せ」です。

 

それならとルーターへのDC電源ケーブルに咬ませたノイズフィルターの基盤を覆う熱収縮系カバーの上から貼ったところ、解放感も伴っていて良い感じ。

 

ダンパーフレークは、基本的な音色を変えずに響きが変わるという意味では、インフラノイズ的整音グッズだと感じています。しかし、どこに貼っても必ず良い効果を出すとは限らず、場所を選ぶように感じました。もちろん、装置や環境によっても結果が違ってくると思われます。そこが製品としてリリースされない所以なのでしょう。

 

結局、私の環境では直接の信号経路で使うと弊害も感じるので、電源系、それも電源プラグよりも少しだけ上流に2箇所で落ち着いています。

 

これまでの対策グッズを外しながら決めたので、USBダンパー以外の貼りもの挟みもののほとんどを撤去する次第となりました。ただ、あらためてUSBダンパーの方を追加した箇所もありました。ダンパーフレークの使用箇所としては少ないのですが、結果には大満足です。気がついたら、これまでの不満点が解消されていて、響きに密度と豊かさが出て、弊害は感じません。

 

それと、気楽に試せたので、時々の結果にかかわらず、使っていて楽しかったです。

 

私が正しく判断できたのかどうか、まるで自信はありませんが、自分で何らかの判断をして出した結果なわけで、今回はそこが大切だったと思っています。暫定的ではあっても、オーディオ再生に対する自分なりのスタンスができた感覚があって、それがうれしいです。

 

 

 

結論:「ダンパーフレークはオーディオ的教育玩具である」???

 

 

 

 

 

 

2022.5.26

 

いつも新製品の試聴感想を早めに頂いているNさんですが、今回は待ちに待ってやっと頂きました。待つ間は上手く鳴らなかったのではないかとかなり心配しましたが試聴感想を読ませて頂き一安心です。アナログはお休みされている方が多いようで初めてのアナログ専用アクセサリーの新発売はやはり反応は限定的でちょっと寂しいです。本当のところ皆さんには無理やりアナログプレーヤーを引っ張り出すか、安価なプレーヤーとカートリッジを入手して頂きぜひ、素晴らしい体験をして頂きたいのですが、なかなかそうは行きませんね。じっくりお待ちしますのでよろしくお願いします。Nさん有難う御座いました。私はM.コルボのフォーレレクイエムを若い時繰り返し聴きました。とても美しく心が洗われたような記憶が有ります。何十年ぶりで盤を探しだしてTACU-1で聴いてみたいなとも思いますが、なかなか素直な気持ちになれないのか、まだまだ煩悩が有ります。バッハの前で降参、懺悔するほうがほっとするのかも知れない?

 

Nさんのターンアキュ試聴感想を以下に紹介します。

 

 

 

ターンテーブルアキュライザーを使用した感想を報告します。

 

貴社のデジタル整音アイテムのお陰で毎日の音楽再生においては、全く問題を感じないレベルになりました。毎日楽しむ音楽ソースのほとんどはCD。たまにPCでファイル再生をいたします。

 

アナログプレイヤーは複数、フォノイコライザーもいくつかあるので、いつでもレコードを聞ける状況なのですが、上のようにデジタル音源がメインとなっていて、しかも取りあつかいが楽なので、アナログ機器を使う頻度は非常に少ない現状です。 

 

しかし、インフラノイズがはじめてアナログ再生に特化したターンテーブルアキュライザーTACU-1をリリースしたのだから、その効果を聞かずにはおれない。すでに本アイテム届いていたのだけど、だらだらと聞かずじまい。先週やっとまとまった時間ができたので、しまっておいたヤマハのGT-2000とSATRIのフォノイコライザーを取り出して、カートリッジにはデンオンのDL-103を使い、試聴してみました。

 

スピーカーはロジャースのLS3/5A、アンプはアキュフェーズのプリメインアンプE-213(ヴォリュームアキュライザー VRA-7装着)、インターコネクト、スピーカーなどすべてインフラノイズ社リビラメンテケーブル)。

 

ちょうど知人より、アンドレイ・クリュィタンスが指揮したフォーレの「レクイエム」(日本版)をいただいたので、この盤でTACU-1を試聴することにしました。

 

まずは、スタビライザーも何も使わない素の状態で本盤を鳴らします。

この音源はCDですでにもっていて、私の大好きな音楽ですが、レコードで聞くのは、これがはじめて。

 

素のままで聞いてもCDで出なかった音のひろがりあり、楽器の音や合唱、独唱が自然で、レコードの音の魅力と音楽の美しさにあらためて感心しました。

 

A面を聞き終えたところで、いよいよTACU―1をスピンドルに装着、盤面に密着させ、もういちどA面を聞きます。

 

一聴しただけで、その効果が分かります。素の状態で聞いたときは、音全体にモヤがかかっていた感じがしましたが、そのモヤがすっと無く鳴り、音全体の見通しが良くなりました。

 

最近、NHKが、私がこどもだったころの映像作品(40年以上も前のもの)を4Kリマスターで解像度を上げて放映することがあります。昔は見えなかった絵の詳細や色があらわれて驚きます。TACU―1のアナログ盤再生でもたらす効果は、この映像リマスターの効果に少し似ています。しかし、決定的に違うのは、映像では、リマスター後のザラザラするデジタル処理的な印象があって違和感があります。しかし、TACU-1では、音のフォーカスがしっかり合って、音の詳細も立ち現れ、それだけ音・音楽のプレゼンスが明確になるのですが、全く不自然な感じがしません。すっきり晴れた・さわやかな日、年に何回も無いシーイングが抜群に良い日に遥か向こうの山々のディーティールのひとつひとつが肉眼ではっきり見える==そんな感じの音になる。4Kリマスターのような「人工的」なところがなく、実に自然に音楽が、しっかり実在感を持って立ち上がってくる===そんな印象。

 

従って、本盤の演奏の細かい部分まで非常によくわかり、音楽の持つ情感がひしひしと伝わってきます。このレコードが長く名盤と謳われる理由がTACU-1を装着したアナログ再生によって、はじめてわかりました。フォーレの「レクイエム」に感動です。CDでは、このような感動はなかった。少し体調も悪かったのですが、この音楽に大変癒されました。 

 

他のクラッシックのレコードをかけてもTACU-1を使うと、上に書いたとおり、これまでかかっていたモヤのようなものが、さっと晴れわたり、音楽全体の存在感が立ち上がってきます。さらに、音全体のSNが良くなると言えばよいのか。スクラッチノイズは、変わらず聞こえますが、ノイズの質さえ、違和感がなくなります。音全体がナチュナルになると言えばいいのでしょうか。GT-2000を使って、レコードの音のフォーカスがぐっと良くなりましたが、TACU-1を使うと、さらに高スペックのレンズに取り換えたような精度になり、細かい響や微細なハーモニーも美しく聞こえます。しかし質感は実に「オーガニック」なのです、

 

TACU-1を使ってレコードで聞くクリュタンスの指揮したフォーレのレクイエム。何度聞いても、こころが揺さぶられます。TACU-1だけではなく、プリメインアンプに装着したボリュームアキュライザーVRA-7とのシナジー効果も間違いなく「音質向上」に貢献しています。

 

アキュフェーズE-213にVRA-7を装着して半年以上が過ぎ、今回久しぶりに使ってみたら、その音の激変ぶりに驚いたところです。面白いのは、ロジャースLS3/5Aとコンビで使うときは、ボリュームのコントロールが実に肝心ということです。鳴らし過ぎると、美しい音が出ない。しかし、あまりに小音量だと、適切な音楽表現ができなくなる。音源を聞きながら、もっとも音楽が気持ちよく鳴る音量ポジションを探す。これはVRA-7装着以前にはなかった楽しみ(笑)であります。

 

適切なボリューム位置で、TACU-1をレコードに装着し、LS3/5Aで鳴らすクラシック音楽は、部屋一杯に自然で美しい音楽が広がり、音楽にひたる幸福とはこういうことかと、実感する今日この頃であります。

 

*ごく短時間ですが、テクニクスSL1200にてTACU―1をジャズレコードに装着して再生したところ、上と同様の効果が認められました。

 

                              2022年5月26日 

                        

 

 

 

2022.5.25

 

https://makers.blue/?p=563  カールツアイス

 

販売店から問い合わせがあった。お客さんがバッハを最高の状態で聴けるターンアキュを特注で製作して欲しいとのこと。もちろん申し訳無いが特注は受けないし、それ以上にバッハ専用の製品なんて造る能力は私には有りませんと断りました。しかし気になる問合せなのでクレンペラーとメンゲルベルクのマタイLPを探しだした。どちらも青春時代から聴き続けた愛聴盤で、かなり溝が痛んでると思われる。メインシステムでは無くてチェック用のターンテーブル、ベルトドライブで付属ターンテーブルシート、Shure M44-7で最初から再生。経験のない素晴らしい再生音で針を上げるのが辛かった。ターンアキュはもちろん使用せず、そんなこと忘れる位の音楽が鳴った。たぶんこれまで聴いてきたシステムと大きく変わるのはアンプ、ターンテーブル、カートリッジ全てが大きくダウングレードしてるのに何故なの?理由はスピーカーだ、WTPSPとシュルツのモニター、自作WTPSPとシュルツモニターは私以外の方が聴かれたら似たようなものでWTPSPの方が高域が伸びていると言われるだろう。

 

次にターンアキュを載せた、全くレベルが違う音、いや音楽だ。まるで大地から湧き上がり匂うようにマタイが始まる。第一ヴァイオリンがテーマを鳴らす、なんと美しい音だ。そしてこんな凄い製品を造ったのは自分だと鼻が伸び出した。

 

待てよ、そうでは無い、素晴らしいのはバッハで有り、そしてそれを理解する演奏者なのだ。オーディオ装置は道具に過ぎない、またその一部のターンアキュなんて部品の一つなのだとすぐに気が付いた。

 

何度も言ったと思うが、ニコンとカールツアイスの双眼鏡の見え方の差、同じ倍率、口径の両者を比較するとアーチェリーの的の着弾の確認に使う限り差は解らない、僅かニコンのほうが全体のピントが良いか?でも美意識の介入するものを見ると、花、景色、花火など、もちろん美女の顔とか?もう訳の解からない差が出てくる。厚かましいがターンアキュはこれと同じだ。音のかたちとか、その他音響的な要素については多分効果は無い。でもツアイスレンズの値打ちと同じく、文化的要素、美意識が違う。これだけは自慢したい。バッハや演奏家の偉大さには全く及ばない役割なのだがバッハや演奏家のお手伝いだけで満足したい。

 

悲しいことだが音楽演奏を的として見る感覚で聴かれる音響マニア方にはターンアキュは全く値打ちの無いアクセサリーだと思う。ハイエンドオーディオ製品にはニコンのような優れた機器はたくさんある。でもツアイスのような美意識にまで関係するオーディオ機器は、ヴィンテージから始まり現代までたくさん有るわけでは無く微々たるものしか無いのが現実だ。

 

 

 

2022.5.24

 

下の画像については著作権についての問題は有りません。偉大な芸術家、画家や音楽家の中には超能力と言っても差し支えない秀でた感覚を持っている方が多いです。中でも共感覚(synesthesia)と呼ばれるものは画家や音楽家に多く見られます。ボードレール、メシアン、スクリャービンにあったのは有名です。そんな共感覚をお持ちだろうと思える方からアリエナイザー PSI-1000の試聴感想が届きました。メールでは無く封書でしたのでスキャナーで処理、テキストに変換しましたのでもし誤変換があればお許しください。業務用のスキャナーなのですが、初めてOCR機能を使いました、以前所有のスキャナーは曲者でこれを使うと見ながらタイプで打つより校正で時間がかかったものです。人工音声とかコンピューター時代は進歩が限りなく速いですね。オーディオも進歩してますがハイレゾなど最新デジタルはアナログ時代と比べ進歩どころか、追いついていないのが音楽再生能力です。最上の材料を集めても素人が造ると美味しいとは限らない料理と似ています。

 

 

Kさんは共感覚をお持ちのようです。インフラノイズ製品は発売前から自画自賛ではったり臭く、いつも自分では情けなく思っています。単に自信過剰なだけで本当の自信なんて無いのが事実です。結果的に皆さんに認めて頂けるのでなんとかボロを出さずに続けておりますが、自分よりはるかに優れた方に製品を認めて頂くのはとてつもない喜びです。試聴感想だけでなく高価なCDRまで頂きました、Kさん有難うございました。

 

以下KさんのPSI-1000の試聴感想を紹介します。

 

 

 

この度インフラノイズ「PSI‐1000」を購入させて頂きました。

 

前回購入したPSI‐1000は友人用に購入しました。自分用に購入しましたので3日ほどじっくり試聴しました。その間、雨の日、晴れの日また雨の日と気象が変わりましたので、試聴の音も大きく変わりました。

 

我が家は雨が降ると音が良くなるので、それもあり雨の日の効果を期待して今回PSI‐1000を購入したわけでもあります。雨が降ると流入してくる電気から静電気が取れているような気がしています。

 

実は、効果は激変というに近く、別の装置を聴いているようだ。音像がくっきり浮かび上がり、スケール大きく広がり、これが本来の音だつたのだ。音色も。やや青みがかり(そう感じる)高貴な音だと感じます。実にコストパフォーマンスの高い品物だと思う。(昔から音を色で感じるところがあり赤い色、青い色,GOLD金色の音などで青い音は気に入つた時にそう聞こえます)

 

今は、アナログの再生機器を持つていませんがレコードは少しだけ持っているので、友人のハイエンドのアナログ装置をお借りして、Korgu Tascan RME ADI‐2 PrO AE等を使用してお気に入りのレコードや昔懐かしいEP版などをDSD2.8 5.6 11.2Mhzで録音して自宅では録音した物を聴いております。

 

インフラノイズ様の製品を使用していると私のような者でも社長の云われます「鮮度」「純度」なるものの片鱗というかほんのさわりみたいなものというか、雰囲気みたいなものが若干感じられます。DSDで録音する理由は同じ音源でもPCMは奥に引つ込んでしまい生き生きと鳴ってくれないからでDSDは生き生きと前に出て横にも広がって聞こえるからです。

 

蛇足ですがプレス回数にも依るのですが同じ音源がLP、EPと両方ある場合はEP版の方が音が良いように思われます。

 

私の手元に太陽誘電のマスター用のCDRが4枚のみですがありました。古いもので使用できるか分かりませんが封は開けてありません。ついでに三井のGOLD CDも4枚ほどお送りします。三井のGOLG CDは自然音で無い部分もあるのですが歪みの少なさは特筆ものだと思つております。太陽誘電のマスターは優秀だとは思うのですが、引きつつたような音が気になりましたが、録音機材のせいなのでしょうね。

 

今回PSI‐1000を使用したのはDDCの下です。脚を外して下に敷きました。

 

LightMPDupnpgw(Linux)⇒→AsoyaJl Audio 製 USBケーブル→UACU‐700→DDC→ⅡS→DAC→BACU-2000→プリA 社 C‐270V→A 製 P‐3602台  良質なDDCを購入してⅡSで接続することは大幅な音質向上策に最近はなつております。

 

私のシステムにインフラノイズ様の複数の製品は大いに寄与頂いており感謝申し上げます。

 

まとまりの無い文章で読みづらく申し訳ございません。この度は有り難うございました。

 

 

 

2022.5.24

 

Aさんから突然メールを頂いて誰か解からず戸惑った。TACU-1を購入して頂き早速に試聴感想を頂けたのだが、Aさんがアナログを始められたとは全く思っていなかったからである。Aさんは内外の音楽的に優れたハイエンドオーディオ機器を良くご存じで、新しい機器でもAさんに聞けば、聴かなくても正体が解かるので良く教えて頂いた。そのAさんがターンアキュの試聴感想を送ってくださってうれしい。ごく最近のアナログ専門誌をみて戸惑った。まるでオーディオ黄金時代のSサウンドと似ている。ターンテーブルは大部分が数百万円で目立つ、いったいどれ位の数が販売されるのか?溢れかえっているベンツやBMWの外車の時代だから値段だけ考えるなら、自動車を買わずにターンテーブルを購入する方もある。オーディオ黄金時代と比べアナログ製品の殆どで桁一つ上がってしまったようだ。でも音質も一桁上がったとはどうしても思えない。リバイバル?本当に?したアナログオーディオであるが雑誌への広告、宣伝関連費と販売予定台数を考えれば、製品の値段が一桁上がらないとバランスしないマーケットになってしまったのだろう。TACU-1のアナログ誌への広告掲載は50セット位の販売予定では無理なのがお解り頂けることだろう。まあ赤字覚悟で広告掲載しても現状の読者の何パーセントが興味も持たれるのか?考えれば絶望的になるだけなのでグチもこのへんで終わり。

 

写真を見て頂きたい、Aさんがお使いのトーレンスのサブターンテーブルの部分。初期のトーレンスモデルとは違うが設計目的は変わっていない。トーレンスの音がするのは間違いないだろう。ところが寂しいことにアナログ誌の高額なターンテーブル、いろいろと新しい技術を誇示しているが構造を見て音楽が感じられるのはとても少ない。オーディオは歴史を繰り返すのだな。でも未だにトーレンスなどは技術者の感覚は伝統の上にあるのは間違い無い。悔しいがこれが文化程度の差なのだ。先日偶然にエラックの小型システムを聴いた。ドイツのスピーカー文化は向上はしていないが失われてはいないので安心した。

 

いつものように前置きが長くなったがAさんのご感想を紹介する。Aさん有難う。

 

 

早速TACU-1を試聴させて頂きました。

 

当方のアナログシステムは、オルトフォンSPU-GTE+SME3009+トーレンスTD-126MK3+自作フォノイコライザーです。ソースはボーカル、ジャズが中心です。届いたその日、TACU-1を見て、触れてびっくり。こんな軽いフワフワしたもので本当に音が変わるのかという疑問でした。でもいつも御社の製品にはびっくりさせられるので、今回も期待を持って試聴を始めました。

 

届いた当日使用した印象は、まずはその情報量の多さ、透明度の向上に驚きました。ボーカルがくっきりして浮遊感が出て来たのには感動でした。纏わりつきが皆無で生々しくなりました。全体的には響きが豊かで、奥行き感、空間感が明らかに向上しています。まるでロットや生産国が違うレコード盤ではないかと感じました。ただ少し音が軽い印象は残りました。

 

その後2日間プレーヤーを回しっぱなしにしておき、試聴を開始しました。そのサウンドには明らかに厚みが加わり、当初に感じた軽さは完全に無くなっていました。音に密度が加わり、伸びやかで弾んできたのです。特にボールには粘性や湿気が加わり、さらに生々しくなりました。演奏途中でTACU-1を外すと明らかに音がぼやけたのには正直驚きました。

 

試聴の途中には何で?どうして?の連続でした。従来使用していたスタビライザーは止めにして、TACU-1を外せなくなってしまいました。有難うございました。

 

PS. 私のボキャブラリーや表現力の不足が、TACU-1の素晴らしさを十分訴求出来ませんでした。申し訳ございませんでした。            

 

 

 

 

 

2022.5.23

 

Hさんからターンテーブルアキュライザー TACU-1 の試聴感想を頂きました。2022.5.1のブログ記事でMさんがTACU-1の試聴で新築ホールのピアノ選定をなさった記憶を思い浮かべられたとのことでした。今回のHさんも同じくピアノ選定をなさったことを思い出して下さったとのこと、なんという偶然!というより、まだ販売数は一桁のターンアキュの試聴でこんな経験のお有りの方が二人もおられるということはまあ奇跡ですね。とんでも無く有難いことだと興奮しています。

 

 

 まずは、大変良い製品だと思います。

 

 ヴォリュームアキュライザー以上の違和感、最初は大分苦労しました。思った感じではないですが、最初から気持ち良かったです。 レースのチューニングではありませんが、相当癖はありますね。使いこなすより、普通に受け入れられるか、どうかですね。

 

 私は耳には自信がありませんが、それでも音楽ホールを2つ設計し、スタインウェイとベーゼンドルファーをそれぞれ選びに行ったことはありますが、TACU-1の試聴時にその当時をいろいろ思い出しました。

 

 まだまだ道半ばですが。宜しくお願いします。

 

  TACU-1で音は激変します。劇薬です。

 

 私はインフラノイズ初心者です。前回ヴォリュームアキュライザーを購入し、その圧倒的な効果に驚き、今回も必ず激変すると信じているので急いでTACU-1を入手しました。我が家のレコード用機器は、1974年製のデノンDP-3000とFR54。94年製のテクニクスSL-1200MKⅢ。カートリッジはMCがデノンDL-103、MMがシュアーULTRA500と比較的一般的なものです。現在でも月5枚程度は購入を続け、在庫は2万枚を超えました。家で盤を聴きたいから購入しているので、名盤へのこだわりはあまりありません。ターンテーブルシートは、SAEC SS-300MK2(金属製)とパイオニアJP-501(ブチルゴム製)の2種を使用。ディスクスタビライザーはオーディオテクニカのAT673(金属製700g)。それなりに満足していました。我が家のメインシステムは、100Hzより上をAxiom80(オリジナル)をフローティングしてほぼ裸で鳴らし、100Hz以下を専用のアンプEAR861、φ13㎝のスピーカーで補強しています。Axiom80を鳴らすアンプはEAR912とYARLAND社で全面的に改造したVT4C(RCAオリジナル球)シングルアンプです。どちらもヴォリュームアキュライザーを使用しています。あまり大きな音は出せませんが、ヴォーカルやアコースティックものは、再現性は大変高いと思います。かなり高質繊細なセットだと言えます。4日間、15時間程試聴しました。最初は比較試聴で、残った組み合わせは、TACU-1は当然ですが、カートリッジはシュア―ULTRA500、デノンのプレーヤー、SAECのSS-300MK2となりました。以前なら、DL-103とEAR912の昇圧トランスのセットの方が、ULTRA500を解像度と緻密さで超えていたのですが、TACU-1との組み合わせで、逆転しました。僅差で無く、かなりの差でこの組み合わせになりました。

 

 TACU-1は、本当に音が変わります。何が凄いのか?本当にいろいろあれこれ考えてきましたが、今月号のステレオ誌にも書かれていますが、スタビライザーではないですね。私が感じた効果は、唯一つ、音の焦点が合うことです。解像度の高さ、音楽性の向上、楽器の音の自然さ、音場の確立など、全部音の焦点が合ってきたのだと思うのです。MMの曖昧さが、焦点が合うと、音楽性と色気に変わっていきます。モニター的で高解像度は、今までのスタビライザーが作ってきた音場とは全然違います。兎に角生楽器の音はそのまま聴こえます。何もかもに焦点が合う方向性なので、下手な歌や楽器は、本当に酷く聴こえます。我が家で閉口したことは、1980年代に売り出された国内盤1960年代のジャズレコード「ワルツ・フォー・デビィ」などのマルチマイク録音が、マイクごとに音場が完成するので、3つの楽器と客席が鬩ぎあい、4つのギュウギュウの球体の狭間で聞いているようで、一度聞いて欲しいですね。他のヴァージョンは全くそんなことはありません。1980年代の再発売国内盤だけならいいのですが。本当に焦点が合うということが音を激変させるが、これがレコードにとって良いか悪いかは、聞いてみないと解りません。1万4800円でこんなことになるとは想像もしていませんでしたが、値段より、この筐体ですね。妖しいですね。

 

 今は、基本TACU-1有りで聴いてますが、駄目なものは、無理して聴かないで、普通に聴けば、愉しい音楽が返ってきます。音を美化はしません。音楽を更に高めるだけです。あら捜しには最適なアイテムですね。アイドルの力量も簡単に比較できます。国内盤、カッティングなどが自然に解る装置でもあります。ULTRA500が、こんなに音を拾うとも思いませんでした。金属製のターンテーブル等、TACU-1意外をガチガチに固めても全く問題ないどころか、インフラの構築は重要ですね。普通のシステムで、TACU-1の脅威や驚愕は何処まで伝わるのでしょうか?厄介なものですね。2010年以降の新しいカッティングのレコードとは概ね相性は良かったです。音場は遥かに安定しました。

 

 今後は日常的に使い続ける予定です。

 

 出来ましたら、儲からないでしょうが、このような安価な画期的な商品の開発続けてください。レコードはやはり凄いです。

 

 

 

 

 

2022..5.11

 

SさんからTACU-1の試聴感想を頂いたのでご紹介します。Sさんは一時アナログから撤退なさっていたのですがちょうどターンアキュの新発売にあわせるように入手なさいました。オーディオマニアなら気にも留めない、失礼、製品のように思えますが、先日いろいろのMMカートリッジを聴き直してみた経験から推察してこのターンテーブルはリニアトラッキングであるのでTACU-1を使えば再生音が大幅に向上すると考えます。

 

今ではオークションなどで昔のベルトドライブのモデルなどが少ない投資で入手できますので、アナログ卒業の方も今一度再開なさることも楽しいですよ。

 

ターンテーブルはピンキリ、カートリッジもピンキリですが、ベルトドライブ、昔評判の良かったMMカートリッジがあれば総額数百万円の現代アナログシステムと比べたら差は有りますが、アナログで得られるメリットは音楽再生ですから、安価なシステムでもこのメリットは必ず有ります。オーディオ的音質だけを言えば安価なアナログシステムより高価なアナログシステムが上であるのは間違い有りません。オーディオ的な音質だけ言えば超高価な最新デジタルシステムは高価なアナログシステムより上であることが多いです。音楽的な再生だけに付いて言えば、安価なターンアキュを使用したアナログシステムが超高価、最新デジタルシステムより優れることはお約束します。ただしダイレクトドライブのターンテーブルについてはデジタルノイズが多かれ少なかれ出るので、上手く行かない場合は有ります。昔良くダイレクトドライブでクオーツロックを外す方が音が良いという現象が有りました。これは音楽的に良いという意味であってオーディオ的には技術者が苦労して開発したクオーツロックが良いと思います。デジタルのまだ無かった時代のダイレクトドライブのターンテーブルはせっかくのアナログの良さをわざわざ未来のCD音に近づけたのだったかも知れません。(ダイレクトドライブ全てダメだと言っているのでは有りません。誤解無きように。)

 

追記:Sさんが書かれている痛んでいるLP,ノイズの多いLPですが先日のMMカートリッジ聴きまくりで同じことを感じていました。聴きづらかった痛んだ溝のところがターンアキュを使うと気にならなくなるのです。歪んだ再生音が不快な音で無くなんとなく音楽に混じり込むと言えば良いのか。感覚的なことですが大事な部分だと思います。そんな目的で開発したのでは有りませんが副次的な効果でラッキーだと思います。実はSPでは開発時もその後もまだ試しておりません、怠慢で有り申し訳ありませんが、想像ではSPの針音が気になる音で無くなると思えます。でもあの針音は音楽の内容に集中する人には気にならないもので、オーディオ的な音質を求める方にはとても許せない雑音らしいです。私はオーディオに目覚めた最初から針音は気になりませんでした。何人かの方にEMG蓄音機を聴いて頂きましたがオーディオに関係無い方、音楽家、楽器関係の方は全て再生音に驚きました。オーディオマニアの方は演奏内容より音質の方は針音はもちろん、再生音の高域の不足、狭帯域感がゆるせないらしく平然とされていました。でもある人でコーラスをなさる方で、また聴かれる音楽もかなり偏られるオーディオマニアでただお一人蓄音機には関心を示されませんでした。多分生音でコーラスになれておられるから高域の無い音は別な世界と感じられたのかも知れません。そうですEMG蓄音機にターンアキュを使用するのもまだ試みておりません。EMGがもっと良くなるなんて心の底では考えていないからかな?すみません。 

 

 

 

 

 

ではSさんの試聴感想を御紹介します。

 

 

このところ、レコードを聴く方々が代替わりしながらも微増していると感じています。

 

理由は音が良いから。

 

もう少し言うと「デジタル再生と比べて音楽がより深く聴こえてくる」からです。

 

年齢はアラサーからアラフォー、配信サービスを中心に高音質ファイル再生をネットワークでコントロールしよう、それも最高音質で。そう考えて熱心に実践しているような方の口から、「それでも一番音が良いのはレコード」という言葉が飛び出す場面に何度か出くわしました。

 

配信サービスは購入すべきレコードを探すためのツール、と考えている方々もおられます。

 

市場を見ても、オーディオ機器製造販売が冷え込む中で、安価なレコードプレーヤーの新製品が出ていたりします。 

 

今回のターンテーブルアキュライザー・TACU-1は、認知度さえ上がれば(ここが難しい?)、小ブレイクぐらいしておかしくない製品だと感じています。 

 

私自身、配信サービスに軸足を移して音楽を楽しもうと、再生装置を再編成している真っ最中ですが、レコードでの音楽再生を基準にして、そこに寄せたデジタル再生を心がけています。

 

尤もそれは、インフラノイズ社の製品群に助けられ導かれての今、なのですが。 

 

ターンテーブルの音質を飛躍的に改善するアキュライザーが出る、という話を聞いた時、正直、困ったな、と思いました。

 

数年間ターンテーブルを起動させていない、まともなカートリッジがモノラルしかない、オリジナル盤集めから足を洗って5年、レコードも売り払って2,30枚しか手元にない、ないないづくしだったのです。

 

それでもレコードを良い音で聴けるなら、是非入手して聴きたいと願いました。

 

さらに、稼働させたターンテーブルがのモーター制御が故障していて使えなかったり、いろいろありましたが、結局、1970年代にテクニクスが製造したリニアトラッキングアームの名品の内の普及機・SL-5を奇特な方からご提供いただき、TACU-1の発売を待つことができました。 

 

「思ったよりちっちゃい」というのが、届いた箱を開けた時の率直な感想です。

 

セットしてみて思ったのは、「心もとない」。

 

少しはレコード盤を"抑える"要素があるのかと思っていましたが(たとえば、スピンドル径より穴が小さくてきつくはまるとか)、ちょこんと乗って、スピンドルに対しても盤に対しても、ただ触れているだけ。主素材がフェルトとセーム革ですから軽いですし。

 

「こんなんで変わるんかいな?感」はヴォリュームアキュライザーを超えていました。 

 

最初に聴いたのは、英HMV盤、ブラームスのヴァイオリン協奏曲、ジョコンダ・デ・ヴィート/シュワルツ指揮フィルハーモニア管。散々聴き込まれて盤面が曇っている上にポップノイズ出まくり、「サイレント・サーフェス」の名が泣く盤質で、手放そうにも躊躇した盤ですが、元々の音も演奏もとても良いので手元に残していたものです。 

 

いつもと同じ、針が盤に落ちる音がして(後々、何度か変わって感じましたが)、演奏がスタート・・・音は変わっていないみたいですが、ゾクッと鳥肌が立つような感覚が・・・ 

 

今までは、レコードに針を落とすたび、「やっぱりレコード再生が一番だなあ」とホッとしていました。しかし、TACU-1で聴く感じは、レコードならではの音の美しさ、音楽の自然さを超えてしまっています。

 

気がつけば音楽表現の妖しいまでの魅力に惹き込まれている、そんな再生音なのです。 

 

酷い盤質が変わるはずもなく、ポップノイズはブチブチ言いっ放し、オケの強奏部では音がガサついて、トレースする針に申し訳ないほどですが、それに勝る演奏の迫真力!!

 

廃棄寸前の盤からこれほどの感動を味わうとは!! 

 

同じ盤を、その後も何回かかけましたが、気づいたのは、強奏部のノイジーさがターンアキュ有り無しで印象が変わることです。

 

盤質のせいで混然とノイジーになるのですが、混然度合が微妙に違って、やはり有りだと楽音との分離感が出ます。分解能が上がると言っていいかもしれません。

 

ただし、音的な明瞭度や見通しもさることながら、音楽的な表現力が格段に上がって感じられるのがTACU-1ならではの効果です。 

 

近頃は配信音楽の流し聴きが多く、日常の音量設定が低めです。それを忘れてそのまま聴き始めたことがあります。

 

静かに始まる管弦楽曲でしたが、いつもならあわてて音量を上げるところ、瞬時に音楽の世界に没入し、結局、強奏部に入った所で、設定音量が低すぎたと気づきました。

 

それほど、再生音、否、音楽に訴求力があります。

 

弱音でも音が立っているので、音の表情が落ちない・・・どころか、弱音部ほど音楽がスーッと身体に沁み入ってきます。 

 

TACU-1ありなしでどう変わるかを何度か比べてみましたが、外すと音楽が散漫になり、付けると訴求力アップ、の繰り返しでした。

 

敢えてレコードを選んで聴いている音楽ファンの耳なら違いは歴然でしょう。

 

充実した音楽鑑賞には欠かせないアイテムです。

 

 

 

 

2022.5.11

 

Mさんからターンテーブルアキュライザー TACU-1の試聴感想を頂いた。Mさんはなんとヴィンテージの名器を3台も所有されておられる。その3台全てでTACU-1の効果が認められるかどうかを検証して下さった。その3台は全て駆動方式が異なる。写真はトーレンスTD-124の駆動部分である。ベルトとアイドラーの組み合わせという見ただけで惚れ惚れする美しさ、音だけさの私でも音を聴かずとも欲しくなってくる。Mさんお疲れ様でした、早速お礼のダンパーフレークを送るよう準備します。有難う御座いました。

 

 

 

ターンテーブルアキュライザーTACU-1試聴記

 

TACU-1の発売を待ちかねて次の3システムでTACU-1の試聴を行ってきました。

 

Aは現役のベルトドライブ機で軸受けを最新のものに換装したもの、Bは旧式のアイドラードライブ機、Cは旧式のベルト・アイドラードライブ機です。Bのアームはダイナミックバランス型、AとCはスタティックバランス型です。AのモーターはクオーツロックのDCモーター、BとCは旧式のシンクロナスモーターです。AとBは発泡樹脂のターンテーブルシート、Cはフェルトのターンテーブルシートを使用しています。カートリッジはすべてMC型で、スピンドルの潤滑油は同じものを使用しています。インシュレーターは、AはZANDEN社のゴム系のもの、Bはインフラノイズ社のマグナライザー、Cが複合素材の自作品です。

 

インフラノイズの資料によれば、音質に関係する要素はいろいろありそうなので、こういった設計の違いでTACU-1の効果がどのように変わってくるか、興味のあるところです。

 

再生したのは、演奏は定評があるが、再生上のハードルが高いものや大編成の大曲である、次のアナログ盤です。

 

ピノック指揮イングリッシュコンサートのバッハのチェンバロと弦楽のための協奏曲

アッカードのパガニーニの24の奇想曲

ホロヴィッツの Horovitz in Televisionからショパンのバラードとノクターンなど 

フルニエのバッハの無伴奏チェロ組曲

ミルシュテインのバッハの無伴奏パルティータとソナタ

アンダのベートーベンの選帝侯のソナタ

ショルティ指揮ウイーンフィルのワーグナーのワルキューレ

クレンペラー指揮フィルハーモニアのヘンデルのメサイア

 

結論を言いますと、上記の新旧3システムにおいてすべてに効果があり、オーディオ的な音の変化は別として、音楽表現上次のような印象をもたらしてくれます。バッハのチェンバロと弦楽のための協奏曲、無伴奏チェロ組曲、無伴奏パルティータとソナタは、それぞれの演奏家がフレージングやボウイングなどの演奏技法を通じてバッハをどう解釈しているかが手に取るように分かります。Horovitz in Televisionや選帝侯のソナタは、ホロヴィッツやアンダがショパンやベートーベンをどう表現したいかが、打鍵やフレージングから伝わってきます。パガニーニの24の奇想曲では、アッカードがこの難曲をどのような技巧で引きこなしているかが分かります。ワルキューレとメサイアではオーケストラに加えて、ソリストや合唱も加わっており、ショルティやクレンペラーが大曲をどのように構成していっているかが分かりやすくなっていますし、歌手たちの歌唱にかける思いまでも伝わってきます。オーディオにおいては、スピーカーからの音に意識が行きますが、TACU-1は、その奥にあるアンプやプレイヤーの特性やレコードの溝に刻まれた情報を超えて、さらにその先の演奏家の曲の解釈や技巧や曲の構成のあり方にまで到達させてくれます。オーディオの目標は、メディアに収録された情報を正確に引き出すこととよく言われますが、さらにその奥にある演奏家の解釈や技巧や情念みたいなものまで引き出してくれるのがオーディオの醍醐味であると、TACU-1が悟らせてくれました。

 

以上

 

2022.5.1

 

Mさんのお友達のWさんからも殆ど同時にターンテーブルアキュライザー TACU-1の試聴感想を頂きました。今回のアキュライザーはこれまでの一連のアキュライザーが音楽的な改善と共に、音質的な改善、分解能とかトランジェントとかのオーディオ的な改善も有りましたので音楽の演奏内容まで関心を持つことの無いオーディオが主で音を楽しまれている方にも価値あるものでした。今回のターンテーブルアキュライザーは出来るだけ固有のカラーレーションを排除し、また単体では個性を持たない音質の構成を取りました。どのようなターンテーブル、カートリッジと組み合わせても最良の結果を得るためです。言い換えればTACU-1自体の個性は無くして、演奏内容だけに作用することで魔法の様に演奏時の時間軸に介入させた訳です。このため今回のアキュライザーはオーディオ的な向上は殆ど無い、演奏内容を聴かれない方には価値の無いもので、使用しても何の効果も無かったと言われる方も出てくると思われます。Wさんがこの製品の開発意図を音楽の歯車に例えてくださいました。まさに演奏の時間軸に介入するが、音色、音質の変化を起こさないようにした努力を理解してくださいました。このことをTACU-1に興味を持たれた方の無駄使いにならないよう早く説明しないといけないと考えながらも、マイナスのキャンペーンにならないか心配しましたが、Wさん有難うございます。とても適切な内容説明をして頂き感謝します。

 

 

 

 

ターンテーブルアキュライザーの感想

 

 

 今回のターンテーブルアキュライザーはヴォリュームアキュライザー以上にその設計と製作は困難なものだったのではと推察いたします。ターンテーブルという物理的に大きなものをどのように制御し最適化するのでしょうか、想像もできません。

 

  結果的にはこのアキュライザーをターンテーブルに装着するとレコードの音楽の表現が増して音楽にグッと引き込まれます。

 

 良い音楽は旋律の線と線が絡み合い、和音の響きと旋律が歯車のようにしっかり噛み合いながらさまざまな色合いを放って進行していきます。

 

 生の演奏であってもその程度はさまざまですが、録音再生にあってはその歯車の噛み合いがかなり失われています。雑多に発生するノイズが歯車の精度を狂わせています。

 

 インフラノイズ社のこのアキュライザーはその歯車の噛み合いを蘇らせるのです。響きの色合いの変化が音楽表現の源ですのでこのアキュライザーはレコードから音楽表現を引き出すと言って良いと思います。

 

 一般的にレコードスタビライザーは、重さで制振するのが普通ですがこのアキュライザーはとても軽い材料でできていて、抑えつけるのではないようですが、しっかりと無用な振動を消し去っているようです。

 

 レコード音楽がとて色濃く豊かに聴くことができる、まさに驚きの得難い装置です。

 

 

2022.5.1

 

2021.8.2のブログの記事でVRA-7の試聴感想を頂いたMさんがいち早くターンテーブルアキュライザー TACU-1の試聴感想を届けてくださった。TACU-1を入手なさったのにイコライザーをお友達に貸しておられすぐに試聴出来なかったらしい。でもそれが幸いしたのか、お友達のWさんと一緒に聴いて下さる結果となった。また有難いことに二人ともオーディオマニアというよりは音楽家で、このお二人の試聴感想を殆ど同時に入手出来たことを感謝しなければいけない。幸先の良いスタートとなって大変うれしいことだ。Mさん有難うございました。

 

補足:Mさんが最後の方に書かれたこと、お二人の入手なさったTACU-1はそれぞれ少し違った効果であったのこと。これは事実です、なぜならTACU-1の製造過程では機械での加工は無く手作業による加工です。そのため加工精度は見た目にも良いとは言えない製品に仕上がります。しかし心配は要りません、完成後には一つ、一つヒアリングを行いながら少し力を加えたり、穴を拡げたり、柔らかくしたりして調整します。またヒアリングで不合格になる個体でも出てきますのでそれは廃棄します。飾りにもならない外観なので私のボーダーラインすれすれの音質なら出荷する意味が無くなります。これは製品のバラツキで良いのと悪いのが出てくるだろうと言われると答えに困りますが、合格ラインでのヒアリング検査があることと、Mさんが書いて下さった楽器の選定を思い浮かべてください。名器のオリジナル真空管、名器クラスのカートリッジ、ストラディヴァリウスその他、ギターやチェンバロ等の楽器には必ずある現象です。とは言っても最高の個体を探すためにいくつも買って下さいとは絶対に言えません。ご心配なく!ヒアリングでの合格試験はさぼらずにやりますから。

 

 

 

 

先週、待ちに待った(と言う程長く待った訳ではありませんが)ターンテーブルアキュライザーが届きました。

 

すぐに聴こうと思ったのですが、イコライザーアンプが友人のWさんに貸しっ放しになっていることに、届いてから気付きました。この2年ばかり仕事が多忙で、自宅で音楽を聴ける状況でなかったので、貸したのを忘れていました。この4月から漸く、時間的にも気持ちにもゆとりが出来、また音楽を聴ける生活に戻れました。

 

Wさんにアンプを返して貰って試聴すれば良いのですが、彼も私と同時にターンテーブルアキュライザーを申し込んでいたので、イコライザーアンプを取りに行きがてら彼の家で試聴することにして、本日朝からW邸を訪ねました。

 

また、彼のターンテーブルアキュライザーと私のとで差が有るのか無いのか、有るとしたらどの程度の差が有るのかを確認するのも目的にしておりました。

 

私はターンテーブルアキュライザーの他に、手許にあったスタビライザーを2個持って行きました。1個はA社の既製品、もう1個はドライカーボンで各種オーディオアクセサリーを作ってヤフオクで販売されておられる方の作品です。

 

まず、レコードだけで聴き、次にA社スタビライザー、その次にドライカーボンを聴きました。

 

2つを比較すると、ドライカーボンの方が音楽がよりふくよかになったように感じました。このドライカーボンのスタビライザーを購入してから、拙宅ではA社の製品は出番が無くなっていました。

 

2つのスタビライザー聴いた後、愈愈インフラノイズ社のターンテーブルアキュライザーの登場です。まず私の、その次にWさんの。

 

Wさんも私も、秋葉社長のこの自信作には大いに期待しておりました。インフラノイズ社の製品には、デジタルアキュライザーで衝撃を受けて以来、一度たりとも期待を裏切られたことがありません。Wさんにも私にも、インフラノイズ社の製品に対する絶大な信頼があります。

 

しかし、スタビライザーに比べ、如何にも小さくて軽いこのアキュライザーに、「これでどれ程の効果が齎されるのか」という思いを二人とも抱いていたのも事実でした。

 

しかし、音が出た瞬間に僅かな疑念は霧消しました。

 

今日聴いたのは、ボサノヴァのライヴ録音とクラシックのオーケストラでした。インフラノイズ社の製品に共通していますが、一言で言うと「より音楽的になる」のです。スタビライザーの比ではありません。

 

ターンテーブルアキュライザーを取ってしまうと、音楽がつまらなくなります。これまでのインフラノイズ社の製品と同じ印象です。

 

ターンテーブルアキュライザーを置くと、ボサノヴァのライヴでは複数の奏者が、互いの呼吸を量りながら演奏しているように聞こえます。外すと、何だかバラバラな感じになりました。もちろん実際の演奏は、ライヴのステージでお互いの音をよく聴いて合わせていることに間違いありません。

 

オーディオ的な観点から言うと、細かな音或いは響きが聞こえるようになります。オーケストラでユニゾンで吹いている複数の木管が聞き分けられるようにもなります。しかし、そう云う点も含めて、演奏のメリハリがはっきりして臨場感が増します。

 

Wさんも私も音楽の愛好家です(尤も私がアマチュアのフルート奏者であるのに対し、Wさんはクラシックのプロの作曲家です)。

 

二人とも、オーディオは音楽を聴くための手段で、目的ではありません。ですから、オーディオ装置で音楽を聴く際、如何に生々しいか、生演奏を髣髴とさせるか、が共通の判断基準です。

 

インフラノイズ社のオーディオ・アクセサリー製品が、悉く生演奏に近付ける力を秘めているのは誠に驚嘆すべき事実です。これは、秋葉社長が、Wさんや私同様、音楽を基準に音を判断しておられるからに相違ないと思います。

 

また私自身の一つの基準として、聴き比べて明らかに良ければ、そちらを選択するが、厳密に聴き比べて僅かな差が感じられる程度なら、どちらでも良い、としております。

 

インフラノイズ社の製品は、付けた場合に明らかに良くなります。全てに共通するのが、演奏がより生々しくなると云う点です。外せば、途端に音楽がつまらなくなります。生気を失ってしまうのです

 

今回のターンテーブルアキュライザーも、その控えめな外観からは想像できない程の威力でした。これなしで今後アナログディスクを自宅で聴くことはあり得ません。

 

ターンテーブルアキュライザーの素晴らしさは能く解りましたが、Wさんのと私のとでの差は無論有りました。Wさんの方が音が野太く、メリハリが強く感じられました。私のに替えると少しスリムになります。

 

どちらが良いかは好みの問題でしょう。メリハリの効いているWさんの方が好ましく感じる人も少なくないと思いますが、全体のバランスは私の方が良いのかも知れません。

 

もう20年も昔の話になりますが、私は公立の音楽ホールの開設準備担当を経て初代館長を務めました。開設準備の時に、スタインウェイのフルコンの選定に、ピアニストと共に出掛けました。3台のスタインウェイをピアニストに弾いて貰って選びましたが、それこそ厳密に聴き比べて一長一短でした。今回ターンテーブルアキュライザー2つを比較試聴して、その時のことが想い起されました。

 

ターンテーブルアキュライザーは余りにも素晴らしいので、アナログ・ディスクを聴く音楽愛好家の友人には強く推奨しようと思います。

 

秋葉社長には、今回もまた素晴らしい製品を開発・販売戴き感謝に堪えません。ありがとうございます。

 

 

 

 

2022.4.19

 

大竹徹さんのCD, SPITHAがまたまた音楽誌ぶらあぼ5月号で紹介された。今回もなかなかの批評である、無名の大竹さんと田中さんを交えたトリオ?で当然一人だけ世界的に知られた奈良ゆみがいるだけに彼女がリーダーとしての企画だと思い込んでいる方が殆どだろう。録音に立ち会った私もなんとなく彼女が主?と、まあ何も考えずお手伝いしてたが。書かれた方はこの演奏を第三者的に聴かれたので演奏の本質を掴まれたのだろう。身内とか友人とかはつい無自覚で色眼鏡を通してしまう、しかし現実はズバリ、大竹さんがリーダーなのだ、このライターさんがいなかったら奈良ゆみがひっぱる怪しい妖怪音楽グループとしてのマイナー評価で終わったことだろう。いずれにしても友人としてとてもうれしいことだった。

 

思いの他の展開でレーベル会社の第一ロットも底が見え始めたようだ。市販CDの音質をフェニックスの如く蘇らせる技も見つかったし、最高のCDRでマスターからフェニクソロジーでCDRを作成したらと考えるとワクワクしてくる。インフラノイズファンの方が欲しいと思われるかは?である。マスターは私の所有なので著作権は問題無いだろう。しかし考えてみればフェニクソロジーで原盤から作成できる音源はいくつかあるではないか?

 

今回新発売のターンテーブルアキュライザーがとんでもないものだと認めて下さった方々が、いつもの画に描いた餅を欲しいと言ってくださるならやってみたい気もするが、年齢と共にだんだん..........言うだけになって行く。

 

2022.4.16

 

大竹さんのCDが音楽現代で紹介された。なんと推薦で準推薦が高橋悠治なので笑ってしまった。コメントで大竹さんのヴィオラは武骨に官能的とある。確かに市販CDでは彼の表現が少し荒っぽく聴こえるので?マークが出た。しかし私のマスターではそうは聞こえない、まあ変態的ではあるが武骨というより、かっこつけない音を出す。本人が聴いてもマスターと比較して、一生懸命やっていることが無くなっていると聞こえるらしい、言い換えれば変態音が普通の音になってしまっている、がっかりしたらしい。

 

これについては私はもう何度と無く経験して、音源のコピーでは克服出来ない現象とあきらめている。マスターそっくりの音はいくら上手くコピーしても、最上と思える器材を使ってもそっくりは無理なのである。ましてマスターから市販CDになればそっくりで無いというどころか、とんでも無い差のモドキに変化してしまう。これはプロの世界なら仕方の無いこと、腕ではどうしようもないと諦めている周知の事実。印刷物と元のネガの差である。

 

もう少し解り易く説明すると例えば音質が最良と思える業務用のCDRレコーダーを2台用意して、CDRは今もう製造されていない、過去最高のCDR,太陽誘電That's CD-R 74MY(今は一枚2000円以上のプレミア!)を使ってもそっくりにはならない。悔しいがインフラノイズ デジタルアキュライザーを接続ケーブルに繋いでもそっくりにはならない。

 

オーディオ的にはとても良く出来たコピーなのに、なにが違うのか?オーディオ音としてはそっくりなのに、音楽的にはそっくりで無い。変態濃度やフェロモンが無くなっているのだ!

 

分解能、周波数特性、歪、パルス特性etc. フルに現代科学の力も借りたオーディオ的なそっくりさんは成功していると思える。アナログよりデジタルは波形の再現性とコピーの忠実性に優れている、そしてハイレゾ化によりますますそっくりが可能になってきている。でもそのそっくりさんはモドキである。

 

絵画の複製と同じでA.I.を駆使しても名画の複製は香りやフェロモンが抜け落ちる。もちろん複製と本物を見分ることが出来ない人はいる、専門家でも見分けられない人はいる。音楽も同じで最先端オーディオの音源コピーを聴き分けられない人もいる。絵画と同じでオーディオの専門家でも聴き分けられない人もいる。この変態濃度とフェロモンがあるためにそっくりの音楽コピーが出来ないのである。かたちの忠実度が完全でも音楽フェロモンが抜けるからである。

 

しかしである、今回の新製品ターンテーブルアキュライザーの開発、製品化でかなり苦労したのでそっくりさん作成不能の原因のしっぽを掴んだ。いずれそっくりさんを見分けることの出来る音楽好きの方に製品化しようと思っている。フェロモンの抜けた市販CDからコピーを作成、フェニックスの様なそっくり度の再現には既に成功している。生きてる間には製品化出来ると思う。具体的には上述の市販CDRからCDRへのデジタルコピー時に接続することで奇跡が起こせるデジタル機器だ。

 

 

 

2022.4.6

 

大変長らくお待たせして申し訳有りませんでした。新製品のターンテーブルアキュライザーは今月の下旬に発売開始の予定です。いつものように試聴感想を頂いた方にはお礼として非売品、ダンパーフレークをお送りします。よろしくお願いします。

 

 

  

 

 

ターンテーブル整音器

 

 ターンテーブルアキュライザー TACU-1

 

 

ターンテーブルはレコード盤を回転させ音溝に記録された波形をカートリッジで電気信号に変換させるための機器です。レコード盤を定速で回転させる目的で回すためのモーター、制御電子回路、ベルト、ギヤ、アイドラー、そしてまるで釣鐘のような形状の鳴きやすい円板などから構成されています。これらはアコースティックなノイズや電子雑音を発生します。カートリッジは音溝のピアニシモまで拾う能力が有りますから、発生するアコースティックなノイズを常に拾うことになります。ターンテーブルの軸受けに使うオイルでも音質が変わります、軸受けの軋みやベアリングの音がオイルの音響的性質により変わるからです。オイルの違いくらいで音質が変わるのですから、モーターの回転音、ターンテーブルの形状と素材、アイドラーのゴム、ベルトドライブのベルト、糸、材質などの組み合わせで複雑に音質が変わります。カートリッジ、アームの優劣を検討する以前に物理的な性能の優劣だけで構成すればどんな結果になるのか設計者にも予測出来ません。手で持てないくらいの石臼のような円板をガット弦で回せば素晴らしいものが出来るに決まってると反論されるかもしれません。定速性能、慣性モーメントの関係する物理性能のおかげで卓越した性能が約束されても音楽再生に良い結果が出るとは限りません。歴史のふるいにかけられてプレミアの付いた、トーレンス、コラーロ、ガラード、EMTなどの名器は物理的な性能だけで無く、音楽再生に良い結果が出るよう設計されていたからこその結果です。

 

ターンテーブルアキュライザーは音楽再生を一番の目的としないで、物理的性能を追いかけて造られたターンテーブルでも素晴らしい音楽再生可能とします。ピアノのメカニズムからアイデアを頂きました。ピアノという楽器はメーカーや年代により優劣が有りますが、調律、整音により音質は大きく変わります。またそれ以上に演奏家により大きく変わります。他の楽器と比べ構造的には幼児がキーを押しても名人が押しても同じ音が出る扱い易い楽器のはずです。しかし実際では音楽的に聴くと音色は似たものの大きな差が有ります。指で押すだけの行為なのに、スピード、加速度、ストップなどの細かい、口で言えない、技術的に第三者には説明しにくい僅かな差なのですが音色でなく音楽として比べると雲泥の差となる不思議。この様にとても演奏の難しい楽器ですのでキー以外の操作も大きな音楽的差を起こします。それがペダルです。名人はいろいろなペダルテクニックを持っていますが中でもハーフペダルというテクニックが有ります。一番良く使われるペダルのダンパーペダルはピアノ弦の響きをフェルトを押し付けることで鳴らしたり、止めたりする機能が有ります。ハーフペダルとは止める、鳴らすのON/OFFとして使うだけで無く、半分踏んだ状態、すなわちフェルトがわずかピアノ弦に触れるようにするのです。音質は音の濁りが無く、響きもある同時にある極めて音楽的なものとなります。これは誰でもやればそうなるというもので無く演奏者の表現意図にしたがってやって初めて値打ちが出るという高いレベルのものです。

 

ターンテーブルアキュライザーはこのハーフペダルの原理をターンテーブルに応用したオーディオでは初めての発想によります。フェルトは品質で大きな差が有り、著名なピアノ、スタインウエイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタインなどのハンマーは自社生産では無く、ドイツのレンナーと言う会社がそれぞれのブランドに音質を合わせたものを提供しています。ターンテーブルアキュライザーは品質の高いフェルトの形状をターンテーブルの響きを最適に整音するように加工、樹脂による音質調整を行っています。このフェルトがターンテーブルの軸に触れることによりターンテーブルの響きを整音します。上述のハーフペダルのテクニックをターンテーブル軸に行っていることになります。フェルトはピアノハンマーにも使われますが、実際の整音は一つのキーごとに音を聴きながら針を入れたり、ヤスリをかけたり、樹脂を含ませたり、ピアノワイヤーに当たる場所の凹凸を変えたりとかなり面倒な作業で、調律師さんの経験と感性に左右されます。フェルトはこんなに扱いが難しい素材ですのでターンテーブルアキュライザーはターンテーブルの音質向上以外への応用はお勧め出来ません。フェルトは細かい羊毛を固めたもので、圧力をかけ過ぎるとその性質は大きく変化し、弾性の無いブロックと化します。ターンテーブルアキュライザーの外観はEPアダプターやレコードスタビライザーと間違うような形状ですのでインシュレーターとしてはどうか?当然に思い付かれるでしょうが、フェルトに圧力をかけてはだめだということを思い出してください。軽くタッチして音が良くなりそうな部分がオーディオ装置にあれば?可能かも知れませんが、ターンテーブル専用に音を徹底的に合わせましたので、これもまたお勧めできません。どうぞターンテーブル専用にお使い下さい。外観はいつもの様にと言うよりは、一切の外観のためのデザイン的な配慮は行っていません。現実のピアノハンマーや周辺のメカニズムも当然に外観的理由による配慮は皆無です。これと同様だとお考えください。

 

使い方ですがレコードをターンテーブルの上にセットしてからターンテーブルアキュライザーをスピンドルに差し込みます。一般的なレコードスタビライザーと同様の使用方法です。セーム革の面が上面です。逆に使用することは整音が狂いますのでご注意下さい。EPアダプターを使用する45回転盤の場合は可能であるならレコードをセットしてEPアダプターを抜いてからターンテーブルアキュライザーを差し込んでください。EPアダプターを外せない場合はEPアダプターの上にセットして下さい。エージングは特に必要有りませんが数時間使用後くらいから音質はアップしていきます。整振樹脂が蒸発して抜けて音質が劣化することは有りません。音質改善効果は半永久的です。

 

 

 

 

[規格]

 

● 内容        ターンテーブル用整音デバイス 

● 外形寸法     直径32mm  X  厚さ11mm   

● 重量        4.5g

● 構造         特殊フェルト、整振樹脂、セーム革              

● 価格        \14,800.-(税込み)

 

 

 

 

 

 

2022.2.23

 

親友の天才ヴィオラ弾き大竹徹のCDが発売される。

 

入手方法は直接彼にメールして頂ければ送料込みの2500円で送ってくれる。大手のレコード屋さんでも入手出来るとは思うが送料無料でこちらの方が早いかな?3月初旬になるらしい。(メッセージを送ってもらったら 銀行口座を知らせます。toruo@aol.com 大竹徹)とのことです。よろしくお願します。

 

 

 

 

 

私は友達が出来る過程に子供の時からあるパターンがある。クラスも学年も違うのに何故か最初のきっかけ、近づいてくるのは相手の方なのが殆どである、ただし同性に限るのだが。爺さんになって今も皆さん不思議がるのは、子供から爺さん、婆さんまで年齢、性別、分類の難しい性別に関係無く友達が多いことだ。またあまり自覚は無いが他人から見ると外人さんみたいに知らない人に平気で話かける習性が有るらしい。この点から見るといわゆる善い人みたいだけどそうでは無いと思う。家内に言わせると私の為に我慢が多く他人の才能の芽を摘み取る悪い人らしいが、まあ夫婦間のコメントだから。30年ぶりに会う小中学の同窓会では始まると同時に女の子?すでにおばさんが10人くらい並んだ、何事かと思えば○葉ここにきて皆に謝れと言われた。さんざん女の子をいじめてきた詫びを入れろとのこと、当時は罪の意識全く無くて言われればあると思いだした。今になったら可哀そうなことをしてきたものだと勿論反省している。これが10代以降も続く自覚有りのいじめならもちろん犯罪だと思う。大人しい顔しているが本当は悪い子供だったのだ。ただ性格的には乱暴では無いが無謀らしい。自動車レースをしている時はプッツン○葉、スキューバダイビングを始めようとした時には性格からして危ないから絶対やめろと止められた、アーチェリーでは初めて一年でシングル(90m的)の試合に出るとクラブで皆さん心配された、無視して出続けたら10年くらいしてそんな人は回りに一人も例が無いと知った。顔に傷がある人に接すると殺意がわいて苦労する、しかし怖がりだから行動で結果に問題は出ない。いや30歳くらいまでは問題ばかりだったかな?そうだった、大人になってからもオーディオ評論家のE氏から初対面でお前は横上破りだと言われた、付き合いも無いのによく見抜いていたのだと思う。そのせいもあってかインフラノイズ=付き合うなというのがオーディオ評論家仲間では常識だったらしい。

 

中学に入ると例のごとく他のクラスのN君が近づいてきた。すぐに仲良くなって彼の家には入り浸った。ご両親は自動車関連会社経営の文化人?クレデンザこそ無かったが大型のレコードプレーヤーは勿論大きなスピーカーもあった。Lクラブとかの会員で裕福そうな?方が出入りして近所からは○○サロンと言われていた。そのN君と一緒にデビッドリーンのアラビアのロレンスを観に行った。二人共えらく感激しオレンス、ピーターオトールのファンになった。そういえばN君は凄い男前で背が高くピーターオトールみたいな雰囲気があった。女生徒に良くもてた、なにしろ下駄箱につけぶみが入るので有名だった。そんな彼は駅弁大学時代に首を吊って今いない。アラビアのロレンスが二人に影響したとしたら無謀さを美化することだけだったのかも知れない。

 

天才ヴィオラ弾きのO君は高校での親友だった。同じクラスだったのでどちらが先に近づいたのかは分らない。関西では代表的進学高だが、彼はもっとも入学者数の多い中学では一番で卒業だったから当然にT大かK大に行くのがお決まりのエリートだった。ところが彼の運命は私と親しくなって狂って?しまった。授業をサボっては公園に行ったり、制服を着たままパチンコ屋に出入りした。当然のことに50人ほどのクラスでどんけつは私かO君に決まっている。二人とも宿題をしてこないのでどうにもならない。私なんかはイニシャルAだから当てられる順は真っ先のはず、でも先生は無視して私の順をとばした。クラスでは存在の許されない邪魔者だったのだ。点数は殆どの場合0点だから級友は二人を馬鹿にした。バカに馬鹿にされるのは許せないとO君と相談して生物の試験だけ勉強しとこかということにした。結果満点はO君、次は一か所間違えた私だった。級友は本当に驚いていた。予習だけではどうにもならないプラナリアを切断する実験の問題だったように記憶している。その後O君は国内では有名なエイズ研究者となった。

 

残念ながらそれからも二人は人並みに勉強したわけでは無い、生物と音楽だけは別だったが。悔しいのはシューベルトの冬の旅を歌うテストでO君は一番。私はそんなに悪くないが不本意な点数だった、今思うと当たり前、音楽的才能の差なのである。そんなO君は一浪して駅弁大学に、私は現役で気楽に自動車で行ける私学に行った。何とか卒業はしたが当然ながら一流企業への道は無かった。後には彼は大道芸人になるし、医学部卒でないのに発明のおかげ?で医者になった。後にも先にもそんな例は聴いたことが無い。

 

彼が一流大学に行けなかった原因は私にあるのは間違い無いと本人も私も思ってきた。その責任は私に有るのだとずっと抱えてきたトラウマが突然昨夜解消された。私が録音していた彼の演奏が今回CDとして販売されるというのだ。これはおまえのおかげだと言うので、それで過去の罪を許してくれるか言ったら、許すぞときた。まあ冗談で言ってきたのだが本当にやれやれの気持ちだ。今思えば二人の級友にY君がいた。寡黙でガリ勉だったので親しくは無かった。ところが最近素晴らしいことにノーベル賞を受賞され何度もテレビに出ておられる。TVで陽気に話される、とても想像出来ないくらいイメージは違った。もちろんうれしいことで嫉妬心は全く無いが、私と親しく付き合う事無くラッキーだったとは冗談でも言えない。世の中は結果が全てである。知人の名声に便乗して自分の値打ちを上げようとする恥ずかしい行為も全て?親友のためとお許し頂きたい。

 

脱線というか?長い前置きで始まったのはO君の紹介にカコツケて日記に若い頃を懐かしく書いても許してもらえそうな年齢、末路?になってきたからだ。ビジネスが大事と普通のやり方で経営してた頃ならこんな超私的なこと書けない、今なら趣味、道楽100%のインフラノイズだから老人のつぶやきと勘弁してもらおう。

 

今回発売されるO君演奏の録音で2回のライブコンサートの中から良いものを選んだらしい。O君は演奏に自信があるので早くCD化したかったのだがレコード会社は販売数に期待が持てないと実現が伸びてきた。しかし共演の奈良ゆみは活動の本拠地がパリで日本より外国では有名な歌手だ。残念ながら単独では全く売れないだろうから彼女とのコラボと少しは期待したい。

 

サンプル版のCDのタスキを見て安心した。音楽学者細川周平のコメントで実に上手く書いてある。紹介するのにどう説明するか悩んでいたのだがこの方の文章表現力には脱帽する。あえて補足する必要は無い。

 

このようなジャンルの演奏を好んで聴き楽しむのは心の自由な人だ。一般的な演奏だけを聴く方では思考の引き出しにはまる場所が無いからだ。まあオーディオ音源としてなら価値もあるが理解出来ない演奏だからすぐ聴かなくなってしまうと思う。そんな人は自由な心を持たない、持とうとしかないからである。自分の理解が思考のベースで有り理屈でいつも物事を考えるから、未知のもの、抽象的なものは避けてしまう。またそれは自己防衛でもある。そういう私も充分にその傾向が有るのでフリージャズとかアバンギャルド、抽象画は好きとは言えない。高校生時代にフリージャズを聴いて頭の中が勝手に興奮して喜んだがすぐに脳が否定した。この種の音楽を受け入れたら他の一般的なクラシックが聴けなくなってしまうのかと恐れたからだ。心の底は自由なくせに生きる為の損得では邪魔になるからとの選択だったようにも思える。本質は自由なクセに自由に生きると暴走して損をする、だから充分ブレーキをかけて生きていく。ブレーキ無ければ危険人物だけれど高性能ブレーキ付なので音楽だけは自由にすれば良いのに。ただの臆病者なのかも知れない。

 

O君達の演奏、即興?アバンギャルド、フリージャズ?ミュージックなんというジャンルなのか知らないがO君がもっと大物になればこういうのかな?

 

タルコフスキーの映画は難解だとされておりし本人は言う。私に何故と聞かないで欲しい!

 

O君も言うに違い無い。内容や動機について私に何故と聞かないで欲しい

 

 

2022.2.18

 

新発売される大竹徹さんのCDの録音は私がやりました。96Khz,24bitのハイレゾ録音です。マイクはワンポイントでインフラノイズでチューンされた自慢のコンデンサーマイクです。マスタリングはALM RECORDS,コジマ録音さんで行われて44.1KHzに変換されています。

 

チラシを用意してるくらいだからかなり売る気ですね。内容はアバンギャルド?で一般的では無いですが、録音品質、音質、オーディオソースとしてパーカッション、声、珍しいヴィオラの重要なパートと機器テストにも向いています。演奏に興味を持てない方もどうぞお試しください。親友のためにインフラノイズ推薦です。今は親しいオーディオライターさんがいないので残念ながら音楽誌、オーディオ誌では記事として乗らないかも?でもレーベルの方からレコード芸術とかにアプローチはあるかも知れないので記事として掲載されることを祈ります。皆さんよろしくお願いします。

 

 

 

 

2022.2.16

 

順序が逆ですが早くもダンパーフレークの試聴感想が届きました。新製品お待ちの皆さん申し訳有りません。ふざけているのでは無いのですが、ターンテーブルアキュライザーは思う以上に製品化難しいです。

 

2022.2.16ブログで御紹介したアリエナイザー試聴感想を頂いたHさんに例外的に新非売品:ダンパーフレークをお礼にお送りしましたが、びっくりするほど早くダンパーフレークの試聴感想を届けて下さいましたのでご紹介します。順序が逆ですがよろしくご理解お願いします。

(画像は英語たいむさんからお借りしました)

 

 

いつもお世話になります、Hです。

 

お忙しいところ、ターンテーブルアキュライザー購入者へのプレゼント品「ダンパーフレーク」をお送りいただき、大変ありがとうございました。2/15(火)に到着しました、もしかして一般ユーザーとしては、第一号なのでしょうか?アリエナイザーの購入者なのに、ご配慮いただき申し訳ありませんでした。もの凄く嬉しいですが、試聴感想については責任重大ですね。

 

いつものように、静かになる夜中まで待ってから試聴しました。

コロナワクチン3回目の接種日と重なってしまい、副反応で正常な評価ができるか心配でしたが、結果が文句なく素晴らしかったので、早めに感想を送ることにしました。

 

まずは、音楽再生しながら、スピーカーのサランネットを外し、バッフルにユニットを固定しているビスを一旦緩めた後、締付けトルクをやや少なめにしてから、ビスの頭に「ダンパーフレーク」を貼りました。10枚/袋の内、片chに4枚で、計8枚を貼りました。ユニットのビス固定部分のコルクガスケットの抉れている部分が丁度10φmm位なので簡単でした。この時点でもう音質変化を感じましたが、まだ2枚残っているので、PC側のUSBケーブル端子に1枚、DACのガラスパネルにも1枚貼りました。

 

そしてじっくり聴いてみて、その効果に驚きました。

 

音が生々しくなり、リアル感がこれまでと全く違います。シンバルが本当に金属を叩いているかの様な音になり、ピアノがハンマーで打って(表現が下手でスイマセン)いるのが分かる様な感覚がします。女性ヴォーカルはよりキュートで魅力的になり、高解像度で、SNも良くなりました。今の音に、もの凄く満足しています、それにつけても紙のような物でこんなに音質改善するとは思いませんでした。

 

素晴らしいプレゼントを、本当にありがとうございました。

 

スピーカーキャビネットの天板に載せているツイーターのJBL075(10kHzクロス、-6dB/oct)にも貼りたいと思いましたが、枚数が足りません。非売品なので、入手するにはターンテーブルアキュライザーを購入するしかないか・・。

 

なお、アリエナイザーのその後ですが、ある時を境に覚醒しました。説明書にある通り、演奏者の個性がハッキリ分かる様に進化しています。こちらも素晴らしい商品です、あまり売れなかったとは、非常に残念です、多くの人に知ってもらいたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

2022.2.10

 

 

アナログディスクを再生される方はオーディオ人口の中ではわずかだ。だからアナログ専用のアクセサリーを発売するには在庫を抱える覚悟が必要だ。

先日ちらりと情報を出したターンテーブルアキュライザーはその効果が絶大で国内盤のディスクがラッカー盤とまでは言わないが完全にオリジナル外国プレスに酷似してしまう。300セット製造したとしても100セットしか売れないならコストは3倍になる。どうしても欲しい方には他に変わるものが無いと納得して頂き感覚的に倍位の価格で購入頂くことになる。発売するか、否かに悩んだがオーディオ命の使命と割り切り、買って頂く皆様には高いのは仕方無しと思ってもらうことにした。発売はもうしばらくお待ち願いたい。材料は手配してしまった。また順序が逆になるけれど、下記に非売品、ダンパーフレークの紹介をさせて頂く、通常の感覚では無いオーディオメーカー?もはや下町のハンドクラフトオーディオショップなので仕方無しと思って下さい。

 

 

 

 

 

ダンパーフレーク使用に関して

 

 

 

昔オ-ディオで大流行したチップのようにそこら中に貼りまくることが出来る楽しいグッズです。アルミニュウム円板打ち抜きやガラス、その他の材質をオーディオ機器のパネルやガラス窓、スピーカーバッフルに貼ると音質が変化します。音が良くなるというより音色が変化します。変化するのですが場所をヒアリングで決めないといけません。ここに貼れば良いだろうと思ってデタラメに貼ると音質は劣化します。貼れば良くなるだろうと貼っても、貼る場所、位置を探さないと改悪になるかも知れない危険が有ります。

 

ダンパーフレークはそんな貼物とは似ていますが少し違います。ダンパーフレーク自体が整音作用を持っていますので貼る場所の間違いで音質劣化することは少ないのです。とは言うもののやはりヒアリングで決めないと整音が行き過ぎてチップと同じく弊害が出ます。USBダンパーと同じく使い過ぎは厳禁、ヒアリングのみで採用、不採用を判定と同じように扱ってください。カートリッジシェルやパイプアームに貼る、CD盤、レコード盤に貼る、スピーカーユニットの止めネジの頭に貼る、ケーブルチューナーみたいに使う、RCAコネクターの金属部に貼るとか、応用は無限です。両面テープの粘着力はとても弱いので貼ったり、剥がしたりが簡単で思い切り遊べます。決まれば強い両面テープで貼りなおせば安心です。パイプアームやシェルには大きな効果が有りますが貼る場所や量の判断はかなり難しいです。アームではパイプの中心や端から初めて1mmづつ動かし最適の場所を探します。お使いのカートリッジの魅力が失せたり、ダイナミックレンジが狭くなるなら使用しない方が良いと思います。カートリッジにもWTPされた名器が有りますからカートリッジの持ち味を優先します。あくまでダンパーフレークは脇役です。

 

電気接点のあるところや振動により再生音の変化する場所には殆どの場合に効果はあると思われますが、音質的な害になることもあるようです。例えば使用していない機器(電源オフ)のコネクターでも音は変わりますが単なるカラーが付け加わる感じです。その場所が振動している場合には使用していない機器、場所(窓ガラス、冷蔵庫の扉、使用していないスピーカー、バッフル、保護網、SPユニット振動板など)でも効果があることが多いのでUSBダンパーとは少し異なります。

 

USBダンパーと同じく端子類、USB端子、LAN端子、機器の電源スイッチのノブ、電源ソケット、AC差し込みコンセントとプラグなどに効果が有ります。貼る場所、枚数などを良く検討してから使用して下さい。試しに貼ってみて直観的に判断、悪いと感じたらすぐに剥して、迷っても剥す方を選ぶべきです。良くなるより悪くなるものを無くしていくのがオーディオでの正攻法です。良いところを集めても加算しないのは氾濫するオーディオアクセサリーが物語っています。良い音の部品を集めて作った自作アンプは残念ながら音の良いアンプになりません。安物の部品でもおかしな音、個性的でない普通の音の部品で造ったアンプのほうが良い結果が出るのは皮肉なことなのですが。

 

※ブレーカーや配線、トランス、機器内部などでの電源関係への使用では燃えやすい材質ですので、ACプラグでのトラッキング現象があるように一つ間違えば感電や出火などの事故につながりますので十二分に気を付けてください。

 

 

 

 

 

2022.2.9

 

Hさんからアリエナイザーの注文を頂いたので少し元気になってきた。ターンテーブルアキュライザーも早く売り出さないといけないし。

 

今まで何度と無く書いてきたが若い頃S社がかなり本気で、それまでは真空管アンプの時代だったがこれからは優れた性能は半導体のアンプだと高級セパレートアンプを発表した。なんと比較したのがマランツ7,優れた物理性能が音質を決めるという歌い文句だった。そこでマランツ7を聴いた、? マークだけが頭一杯で論理的にその新製品をけなす自信も勇気も無い若い頃だ。マランツ7が今では300万円ものプレミヤが付いてると知ったこの自信に満ちた半導体アンプの関係者はどう思うのだろうか?この時くらいからが日本のオーディオマーケット黄金時代、間違いのオーディオスタート、オーディオビジネスを活性化するための雑誌を取り巻く方々の活躍が始まった。そして私は憧れの高級アンプメーカーに勤めた。音の秘密、音楽などと無縁?と思える集団がオーディオ製品を大量に造り上場会社規模で成り立っていた不思議な時代だった。5年勤めて理解して、若くて元気だったから自分がやろうと始めた。そして現実の前に挫折した。経営に興味を持ち失敗してまたオーディオに戻ったことは幸せな結果となった。そしてオーディオ界は今は当然ながらその黄金時代はみるかげも無い。でもこの結果は音楽と無縁なメーカーであっても音楽を求める人がたくさんのマーケットがあったからこそだったのだろうか?残念ながらそうでは無くてその時代は今のようなIT無しだったのでホビーとしてオーディオはけっこうな存在価値があっただけの理由なのだろう。私が勤めたオーディオメーカーや家電大手が音楽的にも優れた製品を造っていたとしても結果は同じだったのだろうと悲観的になる。しかしインフラノイズ製品を評価される方がオーディオ人口の1%だとしてもまだまだその方達が求める製品を開発することが私の義務だと考えている。

 

同じ時代で思いだしたことがある、著名な音楽ホールの関係者で超一流の演奏の生録音、権利の関係で公に出来ない貴重な演奏を聴かして頂いた経験がある。この時は音楽、オーディオへの自信も、勇気も無かった頃、感激した、でも理解出来ない思いをずっとひきづった。再生機器のスピーカーがダイアトーンのNHKで使われるあのモニタースピーカーだった。その時以来三菱電機製のスピーカーの再生で良いと思ったことは一度も無い。何年も不思議だった。今なら簡単に謎は解ける。日本のオーディオメーカーは物理特性を追いかけてスピーカーを造ってきた。しかし欧州のオーディオメーカーは良い音楽再生のために物理特性を良くしようと努力していた。似ているようで全く違う、答えは簡単だ、目的が全く違うのである。良い音とは何か?どういう特性にすれば音が良くなるか?いや音で無く音楽とは何か、良い演奏とは何かと言い換えた方が解りやすい。なぜ日本製のスピーカーが海外では評価され無かったのかの答えがここにある。ショパンコンクールで日本人が何人も活躍する時代になったから日本のオーディオ製品も海外で評価されるのはこれからだ。若いオーディオ技術者に頑張って欲しい。

 

NHKのプロ用モニターがなぜあんな音を出したのか?ここにも世界に認められる日本製オ-ディオ製品開発への答えがある。あの時の音源はスチューダーで録音したマスターテープだったのだ。音楽的に?でも物理特性優秀のスピーカーなら、アンプも?マスターテープならあんな結果が出る。安物のPA用スピーカーでも音源がライブでマイクからの音なら音がおかしいなんて感じるのは少ない。

 

(1)WTPSPで再生するYoutubeの圧縮音源も (2)スチューダー録音のマスターテープ再生の国産シングルコーンスピーカー再生音もそっくりとは言わないが良く似ているのは確かである。皆さんの為には(1)で何とかしたい。可能性もコストも全く違うのだが現実性ではWTPSPの製品化は遥かに楽だ。なのに自分の年齢、気力、財力を考えると非現実的となる。私的な費用で宇宙旅行した凄い方が音楽が趣味でインフラノイズを知ってたらと夢みてもどうにもならない。

 

 

 

 

 

 

2022.2.9

 

ジミージャズさんを通してHさんからアリエナイザーのご注文を頂けた。コメント付きのご注文だった。「いつもお世話になります。ジャズをメインで聴いてます。新規更改したノートPCの再生音が、高精細で緻密になったのは良いのですが、薄い音で力強さが有りません。アリエナイザーに期待です。よろしくお願いいたします。」早速ジミージャズさんにお願いしてこちらの希望を連絡して頂いた。(お願いが有ります。新しいパソコンに交換されて音質に不満が出たとのことですが、パソコンは変化が激しく、性能を考えると新しくするしか有りませんが音質が良くなることは少ないです。アリエナイザーにてその問題が解消するなら喜ばれる方はたくさんおられます。結果が良ければ是非その経緯,感想が頂きたいです。次回新製品の試聴感想お礼のための非売品アクセサリーは出来ておりますので、もし今回のご感想をいただければ、テストケースとしてそれをお送りしたいと思いますのでよろしくお願いします。)

 

その後早速の試聴感想が頂けたのでご紹介する。アリエナイザーは他の製品と比較して思いの他販売数が伸びなかった。毎度同じでデザインないさ、音だけさだったのだが、それがメインの理由とは思えない。多分ネーミングがアリエナイザーと漫画ぽくて、少しふざけた感じがあったので真面目なインフラノイズのお客様には合わなかったのだろうと反省している。買い替えなくては仕方のないものとしての新型パソコンなのだがオーディオ的音質の向上と反比例して音楽的再生能力が劣化していく。ハイレゾの時代だからいくら音質が良いと言っても物理性能的に無理になって買い替えせざるを得ない。不思議な話だが困る方はたくさんおられるはずだ。Hさんの体験を参考にしてアリエナイザーで幸せになって欲しいと思いアリエナイザーもう一度と考えた。

 

 

 

 

以下Hさんからの貴重なアリエナイザー試聴感想です。

 

先ずアリエナイザー導入の経緯ですが、今までPCオーディオで使用していた10年物のデスクトップ型PC(Windows7→10へアップデート)の起動スピードが遅く、能力に対してデータ処理の負荷が高いのか、冷却ファンノイズが大きいのも気になり、もう時代遅れと感じたので、ハイスペック(当社比)の最新ノートPCに変更すれば、より良い音質が得られると思い、機器更改したのが発端です。

 

 音源、再生アプリ、配線などPC変更以外の環境はそれまでと同じ状態で、聴いてみたところ、繊細で緻密な音で、これまで気付かなかった細かな音が聞こえる様になったのは良いのですが、コントラストが浅く、低域が締まり過ぎて力強さが感じられない薄い音になってしまったのです。

 

 これでは気持ち良く音楽が楽しめないため、スピーカーのアッテネーターを調整したり、音楽再生アプリの設定を変更してみたり、AC電源アダプター(パワーデリバリー対応)を変更したり、パワーアンプを変更したり、色々試してみたのですが、どうにも気に入った音にならず、最後にアリエナイザーに望みを託す事にしたのです。

 

想像ですが、省エネ設計の電源とか、ストレージのSSDの特性なのかも知れません。

 

 JimmyJazz様にアリエナイザーを注文し、到着を待っていたところ納期予定日より早く商品が届きました。きっと私が困っていると思った秋葉社長様が、直ぐに対応してくれたのでしょう。夜中の電源環境が良くなったころ、指定の通りに設置して聴いてみました。 

 

驚くほど変わりました。

 

もちろん自分好みの方向に変わっていて、繊細でありながら五月蝿くなく、滑らかで、低音が団子にならずグラデーションを描くような感じになりました、帯域バランスも改善されました。これなら気持ち良く音楽を楽しむ事ができます。

 

お蔭様で、この音をベースにして、更に自分の望む方向に調整していく道筋がイメージできるようになりました。いつもインフラノイズ社様の商品に感心してばかりですが、今回も大変ありがとうございました、本当に助かりました。

 

 *ノートPC底面に密着しているセッティングなので、筐体の放熱スリットが塞がれてしまっているのがちょっと心配です。

 

 

 

What's New

 

 

 

2024.4.5

 

ファイルウエッブオーディオさんに

掲載頂きました。

 

アースアキュライザーの記事です。音元出版さんも時代の流れなのか若返ってます。

 

 

2024.3.13

 

ネットワークオーディオその後:

使用中のWTPモニターSPの能力が上がったので気づいた事を報告します。

 

接続されていないLAN端子は全て下の写真のようなフェルトダンプLAN端子で埋める必要有りと思います。ショートアイプや抵抗ショートタイプは効果は大きくとも音色があるのでオープン端子が無難と思います。付けて悪くなることはこちらでは無かったです。NASから再生中でも関係無いはずのルーターの空き端子でも効果が有ります。ネットワーク全体で相互作用があるもののようです。

安い部品ですのでぜひお試しください。(2023.8.3のWhats newをご覧ください)

 

 

 

2024.2.29

 

常用のスピーカーが満点になったので謎が解けそうな気配になってきた。GEのカートリッジについてである。GEのバリレラカートリッジの評価は揺るぎがたいものがある。しかしジャズを主に聴く方達に偏る感じは否定出来ない。GEがShureに代わったのはモノからステレオにマーケットが移り変わったこともあるがそれだけでは無いと思っていた。GEにステレオカートリッジがあるとは全く知らなかった。GEのステレオカートリッジ愛好者の声にはステレオが全く登場しなかったからだ。しかしステレオがあると知って入手してモノと比べて驚いた。同じ音がするのである。こんなに高いレベルの再生がどうしてシュアーに敗れたのか?常用のWTPスピーカーが満点になった今だからその謎が解けるのは間も無くだと思う。

 

 

2024.2.28

 

タンノイオートグラフ、シルバーユニット、オリジナルBOXの完成度の高さに刺激を受けて常用のモニターのネットワークをみなおしました。

結果気になっていた部分は一年ぶりに一挙に解決、自己採点は満点です。それでネットワークオーディオをさらに煮詰めたくスイッチの接続をやり直しました。結果今まで特に

必要無しとそのままにしていた接続も、LANアキュライザー無しでは駄目だと解りました。直接働いていない経路にも必要です。ネットワークオーディオの音質はアナログに比較するのが苦痛で無い、どちらもの残る差が入口の音源の差であると断言出来るレベルです。

 

決してLANアキュライザーの複数使いを勧める意図は有りません。あくまで我が家の改善の報告です、知らせずにはおけないレベルの改善なので書かずにはおられなかったのです。

 

 

2024.1.26

 

いずれ詳しく書くつもりだが去年から親しい友人の新しいリスニングルームでのタンノイオートグラフ、初期シルバーユニットの調整を繰り返してきたが、この名器の能力には驚かされ続けている。本日書いたブログのようなピアノの音色をなり分けるのは簡単である。それ以上なのは、日本盤と外盤を鳴らしわけるのはBBC LS3-5Aクラスのスピーカーならそう難しいことでは無いのだが、このオートグラフがそれどころか、米盤と蘭盤の差を楽々と出すのには昨日驚いた。悔しいことだが我が家で鳴らすよりその差が大きく聴こえる。それもクラシックの生に精通した人に限らず誰でも解かるくらいにその差を表現する。レコード会社のプレス専門家に聴いて頂きたいとその時思った。もしこのレベルのモニタースピーカーがあれば日本盤の歴史は変わっていたかも知れない。

 

 

2023.12.5

 

Mt.T2さんがLACU-1の試聴感想を書いておられる。リアルタイムからおよそ一カ月半の遅れらしいが、それでも普段と比べると超スピードアップらしい。有難うございます。

 

T2さんのシステムではLACU-1採用のAmazon musicのリッピング再生と高級CDプレーヤーでのオリジナルCD再生がほぼ同じレベルでの再生音とのこと。

 

有難い感想です。

 

 

2023.11.19

 

マユツバという極めて自虐的なキャッチでスタートした新製品、LANアキュライザー LACU-1であるがマユツバには非ずということになったみたいで一安心である。

 

全く商売熱心で無いのでオーディオに関する新しい情報にはうとい。Sさんが昨日、JJの掲示板に書かれて初めて知った。上新電機の通販サイトでLANアキュライザーを担当の方が自宅で試聴された結果、「自宅のネットワーク機器で試してみると驚くほど大きな改善が認められました」と書いておられる。オーディオ誌関係者、インフラノイズ製品愛好者では無く大手量販店の方が書いて下さったということで第三者的に見ればもはやマユツバでは無いということになる。有難うございました。

 

 

 

 

 

2023.9.2

 

 

半信半疑だったデジタルオーディオの謎?コピーを繰り返してもデーターさえ変わらなければ音質は維持されるという理屈。

 

100%肯定することになってしまった。これがアナログコピーより優れた点であったはずなのだが、今では話題にされることは無い。

 

しかし現実は全く違って、コピーを繰り返すほど音質が劣化するデジタルオーディオ!

 

理屈はあっているのだが、残念ながら現実のデジタルオーディオではデーターは同じでもデーターを扱う時点で音質に与える環境をコントロールする技術が全く欠けている。

 

データーの変化が無ければ音質の劣化は無いという盲信、本当は確信なのだが音楽を聴かない技術者には理解出来無い謎だ?

 

私にも盲信であって90%位はそうかも知れないかな位だった。しかし昨夜、盲信を前提に試みたデジタルレコーダーの改造で残りの疑心10%は崩れ去った。

 

データーが変化しなければ100%音質劣化は無い。ただしデーターを扱う環境により音質はいくらでも変化する。この表現が適切だと考え、インフラノイズとしてはデジタルオーディオの優秀さを認めざるを得ない。誤解なきように、現状のデジタルオーディオがこれ迄のアナログオーディオより優れた音質を約束するという意味では全く無い。残念ながら現実はその正反対なのだ。一部のオーディオ関係者でもデジタルが完全に優位と言う方もおられる、しかしその方と私が同じ装置で同じソースを聴いた場合には、その考えを改めないとは思えない。

 

一般オーディオ界より遥かに音楽のセンスに優れたレコード業界でもデジタルマスタリングされたレコードがある。残念ながら成功しているとは思えない。いつまでたっても素晴らしい演奏のオリジナル初期プレスを越えるリマスター盤は出て来ない。日本プレス盤がオリジナルプレスを越えることは無い。スタンパーのへたりやマスターテープの質だけが理由では無いのだ。殆どの場合はオリジナル盤の音質的メリットだけでは無くてマトリックス番号での判断とコレクタープライスが価値を決めているのだが。これはレコードの世界だけで無いから仕方が無い。

 

この事実にオーディオの秘密が潜んでいるのは間違い無い。

 

 

 

2023.8.11

 

下の写真であるが三種類を比較すると一番上のショートピンが一番となりそうだが、魔界LANワールドでは簡単に正解は無い。オーディオでは何をしても音が変わる。その中でも激しく何をしても変わるのがLANで一つの空き端子で結果が良いからと言って残りも良くならない、音は変わるのだが。

 

ノンショートの端子部品そのままだと機器空き端子のダンプ効果はあれども端子の樹脂材、形状の音が追加される。

 

どうしてもノンショートを使いたい時はフェルトか紙ダンプ無しでは採用しないほうが良い場合が多いと想像する。

 

空き端子全部やるならフェルトか

紙ダンプは必須で、ショートの場合はいくつも使うのは慎重に。

 

無駄な遊び方を書いてしまったが、

LANアキュライザーをお待ち頂くしか現状の大きな改善は無いと思う。

スイッチや他のLAN機器の交換や

ケーブル選択、電気をやめて一部光に変えて良くなることはある。

 

でも忘れないで欲しいのは、LANはオーディオ魔界である。何をしても大きく変わる、激しく変わる、交換して比べて良いと思う方を選択する、良い方を重ねていくと他の場所、例えばUSBなど、普通はそんなに悪くならないはずがLANワールドでは悪くなることは珍しく無い。

 

自信のある方はチャレンジするのも

ゲーム感覚で。苦手な方は手を出さないのが良いと思う。近づくなLANワールドが結論である。完成間近のLANアキュはコア材の焼きなまし温度が30度変わったり、線材の位置やテンションで極端に音質が変わる。

LANワールドでどんな装置でも同じ改善結果を得るには製造品質の管理という一番難しい製品になってしまったようだ。ターンテーブルアキュライザーは品質管理が不可能で結果製品のバラツキがある。これは楽器と同じで良いものほど同じものは無い。真空管やカートリッジも同じだ。

 

LANアキュも同じと言いたいが残念ながらバラツキのあるままに出荷すると効果のあるのと無いのとになってしまう。

 

こんな製品が出来るとは全く予想していなかった。オーディオに魔界が有るとは!恐ろしい場所、LANワールドだ。

 

 

 

 

2023.8.3

2023.8.3

 

LANアキュの開発が遅れているのに発売までは他の方法でLAN遊びしといてなんて、なんと!

 

まだしんどいのだけど、余りにも無責任と感じて少しやりました。

 

まだNASなんて無い頃にLANの空き端子に付けるアダプターを造ったのを思いだして、探しだしました。これはショートタイプですが、ネットでの情報では不要なLANケーブルを端子の根本で切断しただけの

オープンタイプも良いとのこと。8/1に書いた空き端子にボール紙を差し込むだけで良くなるとの件とつながってきました。電気的なノイズ云々はあるがLAN端子が振動して

音質を劣化させてることが大きいな!

 

早速実験、LANケーブル壊さずに端子だけ購入(とても安価に流通してます)してケーブル無しでもやはり効果有り、それならとボール紙からフェルトに変えてやればなお良い。

何個作っても懐は大丈夫。ただし端子を圧着する圧着工具無しでは造るのが大変ですので工具は買って下さい。これも驚くプライス、1000円位から有り。

 

2023.8.1

 

LANアキュライザーに関連するので

調べたことを書いておく。LANケーブルの種類、値段クラスについてはどれが良いのかは言えない。技術的にはおかしなシールド付の高いカテゴリーが音質に優れる?とも言えない。まあ比べて何種類もあるのを聞き比べてみたら採用、不採用はあるだろう。最初から言うようにLANは劣悪なノイズ環境だからスイッチの空き端子に紙を詰め込むだけで良くなる。無接続のLANフィルターを差し込んだり、無接続のケーブルを繋いでも音が変わる。音が変わるのと良くなる、悪くなるは別だからどうか深入りせずLANアキュを待って欲しい。ようするに音とが大きく変わる場所はオーディオにはたくさんあるのだがなにをしてもトンでも無く変わるのがLAN接続みたいだ。

 

初めからこの話を聞いて辞めておこうと思う方は100均の短いのがお勧めである。

 

どうしても何かやりたい方はLANのプラグだけ入手、ショートプラグを自作されたら良い。ネットで検索したら多分作成方法は出ると思う。

オーディオ用の他のか所のショートピンより遥かに効果有り。

 

 

2023.7.11

 

ネットワーク環境も把握しておかなければ、とLANケーブルをCAT7,8で硬いのから柔らかいのまで何種類か注文した。またLANからUSBに変換するアダプターもついでに。メリットのある使用方法があるかも知れない。LAN環境は物理的な優劣が正直に出るところには間違い無い。でも

音楽的な音質と物理的能力は別だから確認の結果はまた報告する。

 

 

2023.7.11

 

LANアキュは試作機直前です。LPからCDRレコーダーで作成したCDR,

同一音源の市販CD,LPと比較すれば

もちろんLP>CDR>CDだがこちらの環境でCDR,CDをNASに入れてNAS出力端子にLANアキュ設置して

それぞれ聴き比べるとLP>CDR>CDであるがNAS再生でLANアキュを使うとLPとCDRの音殆ど差が無い,もちろんイコールでは無いがこれ迄経験したハイレゾ、DSD、CDなどのデジタル再生とは違い,限りなくアナログに近い、装置の条件を整えてABブラインドテストで区別の出来ない方はたくさんおられるだろう。また有難いことにCDRとCDの差もかなり少なくなっている、期待を越える進展である。どうかお楽しみに!

 

 

 

023.6.24

 

よくよく考えてみたら、何とか生きてる間にやらなくてはならない妄想の実現と今開発中のLANアキュライザーはかなりクロスオーバーする。

妄想とはミュージックフェニクソロジー、すなわち音楽の錬金術という魔法である。

 

具体的に言うとデジタルファイルやその他のデジタル音源をマイクロフォン時点の音(アナログ波形)に修正する電子装置である。もちろんマイクでは無くてマイク時点の音に限りなく近いアナログマスターから復刻されたCDやハイレゾ音源をマスターの音に戻す魔法の電子機器である。

 

入力する電気信号、アナログ信号やデジタル信号をマイク時点のアナログ信号によみがえらす電子回路を内蔵したフェニクスライザーだ。

ちなみに勝手にいただいたネーミングは不死鳥のフェニックスからだ。焼かれて死んだのに生き返るあれだ。キリストの復活のような大変なものでは無い。

 

少しづつ実験しているのだが電子回路だけでなく、どうしてもメカニカルな部分、スピーカーやカートリッジのように音波と電気信号のやり取りを行う新しいデヴァイスが必要だ。超精密なもので本気で、開発費をかけないと実現しない。

 

もし完成したら業務用機器なのでかなりな高額になってしまう。だから既にインフラノイズを応援して頂いている皆さんにはどうするかは考えている。

 

例え何十万円の値段になろうと、これまでのお世話になった皆さんには

デモ機としてお渡しする、無償では無くて製造原価くらいでお譲りしたい。

 

妄想夢の実現を楽しみにどうかフォースを送って下さいね。

 

いつもの餅よりさらなるスーパー妄想餅です。超難題かつ制限された時間のダブルバインド、どうなることか?

 

 

 

 

 

 

このミュージックフェニクソロジーのわずかな部分を利用するのがLANアキュライザーです。餅の試食は済んでますのでこの秋くらいには登場させたいです。

 

 

 

2023.2.20

 

ステレオ誌2023.3月号に出した久しぶりの広告である。おかげ様でアキュライザーも今回発売のSPA-7を含め7種類にもなった。この先10種類越えるかも知れない、温めているテーマがまだ幾つかあるからだが、寿命がある内に何とか?最終はアコースティックアキュライザー、吸音材や木製反射材には非ず。ストラデヴァリウスやガルネリデルジェスなどクレモナの秘密に迫るので、オーディオ界から飛び出してまともに演奏の世界に入る。夢に終わるかどうか?若い皆様フォース送ってくださいね。

 

 

 

 

2023.2.19

 

製品の試聴感想を頂いた場合にお送りする非売品アクセサリーについてですが、非売品アクセサリーについての欄を作成しましたのでご覧ください。

 

 

2022.2.7

 

2022.2.7現在でインフラノイズ製品は直接販売は行っておりません。製品の購入はオーディオ販売店、ネット通販サイトでのご購入をお願いします。新製品スピーカーアキュライザー SPA-7のご購入については、部品材料の入手が不安定なため、販売ルートに対しても確実な納期を案内することが困難な状況です。極力最新の情報を販売ルートに知らせるように致しますが現在は確実な納期が決定されていません。供給が安定するまでは販売店での納期回答もはっきりしないもどかしさでご迷惑をおかけしておりますが、製造が安定するまでどうかお待ち頂くようお願いします。申し訳有りません。

 

 

 

2023.1.27

 

詳細の発表もまだで、物事の順序も支離滅裂で申し訳有りません。スピーカーアキュライザーはこれまでの製品以上に手作り要素が多く注文頂いて納品まで御迷惑をおかけするのは目に見えています。致し方無く本日から受注開始します。

 

スピーカーアキュライザー。SPA-7,

左右2セット。価格は¥108,000(税込み)です。また試聴感想頂けた方には非売品アクセサリーの中からご希望のものを一つお送りします。御迷惑の連続で申し訳有りません。よろしくお願いします。

 

 

2023.1.13

 

オーディオこれで辞めると言う人が出てきたらどうしよう、経済への逆風だ。心配になってきたが、自分を間違えてはいけない。超マイナーなのにアホな発想が出る。それだけ自信があるのに悔しい。

 

 

20223.1.13

 

やれやれの気持ちで報告です。大体新製品は音に良いソースでテストするのが人情。驚いたことに何でも鳴る?日頃ソースは鮮度が大事、マスターテープやプロモ盤、CDやハイレゾ、DSDなどのデジタルはあきらめて話題にしない私がこんなことを言うと人格が疑われる。どんなソースでも内容が音楽?なら何でも不満無しに鳴るでは無いか!

 

もちろん鮮度やその他は良質盤と❔盤とが同じになのでは無い、今まで以上に差が聞える。でも?盤は?なりに音楽が聞こえる、それが不満無しに。一流の演奏だからとは言わない、三流でもそこに音楽がある。ライブなら演奏が?でも音楽は楽しい。

 

こんなことになってしまった。スピアキュが起こした奇跡?

 

 

2023.1.13

 

ご心配おかけしていますスピアキュのパーツ未入荷分は発送されたそうで来週には入ります。

 

 

2023.1.7

 

いろいろのスピーカーでヒアリングテストはやったが、出荷前にしなければならないことが残っている。BBCモニターとか国産の定評あるモデル、海外の過去の名のあるモデル、これらはとんでも無い音の再生は無い。だからSPアキュでビックリするような素晴らしい再生音に変化する。しかし?マークの音のスピーカーに効果があると言えるのか?これは検証しておかないといけない。

 

まず著名なスピーカーユニットメーカーの小口径シングルコーン。何度もマイナーチェンジされているモデル。SPアキュ無しで鳴らして驚いた。耳をつんざく音とはこのことだ。ただし長い間鳴らしていないのでシングルコーンに有る現象、紙コーンの歪音が激しく出る、しばらく鳴らしたらある程度治ると思うが?

もう一台は国産SP大手のブックシェルフ多数の中で最も酷い音がした2WAYのモデルである。見かけはとても綺麗だが。わざとSPアキュのテストの為に処分せず残しておいた。

 

この2機種にSPアキュを繋ぐ。シングルコーンの音は耳をつんざく程では無い。しかし荒い音、歪んだ音色ではある。先ほどずっとそれが聞えたがSPアキュ付きではかなりコーンの歪みは聞こえるのだがやかましさが軽減されるので口径が増したような感じもする。まあ我慢できる音にはなるようだ。2wayはSPアキュ無しではシングルコーンほど歪まないが安物丸出し、ツイータは存在するなという音。BGM的な音で時々ヒステリックになる。さてSPアキュを繋ぐと、これは激しく変化した。ヒステリックまではいかないがやはり和音は破壊されるところがある。救済率としては80%くらいと思えるが素性までは治らないようだ。しかし不思議なことに時折美しい音も出だした。常にでは無く楽器や場所によるが美しいフレーズが時折聞こえる。

 

結論としては言える、どうにもならないスピーカーでも音楽的には救済能力はあるようで安心した。

 

そこそこのスピーカーなら確実に素晴らしい音を出すことを約束出来る、まだ発売して無いけど大丈夫です。ご安心ください。

 

 

 

 

2023.1.7

 

お待たせしているSPアキュライザーだが相変わらず部品の入荷待ちの状態である。だが今月中にはなんとかなりそう。手元にあるプロトタイプだがこれまでの製品の中では満足度100%,出てくる音に不満は全く無い。そして製品版でもバラツクこと無くこの音が出るお約束は出来る。

ターンアキュのような当たり外れは無い。

 

 

 

2022.12.14

 

SPアキュの販売開始は年内にと努力してきましたが悔しいことに部品の一部の入荷が遅れて無理になりました。申し訳有りません。詳細は近々発表でしたが少し遅らせます。

 

 

 

2022.11.24

 

発売は年内にと頑張ってはおりますが?電子パーツの仕入れ値は3-5割アップで信じられないものになりましたので、とても心配したのが価格設定でした。なんとか10万円以内にどうしてもと思い、かなり大変でしたが大丈夫です。詳細は近々発表できそうです。

 

 

2022.11.24

 

お待たせしておりますスピーカーアキュライザーですが、製品化の為のプロトタイプの出来上がりは、自分では満足過ぎる製品になりました。

BBCモニター、ロジャースLS3/5Aはどうしてもトップクラスのレーベルで使われるスタジオモニターの音楽再生能力には及びませんでした。BBCは放送局なのでレーベルのような要求が無いからか?と考えておりました。

 

しかしスピーカーアキュライザーにより、世界トップクラスのスタジオモニターに匹敵する再生音をLS3/5Aが出したのにはびっくりしました。

こうなると鳴らすのがとても難しいスピーカー、ローサーやAXIOM80はもちろん、ジミージャズさんのエベレストが楽々と鳴るのは間違い無いです。

 

 

2022.9.6

 

WTPspeakerはすっかり諦めて、WTPcartridgeの方が現実的だと勇気がわいている。実はWTPspeakerが無くても、その本質は他の方法で近づくことが出来るかな?と構想を練ってきた。スピーカーアキュライザーだ、スピーカーに一番近い部分でWTPをやればWTPspeakerの再生音になる?これは無理に決まってる、でも現実のスピーカーの音質が問題無いクラスなら、スピーカーアキュライザーでWTPspeakerの再生の9割近似の音が出るかも??ラッキーだ、昨夜出た。製品化のスタートを切った、今年中に製品化したいと考えている。

 

speakerの変更無しでWTPspeakerの音が出る?やっと責任感から解放されてあの世に行けるかな?

 

 

 

2022.9.6

 

カートリッジのWTP化を目指してここ半年手持ちから、新規購入までおよそ100種類の古今東西のMCからMM,IMその他を聴きまくり、分解、改造ざんまいでした。結果はWTPspeakerと同じくどうしても世の中に出したい思いになった。もちろん目標はノイマンやウエストレックスの音質、音楽再生能力以上のものを目指した。そして自信が出来た。どうするか?スピーカーと同じく今さら事業として展開など考えられない。現在のアナログオーディオマーケットで新発売されているもの、何十万円が普通だ。オルトフォンやEMTを愛してこられたアナログマニアの方がこれらを入手されて楽しまれてるとはどうしても思えない。

 

カートリッジの新製品を発売しなくても、WTPcartridgeを本当に音楽命の方に楽しんでもらえる可能性を見つけた。もちろんトンでも無い何十万円で無くアナログ全盛時代でのMCカートリッジくらいのプライスで!

ノイマンやウエストレックスの音も夢では無いようにする使命感がある。WTPspeaker販売はすっかりあきらめたが、WTPcartridgeは夢が続いている。

 

2022.8.10

 

非売品アクセサリープレゼントについてのお知らせをブログ8に掲載しました。新製品の試聴感想はこれまで通りブログ欄に掲載しますが、新製品以外の現行製品の試聴感想はUsers impression欄に掲載します。

 

 

 

2022.7.7

 

超弩級ヴィンテージのターンテーブル、しかもSPレコード再生でもお役にたっているみたいです。もうこれ以上は望めないオーディオの世界が有ります。TKさんのリスニングルーム専用の建物はもうすぐ完成、この3年は遠くに出かけないので旅行とかは完全に過去のことになってますが生きてる内にお尋ねしないといけない。

 

https://tkeuropa6.exblog.jp/30001440/

 

 

2022.5.12

 

いくら優秀なMMでもMCより優れたものは無いのか?Shure後期モデルも残念ながらMCの能力を超えることは無かった。音楽的にはMMの方が優れていいるところも有る。カートリッジで物理的に考えれば針、カンチレバーの重量は軽いほど良い、磁力は強いほど良いのは間違いないだろう。だからMC以外でも振動系の質量が少ないほど良い。スタックスのコンデンサー型、光電型などは物理的に軽く造れる。光電型も最近復活したらしい。メリットはあるのは間違いない。しかし肝心の音楽再生の完成度が低い。最新のは聴いて無いので知らない。

 

MM型でもADCのは振動系が凄く軽い。厳密にはIM型と言って磁石をもたずパイプ状の磁性体を外部磁石で磁化させる。磁石が無いのでMM型の中では振動系が最も軽かった。確かに他のMM型と違いニュアンスがあるが馬力が無い。替え針を4本くらい持っていたので聴いたがそれぞれ違う音だ。でも共通した特徴、振動系の軽い音がする。この時代にはまだ協力なネオジュウムとか無かったが今はある。それで手持ちの磁石を針の裏に付けてみた。やはり発電が上がるのか音圧はかなり上がる。馬力も出てくる、しかしネオジュウムの音、これはだめだ。思い付いて今回のプレゼント品、ダンパーフレークが丸磁石と同じ大きさ。貼り付けたら不満が消えた。これはシュアーより上だ、しばらく使ってみよう。アナログは反応が早くて楽しい。

 

 

 

 

2022.5.2

 

こうやってMMばかり、また国産のMMもいくつか聴くといろいろの音があるがTACU-1を使うと殆どが許せる音となる。安価な国産のMMと国産のベルトドライブ、プレーヤー付属のアームとTACU-1で充分な音が出る、いや充分というより出来るだけの対策をしたデジタルシステムよい遥かに上の音が出る。今頃、何を言い出すのか?GPSクロックやアキュライザー、ケーブルとデジタル製品ばかり開発したくせにと言われそうですが、アナログとデジタルとに2極化したオーディオの時代がきたのでしょうか?

 

アナログを辞めてしまった皆さん、

安価なプレーヤーとカートリッジで

また始められたらショックを受けられるのは間違い無いです。でもこれで音のツボが確認出来るので、腕が上がるからデジタルもアナログにさらに近づいてきますから問題有りません。

 

 

2022.5.2

 

ターンテーブルアキュライザーの

出荷が落ち着いたのでやっと自分の時間が出来ました。今まで使ってきたカートリッジは主に、SPU,EMTとMCタイプばかりでした。何が最高かと考えると所有してはいないで欲しいだけだが、もちろんノイマンです。

 

なぜMCばかりかの理由は主に、MMでは弦の音が鳴りきらないからのようにも思えます。MMに入るのか?解りませんがデッカは唯一許せますが。

 

手持ちのMMはたくさんあるので引っ張りだして何十年ぶりで聴いてみました。楽しいです、いろんな音がして。

 

エンパイヤ、グラド、ADC,シュアー、エラックその他聴くとシュアーがやはりクセの少ない普通の音に聞えます。ジャズ専門の方が好まれる

M-44は最も標準的ですが、私には少し荒い音でレガートしません。V-15になるとこの荒さが無くなりレガートしますが無難で魅力がなくなる、

くせの無い美人でしょうか?ところがシュアー初期のM-7は良いですね。音色もバランスも良く、ピアノも良い、だけど振動系が重いのか高域が無くなる、ツイーターの無いシングルコーンに似たバランスか?なので弦に問題が?という感じで楽しんでおります。

 

でも私がジャズだけ聴くならこのM-7だけ残して後は要らないかな?

素晴らしいカートリッジですね、MMもやはり最初期が一番良いのかな?

 

 

 

 

 

2022.5.1

 

EP盤を聴かれる時にターンテーブルアキュライザーを使うにはEPアダプターを外して使って欲しいと取説に書きました。手持ちの樹脂製やアルミのアダプターの音質的害が大きいからです。しかもTACU-1の直径はEP盤の穴よりわずか小さいのでEPアダプターの代用にはなりません。アダプター無しでEP盤をかける場合は

盤がセンターからズレてカートリッジを痛める可能性が有りますのでご注意下さい。ボール紙をカッターコンパスを使用して薄いEPアダプターを自作するのが音質を損なわない方法でしょう。

 

 

 

 

2022.4.14

 

ターンテーブルアキュライザーの受注は来週月曜からお願いしますとマーケットに連絡したのだが、昨夜第一ロット全数が最終ヒアリングで不合格、手作りなんで全て廃棄。5月早々には出荷しますというのが不安になってきた。原因は材料のわずかな純度不足。ワイン原料のブドウ栽培で農薬や肥料の味があるとなぜか解かる、その経験が重なると野菜や日本酒まで同じだなと解ってくる。それと同じだ。音も同じで問題のある音があるとそれは消すことは出来ない。

 

幸いなことにカートリッジなんかだったら、大変。第一ロットの廃棄で

これは廃業の運命だったかもしれない。

 

気を取り直して再スタートします。

 

 

2022.4.6

 

これまでのインフラノイズ製品の中でも最も小さなマーケット用と感じる新製品、ターンテーブルアキュライザーなのだが、娘からヤフーニュースに載ってるよと電話があった。

 

驚いたわけでは無いが、なにか資源の無駄使いをしたようで、かなり後ろめたいです。

 

https://www.phileweb.com/news/audio/202204/01/23228.html

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/df1c0e5d570d2f9951b4f6dc76cd0aed7bb16c81

 

https://www.excite.co.jp/news/article/phileweb_882597691599060992/

 

https://news.goo.ne.jp/article/phileweb/trend/phileweb-news__audio__23228.html

 

 

2022.4.1

 

とてもお待たせしてしまった、ターンテーブルアキュライザーですがいろいろの問題を解決!新発売が可能となりました。4月下旬予定です。

エイプリルフールでの発表になりましたが本当です。間も無く詳細は発表します。オマケのダンパーフレークも間に合いますのでお楽しみにどうぞ。先日ヤリスに標準装備のカーステレオでUSBメモリーに入れたパルティータが心地よく聴けたので?考えてみたらメモリーにダンパーフレーク貼ってたのを忘れてました。剥がしたら途端に安物カーオーディオに戻りました。我ながら凄い差にビックリ。不思議としか言いようないなー

 

 

2022.2.16

 

来月早々に私の友人のヴィオリストの大竹徹演奏のCDがコジマ録音から新発売されます。共演は世界的に有名な歌手奈良ゆみ、田中康之パーカッションです。入手方法、詳細はおって掲載します。お楽しみに!

 

2022.4.1 追記

エイプリルフールの追記ですが、本当に売れてるらしい?正規の販売ルートで売れてるとちょっとびっくり、奈良ゆみさんは有名なのですね、でもゆみさんがこんなアヤシイコラボを発売するとは!とアカデミッククラシック仲間から非難の声もあるらしい。私のピアノ先生もあまり関心無く、夜中に聴いたら恐山の

イタコが頭に浮かび、怖くなって一楽章でストップとのこと。ジャズを聴かれる方なら怖く無いのでは?

 

 

 

 

 

2022.2.3

 

新製品はもう少しお待ちください。

不要品お譲りします。VRA-7効果確認の為に入手したクラシックプロの小型ミクサー、MX-EZ6です。音質は業務用としては普通、可も無く不可でも無い?かな。でも一般オーディオ機としてならこれが基準で後はどう音質を上げるのが正解か?ということ?運賃着払い、代金後払い

\4,000-,新品同様です。ご自分の装置のレベル確認のために使えます、メールで連絡してください。不要な物が増えすぎたのでこれから少しづつ紹介しますのでよろしく。

 

2022.2.8 追記

今日の時点で欲しい方はおられませんので、希望者に無料で差し上げます。ただし今お使いのアンプとVRA-7を装着したこのミクサーと比較試聴されて試聴感想を頂けるという条件付きにします。サブシステムでお使いくださるならミキサーも無駄になりませんので。高額なアンプで無くても標準的な音質のアンプならVRA-7があれば充分だということになれば喜ばれる方はたくさんおられることでしょう。

 

2022.2.18

 

皆さんただでも要らんものか?それとも遠慮されているのか解りませんが希望者おられませんので終了します。いずれ暇な時にインフラノイズチューン版にしてみるかな?

 

 

 

 

 

 

2021.12.22

 

今年ももう少し、新製品の発売の告知は出来ませんでした。物事が反対ですが新製品の試聴感想のお礼の非売品アクセサリー、良いものが出来ました。前回のUSBダンパーは応用範囲は広いが固定するのに工夫が必要でした。今回は昔オ-ディオで大流行した○○チップのようにそこら中に貼りまくることが出来る楽しいグッズです。ダンパーフレークです。

 

USBダンパーと同じく使い過ぎは厳禁、ヒアリングのみで採用、不採用を判定と同じような感じですが、カートリッジシェルやパイプアームに貼る、CD盤、レコード盤に貼る、スピーカーユニットの止めネジの頭に貼る、ケーブルチューナーみたいに使う、RCAコネクターの金属部に貼るとか、もう応用は無限です。両面テープの粘着力はとても弱いので貼ったり、剥がしたりが簡単で思い切り遊べます。決まれば強い両面テープで貼りなおせば安心!

 

まだ新製品も決まらないのに情報先出でした。製品よりオマケを楽しみにしていただくグリコと同じです?

 

 

 

 

2021.11.30

 

ノードストCDのテストはまるでいろいろ真剣にテストされている方をばかにしたようないい加減な試聴で終わったので反省しています。ピンクノイズでの試聴は自分には無理とすねてしまったのかも知れません。お詫びとして、ピンクノイズは諦めてシャカシャカについてはもう一度追試してみました。やはり球形のスピーカーでは殆ど上方には行かないです。シングルコーンの小型では2wayモニターより上がりが少ないです、少しは上がります。それでちゃんと上がる2wayモニターを上下逆さに、ツイーターが下になるようにしたら上がり方が少なくなりました。でも音楽を聴くとホールでの聴こえ方がシャカシャカと同じように変化することは耳が悪いのか確認出来ません。結論としてこのテストでの左右スピーカー、リスニングルームのチューニングが実際どのような効果をもたらすのか私には想像するのは難しいです。多分シャカシャカにもピンクノイズにも耳の感度が悪すぎるのかも?聴力検査も高音はもはやどうしようも無く、おまけに左右感度差はかなりあります。モノ音源でヘッドフォン左右入替もこれは耳が悪いと自覚できる音質差が有ります。皆さんすみませんでした。

 

 

 

2021.11.27

 

以前から感じているがクレーター錯視というのは耳にもあるかも?JBLのウーハーの写真を何枚も見るとセンタードームが凹んでるのか凸なのかどちらもあるように見える。脳が戸惑うからだろう、音も騒音にはこれがあるのでは?AC電源の耳による判別に自信が持てない時はこれがあるのと違うかな?専門家のご意見ってあるのかな?

 

 

2021.11.27

 

音友達の間でノードストのTESTCDによるリスニングルームチェックが話題である。音源入手したがテストで自分の耳に自信が無いのでこれは難しい。ピンクノイズやホワイトノイズを聴いてスピーカーセッティングを見直すのだが、肝心の耳が左右で音が違う。ヘッドフォンやイヤフォンで左右の耳で片Ch聴くと情けないくらいに違う。耳あてを左右変えても余計に混乱する。スピーカーや暗騒音で首を動かすと大きく変わる。耳たぶに手を近づけて動かすところころ変わる。フォルマントが変化するからだ。測定なら使えるがノイズのスペクトラム分布を耳で判断するのは無理と結論した、で無いとオーディオの自信が崩れてしまうからがホントの理由!でもipadの音が出る穴に手を近づけて動かすとチェロの音なんてもう何が本当か解らないほど変化する。音のバランスなんてこんなものだ。

 

 

 

2021.11.19

 

2021.9.28の記事、Hさんの試聴感想に追記しました。

 

 

2021.11.5

 

次の新製品だが、いくつか温めている、一つはもちろんなかなか出てこなかった?スピーカーアキュライザーだ。でもこれより先に出したいものが出来てしまった。ターンテーブル用のアキュライザーだ。カートリッジはいろいろ各人の好みがある。スピーカーより音源に近いせいか、スピーカーはいろいろな音色や鳴り方があるのは困るのだが、カートリッジはマイクロフォンとよく似た感じで音楽のジャンルや演奏にあったものは必要かも知れない。

 

だからカートリッジアキュライザーやMCトランスアキュライザーは製作する気は無い。しかしターンテーブルは主役では無いように思えるので

ターンテープル専用のアキュライザーを作ってみた。

 

先ほど音が出た。モーツアルト第36番、クーベリック、バイエルンだけを鳴らしたが椅子から落ちかけた。

いろいろの音源を聴く必要無し。これまでのアキュライザーの効果を有る、無しで言うのとはまるで違う表現になってしまう。言わばオケが変わってしまう感じ、○響がバイエルンや(当然だが)ウイーンフィルに

変わる感じというのが適切では?

一緒に聴いた奥方も同感みたいだった。これを先に製品化する義務感が出来てしまった。どうしよう?

 

当たり前だけどアナログとデジタルを比べても仕方が無い、マイクロフォンから出る出力はアナログだから

増幅さえすればスピーカーが鳴る。

いくら情報量、帯域、低歪であろうとデジタル変化がある限りデジタルは音楽的劣化を起こす。それをデジタルと気が付かないレベルまでに持って行く希望があるだけでデジタルがアナログに優れることは永遠に無い。日頃の思いがターンテーブルアキュライザーの体験でさらに、さらに強くなった。ターンテーブルだけでLPがこんなに良くなるとは?引き出せていないだけで一般LPとラッカー盤、マスターテープの音質差は物理的にはそんなに差が無いのかも?と思ってしまった。だって鳴らしたLPは国内盤だったのです。

 

 

 

 

2021.9.30

 

2021.9.22のブログ記事に追記しました。ブルガリアンボイスの試聴です。ブルガリアンボイスは美しいです!

 

 

2021.9.27

 

驚きました。真っ黒なCDってあるのですね。記録面が銀色、金色は普通でCDRでは緑とか青色。しかし記録面は真っ黒で光沢有り。何かの間違いかなと思いトレーに入れたら普通に再生できる。ブザンソンのD.リパッティの録音、ピアノはベヒシュタインと思ってたのが間違いでガヴォーだとプログラムに書いてあるとレコ芸の記事に有り。あわててget!届いたCDがこれです。新たにマスターテープから起こしたとのこと、世の中進んでいるのですね。もう何年も前からまっ黒CDはあったらしい。音は素晴らしい、真っ黒CDファンになりました。オーディオ田舎者と自覚すべし。

 

 

 

2021.9.23

 

西野和馬さんがヘッドフォン環境でVRA-7の試聴を始められた。注目して欲しいのはこのヘッドフォンアンプ?のツマミである。間違い無くベークライトの削り出しのようだ。以前からメーカーとしては材質を特長として謳っていなかったが、興味深かった。ヴォリュームだけで無くツマミをわざわざベーク材から削りだしたのは音の本質を良くお解りだからだ。バクーンという九州にあるメーカーだが、以前オーディオのお友達と熊本に遊びに行って、オーディオ道場で開発者にお会いしたことがある。このような素晴らしい発想をお持ちなのだが私のように自慢たらしくベラベラやらない寡黙な上品な方だったと記憶している。

 

西野さんは確かゼンハイザーHD-800をお使いだと思うが、WTPヘッドフォンはほぼ完成しているから、スピーカーのようにかさばらないからお送りして聴いてもらうのも有りかな?アキュライザーお使いのヘッドフォン環境の方もけっこう増えて来られているのでWTPSP製品化発売への登竜門かな?後日VRA-7をヘッドフォンアンプに使用した結果を報告頂けるとは思うが、HD-800とVRA-7を組み合わせた再生音はWTPヘッドフォンだけの場合と比べ、VRA-7の効果でWTPヘッドフォンの3割くらいの再生音となると思う。WTPSPとWTPヘッドフォンを比べるとヘッドフォンはこれは良いと感じるが、

WTPSPではこれは生演奏だと感じる。生音では無い、生演奏である。生音に近い再生音は高級オーディオではほぼ可能となっている。生音再生を目指す方は投資が必要だが現代のオーディオ技術では簡単なことだ。生音再生と生演奏再生は全く異なると理解して欲しい。オーディオの黎明時代でも、またその後何度も生演奏とオーディオ装置のすり替え実験を成功している。大手メーカーではストラディヴァリウスの生演奏と再生音を比べてスピーカーを開発していた。これらが成功していても

オーディオ装置から生演奏が再生出来るということには成らない。

 

高いレベルの演奏者による生演奏とその録音が再生して同じように鳴るにはWTPSPあるいは同様レベルのスピーカー無しには不可能である。

 

 

 

2021.9.22

 

Jimmy Jazzさんがオーディオ機器のテストに使われたブルガリアンボイスですがAquiraxさんも試されたようです。音源をお持ちでない方はYoutubeで探せばあると思いますが?オーディオ機器が高性能であればあるほどよけいに不具合な再生音となる傾向が有ります。既にヴォリュームアキュライザーをお持ちの方は外してみてお試しになられたら面白いと思います。

 

 

 

2021.8.31

 

100円ショップで発掘。iPhoneからの接続に使います。プロ用のものより良いです。品切れにならない内何本か買いに行きます。布被覆がミソかな?

 

製造元:丸七株式会社

 

WTPSPになるとiPhoneとこれで充分?オーディオ装置が家の中から消えそうで寂しい感じも、反面まだ疑ってます、本人が。ホンマかいな?

 

(2021.9.8)

売り切れて有りませんでした。ここに書いたからとは思いませんが、そこまでビョーキは進行してません。

 

 

2021.8.26

 

VRA-7を既にお求め頂いた方でUSBダンパーは欲しいのだが試聴感想を書くのが嫌だ、また使用中の機器をあきらかにするのが嫌だと思われる方はおられるでしょう。

 

使用中の機器は真空管式、TR式、国産、外国製、自作などとぼんやりの記載でもかまいませんが、ご覧になられる皆さんのために詳しい方が良いのは確かです。でもぼんやりでかつとても短くも良いです。ブログに掲載出来ない場合でも送ります。もちろん効果が無かった、こんなもの販売するなとか、デザインが酷すぎてこれでも商品か!というのでも我慢して送ります。

 

どうぞコメントをお願いします。

 

 

2021.8.26

 

USBダンパーについては皆さんから

予想以上に良い結果を頂いております。有難うございます。たくさんある貼物、置き物、重りのアクセサリーなどとは違い音色を付け加える物では無いので使い過ぎに注意と警告を重ねてます。皆さん慎重で気を付けては頂いてますが判断に迷われることもあるようです。

 

まずはやってみて自分の理想の方向に向かうかどうか、ダメだったらここで撤退します。次に良くはなったが?の部分有りの場合。

 

この場合、良くても悪くても音色の変化が大きい時は要注意です。一日ほど様子みて変化なければ撤退。

 

自分の装置の良いところ、自由さ、

空間感、元気さ、野放図さ、グルービーなど日頃から認めていれば、それが整理されすぎておとなしくなるのはダメ。それらが損なわれず音楽的?に鳴れば合格。

 

自由さ、躍動感などのダイナミックな部分がスポイルされることなく、最終的に奏者の動き、表現力がアップすれば良しとしましょう。

 

同じ系列、LAN、USBなどで複数に重ねて使用する場合に有りがちです。USBダンパーには使わない勇気が必要です。複数同じ経路での使用は整理され過ぎたり、音色が付き過ぎて表現力がスポイルされる場合が有りがちです。

 

 

 

 

 

 

 

2021.8.17-20

 

プラシーボぎりぎりの音に関しては

あれこれ言う自信は全く無いのだが。今回は昨日書いたPA用スピーカーのホーンのドライバーの音、ホーン無しでITTのドームツイーター(これはスーパーツイーターとしてセレッションやBBCモニター、スペンダーなどに使われた優れたものだ、しかし本当にデリケートで5KHz以上で無いと壊れるから、2wayの高音では無理で3wayの高音として良く利用された)と比較のため右CHに使い、左はPA用のホーンドライバーのホーン無しとして切り替えた比較していたのだが24時間慣らしぱなしで置くと随分差が無くなってきた。PA用はエッジは触ったが振動板はノータッチ、エージングというのはやはり凄い改善効果がある。ただし自分の大切な音楽でやらないとダメ。考えて見れば簡単なことだ、楽器は全てエージングで入手してすぐは鳴らない。また下手な人に貸すととんでも無いことになる。これとスピーカーは同じ。振動部で必要なところが動きやすくなるからだと思う。

 

勘違いしてはいけないのはホワイトノイズとか、エージング用のオカルト的な触れ込みのエージング音源、変わるのだが自分の思う音にはならない、大事なのは自分が大切にする

音楽でエージングすること!これが一番大事だ。

 

良く似た話、ウエスタンのトランスがオルトフォンのカートリッジに良くあって気に入ってたのだが誘惑に負けて消磁した、オーディオ魔はウエスタンの音を国産高級トランスに変えてしまった。2度と元の音には戻らなかった。大切な機器は誘惑に負けてより改善しようと思うべからず。

 

エージングは自分の理想の音を手に入れる最良の方法なのかも知れない。

 

2021.8.18  P.S.

 

エージングしっぱなしのその後。

これ以上続けてもそう変わらないかな?という感じでエージングは終了。しかし荒いキャラはあれどもおかしな音では無くなっている。それではとホーン取り付け、音圧は上がるがホーンの固有帯域とクセが加わる。当然か?まてよとホーン部分だけを耳にあてて振動板の音を聴く。

なんや!同じ音や!

もしホーン部造るなら(面倒なのでこれはやらないと思うが)耳に当てながら音楽を聴いて細工するのが近道かな?ホーン部を曲がる材料、粘度やプラスティクパテで形を変えながらヒアリングする。まるで粘度でモデルを作品化するロダンみたいな気分になれるかも?コロナが治まったら日本平の美術館に行こう!

 

2021.8.20

 

思い出してみればTKさんところでオイロッパジュニアを聴くまでは一度もヴァイオリンの鳴る音をホーンから聴いたことが無い。ウエスタン16Aや15Aは聴いて良いとは思ったがやはりシアター用なので問題は多く満足は出来なかった。そして生まれて初めてヴァイオリンが鳴ったオイロッパジュニアはショッキングだった。だからホーンアレルギーなのだがホーンの良さは理解していた。

ホーンを分解して振動板だけの音を聴けたので一挙にこの謎が解けた。

ホーンは言わば、拡大鏡なので振動板が完全で無いと不具合は増幅される。ダイレクトラジエーターの何倍もやかましい。形状をいくら改良しよう、音響レンズでごまかしても拡大鏡だから扱いは難しい。

 

良さはあるのだから挑戦してみたいが目の前に置くシステムなら軽い振動板のドームで充分な気がする。

 

振動板の問題が出にくい、ソフトドームでホーンといえるか?浅いお皿みたいな形状のホーンの組み合わせが高域の主流なのはうなずける。でもホーンも捨て、ハードドームも捨てた理由は完成が無理だったからとも思える。

 

ハードドームの理想型は聴いてないが、多分シュルツTH-315アルミドームだと思える。見た目は凸凹で手作りのドーム?いくら分厚く、能率は低くともエックミラーの血筋だからマイナスファクターはかすむ。

 

シュルツとオイロッパジュニアを目標にして開発すれば世界最高が出来るが、これは夢の話、現実に戻り頑張りたい、WTPSPの販売だ!

 

 

 

2021.8.16

 

リボンツイーターのリボン改造はまだ手を付けていないが、2KHzくらいから上だけ鳴らしても音質が判断出来るようになってきた。こんなことはやはり、訓練と経験なのだと解った。オリジナルのリボンを少々改造して聴いているが手ごたえは100%有り。リボンツイーターの修理屋と改良屋兼初めても大丈夫だという位になってきた。いつもの過信だけど。

 

PA用の中級?ブランドの2WAYを入手した。高域はかなり大きな中高域兼用?ホーンなので大分荒い音質だ。早速ホーンを分解してホーン無しで鳴らした。振動板だけでも暴れまくってる。これをWTP化するつもりだ。振動板触る以前にエッジが固く鳴いている。ホーンドライバーでもこんなに硬いのはどうか?エッジだけ少し触ってみたら、かなり問題は片付いてきた。振動板を改造するのが楽しみになってきた。ホーンでもやはり一番大事なのは振動板に間違い無し。

 

以前TKさんに自慢のオイロッパジュニアを聞かせて頂いたのを思いだした。ヴィオリンの鳴るホーンを聴いたのがその時初めてだったので、驚いた。そしてそのことが頭から外れず、ドライバー振動板が長方形と極めて珍しく、この優れた音質はそれに有りと考えていた。今聴かして頂いたら、そう考えるのでなく長方形の方が思った音質にコントロールしやすかった?でもそれが出来る人なら円形でも楕円形でも同じ音が出せるだろうと想像する。フィールドタイプだが、磁気回路や振動板形状が音質を決めるので無く、このシステムの開発者のセンスが95%だったと今なら思う。

 

音を出すもの、楽器、スピーカーあるレベル以上は殆どセンスによるものだと思う。材料や方式では無かったのだ。

 

 

2021.8.12

 

パイオニアリボンツイーターのアルミ箔の厚さは9μとカタログに有る。

先日届いた中国製の箔は3μくらいかな。へにゃへにゃ崩れて全く無理。

もう一度ミクロン単位調べて11μの髪染め用?のアマゾン発注、すぐに品切れと言ってきた。さて困った、しかし家庭用アルミホイルは12μが標準らしい。少し厚いが使えるかな?拙宅の台所しらべたら2種類有り、片方は少し薄いみたいな感じ、コストコで買った?なるほど安物の方が薄くて丁度良い。コストコのアルミホイルで検索、やった、11μだ。もともと家にあったとは。

 

スピーカーはズブの素人とバレてしまった。ああこれでWTPSPとか言っても信用されないだろうな?

 

 

2021.8.12

 

VRA-7の試聴感想を頂いた方にUSBダンパー、非売品をお送りした。非売品だからこそ言える?のだが、オーディオ史上初めての出来るだけ使わない方が良いアクセサリーである。これまでオーディオ市場が元気な頃は貼る、置く、敷くアクセサリーが氾濫した。音楽再生として改悪な音色激変アクセサリー。オーディオは何をしても音が変わる。アンプのボンネットに金づちを置いたら良くなった。ケーブルをちり紙で浮かせたら良くなった。電源コンセントのカバーを変えたら良くなった。本当に何を変えても音が良くなる。

 

変化することを良くなると思い込むからだ。悲しいことに音色が大きく変わったら音が良くなったと思うオーディオマニアがおられるから、音色激変アクセサリーが溢れたのである。

 

昔インシュレーターをかなり販売した。その効果について競合メーカーや販売店からクレームの電話が何度もあった。ぜんぜん効果が無い!音が何も変わらん!もっと使ったととたんに音が変わる製品を造れ!情けなかったが今になって音が変わらんから値打ち有りと理解頂けるお客様が増えた。有難う御座います、長くかかりましたが、ついに。

 

USBダンパーは市場初めての使ってはいけないアクセサリーです。音色を変えるためのアクセサリーで無く、有害な揺れを軽減して再生音楽の濁りを押さえるためのダンパーです。

 

音が変わるだけの接点には使わないようにしましょう!

 

では何が売り物のアクセサリーなのか?そんなもの送っていらんわ。そうです、似たような紙でもダンプの効果は有ります、ただし、ただの紙ではクルトミューラー製のコーン紙みたいな良い音?には絶対ならないです。でもUSBダンパーもどきの

ただの紙ダンパーが流行するかも?

 

 

 

 

 

 

 

2021.8.10

 

大失敗、ネットでリボンツイーターのリボンを作るアルミ箔を探して

アマゾンで注文、やっと着いた。さあ作るぞと開封したら、薄すぎる、指で持っただけでバラバラになるくらい薄い。正月の黒豆にかける金箔と同じ。

 

どうも十倍位単位を間違えたみたい。ミクロンは難しいな、アーチェリーも難しい単位、グレインで慣れていたのに。また探してやりなおし。初めからたばこのピースの銀紙を使うべきだったかな?

 

ヴォリュアキュがとんとん拍子で発売出来たことのしっぺ返しかな?

 

 

 

 

2021.8.9

 

以前はシングルコーンスピーカーが一般的な2way,3wayスピーカーに比べ音楽的?素直な良い音が多い理由はネットワーク素子が無いことだと思っていた。今はそれもある程度あるがもっと大きな原因が高音ユニットと低音、中音ユニットの倍音構成の違いだと解ってきた。音質に優れた伝統あるヨーロッパのシングルコーン、ダブルコーンの音質と並ぶ

マルチウエイスピーカーを創ろうとすると個々のユニット単体の音、ネットワーク設定、レベルととても複雑で難しいことだ。逆にコーン紙だけ?まあ磁気回路やエッジ、ボディも多少は関係するが、大変なのはコーン紙の音造りなのだ。なにしろピアノから管楽器、擦弦楽器まで発声するのだからシングルコーンは楽器以上に難しいものだったのかも知れない。今やあらゆるジャンルを再生するオーディオマーケットだから有利なマルチウェイが主流なのは当然。限られたジャンルを聴く方はスピーカーをシングルコーンに戻すことで幸せがまた訪れると思う。

 

 

2021.8.7

 

WTPSPが世に出せないとなると、何とかこの再生音の持つ正しさを生きている内に皆さん共有して頂く方法は無いのか?が一番の動機で販売までこぎつけたヴォリュアキュだった。販売開始してまだ一月足らず?試聴感想を頂いて、参考にする限り目的は達成出来ているようだ。

 

アンプでアナログ回路の音量調整用可変抵抗器に取り付けることで音楽再生をレベルアップ出来るのは確実になった。今のところ効果無いという例外は無い。

 

音の出口のスピーカーが理想的なもので無い限りだめだと最近は言っているのだがヴォリュアキュで理想の再生音に皆さんが近づけたことも確かだ。

 

日本のオーディオ全盛時代にヒットした大手メーカーの有名中型スピーカー、外国製に負けないとコーン紙を著名なメーカーに特注?前向きな姿勢だった。その努力の結果を検証しておきたかったので入手した。やっぱりこんな音だったのか?ピアノでパルティータを聴いた。日本製のピアノの音になってしまう。日本では楽器もスピーカーも同じなのか?、技術者が優れた楽器の音質というものが理解出来ていない。2-3分だが弦も鳴らした、同じことだった、上質の楽器の音が全く出ない。

前面にアッテネーターのツマミがあった。待てよとヴォリュアキュを貼り付けた。とたんに上質の楽器の音が出だした。

 

アッテネーターに取り付けることで効果があることを確かめた。発売した後で、今頃こんなことを言って申し訳無い。外部アッテネーター付きのスピーカーシステムをお使いの方には幸運な結果だった。

 

 

 

P.S.21:15

 

 夕食済ませて鳴らしておいた、ヴォリュアキュ付き国産有名スピーカーだが素晴らしいじゃないの?せっかくのコーン紙が生き返ってきたのか?最近のコーンの材質、ケブラーやポリプロピレン、カーボンそんなもの寄せ付け無い美しさで鳴っている、これは驚いた。まあ当然と言えばそうなのだが情けないなー。さすがのOOOコーン紙、さすがだった。和紙、天然つき板、柿渋含侵ではとてもこんな音で無い、着眼は正解だが使いこなせない時代だったのか、残念だ。

 

東独が貧乏で無かったら金に糸目付けずこの紙を使ってたらどうだったか?今回はちょっとビビリました。ボール紙製のトーレスより木目の通ったスプルースが良い結果を出すのと同じ、このレベルになるとポリプロピレンが○○○コーン材料より良い結果を出すのは腕があれば仕方無いのかな?悔しい感じがする。カーボンのヴァイオリンがクレモナ以上になるわけ無い。でもこの美音は○○○コーン紙の音なのだろう。悔しいとしか言いようなし。RCAの硫酸で表面を溶かしたコーン紙も逃げ出すだろう。その意味では○○rの技術者も音楽解からず音色だけは解っていたのだな?生きておられたら会いたいものだ。

 

P.S. 2021.8.8

 

アッテネーターのツマミにもVRA-7の効果が有ると言っても、システムの振動板やその他を触る訳では無いからスピーカーがWTPSPに成長するのでは無い。またアッテネーターは高域の回路だからプリアンプやパワーアンプの使用のように全域対応では無いので効果は充分とは言えない。しかし高域のアッテネーターでの使用だけで国産の特徴、西洋音楽の鳴らない不思議な日本製スピーカーが学んだことは確かだ。

 

賛否はあるだろうがスピーカー入力にわざとわずかな減衰のアッテネーター(固定値)を設けてRA-7を使用する手はあるかも?しかしこの方法がアンプへの使用より効果が高まるかどうかは?やってみる価値はあるかも?

 

2021.8.8

 

OOOコーンだが、何となくそのままにしておくのが?という感じで検索してみた。考えて見ると批判してるので無く良いものと認めたのだからこれを売り物にしている方に害は無いので伏字にする必要は無い。検索したらたくさん出てきた。クルトミューラー社製造のコーン紙だ。ドイツの自社で加工、それもスプルースらしい。良い音するのは当然だ、びっくりした。ヴァイオリンやギターは多用している。歴史が認めた基本の音なのだ。だから紙にしてもその特徴はちゃんと残る。

 

でも勘違いしている。材料の音が鳴り方を決めるわけではない。アンプでコンデンサーの音質は重要なのだが、それがアンプの音を決める訳ではないのと同じ。コーン紙がスプルース紙になったからスピーカーの出音が決まる訳ではない。安物アンプでコンデンサーを最高にしたも最高のアンプにはならない。

 

 

 

 

2021.7.31

 

パイオニアの

リボンツイーターを低域カットだけでツイーターのみ鳴らして聴いているが高域だけで特長が掴めてきた。元のリボンで無改造だがホーン部分が簡単に外したり、付けたり出来るのでホーン無しのダイレクトラジエーターとしてしばらく聴いていたが芯の無い?ペラペラした音でしかも倍音がとても不協和だ。まあオリジナルでホーンを付けて聴いてみようとオリジナルにしたら、なるほど音圧は上がるが欠点がよけいに聴こえた。どうしようもない音だ。

 

さあアルミ箔が入手出来たらこれがどうなるのか?しかしデッカリボンではこんな音はしていない。見た限りでは振動板=アルミ箔の強度を上げて分割振動を減らそうとした努力、複雑なエンボスで箔の強度を上げようとした浅はかな発想が全てをダメにしたのだろうな?よく似た発想のコーン紙は今も良く見る。どうしてこんな発想になるのか?スチールドラムでオケと合わせるなんて無理だと気付かないの?

 

 

2021.7.29

 

今週からVRA-7 ヴォリュームアキュライザーの出荷が始まっています。ぜひ試聴感想をメールでお送りください。試聴結果が良くなくても大丈夫です、こんなもの効かない、無駄な出費だったとの感想でもプレゼントはお送りします。

 

今回の非売品アクセサリーはUSBダンパーです。USBと名付けていますが応用は無限?電気接点のある部分には全て応用出来ますが効くか効かないかは無責任ですが解かりません。

 

例えばブレーカースイッチに応用したら音が悪くなってしまったとか?

冷蔵庫の電源プラグに使用したら

真空管の音で無くなってただのTRアンプの音になったとかでも責任は持てません。こちらで結果良かったのはUSB端子、LAN端子でした。考えてみればこんなペコペコの透明樹脂のソケットのケーブルで接続したら

自慢のDACが泣くと思われていたのでは?

 

いま一生懸命に説明書を準備しています。また遅くなって嫌がられないようにしないと!

 

 

 

2021.7.25

 

久しぶりでヘッドフォンを聴いた。

なんと寂しい音なのか、ハーモニーを忘れ去ったと言うか?音の形だけが聞えるというのか?こんな印象を持ったのは初めての経験だ。あわててWTP化改造を含め最高クラスを聴いてみたが印象は変わらず。ショックだったが逆に喜ぶべきことだ。なにしろBBC,DECCAモニターがはみ出してしまっている現在の再生環境。落ち着いたらヘッドフォンも頑張って世界一クラスに引き上げないとヘッドフォンオンリーの皆様に申し訳ないことだ。今のところ大きな差は現実だ。しかしこの現実感も慣れてしまえば、ヘッドフォンを聴き続ければひとつの現実とまた認識するだろう。これと同じで自分のスピーカーの音に慣れているから、いつも生音を思い出して聴いてはいないのが普通。日常が現実となる。

 

しかし気が付いた時はとてもショックだろう。

 

 

 

2021.7.19

 

優れた演奏に順位は無いけれど、最初DECCAでティボーを聴いた時その美しさに驚いた。そしてその直後、WTPSP、東独とは表現力で差が付いた。具体的には重音でのハーモニーの再現性で劣った。今ヌヴーを聴いた、ヌヴーのメッセージと表現力ではDECCAはWTPSP、東独に引き離された。

 

ティボーとヌヴーでは順位は無いが

ひょっとして格が違うのだろうか?

まあ品行と芸術が一致しないのは現実としても若くして亡くなった天才と女たらしのダンディでは格が違うと思うのはこちらの色眼鏡なのだろうか?

 

一年前のオーディオ環境ならこんなことは全く感じなかっただろう。

 

 

2021.7.18

 

DECCA モニターはWTPSP,東独スタジオモニターに並んだと言ったばかりですが、確かに一般スピーカーでは鳴らないレベルにはきていますが、WTPSP,東独スタジオモニターとは決定的に違う部分が有ります。BBCモニターも同じくそうですが

アンサンブルの能力に大きな差が有ります。カルテットの重奏で特にフォルテになると楽器が分離してハーモニーとなって鳴るはずがBBCもDECCAも分離しない、分離しないので場合によってはキーキー音になります。生では起こらない現象です。

また多くの敵を作るのを覚悟でいうと今のところWTPSPと東独スタジオモニター以外の聴いたことがある、あらゆるスピーカー、もちろん蓄音機は含まないはこれが分離しないのです。

 

これからもDECCAでこの部分がエージングにより改善されるかは楽しみでもあるのですが、多分無理だと思います。

 

ちなみにヴォリュアキュはこの部分を、殆どのスピーカーが抱える問題!をかなり強力に助っ人します。

名前はVRアキュライザーですが、

別な機能ではスピーカーヘルパーとしても良いと思います。

 

 

 

2021.7.17

 

今晩はとてつも無く嬉しい報告。

あまりにも嬉しくて夕食での一杯、いや数杯?が効いてソファーで寝てしまった。寝る前に一言どうしても書かなければ!日本が音楽で大英帝国に勝ったのだ、まさか?

 

WTPSPが世界一だとか?戯言は書きなれてはいるのだが。月曜からヴォリュアキュの受注開始のつもり。前から気になっていたスピーカーシステム。デッカのケリーというリボンツイーターがあるが最高を狙うトンでもホーンマニアが好む味付け用のあれだ。それの倍くらいの大きさのリボンホーンが本家のDECCAにある。それを使ったデッカのスタジオモニターを入手していたのだが直ぐには鳴らせない、重いから。デコラの実力から想像はしていたが、確かに凄い。ティボーを聴いただけだがでもう美しさは!スピーカーで無くて演奏家なのだが?しかしWTPSPと比べたらだれでも解るだろうな、ティボーの本当の音がどちらなのかが!

 

やっとこさ音楽でも日本が大英帝国に劣等感を持つ必要は無くなった、

 

今からですよ、若い音楽家達!!!

 

 

 

 追記:21/7/18 AM10:05

 

DECCAの名誉のためにすぐ書かないといけない。

 

夜中にDECCA monitor を鳴らして、慣らして?おいたら、完全に変身していた。昨夜感じた不満は消えてリボンの良さはそのままで不思議なことに音圧が上がり力が出た。こんなに変わるスピーカーは初めてだ。まるで高価なヴィンテージワインを開栓した時のような?

 

WTPSP,東独モニター、DECCAモニターは同クラスにならんだ、個性?

が違うだけ。やはり優れた音楽には

優劣は無かった、勝ち負けを口にした浅はかさが残ったが、それは今から忘れることにする。

 

リボンツイーターは山ほどあるがどれも力感に欠ける、マイクも同じだ。優れたところはあれど欠点もある。リボンツイーターも同じ、ところがこのリボンツイーター?はホーンが馬鹿でかい。リボンの弱点をホーンでカバーした素晴らしい作品だった。さすがDECCAだ。勝ち負け言った人は馬鹿だ。

 

 

 

 

 

2021.7.15

 

WTPSPのおかげでオーディオの可能性の上限?を学んだ、そのまたおかげでVRアキュが生まれたのだが。

まだWTPSPの販売を諦めたわけでは

無い。

 

ここ2年でヘッドフォンは100セット以上?スピーカーの方はリボンから平面まで見直しとなったので、とうとう200セットは越えるほどに溢れかえった。終活もあるが、出来るものはWTPSP化してご希望の方に適価でお譲りするのも方法の一つかな?小型のパソコン用からスタジオクラスまであるので梱包が一番大変。まあ、ボランティアと考えると嫌では無いし。評判になればビジネスの道も?  開けないだろうな、パワーが無くなってるだろうし。後継者探して置かなかったことが悔やまれるなー。

 

 

 

 

2021.7.14

 

7月末くらいからVRアキュライザーの出荷が出来そうな感じである。

出来るだけ早くご希望の方にお届けしたい。オーディオ界から外れた、はみ出し者?なので皆さんの試聴感想だけが頼りである。いつも通り、VRアキュを聴かれた方に試聴感想をお願いをしたいのだが、お礼に差し上げる非売品、今回はUSBダンパーである。USBと名前は付けているが

オーディオ機器のあらゆる接点、SW,コネクターに効果が有る、使い方は皆さんにお考え頂きたい。例えばアンプのプッシュ電源SWの隙間、電源コネクターの隙間、LAN端子の隙間、とにかく電気接点のある部品のグラグラに効くから使い方を考えて頂きたい。

 

試聴感想頂くと同時に試されたアンプのメーカー名、型番をお願いしたい、これを公表されるのを事情が有り好まれない方はアンプの種類、管球式か半導体式、ワット数とかある程度のアンプ情報を試聴感想に記載して頂くことをプレゼント発送の条件にお願いします。

 

 

 

 

2021.7.14

 

使用中のアンプにVRアキュが使えるかどうかの問い合わせが有ります。

ここ10年くらい前?から製造のアンプでリモコンを使えるものでは回路がどのようになっているかで変わります。今日問い合わせのあったアンプですがリモコンで音量調整が可能な機器、マランツ PM-5005プリメインアンプはフロントパネルのVRツマミは可変抵抗器でモーターが付属されていて?リモコンでモーターを回転させて音量調整が可能になっているらしいです。このようなタイプのリモコン音量調整が可能なアンプではVRアキュは使用可能ということです。リモコン付きでフロントパネルの音量調整ツマミは可変抵抗器でゲインを調整するのでなく回路に指令を与えるだけのものはリモコンもツマミも同じなのでVRアキュは使えないことになります。

 

 

 

2021.7.6

 

今日やっと雑誌社への広告原稿とか

新製品ニュースが出来た。こうゆうのは本当に苦手。なのに販売店には予約が何件も入っているという。順序間違えて、あまりにマユツバなもの造って、売れるかどうか心配になって、準備も出来てないのに情報を小出しするからこんなことになった。どのように使うどんな形のものか解らない段階で注文もらえることに感謝しないといけない。本当に、すみません、すみません。

 

 

2021.7.3

 

まだ正式に発表してないVRアキュライザーですが、試聴リポート下さった方へのプレゼントが決まりました。USBダンパーです。USB接続の音質アップアクセサリーですが、あらゆる接点への応用が可能です。LAN端子、電源ソケット、電源SW,ヘッドフォン端子、オーディオでのあらゆる接点への応用が可能!

もちろん非売品です。

 

どうしてこんなに順序逆で発表するのか?コロナの罹患が心配でオーディオ活動が止まるのも無いことは無いですが、今回の新製品はトンでも

無く怪しい、ヴォリュームノブに取り付けるだけでハイエンドアンプが逃げ出すという超マユツバ!オーディオ誌では無視のレベルの製品です。皆さんの試聴感想無しには世に出られないのは間違い無し。ならば

いち早く餌を公表すべきでは無いか?失礼お許しください。老人の浅知恵が!焦りました。すみません。

 

 

021.7.02

 

結果として皆さんをじらしたことになってしまった新製品だが発売可能となりました。7月下旬位に出荷出来そう。ヴォリュームアキュライザーVRA-7,価格は\20,000以下。もちろん改造無しで簡単に設置出来ます。只今資料作成中なので7月半ばまでに詳細は発表出来そうです。

 

廉価版プリメインアンプでもこれだけでFMアコースティックやマランツ7と比較しようかな?と思って頂けるくらいの効果が有ります。これまで

のアキュライザーの効果とはダブリませんのでご期待ください。アナログオンリーの方も喜んで頂けます。

ノイマン、シーメンス、エックミラーのプロ用フェーダーとの比較はすませました!

 

 

  

2021.6.3

 

本日書いたブログであるが納得いかない方はおられると思う。スピーカーで装置の音質が決まってると私は言った。それならスピーカーを同じものにしない限りスピーカーに接続されるソース側ではスピーカーの音質を左右出来ないと思うと言われるだろう。私もかなりそのように感じながらWTPSPを開発してきた。しかし開発中の新製品がまさかWTPSP無しでWTPSPが無いと出ない音を出せるとは気づかなかったのだ。今は有るレベル以上のスピーカーならWTPSPでの再生音にかなり近づくことは確認しているから安心して欲しい。WTPSPが無いと出せない音の要素とは1)生音にあるのだが録音、再生でどこかへ消えてしまうもの。2)レベルの低い演奏では最初からあまり存在しないなにか。3)殆どのレベルの高い演奏家だけがなぜか共通に持つもの。4)上質な蓄音機が持つ、電気再生では失われてしまうもの。5)ごく一部のコンシューマー用では無いスタジオモニタースピーカーが持つもの。6)もちろんWTPSP開発でスピーカーに求めた能力がこなせるもの。

 

とてつも無く抽象的表現になったが

読んだだけですぐ理解くださる方が

たくさんおられるのは知っているから怖くない。

 

 

 

実はスピーカーの販売には絶望的な私がこのおかげでとても心が落ち着いた。何とか早く発売したい。

 

 

2021.5.31

 

こちらに少しづつ書いている新製品について問い合わせが大変多い。情報をじらせてるとかは全く無く、製品化の為の材料入手がコロナのせいか?大変な時代になってしまった。もし製品化出来ないで終わったらそれこそ本物の〇〇になってしまう。それでなくても、これまで他社の使わないテクで成果を出しているから、一部ではオカルトやプラシーボ製品のカテゴリーに分類されているようだ。時々ネット検索で目に留まることがある。文句は言わない!行っていることからしてそう判断する人もあるだろう。とても傷ついた、だから今回はよけいに慎重になってしまった。

 

スピーカーアキュライザー製品化と間違えておられる方が殆どなので仕方なく少しだけの情報で許していただきたい。アナログラインには音量を調節する機能が必ず必要だ。わざと信号のエネルギーをロスさせて音量をさげるあの機能だ。そのために必要なパーツや回路で電気オーディオは悩んできた、もちろん現状では技術者でもいまだに頭痛のタネ!で回路でカバーしようとするが?ヴォリュームを交換無しに最高の状態に出来ないか?プロ用のフェーダーがあるよとか、オリジナルマランツ7を入手したらなんて回答は出来ないので長い間悩んできたのが今回の開発のきっかけだった。

 

 

 

2021.5.28

 

新製品の情報が遅れて申し訳有りませんが、材料入手が何とかなりそうです。皆様の装置でほんのわずかな

アクセサリー追加で10クラス以上にランクアップお約束します。効果はアキュライザーやリベラメンテでは

手の届かなかった部分、スピーカーの変更以外に無理だった改善がスピーカー以外の部分で可能になります。

 

作曲家による調の選び方がどう違うのなんて?大変な世界だなと思っていたのが極めて当然に曲による調性の差が手に取るように聞こえます。ウエスタンシステム、ドイツモニターシステム、オールドマランツ等の超弩級でも調性感を正直に表現するなんてことは普通は有りません。お楽しみに!

 

 

2021.3.30

 

コロナに負けず新製品を発表しようと思っている。WTPSPのおかげで常用システムの音楽再現力?が桁違いになってしまった。なんとかこの状態を皆さんにも共有して欲しい気持ちしか無い。スピーカーまで行かなくても少しでも、いやかなりなんとかしたい。それで世界で初めての〇〇アキュライザーを創るぞ。ヒントはアンプの最重要部をアキュライズすること。目処が立った時点で発表しようと思う。しばらくお待ちください。

 

 

2021.3.12

 

WTPSPですっかり変わった日常システム。どうか自慢話と取らないで欲しい。現象の正直な報告と思って欲しい。驚きを早く報告したかっただけと思って。

 

オーディオ誌の付録の高音質録音とのCD,以前と殆ど変わらない、少し演奏の程度が解りやすいかも?

モノーラルからステレオ録音時代の

神様レベル演奏、録音の良し、悪しなんてまあ大した問題では無いのか?CDの録音やって思い上がった私が今頃こんなこと言うのは許されないだろうな?もう強烈に再生音が変わってしまった。ホロヴィッツのタッチが目の前で!名人は神様になって再登場だ。凡庸な演奏家は何も変わらないが誠実さはかなりアップ。

聴かれる音楽によってはWTPSPは全く必要では無いなんてことにはなって欲しくは無い。歴史に残ったオーディオスピーカー名器はWTPSPなのだから!WTPSPの否定は音楽再生である限り有りえない!

 

でも音楽ではWTPに流儀や種類があるし、もちろん腕があるのでWTPすればそれで良いということでは無い。ややこしい話ですみません。

 

音楽の世界では名人はWTPにはこだわらない人もいる。調律のされていないピアノで驚くような演奏する神様もおられたから。カザルスはストラディヴァリのチェロの寄贈を断ったらしいし。

 

でも演奏家でないオーディオマニアが使うスピーカーならWTPはちょっと違うような気がする。演奏は創造、再生は忠実再現だから!

 

WTP=Well Tempered

 

 

 

2021.2.25

 

先日は遅くなったがバランス伝送と

アンバランス伝送のどちらが優れるかの結論は出した。結論は出していないが、ヘッドフォンとスピーカーは最高レベルではどちらが優れるかの答えが出た。

 

既に数種類ある東独製のスタジオモニターとスピーカーユニット、これらの中でも特に優秀なものはこれまで聴いた最高の再生音だった。そして半月の遅れでWTPSPはあらゆる点で手持ち東独製の全てを追い越した。今はヘッドフォンVSスピーカーの優位を自信を持って言える。一応最高クラスのゼンハイザー、グラドなどの経験で限度は解っていた。音質という点ではかなり優位なヘッドフォンだが音楽という点ではスピーカーだと今日、確信した。音楽ということはいくつもの音源からの音が絡んで耳にやってくる。スピーカーで一つの振動板から出るのはどうなのかという質問は後回しだ。だから生と同じくスピーカーから耳までの距離の途中で音が絡みハーモニーを生み出す。ヘッドフォンでは振動板と鼓膜の距離が絡むには短過ぎる。

 

ただしスピーカーから出る音は普通は絡まない、だからヘッドフォン最高クラスくらいの再生しか出来ない。生音とは程遠いのはあたりまえ、最高クラスヘッドフォンの音質まで行かないのが現実のスピーカーシステムだと言ってしまえばオーディオマニアの100%を敵に回すのか?そうは考えないで欲しい、WTPSPに興味を持って、この音で音楽を聴きたいと思って頂きたい。もはや高価なスピーカーを売りつけようなんて考えていない、音楽命の方の楽しみに協力するだけだ。

 

ヘッドフォンのWTP化も未完成だが

上記の理由で完成してもスピーカーの音楽再生を上回ることは無いと判断している。しかし努力は続ける。二者を比べてうんぬんするのはこれを最後にする。

 

 

 

2021.2.22

 

1月末に見事に鼻を折ってくださった

東独スタジオモニターですが、今夜早くも巻き返しました。鳴るはずが無いと新品のままだったチェリビダッケのブルックナー9番が眼前に!

チェリビダッケがこれを聴いたらきっと録音嫌いを改めてくださると思います。

 

いくらこれほどの仕上がりになったWTPSPでも世に出すには時間がと体力が不足。実現出来ないなら体が動く間に音楽命の方のスピーカーをボランティアで改造するしか無いかな?それで評判になれば弟子入り希望の方に次世代お任せするしか方法が無いかな?

 

ほったらかしにしていたメインシステムも復活させてWTPSP試聴の環境を整えないとどうにもならない。同時に簡単に送れるブックシェルフWTPSPなら遠方の方にも聴いて頂けるだろう。今年はビジネス半分、(出ないと食べていけない)残りはボランティアか?コロナであの世に行ったと思えばはるかに幸せなことだ。

 

 

 

 

2021.2.21

 

言い訳が済んだので出費無しの音を良くする方法をもう一つ。この方が書いておられるセッティングは有っていると思う。だからこのあたりを済ませた後の仕上げ! 広告の紙などで2cm角くらいに紙を重ねたものを何枚か作る。厚さを2mmくらいから10mmくらいまで用意する。それをスピーカーボックスのフロント下に入れてヒアリングする。ボックスが後ろに少しそっくり返ったあたりにベストポジションが現れる。感覚ではほんの少しフロントバッフルが後ろに傾斜するくらいかな?

 

ユニットの位相を合わせるというより僅かな時間差を耳で調整しているのかなと思う。微妙に調整しないと

ベストを見つけられなくて終わってしまう。頭で考えないで、振動板の位置を揃えるなんて忘れてやってみて下さい。

 

 

2021.2.21

 

昨日ステレオ見本誌が届いてびっくり、マスタリングエンジニアの方が

スピーカーセッティングでウーハーのネジの締め具合を書いておられた。

 

公にこの方法を書いたのは2.19のwhat`s Newの私が最初と思って書いたのにこの方の原稿のほうが先になる。嘘と言い訳は我が人生には無しにしたいと考えてきたのだが、言い訳?しないとプライドに係わる。

まあ考えて見れば私のをタイミング的にフォローして頂いたと思うことにしよう。

 

 

 

2021.2.19

 

出費無しで再生音を良くする方法。

これから思い付く度にupしていこうと思ってます。

 

まずはスピーカーばかり触っているこの頃ですのでこれを。ご使用中のスピーカーユニットを固定されているビスが簡単に触ることが出来る場合に限られますが。音に命をかけておられるならBOXの裏板を外す覚悟が要ります。ユニットのネジの締め付け具合ですが、一般に言われているトルクドライバーによる一定した締め付けなんて、自動車屋さんにおまかせしてください。知ったかぶりのオーディオ豆知識に騙されてはいけません。

 

ご自分で判りやすいテストソースを

聴きながら固定ビスを外れない直前に緩めたところから手先で少しづつ締めていきます。始めは一本から慎重にさぼらずに音を優先。一番だめなのはしっかりキツメに締めることです。これはカートリッジのネジでも全く同じですが!

 

再生音のレベルが上がるほど大事だとお考えください。AC電源の方向、

インシュレーターの設置、そんなレベルでは無い重要なことです。でも

音楽を聴かなくて、音だけを聴くオーディオ耳ではキュッとキツク締めるのが良いと判断される可能性はかなり有ります。音楽を聴いてやってください。

 

 

2021.1.29

 

WTPSPの開発は懲りずに進んでいます。 うれしいことに夢の再生音目標が完全に一致するヴィンテージスピーカーが見つかりました。知らぬ間にピノキオ鼻になっていたのでその陰に隠れて見えなかったのでしょう。それはテレフンケンやオイロダインなどの有名なユニットでは無くて同じドイツでも東独、それもその中でもセレクトされたスタジオ用モニタースピーカーでした。少ない中の一つを鳴らしてびっくり、なんとWTPSPが完成した時の頭の中の目標が眼前に現れたのです。正直言って現状のWTPSPはこれに負けています。もちろんその他の性能はWTPSPはヴィンテージでは無いので充分勝っています。しかし一番大事な部分、音楽は東独が歴史の中で懸命に造り上げた文化の中だからこそでしょう。理屈では無く感覚で練り上げられたコーン紙の素材と形状が理想を可能としていました。WTPSPは今は理屈で市販品コーンを改造しています。コーンの材料を一から見直したWTPSP開発にこれを機会に切り替えます。ますます大変なことになってきました。東独文化はとんでもない素晴らしいものでした。芸術は暮らしの豊かさと反比例するのかな?

 

 

 

2020.11.20

 

ジャズの解からない人が聴いてどう感じたか?

 

Blues -EtteのCD,オマケのtakeが入ってる盤。5トラックのLove your

spell is everywhereが大好きなんだがFive spot after dark も良い。なんとなくクラシックの雰囲気もある。今まで聴いてきてオマケのtake4が採用されない理由はノリの違いだけかなと思ってきた。今回はびっくり、明らかに何が違うかジャズ素人の私でも指摘出来た。これはWTPSPのおかげなのは毎違い無い。Curtis  FullerとBenny Golsonのアンサンブルの乱れの差が全体のグルーブに影響して出来が悪くなったのだ。正式のtakeはジャズらしくない神様レベルのアンサンブルである。

 

 

2020.11.6

 

今まで録音悪いのか、調律のせいか、歳のせいか?と勘違い、アラウの晩年録音、1991?、@Philips,バッハ、パルティータがWTPSPで初めて鳴りました、名人に不味いもの無しだったのですね、恥ずかしい!

 

 

 

20.11.5

 

トンデモ無い思い違い。WTPSPになって赤面することがかなりある。スークのヴァイオリンは他の同レベルのヴァイオリニストと比べ少し細身の鳴らさない人だと思ってたのがトンでも無い思い違いだと知った。素晴らしい重音表現もさらに凄いと解かった。BBCモニターLS3/5Aに変えて確認したら、やっぱり勘違いしてきたのがスピーカーのせいだったのは間違い無し。情けないことだなー

 

 

2020.10.31

 

インフラノイズファンの方でも最近書いているWTPSP,上手く調律整音されたスピーカーについては懐疑的な方が多い。はっきり言って世界のスピーカーの歴史から言って飛躍的に良いものが出来るはずが無い。このように思っておられるに違いない。

ではこう言いたい、ピアノは最高のものと家庭用?のものはコストが違う。自動車と似たコストパーフォーマンスがある。しかし弦楽器は違う、億単位のストラディヴァリやガルネリと中国製のオモチャは一般の人が見ても外観は変わらない、材料の違いも物理的に大きな差は無い。

値段の結果は音だけだ。スピーカーと似ている、写真や雑誌の世界を離れたら中音スピーカーも同じである。

 

WTPSPは弦楽器と同じである。外観は変わらずとも音が違う。どう違うのか?億の名器は音楽のために必要な音が出る。不必要な音が出にくい。出そうと思えばでるのだが。写真的高級スピーカーどんな音でも出る、高忠実度スピーカーだからだ。しかし音楽に不必要な音が出る。名器の楽器は奏者により不必要な音も出せるが、高忠実度スピーカーはいつも不必要な音が出ている。これは

レコード演奏家?にもどうすることも出来ない。だからレコード演奏家なんてものは存在しない。演奏家が嘆くだけの造語である。

 

WTPSPは分割振動を無くしたスピーカーでは無い、音楽に不必要な音を出さないスピーカーなのである。オブリコーンや楕円コーン、平板コーン、分割振動の無いコーンなどと同じでは無い。似て非なる考え方である。分割振動は音楽の基本なのでもある。

 

 

 

 

 

 

 

2020.10.31

 

最近、WTPSPの進行具合についてちょくちょく書いているが、大型高級スピーカーは触らず小型の安価なものばかり研究しているのですね、インフラノイズはローエンドマーケット?をターゲットにされているのですねとご指摘があった。スピーカーはどんな高価な大型でも最も大事なのはピアノの左手から右手の何オクターブかで周波数の範囲は知れている。いわゆる中音ユニットが基本なのだ。重低音や超高音は補佐役である。ホーン、コーン形式はいくつかあれど基本の形はラジオもハイエンドもそれほど違わない。安物も上物もかたちはそれほど違わない。マグネットや見かけだけでごまかされているのがオーディオマーケット。内部写真や綺麗な広告写真が値段を決めている。まだフェラーリやランボルギーニの方がエンジンがあるので

少しはマシかも知れないが、似た世界ではある。今はテストがやりやすいから小型を触るだけである。なら小型の最上級とサブウーハーが有れば大型はいらないということには残念ながらならない。理由はサブウーハーの扱いが難しい、というよりは使い物になるサブウーハーが無いからである。WTPSP開発ついでにサブウーハーも調べてみたが有名なサブウーハー名人メーカー?のを分解、驚いた。たかが100Hzくらいまでの範囲の受け持ちなのにドライバーは普通のコーン型である。ピュアーな100Hzサインウエーブでゆすったら太鼓と同じでコーンの分割振動による倍音がガンガン出る。コーンを叩いた音がそのまま鳴るのである。も使う前からこれはダメだとなる。ハイエンド大型にかなわない大きな理由のひとつだろう。

 

 

2020.10.21(P.S.またまた)

 

WTPSPを一般スピーカーと切り替えて検証するために、小型のスピーカーを数台入手した。セレッション、ロジャース、ハーベス、スペンダーなどである。国産のものも参考に手配した。セレッションには関心した、BBCモニターには当然及ばないがたいしたもので、謂わばゼンハイザーの一番安いランクに近づくくらいの音質であった。ところが国産の

有名大手メーカー、見かけも、重さも安物ではない、立派な値段のもの。鳴らして驚いた、弦もかたちそれなりに鳴るのだが、セレッションが安物で鳴らないヴァイオリンだとしたら国産のはもうノコギリのヴァイオリンでまるで一万円の中国製玩具クラスの音だった。国産のヘッドフォンより遥かに低いレベルだ。オーディオ全盛期はこんなスピーカーが氾濫していたのだった。当然こんなスピーカーではアンプやCDの音質を聴き分けるのは黄金の耳の持ち主でも難しいだろうな。BBCモニターやドイツ製モニターと、NHKのモニターが全く違うのと音楽文化は完全に関係がある。以前私の音楽の先生にDL-103を聴いてもらった瞬間にNHKの検聴室の音だと叫ばれた。三菱のモニターの音を思いだされたのかも知れない。今はもう確かめることは出来ない。

 

P.S.その国産の小型スピーカーであるが、一応エージングしておこうと

しばらく鳴らして結線を外してWTPSPに繋ぎ変えた、それで他のテストでWTPSP鳴らしたらどうも曇って上手くない。当然なのだがうっかり、国産スピーカーを上に載せたままだった。こりゃだめと国産スピーカーをのけたら元の音に戻った。究極を目指す皆さん、手を抜いたらいけません、スピーカーの回り、上部は片付けましょう。特に上部はいけませんね。

 

P.S.(2020.10.23) 

 

またまた同様の経験。先日と同じくらいの有名オーディオ専業メーカーの小型スピーカーを入手、聴いてみようかと結線せず置いてWTPSPを鳴らした。あれっ、今日は機嫌悪いなと思ったら先日と同じくトンでも無く邪魔をしている。こんな小型のスピーカーは確かGoodmanのMaxim?だったか?その後似たような小型スピーカーが溢れた。本家Goodmanを聴いたらずっとましだろうと想像する。

 

考えてみたらオーディオで綱渡りして音を整えているのだが、凄い演奏家はこんなどころでは無くて瞬間に自分の音を聴いてタッチを変えるわけだからやっぱり神様なんだと思う。だから再生装置のレベルが低いと神様レベルの演奏は鳴らないのは当たり前なのだろう。演奏家と比べオーディオは時間がたっぷりだし、何度も繰り返せるから演奏とくらべりゃ楽なものだ。神様演奏家に感謝!(はっきり言ってこのような音質のスピーカーでは演奏家のタッチの差の細かい違いや音律なんて聞き分けるのは無理だ。音律の差で出る音楽的な差や演奏のやさしさやフレーズの鳴り分けが溢れる偽倍音でカバーされて絶対でてこない。まあ言えば上品に弾いても乱暴なタッチに成ってしまうのだ。)

 

P.S.

自家録音のCDを聴いてみたが、今気づいた。ブリュートナーのピアノが

小型スピーカーではヤマハみたいに

鳴るが、考えて見れば理屈はあってるな!有山麻衣子に声はポピュラー歌手のような馬力が出てきた。WTPSPのおかげで耳の基準が上がってしまった。

 

 

 

2020.10.17

 

スピーカーがトンデモクラスになったので仕事せずに、サブシステムの電源、ケーブル、DAC内部などをヒアリングしながら出来る限り手直しした。私の音楽の先生が良くおっしゃていた。演奏会聴きにいくより自宅での再生の方が良い。その時はその辺の装置より遥かに良い音だったがまだまだと感じていた。だから今まではどんな装置であろうと、自宅で再生するほうが満足出来るなんてアリエナイと思ってきた。しかし同じことを言われるオーディオフレンドを裏切ることになるが、サブシステムの今の鳴り方を聴くと正反対の発言をしなければならない。

 

出かけてコンサートに行くより、遥かに自宅再生が良い。名演奏の凄さは神様レベルのものだ。それが目の前で鳴る、今までのオーディオの音は眼前に浮かんではいたが、空間は3次元的であっても、楽器、発音体の回りは2次元だった。オーケスト全体は確かに3次元にあるのだが、個々の楽器の空間は無かった。名演奏と現在演奏で聴ける並レベルの演奏の差が強烈に広がってしまった。神様レベルの演奏はCDやメモリーに保存されているのだ。それが生き返ったのだ。WTPが鳴る前は蓄音機だけ狭い範囲に限られて生命を再現していたのだった。

 

今は断言できる。オーディオはウェウエスタン、テレフンケンなどの高価なシステムアに手を出さなくても、そこそこのシステムなら、ツボさえ押さえればトンでもレベルになる。お気軽に音が良くなるアクセサリーで皆さんをお助けしている今なのだが、それを進化させ本気で音楽を鳴らしたい方にはノーハウ、WTPテクニックを直接お教えするシステムというのはどうだろうか?コンサルタントでは無くて?マンツーマンWTP構築機関なんて、だれか手伝ってくれないと無理。さて外国はどうするの?希望者の耳さえあればリモートシステムなんか簡単に出来るし。ただしが付く、希望者の耳が

ある音楽的レベルで無いとリモートは出来ないからだ。

 

 

2020.10.8

 

自分の好きなオーディオ機器の鳴り方があるという方か?あるいはオーディオ機器固有の音がお好きな方が法外に高価な機器やケーブルを組み合わせるのがハイエンドオーディオだと理解しています。しかし強い自己主張を持ってハイエンドオーディオを構築されておられる方のシステムならアキュライザーも共存出来るみたいだと少し驚きました。それが解ったけれど、〇〇サウンドには広告だすまではいきません。というよりインフラノイズにはカラー広告が出来る予算は有りません。Mt-t2さんがハイエンドらしくない? 音作りをされておられるリスニングルームでBACU-2000をテストされました。

 

有難うございました。

 

 

2020.10.8

2020.10.10追記有り。

 

Well Tempered スピーカーの試作第一号テスト機が音を出した。ゼンハイザーHD800を付けたり外したりの比較でも違和感は無い。ロジャースBBCモニターではかなり違和感を感じるのだが。驚いたのはケンプの実力が初めて解ったこと、これまで経験したオーディオではタッチが出てなかったのか?マルボーロのカザルスのバッハがなんと柔らかい音だったとは?少しキツイ音だと思っていていた。カザルスを慕って集まった超一流の演奏家達なのに、どうしてきつくなるのか不思議でしかたが

無かった。レコードでもCDで全く同じ印象だった。まさか音の出口のせいだったとは!皆さん超一流の演奏はこれまでの経験では判断出来ないと言い切ります。

 

追記:

ビリーホリディの声が可愛いところがこんなにあるなんて!もうびっくり、どんな表現も出来る人だ。スピーカーが良くなると こんなことまで聴こえてくる。ゼンハイザー最高のヘッドフォンでも聴こえない。もちろんBBCモニターでもさらに聴こえない。EMG蓄音機でもこんな細かい表現までは無理!やっと電気オーディオの値打ちが解ったとは、まさか。

 

追記:

カルミノーラの弾いている四季が現代的でパワフルなので良く聴く。小編成でリュートが入っている。このリュートが単独に鳴る時は聴こえるが、他の楽器に混じってしまうと存在が?しかしWTPスピーカーで埋もれることなくいつも聴こえる。小さな音の唯一の撥弦楽器、気の毒に思っていたのだが気の毒なのは生を知らないこちらの方だった。生きてる間に蓄音機の音を少しでも凌ぐ電気再生を聴くのは無理だと思ってきたが、少しでも優れた電気再生が出来たとは幸運だった。最新のハイレゾ、トンデモクラスのピュアーアナログでも音楽の部分では最高の蓄音機より優れるものは皆無だった。音量、S/N,歪、周波数特性では比較にならないとの反論はあるだろう。それを言う人は音楽の本質部分を理解しない方達だから無視するしか方法は無い。ハイレゾ再生で1000万円クラスの分解能世界一のスピーカーで鳴らしても聴こえないだろう。生ならいつも聴こえる、WTPスピーカーでYoutube再生でも聴こえる。再生音をマイクで拾ってスペアナ、コンピューター解析すれば、生のスペクトラムに近いのは1000万円スピーカーに決まってる。音楽の不思議がここにある。世に出すのは自分だけのためで無いと健康に気をつけて、コロナにかからないよう生きていこう。凄く元気が出てきた。

 

 

2020.10.1

 

久しぶりで注文をこなす忙しさから

少し離れた。バランス、アンバランス接続の比較テストは一応CDプレーヤー出力からミキサー、ヘッドフォンバランス接続までの環境は出来た。オーディオ的にはかなり違いがあるが音楽的には大きな差は感じられない。スピーカーとメインアンプまで行って無いので結論は出せないがアンバランス環境の方あわてることは無いように思える。バラアキュの瓢箪駒はバランス接続とバラアキュ整音能力の相乗作用による奇跡だったのに間違い無いだろう。

 

バランス接続が必要無しという意味では無いので結論はまだ先だ。

 

 

2020.9.22

 

上新電機さんのサイトにバランスアキュライザーが紹介された。怪しい製品なのに?いつも取り上げてくださる、担当のライターさんは上新電機のデモではお世話になった旧知の方だがいつもびっくりするのは全くバイアスのかからない試聴感想だ。忖度フリーの方が販売店のライターでおられるとは信じられないことだ。日本の新聞や、TVと違っての本来のマスコミ精神?がオーディオ界にあるとは!本当に不思議なことだが、販売店だからこその強さなのかな?

 

 

2020.9.22

 

親しい音友さんからちょっとショッキングなことを言われた。その方のこれまた音友さんで何人かがインフラノイズというメーカーはあやしい?と結構言われてるらしいとの情報。うーむ!そんなに不思議では無いのだがインフラノイズ愛用の方には聴き捨てならぬ言葉だろうと思う。弁解すればよけいにあやしくなるのでどのようにあやしいのかしばらく考えてからコメントしてみたい。

 

オーディオであやしいというとまず頭に浮かぶのはオカルトオーディオ、次はパクリオーディオ、そして超高額製品専門オーディオくらいか?でもそれには全く当てはまらないのだが?

 

 

 

2020.9.8

 

Mt-T2さんがブログでバランスアキュライザーの試聴観想を掲載しておられます。Mt-T2さんのブログはリアルタイムで無く約一月の時間遅れが有りますのでちょうど出荷が落ち着いた頃、いつもお世話になっています。

 

 

2020.9.4

 

バランス接続、バランス回路は理論上で無くて一般的な場合にアンバランスより優位かどうかのインフラノイズなりの見解を出す必要がある。そのためにプロ用の器材がそろってきた。世界的にかなり有名なブランドの小型ミキサーを手始めに常用システムに入れて聴いてみた。想像以上に良い、普通の音、素っ気無い音だ。悪く言えば魅力の無い音、そうだ一般的なCDの音。これがスチューダーになれば普通の音だけど魅力もあり音楽になってくる。ここがスチューダーとその他の業務用機器の違いなのだ。ゼンハイザーと日本製ヘッドフォン、プロ御用達の違いと似ている。日本製ヘッドフォンもいわゆるCDの音なのである。やはり一般的にスタジオで使用される機器はCDの音なのだなあと再度納得した。良質の球アンプに半導体アンプはかなわない、河口無線でデモの時よくお借りしたアンプ、FMアコースティックは例外的に使える半導体アンプだったのを思いだした。半導体アンプの中でもスチューダークラスがこのアンプだったのか?FMアコースティクのプリアンプは通常レベルのヴォリューム位置の音が悪くて困ったのを思いだした。やっぱりいくら最高級クラスでも民生用はこんな欠点があるのだなと思いながら使った。

 

前にも書いたがスタジオ機器は極めて当たり前の音で、普通に使えるものには間違いないかな?

 

 

2020.8.26

 

最近は全く聴いていないメインシステム、CDプレーヤーは業務用ばかり、タスカム、ソニー、スチューダー、全てAES/EBUバランスアウト有り。でも使っているのはスチューダーA-727のバランスアウトだけで、後は全部アンバランス接続。とは言ってもA-727は出力はバランスのホットだけ、アンバランスで繋いでる。理由は単にバランスアウト出力の方が音が良かったからだった。接続するプリアンプはM7と自作真空管アンプなのでバランス受けが無いのでバランス出力は宝の持ち腐れ。まさか今頃気になるなんて?

 

 

 

 

2020.8.9

 

西野和馬さんがバラアキュを入手されて絶賛の感想をご自分のブログに書かれている。既に多くのインフラノイズアクセアリーをお使いの方、無責任な言い方になりますが、どうか使いすぎに気を付けてください。

毒にも薬にもなるレベル、ギリギリのところに来てしまった感じは有りますので。

 

 

2020.8.7

 

この8月でまた一つ歳をとった。残りがだんだん少なくなるのでやりたいことをやっておく必要が有る。コロナのおかげで残りがもっと少なくなる可能もある。今回のバラアキュだがここまでくるとは全く予想していなかった。マスターテープの音、近い音を目指してきたのだが、今回はマイクの振動板の音というのがあるというのが解ったと言ったら大げさか?現実に聴けなくてもかまわない。ブラックホールと同じことだから。周りにいっぱいある電源ノイズとかデジタルノイズとかで無くて、アナログ信号に伝送系で同相でのるノイズと言う宿敵の正体が見えたと言っても良い。

 

アナログアキュライザーで満足されている皆さんに安易にバランス接続

の出来る機器に変更しなさいとは言えない。何か策は無いだろうか?

すぐ考え付くのはアンバラ/バランス変換の機器である。トランスか電子回路内蔵のバランスアキュライザーである。あるいは高音質の変換機単体(変換アダプターではない)。今は相手のおしっぽを見たので、これに拘らず、アナログライン最終、パワーアンプ入力端子に接続すれば

バランス接続+バラアキュの効果以上の音質となる機器を開発すれば良い。さてどうするかは今は全くアイデアは無い。

 

ウエルテンパードスピーカー、ヘッドフォンの前にやらないと!焦るなー。いっそうのことパワーアンプの後ろ、スピーカーの前でバラアキュ効果機器を考えだすか!また誇大妄想が始まった。困った。

 

 

 

 

2020.8.7

 

アナアキュも発売前から定例のマユツバ、自画自賛、誇大妄想をやってしまったので皆さんの検証?が公になるまで冷や汗状態でした。やっと?早くも?Jimmy Jazzさんの

掲示板に書いて頂いています。こちらでも感想が届いており掲載しようと思っております。今回もお礼のケーブルチューナーをお届けしますのでぜひご感想を頂きたいです。皆さんが褒められるほど効果無し、まあ1割くらいの効果だったというのも歓迎しますので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

2020.7.27

 

追記:

 

いくつかの自分の録音CDの内、有山麻衣子の歌がある。彼女はアマチュアでプロとはいろいろな点で比較出来ないのだが、優れた点はプロの悪い面、スレているところが無いのと、声が殆どノンビブラートで良く伸びる。フレージングは?なので一人では難しく、ヒットしたキングインターナショナルのCDは歌手一人なのに宇野さんが指揮したのである。ということは彼女自信のフレージングとは言えず宇野さんのフレージングなのだ。まあそれは良いとしてプロと比べ声自体はやはりアマなのだ。

 

ところが今日体験したバラアキュでの再生。マイクを上等にしたと例えたが。もう一つ頭に浮かんだことがある。昔ウイーン国立歌劇所属のベテラン歌手の声を録音した。その時生の声には何度も驚いた。声の出し方違う、でも情けないことにいくら

スチューダーのテープ、倍速の76cm、ノイマンのマイクで録音したのに驚いた声が入らなかった?録音のせい、腕のせい、電気再生の限界か?ともかく彼女の声は流石の国立歌劇という感じだった。今日の有山麻衣子はなぜかその力強い声を思い出させた。バラアキュはカラーを付けていないのに生より良くなればそれはカラーなのだろうか?それとも

物理的な変化でなくて感覚的なニュアンスの変化なのだろうか?そこまで製作者としては解って作ったのでないので、皆さんの検証を待つしかない。

 

 

 2020.7.27

 

間も無くバラアキュを出荷しないといけないのだが、仕事しながら隣室から聞こえる音楽をBGMにしている。今日は自分で録音したCDを聴いていたのだが、現場で生音を知っている。再生機器が良くなれば自ずとマスターの音に近づく。このマスターの音はデジタルでもアナログでも一度コピーすれば大きく劣化する。だからアナログの時代にいくら海外からきたマスターテープでカッティングしたディスクであってもマスターの音から程とおいものだった。

 

今日は驚いた、バラアキュで聴いていたBGMがマスターに近づいたなんて思わなくて、それ以上の感じがした。録音現場で使用するマイクを

より素晴らしいマイクに交換したような気がした。マイクはピンキリで

あるのでとても入手出来ないようなものの中には驚くようなものがあるのだけは知っているのだが。どうなったのだろう???

 

 

2020.7.21

 

録音されたLPの多くで録音時の位相(バランス伝送のホットとコールドが反転しているとの意味)が間違っているのが多くあると主張するザンデンさん、これについては真剣に検証してはいないのでコメントを避けてきた。とは言うもののサブシステムではいつもスイッチひとつで位相が反転出来る。デジタルでのバランス伝送も同じく反転出来る。まあ目くじら立てるほどの現象で無いので騒がずにきたが、今回バランスアキュが入ると少々問題が?今までこの

逆相と正相の音の差はどういう差であるか?私もはっきり言葉に出来ずいたし、ザンデンさんのコメントにも具体的な表現は無かったように思う。ところが今回は才能あるピアニストのタッチに大きな差が出ている。バラアキュが別世界を生み出しているのは眉唾では無いみたいだ。

製品が出来たというより、ピアノを聴く事が多いので本人がうれしい。

ハラショヴィッチやフランソワの

凄さが目に見えだした!

 

P.S.

誤解されるといけないので。過去のLP録音が位相が逆のが多いということを認めた訳では無い。再生時にわざと逆相にするのと、しないのとで

バラアキュのおかげで大きな差が今回初めてあったということが言いたかった。

 

実はLPの検証についてはこの主張がされた時期に交流があったのだが面倒なのでやらなかった。その後LPで無くてCDやデジタルについて再生側でわざと逆相にしたりしてやってみたが残念ながら逆相にした方が良いCDは発見出来なかった。録音時に逆相になる可能性は充分あるのでいくつかは間違いが出る可能性はある。しかしたくさんあるというのは?どうなんだろうか?バラアキュという武器が出来たのでその内ザンデンさんの見つけられたLPについてやってみたい。多分大きな差が出るだろうと期待?

 

 

 

 

 

 

2020.7.4

 

もうすぐバランス・アナログアキュライザーの発売開始です。AACU-1000は組み立て、調整に時間がかかるとボヤキましたが、今度のバランスはこれ以上に大変なので、お待たせすることになりそうです。申し訳有りません。アナアキュと同じく

試聴感想を頂けたらケーブルチューナー1セットお送りします。よろしくお願いします。

 

 

2020.6.12

 

それで音は?

 

書かずに我慢するのは、コロナで

我慢以上に体に悪い。一瞬聴いた印象は?常用のMCカートリッジから清水の舞台から飛び降りて、一桁上のをはりこんだらこうなるのかな?

口は下手なほうでは無いが、これは考えず頭に浮かんだ言葉なので、お許しください。

 

 

 

2020.6.12

 

バランスアキュライザーのプロトタイプ最終モデルが決まった。チューンドXLR端子は予想以上の完成度で

バラアキュの音質に大きく係わっている。アナログリベラメンテもXLRがあるので進化させたいと思い始めた。需要は多くないので特注品にするしかないかな?バランス端子を備える機器はプロ用を含めて、左右端子の間が大きく開いているものがある。このために本体から出るリード線は約20cmと長くする必要があったので音質調整に苦労した。片CHづつ別れた構造にしたらよさそうなものだが、ステレオの場合は左右の振動を揃えないと音楽にならない。ステレオでアンプ、その他を左右別にすれば良くなると錯覚しがちだが、

ステレオよりモノーラルの方が音楽的には優れているのと同じで、ステレオ左右の音楽信号以外の振動が左右バラバラでは音質ではセパレーションで多少の向上が有っても音楽はスポイルされるのだ。

 

 

2020.6.12

 

https://www.marantz7.com/

 

マランツ7だけでビジネスが出来るとは!驚きましたが、喜ぶべきことです。7の価値を認める方がたくさんおられるという事実です。オーディオの黄金時代には、いろいろなアンプが発売され、ハイクラス専門のオーディオライターの方が次々現れる世界中のアンプを称賛します。しかしなぜか称賛したアンプを使うこと無くご自分では7を離さなかったという

話は今やレジェンドです。その後キットやレプリカが発売されたが、本物とは比較にならなかった。BBCモニタースピーカー、ロジャースのLS-3/5Aと似ています。初期のモデルに

かなうものは決して出てきません。なぜ?答えは簡単、音楽的レベルの高いものは比較するものではないからです。7やロジャースの価値を認める技術者ならコピーでなく、オリジナルを造ればレジェンドになる可能性は有ります。演奏も音楽も超一流になれば比較は無意味となるのです。ウエスタンやジャーマンヴィンテージは市販品では有りません。市販品で最高峰は未だにマランツ7だと

認めざるを得ません。7製造に係わった個人、個人のセンスのなせる技なのだと考えます。

 

2020.6.5

 

先ほど、バランスアナログアキュライザーの音決めが終わった。伝送形態が違うのでアンバランスのAACU-1000とは比較出来ないが、やはり

バランスの優位性ははっきりと感じられる。ともかく静かで音の伸び方が異次元である。アナログディスクではマスターテープと比べこの音の伸び方が劣るのだが、不思議なことにディスク再生でもバラアキュを使うとマスターの伸びに近くなる。アンバラアキュでは感じられない部分での改善があることは確かだ。7月中旬には発売出来そうだ。

 

やれやれでこの一週間頑張った成果が出た。

 

 

 

 

2020.5.11

 

お待たせしているバランスアナログアキュライザーだが、夏までにはなんとか発売出来そうである。バランスとアンバランスのどちらが優れているか?ケーブルの種類、コネクター、トランス有り無しなどの条件を同じにしないと比較にならないので

オーディオの世界では優劣は決めていないようだ。だが?プロの世界では昔からバランスが当たり前で、上記の話で条件を同じに出来たらバランスが勝利するのは間違い無いと思う。なぜなら物理的にバランス伝送が優れているからだ。現在ではバランス回路を仕方なくデチューン?してアンバランスのアナアキュを使ってアンバランスでも好結果を出している方もおられる。しかしである、バランスアキュライザーが出来れば理屈どおりにバランスが好結果を出すだろう。バランス派の皆さん、ご安心ください。本日改造したノイトリックXLRプラグはメス、オス共に素晴らしい結果を出してくれました!後はバランスタイプのアナアキュコイル素子にかかります。バランス伝送のアナログアキュライザーでまた新しい世界が開けるのは間違い無いでしょうね。

 

 

2020.3.28

 

外出を控える日々、酒仙坊さんが教えてくださった、ウイーン国立歌劇ベルリンフィルの無料試聴番組。おかげで3月に入って家内と一緒に3日間もトスカの収録を3本も鑑賞。今夜はベルリンに飛ぶ、もちろん体は自宅で。パソコン、アキュライザー、改造ヘッドフォンアンプ、開発中㊙ヘ〇〇〇〇〇アキュと最高クラスゼンハイザーヘッドフォン、家内はHD800,私はHD650で素晴らしい体験となりました。来年も無事生きていられたらWTPヘッドフォンと

㊙で皆さんにも味わってもらえるのだ。

 

 

 

 

2020.3.17

 

AXIOM80の使い手として有名な方、Kさんから電話があった。友人からアナアキュを借りて聴いて驚いたとのこと。初期シリアルのM7と初期マッキンプリを使い分けておられるとのこと。初期マッキンにアナアキュを組み合わせたら今までないことが起こった、マッキンがM7に勝ったとのこと。先日のアナアキュのノイズ音といい、こんな話が聞けるのはものつくりの醍醐味だ!

 

 

2020.2.21

 

約2カ月のタイムディレイにて

Mt.-T2さんのアナアキュ試聴感想が出始めました。さてアナアキュの音質改善をどのようにオーディオ的分析で解説頂けるのか楽しみです。

 

 

2020.2.20

 

2.5のブログ2に掲載のKさんからのケーブルチューナー感想に追記が有ります。

 

 

2020.2.5

 

Well tempered ヘッドフォン、スピーカーと言いたい放題言ってきたが、世界最高級と言われるヘッドフォンと比べてどうなどうなのかが一番大事なところだ。それでWTPヘッドフォンが世界一かどうか検証するには現物の世界一クラスが手元に無いとハッタリで終わる。グラド、ベイヤーは大分前に手元にあったが、ゼンハイザーは中級は入手していたが最高クラスはまだだった。やっと昨日入手、まあ予想したくらいと判断して一日エージング、驚いた。今までの中で一番学習能力有り、すっかり変身してグリューミョーのパルティータが鳴っている。しばらく聞き込んでから、ベイヤーT-1,ゼンハイザーHD-800,HD-650,グラド中級クラスの印象を報告する。WTPとの比較はまだまだ先だ。進化中ですから。

 

 

 

2020.2.5

 

皆様のアナログアキュライザーへの印象だが、開発者としてとてもうれしいことに何人かの方が気づかれている。若い頃SONYの新製品発表会でマランツ7とSONYセパレート高級プリの比較があった。この時マランツ7の実力を知った。音の出て無い時?でも7は圧倒的に良かった。後日、オリジナル7のphono無信号時の雑音の素晴らしさに気づいた。それ以来優れたアンプは雑音が良いのは自覚しているが,7のような経験はその後皆無だった。でもアナログアキュライザーにその雑音が乗り移ったかのように、入手なさった方が気づかれた。Mr.S.MarantzがAt last you did!と言ってくれるような気がする。

 

 

 

 

2020.1.28

 

昨日ケーブルチューナープレゼント品を発送してやれやれのところ早Hさんから感想メールが届いた。第一号で掲載と思ったら、既にAquiraxさんがJimmy Jazzの掲示板に書いてくださっていた!頑張って送って良かった。https://6016.teacup.com/jimmy/bbs/974

 

 

2020.1.24

 

ケーブルチューナーに関して早速質問有り。インフラノイズ製のケーブルにも効果有るのか?残念ながら?

日々進化しているインフラノイズなので幸か不幸か、もちろん効果大です。

 

 

2020.1.24

 

試聴感想を送れ、送れと強要して忙しいからという理由でプレゼント品をなかなか送らないのは詐欺やないかと猛反省、昨日は取り扱い説明書造ったし、今日は朝からケーブルチューナー、最後の音質チューニングを済ませた。自己満足度またまた90点、世界中探してもこのような効果のあるアクセサリーは皆無と断言。

どんな名器のスピーカーであろうと(オイロダイン、ウエスタン、ドイツスタジオモニターから始まりダイアトーン、ヤマハまでと、ヘッドフォーンはゼンハイザーHD800から始まりSONYまで、ご希望ならゼンハイザーイヤホンIE800ももちろんです。)スピーカーケーブルが有る限り涙の出る改善効果有りと断言!

近日中に作成、発送します。詳しいテストリポートを下さった方には効果有り、無しにかかわらずもう1セット追加で差し上げます。ケーブルチューナーの試聴感想応募中。

 

 

 

 

 

2019.12.24

 

西野和馬さんのアナアキュ試聴感想が始まった。オーディオ誌には絶対載らないコメント、ネット時代だから自分のブログには書ける??

 

(アナアキュを入れるだけで最高級のセパレートアンプを導入したような音の改善は、、もしかしたらこれは「革命」なのか(笑)。昨日、上のポーランドのピアノトリオ盤を聞きながら、この音の出方はどこかで聞いた感じだなあと、つらつら考えたら、、、ハイレゾですわ! はいれぞ! ちょっと前にいろいろ聞いていた192Kとかのハイレゾの音の様子に近い! ふつ~のCDがハイレゾみたく聞こえる、、う~ん言った何んだろう、、)  

 

 

2019.12.19

 

アナログアキュライザーには興味があるのだが、そんなコイルを巻いたチョークコイルみたいなものを愛用中の?十万円のMCカートリッジ出力に入れる気はしない。せっかくの信号のハイが落ちてどうしようもなくなるに違い無い。聴く前から音質が劣化するに決まっていると解る。超アナログマニアのベテランがおっしゃっているそうだ。そのように思われるのは不思議では無い。しかしコイルと言っても鉛筆に単線を数回巻いたくらいでL成分はわずかなもの、おまけにそのターンにはシールドがあるディレイラインなのでL成分はゼロである。だからカートリッジ出力ピンから出るリード線と同程度。リード線を貴金属線やヴィンテージものに交換して大きく音質が変化するのと同じである。まあリード線の場合は音色が変わるのであって改善されるのでは無いが、アナログアキュライザーはカートリッジが取り出した信号にのる高周波成分の害を無くすことが出来る。これまでは無かったアクセサリーであるので試してから言って欲しかったが、発想としては当然なので仕方無し。

 

 

2019.12.17

 

ケーブルチューナーの追加説明。

調律してないピアノと調律後のピアノなんて解りにくい表現だったが。

ケーブルチューナーをセットしても何も変わらない、解りにくい時、

音色は余り変わらない、では何が変わったのが解りやすいか?ベースラインの音階である、コントラバスが

ただブーブー鳴っていると思っていたヴィバルディやバッハ、音階がはっきりしてドレミファが聞こえる。同じくジャズのベースがこれほどメロディーを表現していたのか?

ケーブル交換やアンプ交換ではこうはならない。ケーブルチューナーだけが可能とする技だ!

 

 

2019.12.17

 

ステレオ誌1月号で広告を出したので

見本誌を昼に見た。今回はライターによる試聴記事は断った。アナアキュの実力をすんなり書いてもらえるとは思えなかったからである。もし私がライターなら他社のことを考えると無理なことだ。これまでのアクセサリーと違いアナログラインに入れるだけでシステム全体の音が完成することは超高価なアンプが不要になるという意味でもあるからだ。他の記事を見てびっくりした。バンデンハルのカートリッジ、180万円!

 

 

 

2019.12.11

 

念願のグラドヘッドフォンを入手、早速聴いた。第一印象は極めてまともである。ネット情報ではロック向きだとか?そんなことは無い、偏った音では無いので期待はずれ?いや安心した。これまでゼンハイザー、ベイヤー、AKG,KOSS,ウルトラゾーネ、PHLIPSは安物から極上までとんでも無いものは皆無だった。ところがである。日本製有名メーカーのは

これらと比べて壊れているのではないかと思うのばかりだった。極上は聴いて無いので中級まででの話だ、たまたま入手したのが故障していた?そんなことは無い、それらの振動板とエンクロージャーを苦労して触れば上記の外国製とおなじ当たり前の音になったから設計者の思う音質だったのだ。日本製スピーカーがおかしな音だとは私だけじゃ無くて海外マーケットの一般人なら知っていること、そのスピーカーよりヘッドフォンの方がもっと日本の音だったとは皮肉というより悲しさに近い。

 

 

 

2019.12.11

 

これもまだ、スピーカーオーディオの方全てに理解出来る言葉では無いのだが、ケーブルチューナーの効果はステージで一流ピアニストが弾くピアノの演奏音で、リハで未調律のピアノで弾いて、その後本番で調律されて弾いた音の違いと似ている。

ピアノの音はそれほどの変化は無いが演奏が違ってくる現象。

 

 

 

 

2019.12.11

 

プレゼント品に選んだケーブルチューナーについて。一般的なインシュレーター等の効果は音色変化だが、ケーブルチューナーは音色変化が極めて少ない、結果、音楽内容変化より音色変化(もちろん良い音になることも音色変化だから悪い意味では無い、要するに元より変わる変化である。)を求める人には効果が無いということだ。言葉で表すのは難しいがゼンハイザーヘッドフォンHD-598に付けるとHD-650に化けるというような変化だ。取り合えずヘッドフォンに詳しい方にしか分からない説明。すみませんスピーカー中心の方に上手く説明する言葉も思い浮かんだらまた書きます。

 

 

 

 

2019.12.9

 

試聴感想ですが、アナアキュを使っても効果が無かったとか、期待どおりで無いとかでも残念ですが、頂きたいです。これまでの経験で音の変化が全く分からない方がおられるのでもし購入に失敗されるのがとてもつらい。もちろん返品とか手段はあっても会いたく無い。だからメーカーとしても載せたくない感想でも頂けたらボツにしないつもりです。

ケーブルチューナーだけでもゲットしてください。でもこれも無理かな?販売ルートと返品調整しますが

出来るだけ購入しないでください。

 

こんな変なこと書くオーディオメーカーあるかな?

 

 

2019.12.9

 

ケーブルチューナー、1ペア!

スピーカーケーブル、ヘッドフォンケーブルなどに挟むだけ、ケーブルの交換だけでは得られないところが

改善される。試作は前から出来てるが最後のつめを毎日やっているので

お楽しみに!

 

 

2019.12.9

 

経営規模が小さくなっていくので、宣伝の予算がゼロに等しいから、当然だが他のメーカーのような媒体への対策は出来ない。やっぱり今回も

皆様の試聴感想がとても大切となる。製品化もあるかと考えていたケーブルチューナーだが、他社では?の価格と構成でなんとなく、うさん臭いのがケーブルのインシュレーター?音はどんなことをしても変わる、材料の種類で音色は変わる、ダンプしたり押し付けたりで大きく変わる。材料、重さによる音色付加機なのである。それらと一緒にされるのが嫌で世に出せなかったアクセサリーを試聴感想を頂いた方にプレゼントしたいと考えている。

 

 

2019.12.9

 

アナログアキュライザーは随分お待たせしたがとりあえず12/10から受注開始するのだが、さて年内にどれだけ出荷出来るのだろうか?お待ちいただく方のことを考えるとつらいのだが、どうか現状をご理解いただきたい。あまりにこちらで手作りを書くものだから、量産やめて直販に切り替えるのかと勘違いなさる方がおられる。入手はこれまでどおり、オーディオ販売店からお願いしたい。

 

 

2019.11.28

 

アナログアキュライザーのバランスタイプの発売予定はあるかとの問い合わせが多い。アナログラインは全てバランス接続なのでどうするかということである。バランスタイプも

開発予定にあるがXLRプラグの音質が問題でこれをどう解決するかという難題もある。まあ半年位でなんとかするつもりである。アンバランスでもアナアキュがあればバランス接続の比では無いのだが、アンバランスに変更してくださいとは言えない。半年位お待ちください。

 

 

 

 

2019.11.28

 

アキュライザーが落ち着けばサンプルを何台か造って最高クラスのヘッドフォン再生、あるいはこの夢の

演奏家ご招待クラスの再生に興味をお持ちの方に試聴していただくつもりだ。

 

 

2019.11.28

 

アナアキュ発売にむけて全力投球中なのでヘッドフォンその後を報告していない。しかし結論は出た、世界最高クラス、値段最高クラスのヘッドフォンとWell Temperdヘッドフォンを比較して、どうしても世に出したいと思い始めた。一から造るのも

OEMでやってもらうのも私の力?

というより製造、販売への気力が無いし、利益への興味も無いからだ。

残る方法はモデルを指定して、チューンドモデルを造ることかな?まあ言えばAMGのようにベンツのチューンアップショップをやることと同じかな?面倒だが世界中に希望の方がおられるのは間違い無いだろうし、オーディオで費用をかけず、最良の再生音を得るにはこの方法しか無い。Well Tempered ヘッドフォンは神様クラスの演奏をどんなオーディオシステムより身近に感じられるのだから!

 

 

2019.11.28

 

お待たせしているアナアキュは12月に入ってから販売出来そうである。

製造の困難さと価格設定に悩んだが

インフラノイズはもはや企業では無くて個人の趣味、道楽になっている。一番の目標は世界中どこを探しても代わるものは得られない宝を造って出来るだけ多くの方に喜んでもらうことだと自覚している。これは本当に最近になって考えるようになった。だから頑張れる間はそのように生きるつもりだ。

 

 

2019.10.28

 

気に入ったAKGのヘッドフォンで

同じもので3台目を入手、AKGは楽器と同じで個体差が大きい。ゼンハイザーはそういう意味ではブレンドのウイスキーと同じで個体差はかなり少ない。3代目のAKGはひどい音だった。期待はなかったのだけど2日間のエージングで良くなってきて合格範囲に入ってきた。たいしたことの無いレベルのヴァイオリンを自分より腕のある人に貸して、帰ってきたら驚くほど良い音に変化していたという話を聞いたことがある。これと全く同じだと思う。でもヴァイオリンも全くの安物ではこの話は無いだろうな。

 

 

 

2019.10.27

 

ヘッドフォン、イヤフォンはエージングが重要だが3日間連続でこれだと思うCDをリピートで再生しておく。素性の良いのは大きな成果が期待出来るが、素性の良くないものはいくらやってもたいした変化は無い。日本製の大手のものは残念な結果となった。楽器の慣らしと全く同じことだ。ヘッドフォンメーカーでもエージングに肯定的なところと否定的なところがあるのは驚きだが、上記結果からすると不思議なことでは無いと再認識した。

 

 

 

2019.9.9

 

もうすぐ超高価ヘッドフォンが入手出来る。楽しみでワクワクしているが、果たしてヘッドフォン音質ランキングの4)美意識、タッチなどさらなる芸術的要素の再現力を備えることを満足出来ているかどうかがポイント。ハイエンドオーディオで良く出てくる音場とか解像力、広帯域なんかどうでも良い。超強力マグネットをはり込んだスピーカーユニットの効果とかはいっぱいあるからどうでも良い。4)があればすんなり認めて参考にすることがWell Tempered SP & Headphoneの進化につながる!単なるオーディオハイエンド音質に留まっていて失望してもWell Tempered をなんとかして世に出して日本のオーディオ底力を世界に誇るために頑張ろう。

 

P.S.ヘッドフォン、イヤフォンはエージングにとても敏感で驚いている。アンプやケーブルのような人によって意見が異なるようなものと違う。一時間程度のエージングで変身する敏感さ!多分振動板が薄くて構造が簡単だからだろう。まるで弦楽器の弾き始めと終わりのような変化だ。とても重要なことだと思った.

 

 

 

2019.9.7

 

超高価なヘッドフォンといくつかのイヤフォンのチェックを残してヘッドフォン、イヤフォンの集中体験は終わります。まあ自分が選んだ一部の製品の試聴なのですがインフラノイズ一連の製品の音質傾向を認めていただく方にはとても参考になると考えます。30種類弱のヘッドフォン、イヤフォンで国産の有名品3ブランド、海外ではゼンハイザー、ベイヤー、AKG,ウルトラゾーネ、アルティメートイヤ、クリップッシュ、フィリップスとクラシックとアコースティック楽器でのジャズに絞った、インフラノイズの音の価値観でのヒアリングでしたので万人に通用するものでは有りません。このアトランダムないいかげんな選び方で、

一つブランドを選ぶとゼンハイザーでした。若い時に使っていた黄色の

スポンジ耳あてのついたゼンハイザーがここまで成長されたのには感激します。安いのから、高いのまで(超高いのはまだ未経験)またヘッドフォン、イヤフォンを問わず一定した音の価値観が守られています。

他のブランドはここまでのそこ力は

あるとは思えません。

 

後はWell tempered SPで可能性を見つけたレベルに超高価ヘッドフォンが達してきているか確かめるだけです。楽しみです。ヘッドフォンも製品造りたいなー!

 

P.S.上記手持ちをオーディオ雑誌付録のCDで録音の良いジャズ演奏で

全ての製品を聴き比べましたが、どれも高いレベルで再生出来ました。音楽ジャンルによって異なるでしょうがオーディオ製品というレベルでは全て素晴らしいものだと思います。iphoneとこれらの組み合わせで再生する音楽以上の音が出るオーディオシステムなら十分高いレベルです。もちろんそれ以上のレベルを目指すべきでしょうが?

 

 

2019.9.1

 

ヘッドフォンの世界には遠かったおかげで短期間にとても楽しませていただいたのももうすぐ終わります。

最後に超高価なヘッドフォンはどのくらいのレベルなのかはここまで書いた以上、清水の舞台、何度か行ったことが有るが、思い切って飛び降りてと注文中。具体的にどうこうとは書けないので購入お考えの方はメールでご相談ください。お役にたてると思います。イヤフォンにはヘッドフォンよりびっくりしました。

appleのが標準かと思っていたのに

ゼンハイザーのレベルの高さにはもうびっくり、試聴して気に入ったのを選ばれたら、iphoneと組み合わせ

youtubeで聴かれたらびっくりされますよ。オーディオはお金がかかるのと比べイヤフォンとipad,iphoneの音楽再生能力がこれほどのものだったのか?とショックを受けられます。とても高いバランスドアマチュア型とかも聞きましたが補聴器の世界からきたので、ある部分だけはとても良いのでこれについてはまた書きます。インフラノイズファンへのお勧めは今のところゼンハイザーのイヤフォンなら間違い無いと言っておきます。素晴らしい。

 

そろそろアナアキュ具体化しないといけないな。

 

 

 

 

 

 

2019.8.19

 

まだまだ増えそうなヘッドホン、イヤホンだが、勉強になった!1)オーディオ機器としての物理的な基本性能に達していない安物。2)基本性能に達した標準品。3)基本性能は有り、アコースティック音楽を再生出来ることはもちろん、音律再現の正確性有り。4)上記1)2)3)を満足し、かつ美意識、タッチなどさらなる芸術的要素の再現力を備える。

 

このように分類してみた。2)の性能のものは比較的安価なものでもある。日本製の中高級品は殆どがこの範囲のものと思う。3)AKG,ゼンハイザーの中高級品があてはまる。もちろん聴いたモデルだけの話なのだが、あっていると思う。例外に良いというのはみあたらない。しかしとても購入出来ない超高級品には4)があるのだろうと期待している。なぜなら3)クラスに少々手を入れるだけ4)に変身するのだから、メーカーは当然手を入れて高価格化する。でもこれは底力のある証拠だ。

 

後4機種ほど外国メーカーでAKG,ゼンハイザー、ベイヤー以外を発注している。さて結果が楽しみだが期待はしていない。気になるのはベイヤーの超高価なのと、グラド、ノイマンくらいかな?ウルトラゾーネというのはもうすぐ入手出来る。

 

不思議なことに日本製のアンプや

CDプレーヤー、スピーカーはこの

基本性能の音と同じだと感じた。外国製のものは3)に近いものがかなりある。4)的なものはハイエンドにはまず無いがヴィンテージにはたくさんある。ということはヘッドホンの世界は音楽命の方にとって超コストパーフォーマンスの世界であるのかも知れない。そう考えてみると聴いたこと無いが100万円のヘッドホンは高く無いのか!

 

 

2019.8.15

 

今日はフィリップスのヘッドホンを聴いた。これも予想どおりB&O的な優等生サウンド、りっぱなものである。B&Oといい、フィリップスといい、マニア向けでないのがこのくらいの基準を維持している。日本はとてもかなわないレベルだ。

 

ゼンハイザーの2セット目のイヤフォンが届いた。一万円そこそこだから中級になるのか?前回のより良い。耳の中に入れるものだから振動板も小さいし、変な細工も出来ないので、値段のつけ方で音が変るということは、ヘッドホン、イヤフォンはオーディオでも本当に実力差の出る分野なのだろう。マイクとヘッドホンで自由自在なら他の音響製品など朝飯前だと思うのだけれど。中級?クラスまでしか購入して調べることが出来なかったがAKGとゼンハイザーに関しては1-5万円クラスまでは高いものほど良いのは間違いない。多分超高いのもコストパーフォーマンスは解らないが良いものだろうと想像できる。

 

アキュライザー内蔵と内蔵無しのアンプを販売したら外観は同じだが、音質の差があるのでヘッドホン的な価格設定にすれば2万ー50万円となるかな?でも知る限り日本製のアンプの普及型と高級型は大きな音質差があるとは思っていなかったのだが?

 

 

 

 

2019.8.14

 

日本製著名なヘッドフォン到着。音質は予想通りというか、心配した通りというか?せめてアップルのイヤホン程度までは来て欲しいものだが。悪口なったらいけないのでコメントは避ける。構造これまた、量産を考えすぎというのか、乱暴な設計。後から触りようの無い音質に害がある材料、形がある。多分AKGやゼンハイザーのような振動板が命のメーカーでなくて、振動板は専門メーカーの下請けに発注するからこのような構造になるのだろうと推測できる。とても大きくなったマーケットだし、世界に対して日本の音響メーカーとして恥ずかしく無いヘッドフォン、イヤホンを造って欲しい。基本設計にたずさわる若い技術者が音楽とオーディオのかかわりにもっと深く本気になることが必要だ。

 

 

 

 


2019.8.13

 

ついでにイヤホンも入手。アップル純正のものは見掛け以上で高く評価していたのだが?と言ってもB&O製品のような万人向けの優等生音だが。アップルとゼンハイザー比較、驚きました。ゼンハイザーは西洋音楽のアンサンブルを解っているがアップルはそこまでのレベル無し。これでAKGとゼンハイザーの特長がつかめた、西洋音楽の音色をつかむAKG,アンサンブルをつかむゼンハイザー、両者は住み分けているなと感じた。近々の日本製著名モデルが来る、あわれな結果にならないことを祈るが無理だろうな。

 

追記:ゼンハイザーイヤホンには

驚いた。イヤホンはとてもヘッドフォン、スピーカーとは並ばないレベルと勘違いしていたようだ。すみません。早速ゼンハイザーイヤホンもう一機種発注してしまった。Well Temperedヘッドフォンはやりたいなあ、夢ばっかり。今のところは

改造ヘッドフォンが良いからなー、また言ってしまった。100均みかけは充分イヤホンはこんな基準では憐れなものとしか言い様が無い。やはり最低限の音響理論は必要なのかな?

 

 

 

 

 

 

2019.8.13

 

瞬く間に20セット近くになったヘッドフォン、自分でも病気だと思うこの好奇心。右左の確認でたまたまやってみたテスターでの導通テスト。なんとカシャという直流の音は音質と一致する?一発のパルスで性能がわかるのか?昔スピーカー名人はコーン紙なぜただけで音質が解ったそうだ。私もアンプ名人であった?ヴォリューム上げてアンプの初段ノイズ聴いたら素性が解っていたから。今回はヘッドフォン名人かな?ヘッドフォン購入希望の方にアドヴァイス出来るくらいになりましたのでご相談ください。ただアコースティックでの判断だけですよ!

 

 

2019.8.11

 

急に増えたヘッドフォン、AKGはクラシックに必要な音色は完全にコントロール範囲に有り、表現力とか分解能とかが値段に比例して良くなるように思う。ゼンハイザーはさすがだ、音色よりアンサンブル、西洋音楽に基本有り、これも高いのは良くなるようだ。コストパーフォーマンスについては両者ともとても高いのは聴いて無いのでコメント不能。

2万円までのモデルで両者共充分な

音楽再生能力有り。さすがである。

ベイヤーについてはノーコメント。

目的をモニターにおいてはいるが

ひろい範囲の音楽ジャンルの再生を

最初から考えているのか?ベイヤーはともかく後の2社に比べ私の経験が少ないのでノーコメント。他社グラドやウルトラゾーネ高額モデルは興味有るが勘では少し違う世界のような気がする。もちろんノーコメント。

 

以上報告です。

 

 

 

 

2019.8.1

 

残念な報告。ついでと言ったらいけないか?日本製のほぼ同価格帯のプロ用ヘッドフォンを試聴、分解。音は予想通り聴くまでも無い。ユニットの構造の工夫はいろいろやってあるが、最終的な詰め、設計時の後から音質的検討をした痕跡無し。ドイツ、オーストリア製には苦労の跡がたくさん見られる。30-40年前のマイクでの印象と同じ。ああ日本オーディオは欧州製を調べてるのだろうが音楽との係わりに全く気付いていない、情けない。プラスティックのリブ、厚さ、材料をいろいろ変更する前にまず形と音の係わり、例えば同じ形状を並べる弊害とかに気付いて欲しい。AKGを見たら解る!ベイヤーを見たら解る。30年前のモデルでも解る。

 

 

 

 

2019.7.31

 

勢いでゼンハイザーヘッドフォンのドライバーユニット2種類の構造を見た。若い頃AKGのマイクユニットを見て感動したことを思い出した。音響、音楽と構造の係わりを理解して伝統受け継いでいることが解る。AKG,ゼンハイザー共に素晴らしいメーカーだ。 材質や特長を誇るのでなく、その実力と蓄積されたノーハウに今回も再び心が動いた。

 

 

2019.7.27

 

カートリッジやスピーカー、マイクとアコースティックと直結したものは可能な限り、聴いて分解して知っているつもりだが、ヘッドフォンは興味の対象でなく改造はしたものの深入りはしていない。ところが先日ゼンハイザー、AKG,ベイヤーと聴き比べたのが運のつき。著名なモデルをいくつか入手、振動板を調べだしたがマイク同様で基本は同じ。各社つぼは異なれど常識はあるようだ。楽しくて瞬く間に数種類入手、そのうち振動板触って壊してしまうに決まってるが、まだ常用改造を上回るもの無し。こうなると二十万から数十万?のグラドやゼンハイザーがどうしても聴きたくなる。振動板のリブのデザインや厚みを製品化できるギリギリに持って行き、歩留まり悪くセレクトする方法で超高価モデルを造っているようにも思える。アナアキュを征した今では設備、予算さえあれば簡単にも思えるのだが?どんどん増えて行くのは餅ばかり。

 

 

 

2019.7.16

 

レコードを再生、デジタル録音してファイル作成、ファイルからCDR作成。CDRをアナログアキュライザー試作機を通して再生、同時にレコードを再生する。セレクターでCDRとレコードの再生音を比較して区別が困難、まあスクラッチノイズが録音されてるから!開発者が見破れないレベルまでは来たみたい!

 

 

2019.7.15

 

2019.7.2のブログ記述にヘッドフォンについて補足しました。

 

 

2019.7.11

 

ベイヤーモニターヘッドフォンの音質について余りにも無責任なコメントを残したことを反省している。申し訳有りません。今も常用ヘッドフォンとの比較、ロジャースLS-3/5Aの再生音の比較をしたが、常用がLS-3/5Aに優れるのは確認したが、ベイヤーの方は比較にならないくらい落ちる。常用が良いが基準にならない。そうでないとただの自慢に終わる可能性があるので近々値段にかかわらず試聴可能なヘッドフォーンを聴いてから追記することにした。今までのヘッドフォン関連のコメントは保留させて頂きたい。申し訳有りません。

 

 

2019.7.9

 

嘘は絶対書かない、自信の無いことは書かない、悪口は書かないと気をつけているつもりだが、2019.7.2

のブログで書いたベイヤープロ用ヘッドフォンの印象であるが、どうも

良く書きすぎた、早とちりのように思える。近々追記したいので早まって入手急がないで欲しい。

 

 

 

2019.6.19

 

またまた今更?だがアナアキュをディスクで使用するテストを重ねている。そして解ったこと。

 

昔のDENONレコードのようなマスターがデジタル録音のものは,いくらディスクと言えどもCDと比べ幾分ましかくらい?過去のオリジナル盤、名ディスクはやはり素晴らしい。特にスタンパー使用回数が少なかった盤、テスト盤、ラッカー盤の音質では最新のハイビットハイサンプリング、DSDも逃げ出すだろう。CDではピンキリの巾はこれほど大きく無い。ディスクはピンキリの差がとてつも無く大きい。といことはカートリッジ、ターンテーブルで大きく差が出るということになる。早くアナアキュを現実化して名ディスク並の音質をデジタル装置でも味わってもらいたい。とことんのアナログを知らない世代の方へのプレゼントだ! 

 

 

2019.6.8

 

ネットから入手した圧縮音源はもちろん、大事な演奏のCDは大切にしてください。リマスターやSACD,

ハイレゾ、DSDなども楽しみでしょうが、手持ちの音源が宝物であったことにもうすぐ気付かれます。

私は今片っ端から大事な演奏のCDを聴きなおしています。持っていて良かった!

 

出てくる音が凄いのでなくて、演奏家が凄い、過去の演奏家がそこに生きて帰ってくる!音の情報量ではなくて、ドレミファが汚れなければ大丈夫です。本当に良かったです。

 

この体験を共有して頂きたい思いで一杯です。アナログアキュライザーで実現します。

 

 

 

2019.5.30

 

では

Well Tempered Speaker 開発で

解ったことは?

 

ハイフィスピーカーは高忠実なので

ズレタ倍音も正確な倍音も平等に再生する。なるほどハイファイに嘘は無いが、残念ながらズレタ倍音をよけいに強調するスピーカーがとても多いのだ。

 

とは言うものの、ハイファイスピーカーはズレタ倍音で表現する演奏家には味方になることもある不可思議さ!

 

 

 

 

2019.5.30

 

アナログアキュライザー開発のおかげで解ったこと。アナログとデジタルの違いがたった一言で片付くことに気付いた。

 

いくら狭帯域で、ノイズがあって、

分解能が悪くとも、ドレミファの倍音が狂わないのがアナログ。

 

いくら広帯域で、歪なく、驚異のダイナミックレンジ、情報量を誇ろうとドレミファの倍音がズレルのが最新デジタル。

 

果たして救世主アナキューは誕生するのか?

 

 

2019.5.9

 

部屋中がいっぱいになるくらいの数のコーン紙があふれている。口径、形状、材質に係わらず今まで聴いたことのない共通の鳴り方を確認できたので基本的な開発は終わった。さてこれからこれをどうするかだ?取り合えず持ち運び出来る2wayか3wayのスピーカーシステムを作成して、世界最高を求めるくらいの意気込みのある方に聴いていただくことが先決だ。しかしこれは後回しで皆さんお待ちかねのアナログアキュライザーを完成させることに専念する。

 

2019.3.1

 

今さら皆さんにスピーカーを買い替えて下さいとか、これは画期的なスピーカーシステムですよとオーディオ誌に広告するなんて考えられない。アキュライザー使って気に入らないからとオークションすぐ出すオーディマニアはたくさんおられるはずだから。しばらく悩んでみます。

 

2019.3.1

 

いくら考えても、このスピーカーから出た音はアキュライザーを必需品として認めてくださった皆さんの人生には必要だと思う。その後も試作を繰り返しているが、余りにもうれしいので親友のギター製作者のTさんにiPhoneで録画した動画を送った。

すぐに返事がきてギターの板の違いがちゃんと聴こえたと驚かれた。iPhoneで解るくらいの音質差なのである。アキュライザーは電気信号ラインでの変化、スピーカーの変化は

当然ながら遥かに大きな音質変化がる。へんな表現だがアキュライザーでの音質向上よりそれこそ何十倍もの音質向上が起きるわけだ。

 

2019..2.25

 

スピーカーのコーン紙をまた触り出した。以前から振動板の考え方が甘すぎるから生音とは違う音が出るとは思っていたが、せっかく分割共振の排除というテーマを見つけながら、材料の選択、共振の排除、共振の可聴帯域外へのシフトなど、具体的にはオブリコーン、平板ユニットetc.とか音楽とは直接係わりがあるとは思えないアプローチをしてきたのがスピーカーユニットだと思う。今回は思い切って振動板の分割共振で音楽に害のある部分を直接コントロールしたらなんと生音が初めてユニットから聴こえた。今まで聴いた経験のあるウエスタン、英国ウエスタン、ドイツ製スピーカーからは決して聴けなかった弦が聴こえた。もちろんこれらの銘機は音楽の解る耳、マイスターがでコルゲーションの入れ方などでチューンしたからこそ素晴らしいものが生まれたのだが?まだまだ先があったようだ。生きている間に製品化したいが、もう自分でマーケティングしたり、動いたりする気力は無い。開発だけが生甲斐?の年齢になってしまった。

 

 

2019.1.15

 

約3ヶ月ディレイのあるMt.T2さん

ブログでやっとUACU-700の試聴感想がアップされました、いつも新製品の総括的な解り易い感想を有難うございます。今回はフィリップスの

プロ用CDプレーヤーLHH-2000,これはCD規格の原器とも言えるものです、この音やマランツ7のアナログ再生音と比較して頂いたので感激しました。

 

 

2018.11.1

 

ハイレゾ時代が始まって依頼、DSDや192KHzPCMの器をいくら大きくしていっても、アナログに迫る音が出る分けでは無いと主張してきました。長い間、賛成意見は全く有りませんでした。しかしやっと西野和馬さんが書いてくださいました。UACU-700があればハイレゾも通常CDもどちらもが充分なフォーマット???

 

「UACU-700を使って再生するのだったら、44KHz16ビットCDリッピングでも十分良い音」

 

 

 

2018.10.14

 

ジャンルに係わらず、音楽大好きの西野和馬さん、いつも試聴感想を頂けるのだが今回のUSBアキュライザーUACU-700はこれまでのインフラノイズ製品を超えるものだと大絶賛していただいています!

 

 

 

2018.9.17

 

USBアキュライザーの発売は間近だが今回もデジアキュの時と同様に感想をいただけた方にはアリエナイザーミニのプレゼントを用意するつもりだ。アリエナイザーミニは想像以上に大好評だった!ツイターに使うのでもう一つどうしても欲しい、市販品にせよ、高くてもいいから売って、などうれしいことだが戸惑った。

 

 

 

2018.9.13

 

家のピアノをベルグマイスターに

調律してしまったおかげで耳がずいぶん良くなった。改めてスタインウエイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン、ヤマハの音を自分なりに整理してみたら! 右手の音だけの話だがなんとヤマハの音は日本製の高級アンプ、スピーカーの音だった。悪いというのではなく日本人の耳そのもの、単に日本人の感性を誇る、恥じるでは無くて是非を考えなければいけない。西洋の伝統音楽を日本語で歌うのと、日本の伝統音楽を外国語で歌うのと同じことが起こってるな。

 

2018.8.2

 

夜中にトイレに行ってオシッコが充分出ますか?猛暑に入って水を飲む量と自分の血圧(24時間チェック)の関連性を調べると寝る前に水が不足すると血圧上がります、かなり飲まないと正常になりません、お酒飲む人は必ずチェックしてください。

 

 

 

What's New

 

 

 

 

インフラノイズがオーディオ機器を開発、製造する目的はただ一つです。

  

私達は偉大な演奏家が残した音源がたくさん残っている幸福な時代にいます。

  

これらの録音の中に入っている素晴らしいものを残すことなく味わいたい。

 

この動機がインフラノイズの製品を生み出す力の全てなのです。

 

偉大な演奏家の録音の殆どが装置のグレードアップのたびに新たな感動を湧き出させます。

 

演奏を再現できる装置の能力とはオーディオ用語で美音とか分解能で語られる部分ではありません。

音楽に対する忠実度、正直さ、表現力などの動的、偶発的かつ抽象的な部分の再現能力なのです。

 

逆に高いレベルに達しない演奏や自然音の再生の場合では

オーディオ機器の物理的性能が充分であれば再生音は頭打ちとなり満足が得られる結果となります。

 

再生する内容によってはインフラノイズが目指す

レベルは必要でないということになります。

 

全てのオーディオ機器には固有の音があります。この個性音がオーディオ的な良い音である一方、

演奏の内容に付加され脚色された再生音ともなります。

 

演奏にはない良い音が音色の魅力となることもありますが

同時に音楽表現にはマイナスに作用することもあります。

 

いわゆる音楽の内容を聴くか、音のかたちを聴くかの違いにもつながります。

 

この意味でインフラノイズの製品は音の違いを楽しむオーディオには役立たないかもしれません。

 

しかし音楽を愛する皆様には音楽のジャンルにかかわることなく、

全ての方に満足いただけるのは間違いないと信じています。

 

今後とも世界に類のない音楽のためのオーディオ機器の製造開発に

努力いたしますのでどうぞよろしくお願いします。