2022.8.16

 

Hさんからパワーリベラメンテの試聴感想を頂きました。有難うございます。今回8月11日から非売品アクセサリーのお届けについて見直しました。タイミング良くHさんから試聴感想が届きましたのでHさんには4種類のアクセサリーから一つお選び頂き、それをお送りすることになります。以下Hさんのご感想を掲載させて頂きます。

 

 

 

インフラノイズさま

 

大変お世話になっております。

 

去る8月11日に注文していたパワーリベラメンテ2.6mを拝受しました。ホームページを偶然拝見したところ、同日から使用感想をお送りすると非売品アイテムをお送り頂ける企画がはじまったことを知りましたので、さっそく感想をお送りしたいと思います。

 

リベラメンテシリーズは昨年思い切ってLANリベラメンテを昨年NASとルーターの間およびルーターとネットワークプリメインアンプ間に導入し、目を見張る結果を生んで、一年ほどじっくり使ってきた結果、電源ケーブルが気になっておりました。

 

すぐにケーブルを何本も購入する予算はないため、パワーリベラメンテかタップリベラメンテを導入するとすれば、どうするのが最も有効か事前にお尋ねしたところ、「設計意図と経験則上、電源タップからネットワークプリメインアンプ間の接続にパワーリベラメンテを1本用いるのが最も効果的である可能性が高い」とのご助言を頂きました。

 

アドバイス通り、壁コンセントからベルデンの電源タップまでは他社のOFC電源ケーブルでつなぎ、ネットワークプリメインアンプの給電ケーブルをパワーリベラメンテにしました。

 

繋ぎ変えた瞬間は少し大人しくて丸い音に聞こえましたが、数時間通電スタンバイさせてから鳴らしてみると音像がしっかり立ち上がり、響きの豊かさを感じることができるようになりました。

 

現在5日目ですが、日増しに細かい張りやつかえがとれ、音がどんどんスムーズかつ豊潤になります。ブックシェルフスピーカーからウッドベースの倍音が聞こえるようになったのは驚きでした。ブン、ではなくブゥゥンと鳴るのです。

 

特筆すべきは小音量でも音楽に感動できるようになったことです。乳児がいる狭いリビングでの環境のため、音量を上げられないのですが、さほどボリュームをあげなくても、センターポジションで聴けなくても、満足度が非常に高いです。BGM程度の音量でもダイアナクラールのボーカルの彫の深さ、ECMレーベルの音源の透明感を感じることができます。使用しているネットワークプリメインアンプはLINN製なのですが、これまでいつくかオーディオ用の電源ケーブルを使ってきたものの、音が痩せたり、解像度が高まったように見えても音がきつくなりすぎたりして、ちょうどよい塩梅のものがなかなかありませんでした。5年ほど取り組んだ結論としては、いわゆるオーディオグレードの製品よりも、付属品ケーブルに近いシンプルな構造の電線(VCTケーブルを用いた楽器用の電源ケーブルなど)がLINNには効果的と判断していました。

 

パワーリベラメンテは、誤解をおそれずに申し上げれば、付属品ケーブルのバランスを維持したまま、極限まで磨きあげたような音質だと感じました。機器本来の音をスポイルせずに、整えながら良さを伸ばしてくれているようなイメージです。さほどたくさんの電源ケーブルを聞いてきたわけではないのですがちょっと別次元のレベルだと思います。高音質であるにも関わらず不自然さや違和感、誇張がないというのは個人的にはとても珍しいケースではないかと思います。音調はニュートラルなのに、立体的に音楽が浮かび、楽しく聞けるという不思議な体験でした。

 

リベラメンテケーブルはすべての製品が手作りとのことでしたが工業製品というよりは楽器的な作品であるように感じました。ウールジャケットはモノとしても暖かみがあり、とても柔軟で取り回しもよく、狭い場所でも配線がしやすいです。永く大切に使っていきたいと思います。おかげさまでケーブル選びの迷いが完全なくなりましたので、引き続き少しずつ必要な本数を買い足して参りたいと思います。

 

ありがとうございました。

 

P.S.製品に添付されていた長文の説明書は御社ホームページには掲載されていないようですが、購入を検討中の方にも有用な情報であると思いました。

 

 

 

2022.8.16

 

2017年くらいから新製品の試聴感想は本欄には掲載せずブログ欄に掲載してきました。今回非売品アクセサリーについてのお届け方法を見直しました。新製品についての試聴感想は今までと変わらずブログ掲載しますが、新製品では無い販売中の製品についての試聴感想はこちらのUsers impression欄に掲載させて頂きます。

 

 

2016.10.12

 

レコード芸術誌で宇野先生がアナログリベラメンテを使われていることに興味を持って頂けたKさん。早速にアナログリベラメンテを何セットも購入しての好結果に絶賛のお電話を頂いていた。そのKさんから電話が有り、Youtubeで音楽を聴いているのだが、片側にミニプラグの付いたリベラメンテを特注出来ないかとの相談があった。今までは一品物の特注品はお断りしてきたのだが、中には物凄く熱心な方もおられるので、オーディオでなく音楽への情熱のある方については何とかしなくてはという気持ちもある。検討してみるとお答えした。その時に最近LANリベラメンテという製品を発売した、wifi環境でも効果があるとお伝えしたが興味を持って頂けなかった。音楽からオーディオに入られた?方に興味を持って頂けないのは開発者として苦痛そのものである。嫌がられながら10分くらい説明した。それでもだめなので無理やり試聴をお願いして送りつけた。その結果絶賛の電話があり、やっと安心することが出来た。さらに試聴のお礼として数千円もする高級マスカットを送ってこられたのだ。リベラメンテの中で一番販売が難しい苦しみの製品なのだ。今日は早速自筆の感想文が頂けた、お願いしていないのにだ。早速掲載させて頂くことにする。

 

 

 

 

 

前略

 

先日はインフラノイズLANケーブルの貸出しありがとうございました。私はCDとFMで音楽を楽しんでいますが最近パソコンでYOU.TUBEでクラシック音楽を楽しんでいるのですが貧弱な音なのでミニプラグ.RCAコードをインフラノイズに特注出来るか電話をしたところが、社長がその前にインフラノイズLANケーブルの試聴を薦められました。電波で音が良くなる事など考えられずあまり興味はありませんでしたが驚いたことにインフラノイズLANケーブルに交換したら音の品が良くなり厚み.奥深さが出てマランツSACDマランツ10Bの音に近づきました。YOU.TUBEを一生楽しめると思い早速注文する事に決めました。貸出しのおかげで良い体験が出来ました。本当にありがとうございました。

 

                                 草々

 

 

 

 

2016.9.9

 

LANリベラメンテ貸し出しサービスをご利用いただいたHさんから試聴感想をいただきました。

早速お買い上げ頂き有難うございました。LANリベラメンテの使い方ですが、フィルターやその他の

アクセサリーとの併用はLANリベラメンテ本来の音質が発揮されないことも有りますのでご注意いただく

必要が有ります。貴重なご報告でした。

 

 

 お世話になっております。

 この度はLANリベラメンテの貸出、ありがとうございました。

 普段は、YOUTUBEやネットラジオは聴かず、ダウンロードで楽曲を購入することもないですが、久々にLINN RADIOを聴きましたところ、これ程とは驚きました。最近、どこかでLANリベラメンテはリベラメンテ史上最高との評価を見た記憶がありますが、十分納得できるものです。LANリベラメンテを注文しますので、よろしくお願いします。

 LANリベラメンテ単独と、関口機械販売(株)製の「LAN-ISOLATOR RLI-1」及びLANリベラメンテの組み合わせとを比較試聴しましたが、LANリベラメンテ単独の方が良い印象です。「LAN-ISOLATOR RLI-1」と組合せますと、まるで冷凍食品のような印象を受けます。

 なお、私の環境は下記のとおりです。

・LANケーブルはルータとPCとの間での接続のみ

・比較対象は、オーディオクエスト製の「Ethernet Vodka」と、関口機械販売(株)製の「LAN-ISOLATOR RLI-1」との組み合わせ

 

 

 

 

 

 

2016.8.30

 

最初は希望者が少ないので心配だったLANリベラメンテ貸し出しサービスもやっと動き出しました。

サービスを利用いただいたSさんから早速のご感想をいただいたので紹介します。

 

 

この度は有意義なサービス、誠にありがとうございました。

 当方の環境においても、効果がありましたので早速購入させて頂きました。

 

 ㈰暗騒音がよく表現されるようになり、ライブ録音での会場の雰囲気が非常に濃くなりました。

 ㈪ボーカルの音像の重心が低くなり、安定感が出ました。

 ㈫部屋の影響かと諦めていた、左右の音像のバランスが良くなりました。

 ㈬気のせいかもしれませんが、購入した製品版の方がより改善効果が大きかったように思います。

 

スピーカーケーブルにも興味が湧きましたが、当方はプロジェクターによるAV環境の為、ケーブル長が長くなりそうで(片側約5m)今後の懐具合との相談になりそうです。

 

 それでは、今後ともよろしくお願い致します。

 

 

 

 

2015.1.20


最初発売のマスタークオリティーCDRからずっと的確なご感想をいただいているkさんからPrototerraについてのリポートが届きました。また生に近い録音は低域が充分入っていることが多いと言うことも教えていただけました。シリーズ最初の有山麻衣子、幻のコンサートの録音はビル一階にあるホールで行いました。空調の雑音がひどくもちろん録音時には電源を切ってもらったのですが、ビル全体の空調は切るわけには行かないとのことで通常なら録音をあきらめるほどの状態でした。この場合マイク側かマイクアンプでローカットフィルターを使って対処するのですが音質劣化があるのであえてローカットなしで録音したのです。キングインターナショナルで通常CDとして販売された当時はこれについて特にクレームは有りませんでした。ところが今回改めてマスタークオリティーとなったものは音質が良くなって雑音も聞こえるせいか、購入くださった一人の方からクレームとなりました。たくさんCDを持っているがこんなにひどい雑音が入っているのは一枚もない、これは不良品であるとのことでした。雑音の理由を説明しましたが、気になって音楽が聴けないとおっしゃるので返品となりました。オーディオマニアの方ではなく音楽好きのかなり年配の方でした。通常のCDならクレーム対象になるのかもしれませんが音質が売り物なので許していただくことにしました。今回Kさんのご報告は今後の私の録音での強い味方です。

 

 

 

 

ヴィオラにしても、シンバルにしても・・・何もかも「素晴らしい」の一言・・・

 

音を言葉で表現する難しさ・・・今回ほど感じたことはありません。

 

理屈も何も要らないほど・・・「生」そのもの・・・

 

そして、このCDの音と本物の「生」の音と比較して見たくなりました。

 

難しい語句や流調な言葉で飾るより・・・CDの中の音の語り掛けに

 

素直に身も心も世だね、安心して聴けるCDに成長してると思いました。

 

 

 

まずは、感想まで・・・

 

 

 

平成27年1月19日         

 

 

 

 

 

 

追伸

 

今回試聴のさい、下記のような一つの発見を致しました。

 

 

 

最初のCDに録音されていた低域のノイズ「空調器のノイズ」、

 

つまり、低域を中心にたまたまノイズを記録したCDを出来るだけ

 

多くあつめ(105枚)聴視しました。

 

 

 

結論

 

105枚の内80%以上のCDが同程度(録音)のCDより全体の録音が

 

全ての面でそれなりに「生」に近い傾向が有るようです。

 

無理やりに「フィルター」でノイズを削除する事は、大事な帯域を

 

だいなしにしているように思えます。




 

 

 

                    

 

2014.12.17


大阪のKさんから、Uniclaの感想をいただきました。Kさんはジャズを中心に聴かれています。

長崎さんの演奏はベースはクラシックです。私にはジャズから始められたクラリネット奏者の出す音色はラーメン屋台のチャルメラを想像させる倍音のおどけた音に聞こえる場合が多いです。長崎さんの音は抑制の効いた大人の音でオーケストラに入っても違和感のないものです。その音色でいろんなジャンルの音楽を演奏されるのでどちらかというと地味で真面目な音なのです。Kさんはオーディオマニアというよりどちらかと言うとジャズファンです。お子様はお二人とも芸術家です。


 

マスタークオリティーUniclaは、聴いた瞬間、なめらかでやわらかく、静かでみずみずしい今まで聴いたことのない生々しい音にはっとしました。

 

特にPAを使わないクラシックのコンサートを最初の曲を聴いた瞬間の感動を味わえたようでした。

 

クラリネット特有の胴体が響くというか鳴るというのでしょうか、

 

のびのび歌っているというのでしょうか、それがぐっと伝わってきます。

 

小音量でも生々しさがあふれ出て、聞き入ってしまいました。


 

音楽的にもすばらしく価値のある芸術品です。 

 

2014.12.16



 

2014.12.15

 

東京都のT様からマスタークオリティーCDR第二弾Uniclaの試聴感想を頂きました。

オーディオ装置のチューニングにも使っていただいたとのことで、製作者の希望としては

ぜひチェックCDとして活用して欲しいと思っておりましたので、実際ご利用いただきお褒めいただけたことは

とてもうれしいです。ご報告のとおり、私も今までは市販のCDで録音の良いと思われるものをチェック用に利用して

きましたが本当の音を見つけだすのは大変でした。自画自賛になりますが、マスタークオリティーCDRでシステムの

音を合わしていけば本当に簡単に不変的な再生音が得られます。オーディオメーカーさんもプライドを捨ててこっそりと

利用していただければ日本のオーディオ機器も外国製品に負けないレベルになると思うのですが?

 

CDRにある気に入った一曲を選び、同じヴォリュームで何度も再生しながらスピーカーの位置をわずかに変えたり、

またツイーターの位置を動かせるなら前後に1mm単位で動かしヒアリングすれば正解の位置が見つかります。

これだけで今まで行っておられない場合にはびっくりするような音ではなく、びっくりするような音楽が再生可能と

なります。一般のCDではかなり難しいことなのですが。

 

 

 

 

 

今晩は、マスタークオリティーUnicla 素晴らしい。

楽曲、演奏、録音、マスタークオリティー、全てが最高です。

のように音楽的にもオーディオ的にも最良のCDは機器のチェックに最適です。

このCDが柔らかく暖かな音色でかつ実在がある再現が得られれば機器やセッティングに問題はありません。

逆に、なんとなく歪っぽく、冷たい印象で音楽が再現されたら、オーディオ機器や、ケーブル類、セッティングのどこかに問題があります。

市販されているCDは音の基準があいまいで、それを基にオーディオ機器をいじると間違った方向にそれていってもそれに気づきません。

まさに音の基準になるCDです。(私もUniclaを聴きながらスピーカーの位置や向きを微調整しました。)

もちろん音楽や演奏も素晴らしく、私はいきなり3回続けてリピートしましたが、聴くたびに味わいのある演奏が魅力的で素晴らしく素敵です。

 

 

 

 


2014.12.2



いつも遠くからうれしいリポートをくださるフランス在住、パリのGingerさんからの2本目USBリベラメンテ採用、フルリベラメンテ化後の再生音についてのご感想です。なんと第一印象は神ゾーンだったとのこと、製作者としては過分なこの上ない喜びです。有難うございました。

 

 

 神ゾーンの音

 

 この秋の日本出張の折、2本目のUSBリベラメンテを東京の宿泊先に届けてもらった。

 パリに戻ってから早速接続してみる。

 ストレージとPC、PCとUSB201の間がUSB接続で、1本目(2.6m)はストレージとPC間に使っていた。

 1本だけ使う場合はこちらのほうが聴感的に優れていると 判断したからだ。

 今回、購入したのは1.3mでこっちをストレージとPC間で使うことにした。

 これでストレージからスピーカまで全てのケーブルがリベラメンテになった。

 もちろん、DACにデジタル信号を入れる前にGPS777からCCV5とUSB201にクロック信号を入れている。

 

 経験上、リベラメンテシリーズは事前に想像していた以上の結果をいつも出してくれるので、今回もその想像以上に期待した。

 さて、PCの入力と出力それぞれにUSBリベラメンテを接続し、ダブル接続で音だしをしてみる。

 

 「・・・・・・・(なんじゃこりゃ!!!)」

 

 出てきた音は、想像以上の更にその上を行く音だ、、、度肝 を抜かれた。

 何と表現したらよいのだろう、、、ホロニック、宇宙的、、、、全ての要素があるような感覚、、、

 今までのリベラメンテシリーズの延長線上にあるのだが、延長線の一言では片付けられないこの感覚、、、、適当な言葉が見つからない。

 

 う~む、、、

 神、、、神ゾーン、、、そうだこれは「神ゾーン」の音、、、

 

 神などとは恐れ多く軽々しく使うべきではないが、また、流行り言葉もむやみに使いたくないのだが、これが一番しっくりくる。

 リアル、広がり、エネルギー、奥行、音の厚み、音色、空気間、などミクロな視点の分析眼(分析耳)で聴いても私には弱点が見つからない。

 何を聴いても、ズバズバときまる。出 るところは出、引っ込むところは引っ込む。

 遠慮がちに聴こえた伴奏のピアノがはっきり聴こえるようになり、出すぎていたボーカルが少し引っ込んでバランスがよくなるなど。

 録音ソース毎にベストな状態にチューニングをしているようなそんな感覚。

 これを神と言わずしてなんというのか。

 

 なんたって、私にとって一番嬉しいのは、歌い手、演奏者から伝わってくるものがハンパでないこと。

 これはリベラメンテを知っている人なら直に感じていること。そのレベルが脱帽レベルです。

 マイケルジャクソンのバラードで涙しました。

 Off the wallのこんなハンドクラップ聴いたことがないです。効果音も見事に音楽を奏でる一部になって聴こえます。

 Waltz for Debbieの始まる前の場の空気感、初めてです。

 いろいろな発見もあり、これも楽しいですね。

 

 フルリベラメンテになる最後の1本でこんな大きな変化があるとは本当に本当に、、、、驚きです。

 

 良い音楽を提供する製品作りというぶれない思い、軸、哲学があるからこそ、1本使用でも数本使用でも効果が減殺されず、相乗的に発揮される。

 見た目は少々怪しげな青いウール地のケーブルだが、本当によいものに巡り会えたという喜びを感じさせてくれます。

 

 

 

2014.10.3



ジミージャズ掲示板でお馴染みのガンガンライター、AquiraxさんがUSBリベラメンテの試聴感想をまとめてくださいました。とても私には出来ない表現力をお持ちです。おまけにこのインフラサイトの真面目な雰囲気にあわないかも?とご心配いただいたようです。大丈夫ですよ、充分真面目なリポートです。ありがとうございました。


 

困ったことが起きました。

 

USL-1.3USBを1本導入しただけで、卓上システムがメインシステムを食ってしまいました。これからはメインをBGM再生用にしようか??それが冗談なら良かった、冗談であって欲しい、と思うのですが。

卓上システムのニアフィールドで聴く良さが、USL-1.3USBによって極限まで引き出された感じです。

 

音質そのものをレポートする前に、USL-1.3USBの性能を如実に示す出来事をお知らせします。

デジタル系ケーブルで音質が変わることに納得できない人にも通じる話です。

 

私はこの夏に家を引っ越しましたが、移り住んだのが昭和の造りの家で、電源配線は単相2線式です。そのせいもあってか、USB-101PCから認識されなくなるという、以前の家では決して起こらなかったトラブルに見舞われました。最初は、気がついたら音が出なくなっていて、その都度、PCをリセットしていましたが、その内に天井の蛍光灯を消した時のノイズが原因と判りました。それが、USL-1.3USBで結線したところ、このトラブルから完全に解放されました。「信号系と電源系を分離した複雑なシールド構造」が効いているとしか思えません。ちなみに、これまで使っていたUSBケーブルはBELKIN50㎝です。

 

さて、私の装置は、PCオーディオと言うほど凝ったところの無い、一般のデスクトップパソコンでの再生から見たら、1、2歩踏み出した程度の構成です。現行機器は、自作パソコン(OS:Windows7)とUSB-101の接続で、特注の卓上スピーカ(ボックス内部にもう1本ユニットを隠した構造のシングルコーン)+アンプに出力しています。USB-101DACを兼ねていますので、デジタル系でリベラメンテを使っているのは、ここのUSB接続だけです。他の接続は、ベルデンのRCAケーブル、スピーカは一般の細い赤黒コードです。特筆すべき点としては、GPS-777からのクロック信号をUSB-101が受けています。

 

メインシステムではないので、妥協はありますが、メインと同等に近い表現で音楽を聴けるようにしています。そこは、USB-101GPS-777というインフラノイズ製品に大きくサポートされています。

 

結果的に、CDトランスポートを使い、すべても結線にリベラメンテケーブルを使ったメインシステムと比べて、大きくは劣らない、専用のオーディオ装置としても通用する音質が得られていました。

しかし、日常的には、普通のパソコンとしての機能を中心に使っていました。

 

USL-1.3USBが届くことになり、その前の晩は、もっぱらハードディスクに置いたWAVファイルで色々な音楽を聴いて、翌日の視聴に備えていました。厳しくチェックして感じた欠点としては、低音楽器が若干ブーミー、メインシステムにあるストリングスの美しさが、そこまで美しくない、全体の印象に、極わずかながら、素っ気なさと騒がしさがある、というあたりでした。それでも充分、というのも率直な感想で、そうした欠点が少しでも改善されるなら、USBリベラメンテを導入する意味はあるな、と思いつつ眠りにつき、翌日を迎えました。

 

さて、以下は、その当日に、JimmyJazzさんの掲示板に書いた、USL-1.3USB導入後の音質のインプレです。

 

物理的な意味ではなくて、音楽が近い!

 

何しろ曲そのものに引き込まれますし、各奏者が演っていることが、分かり易いのを超えて、積極的にビンビン伝わってきます。

 

音質レビューは・・・・・詳しくは申しますまい。多くの方がすでに書いておられるそのままだからです。

 

前に欠点として挙げた低音楽器のブーミーさ、セッティングのせいが大きいので完治こそありませんが、

音程感や質感が上がって、演奏のニュアンスがつぶれなくなりました。

 

かえって低域のわずかな強調感によって、メインシステムより迫力において優っています。

 

楽器の音の余韻がとにかく美しい!!!ジャズなら、シンバルのシュワヮヮーンと消えていくあたりで

すね~

 

幸せです(笑

 

 

クッキリかつ上品な音楽表現と音質。ヒッチコックが撮ったグレース・ケリーのようだ(??????

 

以上です。

 

その後、日常的に使っていた状態でも音質を確認しました。何気なく観ていたYouTube等の動画再生でも、ハッキリと音質向上しているのが判り、一々驚きました。まず、ライヴ映像や映画などの環境音がリアルです。データとしてのクオリティを超えて、リアリティが出てきます

 

リベラメンテシリーズに共通する「そこにある感」です。おそらく、この感じが掴めれば、他のことはどうでもよくなる・・・・・

いや、言い過ぎかもしれませんが、そういう面はあるのかなと。

現実の音と比べれば、所詮は再生音です。

似て非なるものであることは免れない。

とすれば、リアリティを感じる音の本質が何処にあるかが問題です。

むやみやたらと高音質を追求しても、本質を外していては、それこそ「むやみやたら」、無駄なものになります。そこのツボを押さえているメーカーは強いです。

 

USB-101USB-201が出た時に思ったのですが、PCオーディオの世界では、USBオーディオインターフェイスそのものの音質に疑問符を付けている方が多いです。しかし、USL-1.3USBの登場によって評価が変わると思います。

 

プロ用インターフェイスに信頼感を覚えるのは理解できます。しかし、実は、現段階でも、音質的にプロを超える道がインフラノイズ製品によって示されているように思います。




2014.9.29


FさんからマスタークオリティーCDR,Uniclaの試聴感想をいただきました。

まだまだ話題にはならずスタートから販売苦戦をしていますのでうれしい感想です。




CD-Rを市販のリッピング専用ソフトで非圧縮でリッピングしてWAVファイルにし、DTMソフトで192kHz24Bitにアップサンプリングして視聴しました。特に印象的でしたのは、クラリネットが歌っているということです。感情表現豊かで人間味に溢れています。演奏者の長崎さんでしか出せない音なんだろうなぁと思いました。映画「アメリ」の世界観が自然と浮かんできます。さらに、主張しない絶妙なギターのためでしょうか、自然な感じで聴いていて落ち着きます。とても気持ち良いです。 

 

率直な印象は下記のとおりです。

 

・まるで自分のためだけに演奏してもらっているかのようです。 

具体的には、目を瞑って聴くと、クラリネットは、中央やや左に立ってこちらを向いて、ギターは、中央やや右に若干後方に座って少し横向いて、目の前で演奏されているかのようです。

 

・高音質が謳い文句のCD(特に、ABCレコーズ、プラチナSHMPremium RecordsFung Hang Record)の高音質音源と比較しましても目の前で演奏しているかのような感をより強く感じます。

 

・クラリネット自体を聴いた経験はないですが、クラリネットの音がエネルギーに満ちて濃厚で、奥行があり、時間軸に対して実に滑らかで、息使いもよくわかります。

 

・ギターの音はまさにそのものといった感じです。

 

・アップサンプリングなしの44.1khz16Bitで聴いてみましたが、192kHz24Bitにアップサンプリングした方が目の前で演奏されている感が強く、気持ち良く聴こえます。

 

CDR作成にあたりAD変換のサンプリング周波数は44.1khzかと思いますが、もっと高くとって作成したいわゆるハイレゾ音楽データでは、ギターの音がどのように鳴るのか興味を持ちました。

 

 

次回作も期待しております。

 

エロい音で唸り散らすSAXOPHONEですとうれしいです。

 

 

ありがとうございました。




 

 



2014.9.25

 

引き続きSさんからUSBリベラメンテの視聴感想をいただきました。

演奏家だけあって聴くポイントが音楽内容に絡んでいます。

今オーディオマニアの方で、音派の方と演奏内容派の方の聴くポイントの差について調べています。

同時に演奏家とオーディオマニアでない音楽愛好家の方の聴くポイントも含めています。

使われる言葉の種類と表現の仕方で何に価値をおかれておられるのかが浮かび上がってきました。

 

Sさんは平均的なオーディオマニアでは有りませんが、演奏家と音楽愛好家とオーディオマニアという

3つの面がバランスしておられるようです。インフラノイズにとっては貴重な耳です。

 

 

 

大変遅くなりました。

USBリベラメンテの試聴感想をお送りします。

 

 

試聴環境はいつも通りなのですが、一点のみ変更です。USBリベラメンテということで、今まで個人的にネックと考えていたノートPCを変更。自作のデスクトップPCに変更しました。一応ファンレスで性能的にかなりスペックアップしたため、レスポンスが早く、使い勝手がかなり良くなりました。

 

また肝心の音ですが、傾向的にはちょっと硬い感じがするようですが、音質にさほど違いはなく、空間、奥行が広がり、オーディオ的な能力は正常進化しました。

 

さて接続ですが、USBリベラメンテはPCUSB-101との間に接続しました。比較は某オーディオメーカーの入門モデル。

 

まずはリファレンス化している川江美奈子の『letters』から。

今までアナログ、デジタル、クロック、スピーカーとリベラメンテシリーズを聴いてきたので、安心した心持ちで聴きましたが、やはり期待は裏切らず、心地よい音色を奏でてくれます。PCの変更により、オーディオ的な性能が向上したので、どこかが偏るかと思いきや、向上した部分は向上したままで、さらにリベラメンテシリーズ共通の、音楽を深く、濃く、全体のバランスを崩さずに(←ここの部分が特に毎度ながら凄いです)聴かせてくれます。ピアノとボーカルのシンプルな曲で、正直大きな変化(激変)は無かったのですが、ボーカルの実在感が増したことに気付き、これはいける!と、確信を持ちました。やっぱりいいなぁ、と最後まで聴いて、しばらく余韻に浸った後、試聴会続行です。

ジャズボーカルもので、ニコレッタ・セーケの『A SONG FOR YOU』から。

このCDはボーカルが自然体に入っている、というのでしょうか、とても落ち着いていますが、ここぞという時にはガツンと来て、ダイナミックレンジも広く、いわゆる高音質なCDだと思っています。しかし今までは「ただ自然体」で、音は良いのですが、何となく硬い、無機質な印象がありました。が、今回それが「実在感のある自然体」に変わりました。存在感はあるのに良い意味で力が入っていない。まだまだ上はあるのでしょうが、ウチのシステムでこの音は出たことは無く、新しい発見でした。

 ピアノものとしては川崎祥子の『そらうみだいちときどきピアノ』から。

ゲイン低めで輪郭も甘目なのですが、気持ち良い響きがたくさん入っており、雰囲気もたくさん出ています。良いシステムであればあるほど、良く鳴るのではないでしょうか。実際に生で聴いたこともありますが、リベラメンテのシステムで聴くと、濃い雰囲気も再生され、その時の情景(視覚的なもの、音、雰囲気)が頭の中に浮かんできます。こちらも何というか、(高度なレベルにおいて)あるがままという感じです。

舘野泉『シベリウス:ピアノ小品集』は、今までピアノの音以外のものはあまり聴こえませんでした。しかし今回のPC強化+USBリベラメンテの効果により、空間の響きがやや多めに入っている(録音のマイクが遠い?)ことに気が付き、より生々しく聴くことが出来るようになりました。静かなのに時には力強く熱く噴き出し、全く留まることなく流れる淀みの無い素晴らしい演奏です。そこに音(演奏)だけでなく、場の空気感、雰囲気も表現してくれることに感激しました。久しぶりに聴いたのですが、普段聴きの再生リストの一部に加わったのはいうまでもありません。

以上はUSBリベラメンテを使用した感想ですが、比較対象である某メーカーのケーブルに変えると、当然USB以外はリベラメンテということもあり、十分過ぎる程聴けますが、やはり何かが違います。バランスが崩れた感じになります。

また上記のCDは比較的シンプルな演奏のものばかりでしたが、色々な楽器、音が出てくる音源に関しても、当然のことながら混濁することなく、それぞれ主張してくれます。シンプルな構成のものを聴くのももちろん良いですが、複数の音の重なり、響きも聴いていて快感を覚えます。

他にもこの曲、こんな演奏、録音していたかなぁ、と考えさせられるCDが多く、日々新たな発見をさせて頂き、ありがたい限りです。まだまだ聴いていない音源がたくさんあるので、それを発掘するのも楽しみです。

今回も素晴らしい製品(作品)をありがとうございました。

 

PS

今回はUSBリベラメンテが出るということで、PCを新調しましたが、やった甲斐がありました。新しい世界が見えました。ハードが向上しても、そっぽを向いたり、引き返したりせず、その向上に見合った相乗効果をしっかりと出してくれました。他の方もやられているようですが、USBなので色々といじりがいがありそうです。また今回自作でPCを作成しましたが、内部配線関係もリベラメンテ化したらどうなるんだろうという考えが浮かびました。作成可能か、需要があるのか、そもそも意味があるのか、と課題は山積みですが、リクエストだけはしておきます。ご検討下さいませ。

 

新潟のS

 

 

 

 

 

2014.9.24


USB-201をご愛用いただいているFさんからUSBリベラメンテの試聴感想をいただきました。


USBリベラメンテは流行のハイレゾに対する提案でもあり挑戦でもあります。

USBリベラメンテが無ければハイレゾはハイレゾではない、理由はUSB接続の部分でパイプがつまっているからだ。

ここまで過激に言い切っているのに、皆さんマユツバと思われるのかまだまだ話題にはなりません。

ただの宣伝文句に終わるのかといつものように孤独でしたがやっと最先端オーディオをやっておられる(感覚的な意味)

Fさんが過激な挑戦文句を裏付けてくださいました。有難うございました。


 

まず、私の簡単な使用機器は下記のとおりです。

比較対象は、メインとして使用していたティアック(株)のUSBケーブル「8N-RUSB/AB 1.0」です。

PCは、自作デスクトップPCで、自分好みの音となるように色々といじくりたおしております。

接続機器は、USB-201に代わって、4Kテレビの画質を連想させる蛇口全開系の業務用機器です。

再生は、DTMソフトを使用し、CDからリッピングしたWAVファイルを192kHz32Bitにアップサンプリングして鳴らしています。さらに、共立電機産業のマイナスイオン発生器、関口機械販売の超低周波発生装置を各々2台ずつ設置しています。これらは私の環境下では、言葉では表現しずらい高域の艶めかしさを出ますので、外せません。

 

一聴して「USBの部分でパイプが詰まっていたのです。」の表現がよくわかりました。

一番印象的でしたのは、目の前で演奏しているかのような感が強くなったということです。

特に、時間軸に対する音圧レベルを示す形状が鋸型であり、かつその歯型が鋭利な形状である音源ほど、その印象をより強く感じます。すなわち、マスタリングの仕事の意図が感じられます。

 

手持ちの「8N-RUSB/AB 1.0」やAudioquest社の「Diamond USB」とは、一長一短はあれ、全体としてちょっと格が違うかなぁという印象で、今後、これらのUSBケーブルをメインとすることはないです。

 

10万円/m超えで販売されているUSBケーブルを視聴した経験はありませんがほとんどの方は、自宅で一度、USBリベラメンテをご視聴されれば、購入を即決されるんだろうなぁと思います。

 

それほど出来の良いUSBケーブルだと思いました。

 

 

率直な印象は下記のとおりです。

 

・一瞬、細すぎだなぁと思えるほど中高域がずいぶんと引き締まり、芯がある音になりました。

USB201を導入したときのあの印象とはまるで違います。

・分離感、厚み、低域の量感について、特に印象はありません。

・低域がかなり下まで出るようになりました。

・高音質が謳い文句のCD(特に、ABCレコーズ、プラチナSHMPremium RecordsFung Hang Record)の高音質音源(時間軸に対する音圧レベルを示す形状が鋸型の形状)では今まで埋もれていた繊細な音が聴き取れるようになり(中高域が引き締まったためでしょうか)、目の前で演奏している感がさらに強くなりました。より気持ち良く聴けます。ただし、宇多田ヒカルのプラチナSHMは除きます。

・特にFung Hang Recordの「Audiophile Jazz Prologue part01」の2曲目に収録されている

Amsterdam After Dark」(George Coleman)は、凄まじいエロい音で鳴り響き、驚いて手持ちのアイスコーヒーをこぼした程です。

・高音質音源を聴くと、いかにもマスタリングで音圧を稼いでいるCDの音源は、音圧を稼いでいればいるほど(時間軸に対する音圧レベルを示す形状が長方形型に近い形状であるほど)、生気を失って、人工的だなぁとか死んでるなぁという印象を持ちました。

・「Diamond USB」のUSBケーブルも似た印象で、すっきりして分離感はあるんだけど、比べると死んでるなぁという印象です。

・ただ、時間軸に対する音圧レベルを示す形状が綺麗な鋸型の音源であっても、Woody HermanGiant Steps」の3曲目に収録されている「Freedam Jazz Dance」では、「8N-RUSB/AB 1.0」の方が気持ち良く聴こえ、USBリベラメンテにすればなんでもかんでもすべて良く聴こえるとは思えませんが、このような音源の手持ちの9割がたはUSBリベラメンテにすれば気持ち良く聴こえます。

・「Jam at Basie featuring Hank Jones」(通常盤)では、あまりに意識していなかったですが、ドラムのセッティングの向きなどが明確になりました。

・「究極のゆらぎ~癒しの鐘~」では、音の波がものすごいリアルで、す~~~~っと消えていきます。実にアナログ的です。

・1週間ほど使用しましたが、エージング効果はさっぱりわかりません。

 

最後に、個人的な要望ですが、ストレージと、PCとをUSBリベラメンテで繋ぐことが話題になっておりますがSSD本体と、マザーボードとを直接接続するためのSATAケーブルの製作を強く希望します。

 

うちのSPが活き活きと鳴っています。

 

ありがとうございました。



 

 

 

2014.9.24

 

ピアノを弾かれるSさんからUnicla、マスタークオリティーの視聴感想をいただきました。

 

予想通りというか、期待が大き過ぎたというのか?

音色が多彩でもの凄くマスタリングに苦労した音源でしたが音楽のジャンルが一般的でないのか?販売数が伸びません。

先日もSさんがオーディオマニアの集まりで鳴らされたのですが話題にならなかったようで残念です。

 

でも音楽的に馴染みが無くても値打ちを理解していただける方もおられると勇気づけられましたので、じっくり売れることを期待して第三弾も計画しようと思います。

 

 

 

Master Quality版、『Unicla』を聴きました。

 

 クラリネット自体あまり聴いたことがなく(聴いたことはあってもメインというのはほぼ皆無)、なおかつ残念ながらこの元となるCDは現在絶版で、手に入らないようで、ちゃんと評価できるか自信がないなぁ、と思いつつ、聴きました。

 …しかしそんな心配は杞憂でした。まず出だしの音に安心しました。リベラメンテシリーズの音、インフラノイズの音だったからです。十二分に濃い音像、美しい倍音、情報量、力強さ、それらの要素がバランス良く整っていました。矛盾していますが、とりあえずオーディオ的な観念は心配する必要がないから演奏に集中できました。

 クラリネットが初めてで、なおかつメロディもラテン系というか、独特のものがあり、こんな音楽もあるのだなぁ、と思い、さらに聴き込んでいくと、素直に音楽の演奏者としてのレベルの高さ、上手さに驚かされます。クラリネットではありませんが、乏しい経験の中では(確かフルートかリコーダーか、記憶は定かではないですが)、大体それらがメインの演奏(CD)となると、その力、存在感が弱くて(逆のパターンもあり)、これだったらソロか、違う楽器の方がいいんじゃない?と思い、それからあまり良い印象は持っていなかったのですが、これは共に奏でているギターにも負けておりません。まさに相性の良いアンサンブルになり、聴きごたえのある音楽になっています。

 また異国情緒溢れる雰囲気も素晴らしいですね。解説にも記載されているようにまさにヨーロッパや南米の旅(行ったことはないですが…)の疑似体験が出来ると思います。この空気感を上手くオーディオから出すには、演奏と録音が高いレベルにないと出せないでしょう。

 これを聴いてクラリネットの素晴らしさが分かりました。こういう出会いがあるから、オーディオはやめられないですね。また次回のMaster Quality版も期待しています。

 

 

 

 

2014.9.17


待ちかねていたフランス在住、パリのGingerさんからの貴重なUSBリベラメンテ視聴リポートです。

パソコンとD/Dコンバーターの接続以外で二本目の効果についてご購入の際に質問があったのですが、まだ評価が固まっていない段階でしたので自信のある解答を出せませんでした。どうもご自分で確かめられたらストアラージュとパソコンの接続にも絶対必要と判断されて近々帰国、購入してくださるみたいです。飛行機代の絡むことになってしまったようで責任を感じます。お会い出来るチャンスがあれば一杯おごるくらいで済ませて頂きたい思いです。




"すごいリアル感とバランス感=あるべきものがそのままある"

 

インフラノイズ製品は、USB201GPS777CCV5、アナログ、デジタル、クロック、スピーカーのそれぞれのリベラメンテシリーズを導入しています。

導入の度に、想像を超えた変化がありました。USBリベラメンテもまたまたやってくれました。

今回の効果がUSBリベラメンテ単独の効果というより全体の相乗効果といったほうが適切かも知れませんが、一言で言うなら、リアル感がついにここまで来たという感じです。

 

私のPCオーディオシステムではUSBケーブルをHDDからPCPCからUSB2012本使用します。

今まではインフラノイズ製のものではなく、2本とも米国の評判の良い大手メーカーの銀線もので、自分としてもノンカラーレーションで気に入っていました。

今回、購入したUSBリベラメンテは1本だったので、まずはPCからUSB201間に使用しました。

「・・・・(言葉を失う)」

一聴して分かる変化。確かにオーディオ的な改善というか変化も感じます。

レンジが広くなり、SN比が云々ということですが、それよりも何よりもリアル感がすごいレベルになりました。

「あるべきことが起きている」、そんな感じが個人的にはしっくりします。

あるべき音があり、あるべきリズムがあり、あるべき強弱があるといった感じで、すごいバランス感です。

ミクロの視点からは、今まで楽器の素材感などの音色に気が惹かれることが多かったのですが、今回はそれに加えて人の存在をより感じる

例えば、息を吹き入れて管楽器を響かせている奏者、ギターを爪弾く人、ドラムをスティックなのかブラシなのか何でどのように叩いているかといったことがより感じられます。

また、オーディオ的には、低音が引き締まり、高音が柔らかくなった感じがして、これがバランス感に利いています。

楽器や声の異なった音色があるべき異なったものとして分離して再現され、混ざり合った音楽として豊かなアンサンブルになるので、聴いていて楽しく、非常に心地よくなります。

これぞ音楽の醍醐味、至福のひと時です。

ジャンルを問わず、何を聞いても、あるべきものがそこにあります。

数値では表せない、感性の領域です。

 

十分満足したので、HDDからPCのほうにUSBリベラメンテを使うことは必要ないだろうと思いましたが、試しに接続してみました。

「・・・・・・」

何と、こっちのほうが変化が大きいように感じるではないですか。

いわゆる上流がよくなったということなのだと思いますが、どこで使っても威力を出してくれうリベラメンテの特徴がここでも発揮されました。

 

私の表現力の問題もありますが、言葉では到底表現出来ないこの感覚は実際に経験するのが一番です。

 

毎度ながら、リベラメンテシリーズは音源およびシステムの価値を確実に高めてくれる音楽ケーブルだと感じさせてくれました。

 

いつもお世話になっている秋葉社長とマスターに感謝!

 

パリのGinger




2014.8.28

 

8月21日にUSBリベラメンテの試聴感想を頂いたばかりのTさんから追加を頂けたのでご紹介します。

先日ブログに書いた音楽の美しさ、楽しさですがオーディオでは特に再現の難しい要素です。

従来の音楽性とかの言葉でなくその要素の共通体験者がお互いに理解できる言葉?として取り合えずあれと表現しました。

アマチュアの演奏で、生では存在するのに録音再生したとたんにどこかへ消えてしまう音楽の美しさがあれです。

TさんはUSBリベラメンテの持つあれの再現能力に気づいて感激してくださったのですね。

Youtubeが聴けるようになったと喜ばれたのがなによりうれしいです。眼前に展開する迫力と分解能が売り物のスーパーオーディオ

装置はたくさん有りますがあれが全く無いのが殆どです。スーパーとは別の要素なんですね。

でもスーパーでないYoutubeの素人録音にあれを見つけ出されたTさんは素晴らしいです。

Tさんは自分が変人と思われるかとご心配のようです。オーディオマニアの中でお仲間を見つけるのは難しいかもしれませんが

オーディオマニアでない音楽愛好家の中にはたくさんおられますのでご心配はいりません。

 

実は奇人と人様から思われていないかといつもビクビクしている私もTさんにはとても勇気付けられました。宇野功芳さん指揮のアマチュア女性合唱の魔笛ですが自宅で無編集マスター再生で奇跡のように現れたあれは取り合えずCDR化したら消えてしまいました。まだ諦めてはいませんが音楽の女神は簡単にはあれの再現を許してはくださらないようです。再生装置の性能もあれの出現には関係しますのでもう少し努力してみます。

 

 

 

 

お世話になっております。

時間も経過し安定したようですのでその後の感想を送らせていただきます。

 

おまけ程度にしか過ぎなかった当方のPC再生がCD再生と肩を並べるほどになり、音の出方は異なるものの優劣は付け難く、不満を感じる事は全く無くなりました。導入の効果はこれまでのリベラメンテシリーズと同様ですが、それを更に推し進めたような感があります。当方の貧相なPC周りを考えると、ラジオ代わりにしていたPC再生がケーブル1本でこれだけ改善された事は驚異的で、PC本体や再生ソフトなどを吟味すればPCでの再生が勝るであろうと確信できるほどの改善がありました。

 

あくまでの当方の機材での傾向ですが、PCでの再生は50Hz以下の低域の部分や音全体の分離と重なり具合などはCDよりも数段良い印象ですが、厚み的な部分はやや後退します。スタジオ録音の音源はCDプレイヤー、ライブ録音の音源はPC再生が好ましい傾向があるようですので、再生の幅が拡がりたいへん嬉しく思っております。

 

もう少し詳しく申し上げたい事はあるのですが、今回は特に印象的な事がありましたので、そちらの感想を中心にという事で割愛させていただきます。

 

今回特に印象的、というよりも衝撃的だったのは、YouTubeの番組を再生した場合です。

YouTubeでの再生では、スタジオ録音のCDなど加工された音源についてはCD盤やiTunes での再生には到底及びませんが、観客が撮影したと思われるビデオ映像などを再生した場合は全く違いました。

これまでもリベラメンテシリーズを入れる度に驚き喜んできましたが、これは正に驚天動地と言って良いほどで、「なんぞ、これ!」という感じであっけにとられました。

 

適切な説明が思い浮かばないので察していただくしかないのですが、これまでのリベラメンテシリーズの効果をテレビと映画フィルムの差、あるいはこれまでのテレビと4Kテレビの差に例えれば、この再生は3Dゴーグルを付けて疑似現実の中に入ったような感覚と言えば分かっていただけるでしょうか。誤解の無いよう申し添えますと、ソースの音質は劣悪でして、オーディオ的な意味での解像度などの改善があったというような事ではありません。

 

会場の雑音なども含めて録音し加工していない音源、例えば演奏家がテレビスタジオで生演奏した放送をビデオ録画したものとか、観客がハンディカムのようなもので録画したものなどでの再生時に限った事なのですが、全く別物の演奏が展開します。無論、音質は極めて悪いのですが、再生時の場の雰囲気というか、会場の生々しさやその場に立ち合っている感じが全くこれまでと違い、聴いている側の没入感が全く違います。

 

CD再生でどんどん音質が向上して臨場感が増してくるというのとは全然違う方向でのリアリティなのですが、、演奏場所に紛れ込んだような現実感を感じられ、音楽を聴いているというよりも会場に居るという感覚の方が強いという感じなのです。念のために申し上げておきますと、音だけを聴いての事ですので、映像を見る事による影響ではありません。

 

何故かは判りませんが、音質が悪くても私自身にとっては琴線に触れてピッタリと来るところがあるようです。

蓼食う虫も好き好きという事なのでしょうが、どちらか一つを選べと言われたら迷わずこちらを選択します。

自分でも意識していなかったのですが、「これ、これ、これ!、僕が本当に聴きたかったのは。」という事なのです。

このケーブルを購入して良かったと心底思いました。

 

妙な野郎だと思われるかもしれませんが、それでも私がこのように感じたことは事実ですので、それほど喜んだ奴が居たという事だけでも知っていただければ幸甚です。

 

最後に、このケーブルは、インフラノイズ社のノウハウの結晶であり、これまでのリベラメンテシリーズの集大成にとどまらず新境地を開いた傑作と言い切って良いと思っております。

 


2014.8.25


Mさんからも早速USBリベラメンテの試聴感想を頂きました。

他社のオーディオ用USBケーブルはいろいろな音質のものは有りますが、いざジャンルを選ばぬ音楽再生を考えると

これだというのは無かったように思います。旧インフラノイズUSBケーブルはそれらの中でも音楽再生ということに

しぼると特異な存在だった思います。しかし音楽再生でなくいわゆるオーディオ的な音の再生にしぼると旧インフラノイズ

USBケーブルより高性能なUSBケーブルが存在していたのは否めません。


今回のUSBリベラメンテはそうでは有りません。

音だけの勝負でも敵なしです。とくにDSDやスーパーオーディオでの再生では必需品です。

USBリベラメンテ使用の44.1-48KHzの再生音はUSBリベラメンテ不使用のDSD,スーパーオーディオの再生音より

優れます。


DSD,スーパーオーディオ再生にはUSBリベラメンテがどうしても必要な理由です!


Mさん有難うございました。






早速のお手配ありがとうございました。

 

旧インフラノイズUSBケーブルとは3年来の付き合いなので、リベラメンテUSBケーブルもその発展系と考えていましたが、違いました。

 

SPから出てきた音の印象をひとことで言えば、『鮮烈!』、『目が覚めるよう!』、といったところでしょうか。

 

それでいて、旧インフラノイズUSBケーブルが持っている温もりや包容力は損なわれていません。

 

こんな感じで、次は『鮮烈!』なDAC-1の後継機が出ないものかと期待してしまいます。

 

2014.8.23





2014.8.21


インフラノイズ製品をいつも大事にしてくださるTさんからUSBリベラメンテの感想が届いた。

確か出荷したのはおとといである。こんなに早く連絡くださるとは、とてもとても嬉しい。

喜んでいただけたのが目に見えるようである。利害関係の無い愛用者さまの声が本当のところなによりも

有りがたい。雑誌の広告や記事、ネットの内容とは比べ物にならないくらい大きな力があると感じている。

Tさん本当に有難うございました。まだまだ頑張って音楽のために生きます。




商品を受領いたしました。

早々のご手配ありがとうございました。

 

リベラメンテシリーズと言う事なのでこれまでと同様の効果はあるだろうという事は当然の折り込み済みで聴きましたが、全くもって予想以上でした。これまでの導入の度に感じた、「これ、これ、僕が欲しかったのはこれだよね」と言う驚きや嬉しさ、感激が甦り、秋葉社長の自信作というのも一聴して納得できました。

 

CDとは音の出方が少し違う部分もあるものの効果はこれまでのリベラメンテと同様ですので改めて書く必要も無いと思いますが、改善効果はシリーズの中でもかなり高いと言う印象を受けました。

当方のPC再生環境が貧弱という事もあって効果がより大きく感じられたのかもしれませんが、リベラメンテデジタルケーブルの改善効果も著しかったと記憶していますので、従来のデジタル伝送系には問題が多く残っていたという事があるのかもしれません。

 

エージングに時間がかかるとの事でこれからも楽しみですが、数時間経過した段階では接続直後に比べて滑らかさや、しなやかさ、低域の深みなどが出てきたように感じられます。

 

当方はソフトウェア満載の日常使いの古いPCにiTunesを入れただけという横着な状態でケーブルも添付品を使用していました。元々の動機がYouTubeなどの音を出したいと言う程度で音楽再生用としては見ていませんでしたし、相当の手間や費用をかければ別かもしれませんが一般的には内部ノイズの多いPC再生がCDよりも優位性があるとは思えないという先入観もあったためです。

当然ながら音は平たい、薄い、ささくれる等々でCD再生と比べてどうのこうのと言うようなものではありませんので、PC再生はラジオ代わり程度に過ぎませんでした。

 

このような貧相な装置でも、USL-2.6USB を繋いだ途端に、伸びやかな音でCDを聴いている時と同じように音楽に耳を傾ける事ができるようになりました。

 

以前とは全く別物になり、これだけの音が出て来ると、PC環境をきちんと整えるとCD再生を越えるかもしれないと思えるような変化でした。

ケーブル1本でこれほど変わるとは本当に不思議です。

 

PC再生は利便性ではCDより勝りますので、CD、PCのいずれで聴いても違和感なく音楽を楽しんで聴けるようになり嬉しく思っております。

 

この度も大変お世話になり有り難うございました。





 


2014.1.6

 

2013.8.27のブログ欄でスピーカーリベラメンテ試作品の感想をいただいたSさんのバイワイアリング接続の詳しいご報告です。

 

 

大変遅くなってしまいましたが、SPリベラメンテ、バイワイヤリングの報告が出来ましたので、お送ります。 

 

プロトタイプをお返しし、元のSPケーブルに戻し、寂しいオーディオ生活が始まるなぁ、と予想しつつ繋ぎかえると、やはり全く物足りない音。(良い音なのですよ、SPリベラメンテと比べなければ…)

 

オーディオを嗜む者として、良い音を聴いてしまうと、その音が耳から離れず、不満が残ってしまう、という話は何度か聞いたことがあるのですが、自身がその体験をするとは…。好きな音楽が好きな音で聴けない。…これがなんと辛いことか。

 

 予想はしていたので、逆に良い機会と捉え、セッティグをいじることにしました。純粋にオーディオを楽しむ人にとっては邪道といえるテレビを設置するためにラックを追加購入したのです。(音楽を聴く場合は、テレビはオーディオ的には置きたくないのですが…。ビジュアル系も外せないのです…。)元々プロトタイプを繋いでいた時もテレビは有りの状態(スピーカー間にセンター配置)で、スチールの引き出し台の上に適当にセッティングしていたのです。

 

 さてテレビ台をスチールの引き出し台から、某オーディオメーカー製ラックに切り替え、その中にアンプ等入れて、見た目はスッキリしました。これで準備完了。

 

 そして待ちに待ったSPリベラメンテの製品版が届きました。接続はプロトタイプと同様、付属のジャンパー線にたすき掛けのシングル接続。さっそく試聴。

 

 …あれ、こんな音だったっけ?考えていた音が出ない。

 

それから試行錯誤が始まりました。SP、各ハードの位置調整。ジャンパー線を高域、低域接続に変更したり。ラックを撤去して、元のスチールの引き出し台を出して、元のセッティングに戻したり…。変化はあるのですが、プロトタイプの時の音にはなりません。

 

さらに色々と聴いている内にジャンパー線が気になり始めました。以前のSPケーブルの時にも感じていた、透き通って綺麗なんだけれども、平面的で何だか物足りない音。また幾度ものセッティングいじりで消耗したのか、時々音出しをしていると、ケーブルが外れることも出てきました。…ひょっとして悪さをしているのはこのジャンパー線か?

 

他のジャンパー線に変えるという考えも少し浮かびましたが、中途半端にジャンパー線を変えるくらいなら、もう一組SPリベラメンテを加えればいいじゃないか。究極のジャンパー線、もといバイワイヤリングですね。

 

しかし何より資金がなぁ…と思いましたが、これを導入すればSPケーブルはあがりだし、いずれはバイワイヤリングを考えていたし…。何より良い兆候は見えていましたが、まだプロト時の音になっておらず、現状の打破、いやそれ以上の効果を狙って導入を決定しました。 

 

 そしてSPリベラメンテ導入から約一か月で2本目のSPリベラメンテを導入。しばらくは忙しく、とりあえず接続し音は出していましたが、あまり聴く時間なし。接続しても大きな変化はなく、内心どうしたものかと思っていましたが…。

 

バイワイヤリングを導入して10日程。ついに来ました。あのプロトタイプと同じ、空気感、エネルギー感、定位、音のきめ細かさ、倍音の響きの良さ、何よりもそれら音楽を形成している要素の高度で絶妙なバランス感…!

 

 なんてことはない、今まで思った通りに行かなかった原因は、単純に「エージング不足」だった…!?

 

もしかしたら他にも原因(部屋、機器、気付いていないセッティング、聴く側の人間の問題とか)があるのかもしれませんが、これが私の結論でした。

 

 しかしここまで来たら原因はどうでも良いのです。文字通り音楽が楽しく聴ければ。

 

何はともあれすぐに試聴会が始まりました(笑)

 

 

 

 プロトタイプの時と同様、川江美奈子『letters』から聴きます。全編ピアノとボーカルのみのシンプルな編成。元よりこのCDというか、川江さんの録音は全般的にボーカルに張り、艶があり、ピアノといった楽器が奥まっている中で、ボーカルが少し前に出てきて、そのバランスが上手く創られています。だからあまり声のみが前に出過ぎたり、艶があり過ぎたりしても、なんだかバランスが崩れたように聴こえるのです。セッティングに試行錯誤していた時が、この状態でした。艶があり過ぎて逆にパサパサする。ボーカルと演奏が同じ。平面的。ボーカルのみが聴こえる。これが本領発揮したSPリベラメンテになると、程よいボーカルの潤い、定位もはっきりし過ぎず、そうかと言って揺らぐことはない。自然体なのだけれども、強調するべき所ははっきりと主張してくれるという、ある意味相反することを高度な次元で処理してくれます。好きなアーティストのアルバム、好きな録音なのですから、良い方に捉えるのが当たり前なのでしょうが、聴いていて普通に、音楽って本当に良いなと思わせてくれます。

 

同じくプロトタイプの時にも聴きました幸田弘子「故郷~日本の歌~」ですが、これはライブ録音です。相も変わらずライブものは普通の録音以上に、雰囲気、空間を良く現してくれます。またこのアルバムは全体的にボリュームが低めで、ボーカルも遠く浮いている感じがします。良く言えばホールにしっかりと響いているという証拠で、ライブものとしてはエネルギー感があり好録音なのですが、欠点を挙げれば、それでも力強さというか、肉付き感が欲しい。だからと言ってエネルギー感を出そうと、単純にボリュームを上げれば、そう簡単に解決する問題でも無いです。力感の無いバランスが崩れたものを増幅しても、多少の向上はあるものの、やっぱりエネルギー感は感じにくいのですね。本当に音量が上がるのみ。しかしリベラメンテだと空気感、実在感が出るため、ボリュームアップと共にライブ感も増え、音楽の響きが強く感じられます。

 

 上記のアルバムで効果があったことと関連しますが、今回一番収穫があったのが、ソロピアノものです。

 

 今までの私のシステムではソロピアノのアルバムにおいて、今一つ密度が薄い、空間が感じられない等の不満がありました。しかし、プロトタイプの時から感じていましたが、SPリベラメンテを試してからは、これはいける(聴ける)!と感じていました。

 

 河村尚子「夜想~ショパンの世界」、「ショパンビアノ・ソナタ3 & シューマンフモレスケ」は色々な雑誌にも取り上げられていて、興味本位で購入していて、録音が良く、キレイで静かな演奏だと思っていました。が、これもリベラメンテ接続後は、響きの良さ(音が空気にくるまれている…、と言えばいいのでしょうか)、ピアニッシモからフォルティッシモという最弱から最強の音の移り変わりの素晴らしさ(ダイナミズム)、が聴き取れるようになりました。

 

当然まだまだ聴いたアルバムはたくさんあるのですが、ピアノものがより楽しく聴けるようになったので、ちょっとしたライトクラシックファンになりました。

 

肝心のバイワイヤリングの効果はどうなんだ、ということですが、上記は全てSPリベラメンテのバイワイヤリング状態での感想です。シングルでも上記の同方向の効果はもちろんあるのですが、バイワイヤリングだと前述の良い部分が全てにおいてさらに増幅、強化されます。最後の詰めの部分が満たされます。SPリベラメンテの表現が気に入っているのであれば、間違いはないと思います。ジャンパー線の個性(私の場合、硬い、平面的)も消え去るので、個人的には悪いことなんかあるわけがないと思います(笑)

 

ちなみに前回の感想で、青色の被覆ではなく、SPに合わせて黒が良いなどと言いましたが、前言撤回です。今ではSPの背後やDAC等から伸びている青色タイツが愛おしくなりました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

2013.11.27

 

フランス在住のユーザー、パリのGingerさんからのスピーカーリベラメンテ使用リポートです。

 

先週、パリ出張の友人からSPリベラメンテ無事受け取りました。

 

週末までまとまった時間が取れなかったので、この週末はHDDに保存しているあらゆるジェンルの音楽のつまみ喰い状態でした。

 

またまた期待以上の変化で言葉がありません。

 

ベールが剥がれたレベルではなく、殻が破れたという感じです。

 

今まで内にこもっていた音たちが殻を破りエネルギッシュな音として開放され迸るといった感じでしょうか(誇張されるという意味ではありません)。

 

私のシステムではレンジが広がったように感じましたが、高音はきつくなるわけでなく、低音もぼやけるわけでもありません。結果として、音楽・演奏のバランスがさらにレベルアップし、絶妙な状態になりました(ちなみに、スピーカーはフルレンジ7cmを用いた直形9cmの筒型システムです)。

 

USB-201, GPS-777、クロック、デジタル、アナログのリベラメンテを使っているので、ボーカル・楽器のそれぞれの素材感は既に十分によい状態になっていて、それがSPリベラメンテで、その質を保ちつつ、はじけて飛び出たということだと思います。

 

いままでは、自分の前にリアルな世界が広がっているという感覚でしたが、今回は、聴いている自分が消え、リアルな世界にスーと入り込み、演奏の現場にワープしたような感覚で、これは初めての体験です。

 

カーペンターズはちょっとしたラジカセでも心地よく聞こえます。これはカレンの歌唱力やあの独特の響き、録音の良さなどがそうさせているのだと思いますが、そのカレンの存在感がいままでの比ではありません。"Close to you"では思わず目に涙がこみあげて来ました。「もう本当、○○○がすごい。」○○○はスペースの関係で書ききれません。

 

CDのフォーマットが出来て30数年、このテクノロジーの変化の早い時代に1970年代後半に出来た規格が残っているだけでもすごいことですが、リベラメンテで初めてCDの音が聴けたように思います。

 

大したレベルではないですが、趣味として楽器も演奏します。現システムで聴く音楽は演奏する立場でも勉強になるものを聴かせてくれるようになりました。

 

 

 

最後に、秋葉社長には、私のスピーカーシステムにあうようにプラグまで加工していただきました。マスターには秋葉社長との間に入ってもらいいつもと同様サポートしてもらいました。

 

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2013.9.30

 

大阪のOさんです。

実は学生時代の教え子の息子さんです。(私を先生と呼ばれるたった一人の方なんでこの表現はどうかと思うが?他に言葉が浮かばないので、すみません。) 音楽をお教えしたわけではありませんが。ひょっとしてオーディオの話はしたかもしれませんね。

 

大阪のO様のスピーカーリベラメンテの感想です。 

 

2013.9.29

 

『スピーカーリベラメンテの感想を書くためにスピーカーケーブルのみ交換しました。

自分が使っていたのは1000円/mぐらいのプロ用のスピーカーケーブルです。 

 

結論から書きますと、ここまでスピーカーケーブルだけで音が変わってくるのか!というぐらいはっきりとよくなりました。

 

第一に音像です。

クラッシックだけでなくJPOPの楽器の音までも音像がはっきりとしました。

楽器の音が今まで聴こえていなかった場所から音が聴こえてきます。

私の場合は左右にとても広がり、とても空間が広がった印象です。 

 

第二に解像度の向上です。

ギターやシンバルの音が心地よく響いてきます。

ボーカルはそこで歌っている感じが出てきて、嬉しくなってしまいました。

女性ボーカルは声に艶が出てきました。

 

ロックに関しては、今までオーディオをやってきた中で一番難しいジャンルなのだろうかと思っていたぐらい聴きづらかったのが、声と楽器がしっかりと分離して、しかも恰好良いです。

オーディオで諦めていた分野が聴けるのは驚きでした。 

 

私が感じたことを二点書きましたが、今回、スピーカーリベラメンテに交換して悪くなったことは皆無かもしれません。

 

今回もとても満足しています。

いつもとても良い製品を開発してくださり感謝しています。

私は悪いと思った物は一切使いませんので、本心です。

 

ありがとうございました。』

 

 

 

 

 

2013.9.18

 

7月初めにジミージャズのマスターと一緒に始めて社外での試作品スピーカーリベラメンテの試聴をお願いした

M様から製品版のスピーカーリベラメンテの使用感想をいただけました。

 

 

秋葉社長様  

 

素晴らしいスピーカーケーブル、しかもブリッジ接続用の特殊ケーブルまで制作していただきありがとうございました。プロトタイプの試聴が7月初め、それから商品として完成するのに2ヶ月を要したわけですね。 

 

我々のように、既にケーブルを全てリベラメンテに統一しているところに、更にスピーカーケーブルをリベラメンテに揃えて、尚且つ目覚ましい改善効果を発揮させるには大変なブラッシュアップが必要だったと思います。しかし、同じものを重ねて使うと効き過ぎて問題が出てくるような高価なケーブルが散見される中で、揃えるほど改善効果が大きくなるというのは、そのコンセプトや素性の良さを証明しているようですね。 

 

さて、他のすべてをリベラメンテに揃えたうえで、スーカーケーブルをリベラメンテに交換した最初の印象は、音が一段と明るくなったというものです。これは、SN比が良くなり、個々の音が抜けよく明瞭になってきたからだと思います。皆さんの感想にあるように、あるレベルまで到達したということでしょうか。ケーブルによる音程の微妙なズレや附帯音が各経路で大幅に削減されたということかもしれません。ノイズレベルが低下したのと引き換えに空気感が驚くほどはっきりと出てきました。高域の固さと低域の少なさ、不明瞭さが10年来一貫した私の課題でした。高域についてはアバロンダイアモンドにスピーカーを変えても大きくは改善しませんでした。最新のデジタルイコライザーで調整しても依然、ソプラノのきつさ、バイオリンの金属音は残りました。低音については、A級のモノラルアンプをブリッジ接続しても捗々しくありませんでした。それがリベラメンテの揃い踏みで大きく改善されました。阻害要因はケーブルにあったのかもしれません。10年前に購入したCD「ヒラリーハーンのバッハ・シャコンヌ」からやっと奏者の情感が感じられるようになりました。同じ奏者の「バッハバイオリン協奏曲集」では基調となる低音が音程も明確に広がり、包まれるような気持良さを感じることができました。 

 

ある販売店の社長がケーブルは3万円までが改善効果、5万円、10万円のケーブルは改善というよりは個性が出てくるので好みの問題とおっしゃっていました。しかし、リベラメンテは通常の改善効果のレベルを大きく超えているような気がします。こうなれば、残された最後のケーブル、電源ケーブルも是非お願いいたします。

 

 

 

2013.9.18

 

Sさんからこのうえもないコメントがいただけました。

オーディオメーカーとしてはだんだん先細りになっていくオーディオマーケットに対してどうすることも出来ない不安感に苛まれている毎日です。でも音楽を愛する方の数は減ることはないとの確信から頑張っています。どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

インフラノイズの新製品に思う    2013916 

 

 

新製品のスピーカケーブルがまたやってくれた。

 

本当に素晴らしい。インフラノイズのヒット作「リベラメンテ」、このSPケーブルをもってラインナップ完成か?今後出す可能性があるなら電源ケーブルだが、現時点で開発の予定は聞こえていない。評価は上々だ。買った人は必ずリピート、発売予告だけで予約が埋まる。雑誌等の評価を待たず、ユーザー自身が評価して売れていく。 

 

オシャレな画像で広告を打つこともないインフラノイズ製品。もっとも、ファンでも見かけを褒める人はいない。音質に関しては、普段は発言しない人たちまで、言葉を尽くして褒めちぎる。みんな、表現は違っても同じ現象を言い表そうとしている。同じ製品について語るのだから、当然同じ音質傾向について語ることになる。しかし、他の機器やアクセサリーと組み合わせて使う製品では、出てくる結果がよほど明らかでないかぎり、同じ印象を受けることは少ない。だから、クセが強い製品が受け入れられたりもする。その点、インフラノイズ製品の評価は興味深い。一様にクセの無さを上げる人が多いのだ。「自然」「リアル」「普通」など、クセがあっては決して得られない特質が評価されている。シリーズのリピーターが多いということは、効果を重ねてもクセが強調されないという証拠。むしろ、自然さ、リアルさ、普通さが深化し、音楽的な良さだけが極まっていく・・・・ 

 

インフラノイズ製品の秘密は、機器やケーブルの物性を音楽的に無害化するところだろう。

 

今これを意識的に行う技術を持ったオーディオメーカーが他にあるだろうか?すべてのメーカーがそうあって欲しいが、状況は望むべくもない。この技術をオーディオ機器そのものに生かした製品を聴きたい。できれば、インフラノイズ社自身か日本のメーカーで実現したいが、海外メーカーでもいい。例えば、わたしが使っているような中国製トランスポートやパワーアンプをOEM発注する。それをインフラ社でチューニングして販売するとか。

 

 

 

2013.7.8

 

スピーカーリベラメンテの発売前に社外でテスト行う必要がありましたのでハイエンドの装置で

主にクラシックをお聴きになるMさんに試聴をお願いしました。100WのAクラスモノーラルパワーアンプを

BTLというあまり見られない接続で使用されています。BTLアンプ2台を接続するケーブルは現状のままとして

とりあえず2.6mの試作品を左右でお使いいただきました。パワーアンプの大きさがかなりありますので

試作品の末端接続部の長さが足らないのでありあわせのケーブルをプラス、マイナスに各15cmほどよりあわせて

継ぎ足しの接続でした。発売前の試作品試聴ですがここにご紹介します。

 


2013.7.3



秋葉社長様

素晴らしいスピーカーケーブルを試聴させていただきありがとうございます。

取り急ぎ印象を送らせていただきます。

最初に、おことわりですが、当方はモノラルパワーアンプをブリッジ接続で、

使用しているため、標準のスピーカーケーブルでは接続が難しく、アンプ側

で安価なケーブル30cm程を継ぎ足しました。そのため、本来のリベラメンテ

の実力の半分程度しか発揮出来ていないかもしれません。

結論から申し上げますと、変化の方向は期待通り、その度合いは予想を遥か

に超えました。スピーカーケーブルの影響力はインターコネクトケーブルの

数倍と言えるのかもしれません。

先ず第一印象ですが、音を出した瞬間に音場がスピーカーの外側まで広がり、

奥行きも深くなった気がしました。奥行きと言っても、奥に深くなったのではなく

手前の方向に広がったために、音に包まれるような気持良さを感じました。音場が

広がったのですが、茫漠と広くなったのではなく、はっきりと一定の範囲内に

密度濃く展開する印象です。

更に聞いていると、音像はピントが合って、はっきりした力強い音になりました。

ハイビジョンのようにエッジがくっきりしたものではなく、照明の的確な映画映像

のような実体感の強いものと例えたいです。レンズの絞りを絞ったようにピントの

深度が深くなりました。したがって背景の音を、ぼかしたり、色を薄くすることで

遠近感を出すというよりは、物理的に後方に像を結ぶことによって位置を示している

ようです。

リベラメンテ特有の美しい響きも、更に明瞭になりました。それもリズムを曖昧に

してしまうような人工的な長いものではなく、本来の録音されたものが、自然に

ほんのり薄化粧をして美しく出て来たようです。

低音も力強く、音程が明瞭になりました。或る曲の冒頭のバスドラムの一発に驚いて

飛び上がったところを秋葉社長がご覧になって会心の笑みを浮かべていました。

これだからジャズは素っ頓狂で好みに合わない。

バイオリンは音色が冴えて滑らかになりました。今までの粗い粒子感が解消されました。

これがアヴァロンのダイアモンド本来の音かもしれません。

私はオーケストラを気持ちよく聞くために、数年来マークレビンソン32Lや昔憧れた

ソニーエスプリシリーズのTA-NR1を揃えてきました。オーケストラが最初からブレンド

された音で出てくるのではなく、独立した楽器の音が目の前でハーモニーを奏でて欲しい

のです。油絵具は混ぜ合せると、どうしても色が濁り暗くなるそうです。それに対して、

スーラの点描は目の錯覚で明るく濁りの無い混合色ができるとのこと。

リベラメンテケーブルは私にとって、点描用の筆のようなものなんでしょう。これがあれば、

装置はもっと簡単なものでよかったのかもしれません。

それでも、リベラメンテケーブル一式と、クロックジェネレーターGPS-777は必須でしょうね。

これが継ぎ足しのないリベラメンテスピーカーケーブルで、エージングが進めばどうなるのか。

楽しみに待ちながら、好きなCDを磨くのに余念のない日々です。

 

 

 



2013.6.25

 

大変おおがかりな装置をお使いのK様から貴重なご意見を伺いました。GPS-777および関連製品、リベラメンテシリーズを次々お求めいただき感想もすぐにくださいました。こちらからウエッブサイト掲載の許可を無理やりお願いしお許しいただけました。その一部をご紹介します。

 

平成25年6月19日

 

お世話になります。

GPS-777及びケーブル他を使用した感想を述べさせていただきます。

 

まず・・・報告したいのは・・・

私の周辺のすべての人々が「音が良くなったね!・・・本物を聴いて居る見たい!・・・」

今まで興味をあまり示さなかった人々までが「CDコンサートを開いてほしい」、「音を聞かせて欲しい」

などの申し出が有りました。

 

オーディオの世界では、日頃「好ましい音追及」に皆さん努力して居る事と思います。

しかし、忘れてはならないは・・・入口から出口までオ―バーオールで全ての影響を受け其の決果を最終的に空気の圧力波として耳で捕える・・・これが現状で有るつまり「音の良し悪し」は本来、入力のプログラムの「良し悪し」で決まるもの・・・何処かに少しでも不具合が有る場合、その程度により必ず人の耳はその変化を鋭く捕えるものです。周波数の変化及び位相の変化、レベルの変化、歪み他、みな其の変化を生理的に鋭く捕える事が出来るとされる。

 

人にはみな「好ましい音」を持つ、しかしこの「好ましい音」は、たまたま組み合された機器により変形された音を「好ましい音」として耳にする場合が少なく無い、「このアンプはジャズ向き、はたまたクラシック向き」この様な変化は何処かに大なり小なり問題を抱えて居る事になる、良い機器はどのようなジャンルにも向く物、だから変化の大きい機器ほど「良い機器」とは言えないのでは無かろうか?(例え、好ましい音を出していても)

 

少しでも「良い音」を求めるなら、オーバーオールでの出来る限り音響的レベルを揃える必要がある、すでに述べたように。

 

少しでも問題が有る場合、良い部分が悪い所の「たたき出し」をする、人の耳は周囲と比べてその変化を敏感に聞き分けるもの。

 

又、反対にどんなに音響的に優れている機器が存在しても、それを上回る音響的変化(悪い意味で)をもたらす音響機器が存在すると良い部分がスポイルされていわゆる「悪い部分」が耳に感知されてしまう、アンプ、ケーブル、などなどあらゆる部分が関係する。

 

 

 

 

 

 

 2013.5.21 

 

大阪府のMさんのリポートです。この方はクラシック中心にお聴ききになられCDLPとも確か1万枚近くお持ちです。どんな曲、どんな演奏をリクエストしてもああ有りますとお答えになりすぐに出てくる凄さ、オーディオマニアというより音楽マニア?というほうが適切な表現とも思えるがオーディオマニアとしてみても半端じゃありません。お伺いして聴かせていただきましたが国産のスピーカーユニットを使ったシステムが鳴っているとはとても思えない不思議な感じがしました。マランツのユニバーサルプレーヤーの外部クロック入力端子にGPS-777からのクロック44.1KHzをつないで聴かせていただきました。私の印象ですがCDもSACDどちらにも大きな効果が認められました。新型のマランツ製品ではどういうわけかクロック入力端子が省略されておりますのでとても残念です。他社の総合プレーヤーと比較しマランツ製品はとくにクラシックの再生では有利であったのに悔しい限りです。

 

 

 

GPS-777導入記                                                   2012.2.1   

 

 昨年末にGPS-777を導入し、CD(SACD)の再生に大きな効果を実感した。主な使用機器インフラノイズABS7777,マランツSA-7SI,アキュフェーズ-6000,自作4WAYSP他,事前にはABS-7777と大きな違いは無いものと思っていたが、そうではなかった。

 

聴いたCDで言うと

 

1.ベートーベンピアノソナタNO.32 pfC.アラウ(32CD-807

1楽章

A.GPSクロックオフ:演奏のテンションがゆるく感じられ、80過ぎの老ピアニストのパフォーマンスと聞こえる。

B.GPSクロックオン:Aとは空気が一変し、背筋を伸ばした巨匠が、奏くスタインウエイがスピーカー間に現れる。

Fで伸びと透明感、深みがあり、Pで浸透力がある。楽器、ホールの響きを自在にコントロールしながら、アラウが演奏しているのがハッキリ分かる

 

2.サンサーンス:ワルツ形式の練習曲OP52-6 pfAコルトー(LHW020

GPSクロックオン:SPレコードからの復刻でこれまではクラッチノイズ、Fでの音割れ、Pでの

音のかすれ等が耳につき演奏家はすばらしいが、サウンドは今一つと思われたが、GPS

クロックオンでは前記の欠点がほとんど気にならなくなり、実在感を持ってピアノが再現される。

結果、全盛期のコルトーのすばらしいリズム感、推進力、タッチ、音色がきわだち粋の極みの演奏が聴こえて来る。

 

3.アローナ:サンジュストの鐘 T:E・カルーソ (ARC-118

カルーソ晩年(1919)のラッパ吹込みのレコードであり、サウンドは時代を思わせるもので、

頭で補正しながら聴いていたがGPSクロックオンでは、2同様にスクラッチノイズ、Fでの歪が気にならず、カルーソが前にその後に伴奏が聴こえる。またカルーソの声は晩年の中低音の豊かでなめらかな特徴がよく分かる。他のソースも含めた聴感では、

1.クリアーでありながら自然な音色.

2.力強く安定した低音 

3.広く深い音場がGPS-777によってもたらされ、オーディオファイルとしても音楽・名演奏を聴きたいリスナーにとっても 文字通り福音である。現代のクロノスに拍手。

 

 

2013.5.17

 

九州のNさんの試聴レポートです。外部クロック端子のある機器をお使いではなくGPS-777を導入するためにCCV-5の発売までお待ちいただきました。CCV-5の製造開始直前のプロトタイプをお貸ししたところからレポートは始まっています。オーディオ製品では一般的に試作モデルより量産モデルは音質が劣化する(プリント基板化や量産部品のためやデザイン上の制約など)のが常識となっていますがインフラノイズ製品は逆に量産モデルのほうが試作以上の音質となる例とも言えます。 ご使用中のメインシステムはゴトーホーンの3WAYおよびソニーのセパレート式CDプレーヤー、CDP-R1/DAS-R1です。デジタル信号をCCV-5を経由してGPS-777のクロックを接続されます。

 

 

 

                                                                                    2012.5.17                            

 

前略、先日から大変なご配慮で試作品を送って頂き1週間テスト試聴させてもらい、ありがとうございました。説明通り結線して試聴致しました。大変な音質の変化に脅威を感じました。よく言われるピントが鋭くなったとか透明感が出てきたとか奥が深く感じるとか。ネッ卜の中に書いてありましたが言葉では言い表せないような要素がいっぱいありそうです。要するにCDに入っている音(雑音、楽器、演奏者のかすかな動き等)がそのまま出てくる感じを受けました。新しい録音ほどきれいに再生できましたし、古い物(SP復刻,モノライブ)などはその当時の録音技術がはっきり出てきていますし一発勝負の音が鳴り響いて感動させられました。取り替え引き換えCDをかけて、どんな音が出てくるか楽しみと、驚きで興味津々でした。もう後戻りは出来ないなあと感じました。それからGPSの電波は自宅ではリスニングルームの二重窓の内側からでも立派に受信できました。それが一番心配でした。今更ながら秋葉さんの技術に感心致しました。貴重な機材を送って頂きありがとうございます。年金生活で厳しいですが発売されたら連れ合いに内緒で是非購入する予定です。以下、今日まで試聴したCDの簡単な感想を書いておきます。何かの参考になれば幸いです。

                                                                                                                                        草々

 

 

1.遠山慶子ウェルナー・ヒンクのモーツアルトソナタ・・・ピアノがものすごく透明に響く、2つの楽器がホールに解け合って見事な音が出ていた。

2.フリッチャイ、ベルリンフイルの新世界・・・59年の古い録音だが真面目に録音してある。それぞれの楽器が見事に浮かび上がり時にはトランペットやホルンが飛び出してくる見事な演奏とオケの熱演が展開される。イエスキリスト教会が今でも録音に使用されるわけが理解できる。当時のグラムフォンの技術陣に感謝。 

3.ギレリス、アマデウスSQの鱒・・・ギレリスのピアノが見事に響き渡る。ホールの響きとピアノと弦が見事に解け合う。 

4.プラザークSQのボロディン輸入新盤)・・・佐賀の鳥栖でラ・フオル・ジュルネ鳥栖2012がありこのカルテットが出演していたのでCD購入さっそく試聴した。録音がものすごく良くて佐賀で聴いたのとそっくりの見事な演奏が眼前に展開された。楽器のこすれる音や、周囲の雑音まで採れているのが分かる。機材が馴れたのか音の透明感が一段と出てきた。

5.カール・ズスケ(Vn)ライプチヒのベートベンのバイオリン協奏曲・・・大ホールの中での演奏、ホール内でオケが響き渡るのが見事、そしてその中にバイオリンがのびのびと鳴リ渡る。シャルルプラッテンが自信を持って発売したのが分かる。

6.ジュヤ・ワン(P)、アバドのラフマニノフ協奏曲・・・静かな中にピアノの音が静かに響き渡る。ピントのしっかりした録音でものすごくきれいな仕上がりをしていた。ライブ演奏だと後で分かる。今までこんな音では出なかった。立派

7.カペーSQのベートベンのSQ18-5(イタリアの海賊版入手)・・・針音が小さくするが演奏に引かれる。一発勝負の録音が見事に展開される。音の立ち上が今までと違いきれいである。このシリーズ6枚組一の聴き直しがしたい。

8.カザルストリオのクロィツエルと太公(ナクソス復刻版)・・・これも音の立ち上がりが立派、原盤の音に近くなったのか?演奏は文句なし。

9.フルベンの第九(54年のルチェルンのライブ)・・・ラィブの生々しさが浮かび上がる。当時の録音技術者の技量が立派だったのが分かる。 音量あげてもハム無しで聞けるお客の雑音の中でフルベンとフィルハーモニーの熱演に感動する。古い録音でも真面目に録られている物は今でも聴き応えがある。以上まだまだ聞きたいのですがここで機材を梱包します。写真は我が家の雑物だらけのリスニングルームの一部です。片づけろといつも連れ合いから怒られています。あまりきれいにすると響きすぎます。今後ともよろしくお願い致します。これにて失礼致します

 

 

 

 

 

 

                  2012.10.10    

 

前略、前回報告したCDを今回の新製品で視聴した感じをまず報告致します。内容はきわめて主観的な内容になっていますことをお許し下さい。

                                                                                                                                            草々

 

 

1.                   遠山慶子とウエルナ一・ヒンクのモーツアルト(CMCD1003-7)ピアノの低音が前回より響いて出るようになった。タッチが粒立ち残響音が美しい。弱音が柔らかく、優しく出てくる。奥行き感じ、ホールの横幅があって両楽器が停止したときの静かさが分かる。

2.                   フリチヤイ、ベルリンフイルの新世界(423384-2)前回よりフルオケの全奏分離が混同せず出てくる。特に低音の音量が増した。音が吹き出してくる。2楽章 のオーボエとコントラバスの掛け合い、それを支える外の楽器のさざ波などが良く出てくる。録音の古さを感じさせない。当時のベルリンフイルの実力が思い知らされる。隠れた名演と思う。

3.                   ギレリス、アマデウスSQの鱒 ピアノが奥の中央に位置し弦楽器が互いに分離しながら見事な演奏を展開するのが分かる。演奏に勢いがあるのが分かる。2楽章のヴァイオリンとピアノの掛け合い、それを支えるビオラ、チェロが浮かび上がる。ホ一ルの最前席に陣取った感じだ。

4.                   ブラジャークSQのボロデイン(輸入盤PRD/DSD250282)4つの楽器が前回よりリアルに前面に現れる。一人一人の演奏者が一生懸命演奏しているのが感じ取れる。楽器の音が見事に分離されて録音され楽器のこすれる音、周囲の雑音まで録れている。演奏者の息継ぎまで入っている。機材が馴れたのか音の透明感がいちだんと出てきた。

5.                   カ—ル・ズスケ(VN)ライプチッヒORのベートーベンのヴァイオリン協奏曲(KICC3604)前回よりホ一ルの広さ、奥行きが増した。オケがホ一ルいぱいに響き渡るのが分かる。そこにズスケのヴァイオリンが細身の音で美しく響き渡る。ヴァイオリンとオケが美しく解け合って曲を盛り上げていく。ホールの中央より後ろの席で聴く感じ。

6.                   ジャ・ワン(P),アバドのラフマニノフのピアノ協奏曲(4779308)ピアノとオケがホ一ルの中で美しく響きを見せて掛け合いをする。ピアノの弱音が美しく解け合い浮かび上がる。各楽器がそれぞれの場所から出てくる。楽器を見事にとらえている。全奏では楽器が分離しながらも盛り上げていくのが素晴らしい。ホールの中央A席で聴いている感じ。演奏に聴き惚れる。これもこの装置が来てからだ。

7.                   カぺーSQのべート一ベンのSQ作品18-5(イタリア海賊 CHCD-1010-12)近接マイクで見事にとらえている。レンジは狭いが演奏がリアルで迫力がある。海賊版でもこれだけの音が録音出来たことに驚く。2楽章最初、4楽章最初にレコ-ドのそり雑音が入るが途中でなくなる。盤が変わるたびに雑音が変わる。素晴らしい演奏に聴き惚れる。この当時にこれだけの録音が出来たことに感謝。古い録音でもこの装置が素晴らしい反応を示すことが分かってうれしくなる。SP復刻はあるので聞き直したい。

8.                   カザルストリオのクロイツエルと太公(ナクソス復刻版8.110195)針音小さく鑑賞には支障はない。演奏は知れ渡った世紀の名演だ。前回よりもぐっと音が明確になり迫力を持って出てくる。特にピアノ音がきれいだ。それにヴァイオリンとチェロが絡み合い素晴らしい演奏を展開する。この演奏はLP盤東芝GR盤を持っているが雲泥の差で聞き惚れる。LPにはもう戻れそうにない。NAXOSの復刻の仕方が素晴らしいのが今回の装置で明確になった。脱帽だ。NAXSOSCDはたくさんあるので聴き直さなくてはならない。

9.                   フルベンの第9(54年ルチェルンライブ FURT1054/7)このレコードはLP発売と同時に購入。演奏、録音のすばらしさに当時感動した覚えがある。今聴いてもLPは素晴らしい音で再生してくれる。しかし、今回時間をかけてこの装置で聞き直したらさらに素晴らしい音で再現してくれた。当時の録音技師さん達に感謝。LPでも弱小雑音が入っていたが今回はより明確に分かる。当時のフィルハーモニの腕前が素晴らしいことがはっきりした。一発勝負、フルベンのもと気合の入った演奏が眼前に迫る。今まででなかった音が出てきている。つい音量を上げてしまう。音量を上げてもうるささはない。フルベンのライブも色々あるので聴き直したい。・・・録音の悪い物もあるが・・・以上が前回の物を聴き直した結果新規装置セットでの報告 再生装置は依然と変わらず。

 

 

 

 

1.「太公トリオ」コ一ガン、ロストロボウビッチ、ギレリスCDUED 04336 三つの楽器が生しく再生される。演奏の勢いが伝わってくる。ピアノのPPがきれいだ。三人の息がぴたっとあって、楽器の絡み合いが明確だ。ロシア1956年録音は素晴らしい音で入っていた。同じ演奏者でチャイコフスキーの「偉大なる芸術家の思いで」は更に録音が良くモノとは思えないような素晴らしい録音で記録されていることが分かる。

2 ベートーベン「英雄」朝比奈隆 ベルリンドイツオケ1989年ライブ 評判のライブ録音、朝比奈のゆったりしたテンポで各楽章の表情がくっきりと浮かび上がる。ホールの中央で聴く感じ。時聴衆の雑音が臨場感を増す。演奏会の雰囲気満点。オケが全奏で吹き出してくる。オケにもう少し勢いが欲しいところだが・・・楽器の位置、遠近感が良く録音されているのが分かる。

3.ブラームス交響曲NO1.ミュンシュパリ管 TUCE5902 オケが部屋いっぱいに響き渡る。今までにないことだ。もう後戻りできない。パリ管のそれぞれの奏者の力量が発揮されていることが分かる。2楽章のヴァイオリンとオーボエの掛け合い、4楽章のコントラバスのピチカート、ホルンとフルートの臨場感、今まではこれが出なかった音だ。

5.シフ、ヴエーグのべ一トーベンのヴァイオリンソナタNO7, 8番タワーレーコドヴィンテ一ジコレクション7(真空管2A3Sアンプ、タンノイLOMOND中古品)小型装置でも結構立体感が出てくる。ピァノが前面に展開しヴァイオリンが美しく旋律を歌う、ピアノの響きも十分出ている。小さな装置でも入り口の装置がしっかりしていれば鑑賞することが出来る事の証明だ。

6.山根弥生子 ショパンを弾くVOL2 ALM ALCD-9095ピアノの音が粒だちホールの中央で快い響きでエコーをもって出てくる。周りの静けさが 感じられる。演奏者と聴き手の2人でいる感じ。ボリューウムあげてもうるさくない。(この装置の以前はCDプレイヤの出口に段間トランスをかませてCDのうるささ、聞きづらさをカバーしていたがもう取り外した。)

7.ワルターのベ一一ベン田園コロンビアオケ35DC79(最初のCD)ホールの雰囲気が出てきた。奥行き、左右の広がり、弱音での各楽器の浮かび上がりが素晴らしい。FFでの音の混同がしなくなった。名演がさらに引き立ってきた。ワルターのシリ ズも聞き直さねばならなくなった。

8.アパード シカゴフイル F35G50065 レコ芸で評判の良かったCDだ。以前はあまり演奏、録音共に感心はしなかったが今回改めて聴きなおして見た。シカゴの録音のすばらしさが分かった。エコーを伴ってホールの雰囲気が伝わる。各楽器がきれいに浮かび上がり、合奏のすばらしさが分かる。ホールの中央座席で聴いてる感じ。ボリュームをあげてもうるさくない。

9.松尾和子 BEST OF BEST VIST15020 ナツメロ松尾和子の息つぎが見事に出ている、ため息ささやきの歌が分かる。フランクとのデュオも眼前に柔らかく広がる。

10.ナタリ一コール アンタッチャブル WMC5 400 フルバンド演奏に支えられナタリーコールの少しエコーを含んだ歌声が素晴らしい。やや距離感を持って録音されているのが分かる。

11.岩崎宏美 PRAHA TECI 1162 宏美がチェコフイルをバックにした贅沢なCDだ。ホ一ルいっぱいにオケが広がる中に宏美の得意の甘い高音が重なり歌唱力のすばらしさを披露する。バックが素晴らしすぎる。

12.由紀さおりANDピンクマルチイ一ニ TOCT27098 (2A3SROMONDOで再生)さおりの美声がリアルに中央に浮かび上がる。ボサノバではボーカルがきれいに解け合って入っている。ビブラホーンがきれいに録音されている。さおりさんは年取っても歌唱力は落ちない。

13.美空ひばり 魅惑のワルツ COCA 70364 ひばり独特の裏声が見事に録音されているのが分かる。スタ一ダストなど最高だ。

14.ラ・クンパルシータ オルケスタ フアンダリエンソン 32PD-240(これからの4曲は300BBTアンプとダイヤトーンDS2000で聴く)バスの低音が全体をリードする。それにその他の楽器が乗っかる。力強さが増している。今までにない迫力で迫る。それなのに楽器の分離ははっきりしている。各楽器の動きが手に取るよ うだ。CD特有の音のきつさが無くなった。

15.HORACE SILVER QUINTET AND TRIOブルーノートCDP7 465262DIDX1140

16. NIGH TRAIN THE OSCAR SON TRIO 314 521 440-2

17.SONNY ROLLINS WAY OUTWEST VIct-60088以上3曲はともにジャズの素晴らしい録音が入っていることが分かりました。

 

途中真空管アンプを使って音だしをしてみました。はなはだ主観が入る感じですがよろしく。今後古い実況録音を聴くのを楽しみにしています。

 

 

 

What's New

 

 

2024.10.3

 

Mさんからアンチスタティックの試聴感想その2を頂きましたのでlog15にご紹介します。

 

 

2024.7.20

 

昨日のフェライトブロックの記事への反応が予想外に大きいのでblog14に追記します。

 

 

2024.7.19

 

まだまだ暑くなるだろうとうんざりの皆様にプレゼント。

 

少し遊んでみたくなってジャンク箱の中から大きなフェライトのブロックを見つけた。ネットワークオーディオのハブの上下に重りにして挟んでみた。電気回路に不用意に入れると怖いフェライト固有音色は余り感じられずノイズが減り低音がしまる。ジャンク屋さん除けばフェライトのブロックが見つかると思う。

 

ハブは音質対策無しでノイズまき放題の一般用での話だが、上等オーディオ用のハブの場合でもケースの外側だから害は無いと思う。

 

 

2024.6.1

 

2024.4.28のSさんからのアースアキュライザー試聴感想の記事に後編を付け加えました。後編は二本目のEA-1を追加、二本を使った感想です。最後にドーナツが食べたいとの記入が有りました。景品のWTPドーナッツは予想以上の人気で困りました。追加製造は材料、企画数の関係で不可能です。変わる製品を考えましたがこの製品の存在価値は手ごろな価格で他に変えられる製品は無しということで悩みましたがまずは試作と考え、今朝試作材料を注文しました。上手く運べばWTPモノリスとか、WTPキューブとして世に出せそうですが?手ごろな価格でたくさん使ってもらえるかも?

 

 

2024.5.27

 

2024.5.14の記事、Tさんのアースアキュライザー試聴感想にTさんからの続編を追記しました。オマケのWTPドーナツの使用感想も有ります。WTPドーナツは思いの他ゲットなさった皆さんに喜んで頂いてるようで、面倒なWTP化も楽しくなりました。まだ少し在庫が有りますのでリクエストお待ちします。

 

 

2024.5.12

 

上新電機さんのサイトで担当厳選、オーディオアクセサリーにてアースアキュライザー EA-1を推薦して頂きました、有難うございます。

 

 

 

2024.5.12

 

試聴感想をくださった方に差し上げる非売品アクセサリーを追加しました。これも倉庫の隅で発見したものです。AVドーナツと言ってLANアキュライザーみたいな形状でデジタル、アナログケーブルに通して使います。古い製品をそのままお渡ししても面白くないので、木製品で個体差が有るのを生かして、一つ一つWTPしてお渡しします。お一人様一個ですのでステレオアナログケーブルの場合はケーブルを二本通して使う必要が有ります。穴の直径は15mmですのでプラグの直径はそれ以下で無いと使えません。無くなり次第終了です。WTPの結果は素晴らしく

LANアキュを製品化して無かったら幅広く使えるWTPシリーズとして販売したいくらいの出来になってしまいました。 

 

 

 

2024.5.1

 

アースアキュライザー EA-1

使用上のご注意

 

EA-1は使い方のヴァリエーションが

多く、方向性などの判断は全て使用者におまかせしています。特にアナログプレーヤーでのご使用で気を付けて頂きたいこと。元のアースケーブルと交換するのが好ましいのです。付属のアースケーブルに継ぎ足す場合はケーブル長の増加だけで無く、全体の長さが変わるため整音が狂います。もちろん効果は残りますが最高音質を得るためには面倒ですが交換しか有りません。同様の現象は仮想アース本体から出る付属ケーブルでも起こりますのでご注意ください。トーンアーム、仮想アース本体とEA-1が直接接続出来ない場合は継ぎ足しより、金属部にEA-1を接続して元のケーブルは無接続でぶら下げておく方が継ぎ足しよりは良いとお考えください。

 

 

 

2024.4.5

 

ファイルウエッブオーディオさんに

掲載頂きました。

 

アースアキュライザーの記事です。音元出版さんも時代の流れなのか若返ってます。

 

 

2024.3.13

 

ネットワークオーディオその後:

使用中のWTPモニターSPの能力が上がったので気づいた事を報告します。

 

接続されていないLAN端子は全て下の写真のようなフェルトダンプLAN端子で埋める必要有りと思います。ショートアイプや抵抗ショートタイプは効果は大きくとも音色があるのでオープン端子が無難と思います。付けて悪くなることはこちらでは無かったです。NASから再生中でも関係無いはずのルーターの空き端子でも効果が有ります。ネットワーク全体で相互作用があるもののようです。

安い部品ですのでぜひお試しください。(2023.8.3のWhats newをご覧ください)

 

 

 

2024.2.29

 

常用のスピーカーが満点になったので謎が解けそうな気配になってきた。GEのカートリッジについてである。GEのバリレラカートリッジの評価は揺るぎがたいものがある。しかしジャズを主に聴く方達に偏る感じは否定出来ない。GEがShureに代わったのはモノからステレオにマーケットが移り変わったこともあるがそれだけでは無いと思っていた。GEにステレオカートリッジがあるとは全く知らなかった。GEのステレオカートリッジ愛好者の声にはステレオが全く登場しなかったからだ。しかしステレオがあると知って入手してモノと比べて驚いた。同じ音がするのである。こんなに高いレベルの再生がどうしてシュアーに敗れたのか?常用のWTPスピーカーが満点になった今だからその謎が解けるのは間も無くだと思う。

 

 

2024.2.28

 

タンノイオートグラフ、シルバーユニット、オリジナルBOXの完成度の高さに刺激を受けて常用のモニターのネットワークをみなおしました。

結果気になっていた部分は一年ぶりに一挙に解決、自己採点は満点です。それでネットワークオーディオをさらに煮詰めたくスイッチの接続をやり直しました。結果今まで特に

必要無しとそのままにしていた接続も、LANアキュライザー無しでは駄目だと解りました。直接働いていない経路にも必要です。ネットワークオーディオの音質はアナログに比較するのが苦痛で無い、どちらもの残る差が入口の音源の差であると断言出来るレベルです。

 

決してLANアキュライザーの複数使いを勧める意図は有りません。あくまで我が家の改善の報告です、知らせずにはおけないレベルの改善なので書かずにはおられなかったのです。

 

 

2024.1.26

 

いずれ詳しく書くつもりだが去年から親しい友人の新しいリスニングルームでのタンノイオートグラフ、初期シルバーユニットの調整を繰り返してきたが、この名器の能力には驚かされ続けている。本日書いたブログのようなピアノの音色をなり分けるのは簡単である。それ以上なのは、日本盤と外盤を鳴らしわけるのはBBC LS3-5Aクラスのスピーカーならそう難しいことでは無いのだが、このオートグラフがそれどころか、米盤と蘭盤の差を楽々と出すのには昨日驚いた。悔しいことだが我が家で鳴らすよりその差が大きく聴こえる。それもクラシックの生に精通した人に限らず誰でも解かるくらいにその差を表現する。レコード会社のプレス専門家に聴いて頂きたいとその時思った。もしこのレベルのモニタースピーカーがあれば日本盤の歴史は変わっていたかも知れない。

 

 

2023.12.5

 

Mt.T2さんがLACU-1の試聴感想を書いておられる。リアルタイムからおよそ一カ月半の遅れらしいが、それでも普段と比べると超スピードアップらしい。有難うございます。

 

T2さんのシステムではLACU-1採用のAmazon musicのリッピング再生と高級CDプレーヤーでのオリジナルCD再生がほぼ同じレベルでの再生音とのこと。

 

有難い感想です。

 

 

2023.11.19

 

マユツバという極めて自虐的なキャッチでスタートした新製品、LANアキュライザー LACU-1であるがマユツバには非ずということになったみたいで一安心である。

 

全く商売熱心で無いのでオーディオに関する新しい情報にはうとい。Sさんが昨日、JJの掲示板に書かれて初めて知った。上新電機の通販サイトでLANアキュライザーを担当の方が自宅で試聴された結果、「自宅のネットワーク機器で試してみると驚くほど大きな改善が認められました」と書いておられる。オーディオ誌関係者、インフラノイズ製品愛好者では無く大手量販店の方が書いて下さったということで第三者的に見ればもはやマユツバでは無いということになる。有難うございました。

 

 

 

 

 

2023.9.2

 

 

半信半疑だったデジタルオーディオの謎?コピーを繰り返してもデーターさえ変わらなければ音質は維持されるという理屈。

 

100%肯定することになってしまった。これがアナログコピーより優れた点であったはずなのだが、今では話題にされることは無い。

 

しかし現実は全く違って、コピーを繰り返すほど音質が劣化するデジタルオーディオ!

 

理屈はあっているのだが、残念ながら現実のデジタルオーディオではデーターは同じでもデーターを扱う時点で音質に与える環境をコントロールする技術が全く欠けている。

 

データーの変化が無ければ音質の劣化は無いという盲信、本当は確信なのだが音楽を聴かない技術者には理解出来無い謎だ?

 

私にも盲信であって90%位はそうかも知れないかな位だった。しかし昨夜、盲信を前提に試みたデジタルレコーダーの改造で残りの疑心10%は崩れ去った。

 

データーが変化しなければ100%音質劣化は無い。ただしデーターを扱う環境により音質はいくらでも変化する。この表現が適切だと考え、インフラノイズとしてはデジタルオーディオの優秀さを認めざるを得ない。誤解なきように、現状のデジタルオーディオがこれ迄のアナログオーディオより優れた音質を約束するという意味では全く無い。残念ながら現実はその正反対なのだ。一部のオーディオ関係者でもデジタルが完全に優位と言う方もおられる、しかしその方と私が同じ装置で同じソースを聴いた場合には、その考えを改めないとは思えない。

 

一般オーディオ界より遥かに音楽のセンスに優れたレコード業界でもデジタルマスタリングされたレコードがある。残念ながら成功しているとは思えない。いつまでたっても素晴らしい演奏のオリジナル初期プレスを越えるリマスター盤は出て来ない。日本プレス盤がオリジナルプレスを越えることは無い。スタンパーのへたりやマスターテープの質だけが理由では無いのだ。殆どの場合はオリジナル盤の音質的メリットだけでは無くてマトリックス番号での判断とコレクタープライスが価値を決めているのだが。これはレコードの世界だけで無いから仕方が無い。

 

この事実にオーディオの秘密が潜んでいるのは間違い無い。

 

 

 

2023.8.11

 

下の写真であるが三種類を比較すると一番上のショートピンが一番となりそうだが、魔界LANワールドでは簡単に正解は無い。オーディオでは何をしても音が変わる。その中でも激しく何をしても変わるのがLANで一つの空き端子で結果が良いからと言って残りも良くならない、音は変わるのだが。

 

ノンショートの端子部品そのままだと機器空き端子のダンプ効果はあれども端子の樹脂材、形状の音が追加される。

 

どうしてもノンショートを使いたい時はフェルトか紙ダンプ無しでは採用しないほうが良い場合が多いと想像する。

 

空き端子全部やるならフェルトか

紙ダンプは必須で、ショートの場合はいくつも使うのは慎重に。

 

無駄な遊び方を書いてしまったが、

LANアキュライザーをお待ち頂くしか現状の大きな改善は無いと思う。

スイッチや他のLAN機器の交換や

ケーブル選択、電気をやめて一部光に変えて良くなることはある。

 

でも忘れないで欲しいのは、LANはオーディオ魔界である。何をしても大きく変わる、激しく変わる、交換して比べて良いと思う方を選択する、良い方を重ねていくと他の場所、例えばUSBなど、普通はそんなに悪くならないはずがLANワールドでは悪くなることは珍しく無い。

 

自信のある方はチャレンジするのも

ゲーム感覚で。苦手な方は手を出さないのが良いと思う。近づくなLANワールドが結論である。完成間近のLANアキュはコア材の焼きなまし温度が30度変わったり、線材の位置やテンションで極端に音質が変わる。

LANワールドでどんな装置でも同じ改善結果を得るには製造品質の管理という一番難しい製品になってしまったようだ。ターンテーブルアキュライザーは品質管理が不可能で結果製品のバラツキがある。これは楽器と同じで良いものほど同じものは無い。真空管やカートリッジも同じだ。

 

LANアキュも同じと言いたいが残念ながらバラツキのあるままに出荷すると効果のあるのと無いのとになってしまう。

 

こんな製品が出来るとは全く予想していなかった。オーディオに魔界が有るとは!恐ろしい場所、LANワールドだ。

 

 

 

 

2023.8.3

2023.8.3

 

LANアキュの開発が遅れているのに発売までは他の方法でLAN遊びしといてなんて、なんと!

 

まだしんどいのだけど、余りにも無責任と感じて少しやりました。

 

まだNASなんて無い頃にLANの空き端子に付けるアダプターを造ったのを思いだして、探しだしました。これはショートタイプですが、ネットでの情報では不要なLANケーブルを端子の根本で切断しただけの

オープンタイプも良いとのこと。8/1に書いた空き端子にボール紙を差し込むだけで良くなるとの件とつながってきました。電気的なノイズ云々はあるがLAN端子が振動して

音質を劣化させてることが大きいな!

 

早速実験、LANケーブル壊さずに端子だけ購入(とても安価に流通してます)してケーブル無しでもやはり効果有り、それならとボール紙からフェルトに変えてやればなお良い。

何個作っても懐は大丈夫。ただし端子を圧着する圧着工具無しでは造るのが大変ですので工具は買って下さい。これも驚くプライス、1000円位から有り。

 

2023.8.1

 

LANアキュライザーに関連するので

調べたことを書いておく。LANケーブルの種類、値段クラスについてはどれが良いのかは言えない。技術的にはおかしなシールド付の高いカテゴリーが音質に優れる?とも言えない。まあ比べて何種類もあるのを聞き比べてみたら採用、不採用はあるだろう。最初から言うようにLANは劣悪なノイズ環境だからスイッチの空き端子に紙を詰め込むだけで良くなる。無接続のLANフィルターを差し込んだり、無接続のケーブルを繋いでも音が変わる。音が変わるのと良くなる、悪くなるは別だからどうか深入りせずLANアキュを待って欲しい。ようするに音とが大きく変わる場所はオーディオにはたくさんあるのだがなにをしてもトンでも無く変わるのがLAN接続みたいだ。

 

初めからこの話を聞いて辞めておこうと思う方は100均の短いのがお勧めである。

 

どうしても何かやりたい方はLANのプラグだけ入手、ショートプラグを自作されたら良い。ネットで検索したら多分作成方法は出ると思う。

オーディオ用の他のか所のショートピンより遥かに効果有り。

 

 

2023.7.11

 

ネットワーク環境も把握しておかなければ、とLANケーブルをCAT7,8で硬いのから柔らかいのまで何種類か注文した。またLANからUSBに変換するアダプターもついでに。メリットのある使用方法があるかも知れない。LAN環境は物理的な優劣が正直に出るところには間違い無い。でも

音楽的な音質と物理的能力は別だから確認の結果はまた報告する。

 

 

2023.7.11

 

LANアキュは試作機直前です。LPからCDRレコーダーで作成したCDR,

同一音源の市販CD,LPと比較すれば

もちろんLP>CDR>CDだがこちらの環境でCDR,CDをNASに入れてNAS出力端子にLANアキュ設置して

それぞれ聴き比べるとLP>CDR>CDであるがNAS再生でLANアキュを使うとLPとCDRの音殆ど差が無い,もちろんイコールでは無いがこれ迄経験したハイレゾ、DSD、CDなどのデジタル再生とは違い,限りなくアナログに近い、装置の条件を整えてABブラインドテストで区別の出来ない方はたくさんおられるだろう。また有難いことにCDRとCDの差もかなり少なくなっている、期待を越える進展である。どうかお楽しみに!

 

 

 

023.6.24

 

よくよく考えてみたら、何とか生きてる間にやらなくてはならない妄想の実現と今開発中のLANアキュライザーはかなりクロスオーバーする。

妄想とはミュージックフェニクソロジー、すなわち音楽の錬金術という魔法である。

 

具体的に言うとデジタルファイルやその他のデジタル音源をマイクロフォン時点の音(アナログ波形)に修正する電子装置である。もちろんマイクでは無くてマイク時点の音に限りなく近いアナログマスターから復刻されたCDやハイレゾ音源をマスターの音に戻す魔法の電子機器である。

 

入力する電気信号、アナログ信号やデジタル信号をマイク時点のアナログ信号によみがえらす電子回路を内蔵したフェニクスライザーだ。

ちなみに勝手にいただいたネーミングは不死鳥のフェニックスからだ。焼かれて死んだのに生き返るあれだ。キリストの復活のような大変なものでは無い。

 

少しづつ実験しているのだが電子回路だけでなく、どうしてもメカニカルな部分、スピーカーやカートリッジのように音波と電気信号のやり取りを行う新しいデヴァイスが必要だ。超精密なもので本気で、開発費をかけないと実現しない。

 

もし完成したら業務用機器なのでかなりな高額になってしまう。だから既にインフラノイズを応援して頂いている皆さんにはどうするかは考えている。

 

例え何十万円の値段になろうと、これまでのお世話になった皆さんには

デモ機としてお渡しする、無償では無くて製造原価くらいでお譲りしたい。

 

妄想夢の実現を楽しみにどうかフォースを送って下さいね。

 

いつもの餅よりさらなるスーパー妄想餅です。超難題かつ制限された時間のダブルバインド、どうなることか?

 

 

 

 

 

 

このミュージックフェニクソロジーのわずかな部分を利用するのがLANアキュライザーです。餅の試食は済んでますのでこの秋くらいには登場させたいです。

 

 

 

2023.2.20

 

ステレオ誌2023.3月号に出した久しぶりの広告である。おかげ様でアキュライザーも今回発売のSPA-7を含め7種類にもなった。この先10種類越えるかも知れない、温めているテーマがまだ幾つかあるからだが、寿命がある内に何とか?最終はアコースティックアキュライザー、吸音材や木製反射材には非ず。ストラデヴァリウスやガルネリデルジェスなどクレモナの秘密に迫るので、オーディオ界から飛び出してまともに演奏の世界に入る。夢に終わるかどうか?若い皆様フォース送ってくださいね。

 

 

 

 

2023.2.19

 

製品の試聴感想を頂いた場合にお送りする非売品アクセサリーについてですが、非売品アクセサリーについての欄を作成しましたのでご覧ください。

 

 

2022.2.7

 

2022.2.7現在でインフラノイズ製品は直接販売は行っておりません。製品の購入はオーディオ販売店、ネット通販サイトでのご購入をお願いします。新製品スピーカーアキュライザー SPA-7のご購入については、部品材料の入手が不安定なため、販売ルートに対しても確実な納期を案内することが困難な状況です。極力最新の情報を販売ルートに知らせるように致しますが現在は確実な納期が決定されていません。供給が安定するまでは販売店での納期回答もはっきりしないもどかしさでご迷惑をおかけしておりますが、製造が安定するまでどうかお待ち頂くようお願いします。申し訳有りません。

 

 

 

2023.1.27

 

詳細の発表もまだで、物事の順序も支離滅裂で申し訳有りません。スピーカーアキュライザーはこれまでの製品以上に手作り要素が多く注文頂いて納品まで御迷惑をおかけするのは目に見えています。致し方無く本日から受注開始します。

 

スピーカーアキュライザー。SPA-7,

左右2セット。価格は¥108,000(税込み)です。また試聴感想頂けた方には非売品アクセサリーの中からご希望のものを一つお送りします。御迷惑の連続で申し訳有りません。よろしくお願いします。

 

 

2023.1.13

 

オーディオこれで辞めると言う人が出てきたらどうしよう、経済への逆風だ。心配になってきたが、自分を間違えてはいけない。超マイナーなのにアホな発想が出る。それだけ自信があるのに悔しい。

 

 

20223.1.13

 

やれやれの気持ちで報告です。大体新製品は音に良いソースでテストするのが人情。驚いたことに何でも鳴る?日頃ソースは鮮度が大事、マスターテープやプロモ盤、CDやハイレゾ、DSDなどのデジタルはあきらめて話題にしない私がこんなことを言うと人格が疑われる。どんなソースでも内容が音楽?なら何でも不満無しに鳴るでは無いか!

 

もちろん鮮度やその他は良質盤と❔盤とが同じになのでは無い、今まで以上に差が聞える。でも?盤は?なりに音楽が聞こえる、それが不満無しに。一流の演奏だからとは言わない、三流でもそこに音楽がある。ライブなら演奏が?でも音楽は楽しい。

 

こんなことになってしまった。スピアキュが起こした奇跡?

 

 

2023.1.13

 

ご心配おかけしていますスピアキュのパーツ未入荷分は発送されたそうで来週には入ります。

 

 

2023.1.7

 

いろいろのスピーカーでヒアリングテストはやったが、出荷前にしなければならないことが残っている。BBCモニターとか国産の定評あるモデル、海外の過去の名のあるモデル、これらはとんでも無い音の再生は無い。だからSPアキュでビックリするような素晴らしい再生音に変化する。しかし?マークの音のスピーカーに効果があると言えるのか?これは検証しておかないといけない。

 

まず著名なスピーカーユニットメーカーの小口径シングルコーン。何度もマイナーチェンジされているモデル。SPアキュ無しで鳴らして驚いた。耳をつんざく音とはこのことだ。ただし長い間鳴らしていないのでシングルコーンに有る現象、紙コーンの歪音が激しく出る、しばらく鳴らしたらある程度治ると思うが?

もう一台は国産SP大手のブックシェルフ多数の中で最も酷い音がした2WAYのモデルである。見かけはとても綺麗だが。わざとSPアキュのテストの為に処分せず残しておいた。

 

この2機種にSPアキュを繋ぐ。シングルコーンの音は耳をつんざく程では無い。しかし荒い音、歪んだ音色ではある。先ほどずっとそれが聞えたがSPアキュ付きではかなりコーンの歪みは聞こえるのだがやかましさが軽減されるので口径が増したような感じもする。まあ我慢できる音にはなるようだ。2wayはSPアキュ無しではシングルコーンほど歪まないが安物丸出し、ツイータは存在するなという音。BGM的な音で時々ヒステリックになる。さてSPアキュを繋ぐと、これは激しく変化した。ヒステリックまではいかないがやはり和音は破壊されるところがある。救済率としては80%くらいと思えるが素性までは治らないようだ。しかし不思議なことに時折美しい音も出だした。常にでは無く楽器や場所によるが美しいフレーズが時折聞こえる。

 

結論としては言える、どうにもならないスピーカーでも音楽的には救済能力はあるようで安心した。

 

そこそこのスピーカーなら確実に素晴らしい音を出すことを約束出来る、まだ発売して無いけど大丈夫です。ご安心ください。

 

 

 

 

2023.1.7

 

お待たせしているSPアキュライザーだが相変わらず部品の入荷待ちの状態である。だが今月中にはなんとかなりそう。手元にあるプロトタイプだがこれまでの製品の中では満足度100%,出てくる音に不満は全く無い。そして製品版でもバラツクこと無くこの音が出るお約束は出来る。

ターンアキュのような当たり外れは無い。

 

 

 

2022.12.14

 

SPアキュの販売開始は年内にと努力してきましたが悔しいことに部品の一部の入荷が遅れて無理になりました。申し訳有りません。詳細は近々発表でしたが少し遅らせます。

 

 

 

2022.11.24

 

発売は年内にと頑張ってはおりますが?電子パーツの仕入れ値は3-5割アップで信じられないものになりましたので、とても心配したのが価格設定でした。なんとか10万円以内にどうしてもと思い、かなり大変でしたが大丈夫です。詳細は近々発表できそうです。

 

 

2022.11.24

 

お待たせしておりますスピーカーアキュライザーですが、製品化の為のプロトタイプの出来上がりは、自分では満足過ぎる製品になりました。

BBCモニター、ロジャースLS3/5Aはどうしてもトップクラスのレーベルで使われるスタジオモニターの音楽再生能力には及びませんでした。BBCは放送局なのでレーベルのような要求が無いからか?と考えておりました。

 

しかしスピーカーアキュライザーにより、世界トップクラスのスタジオモニターに匹敵する再生音をLS3/5Aが出したのにはびっくりしました。

こうなると鳴らすのがとても難しいスピーカー、ローサーやAXIOM80はもちろん、ジミージャズさんのエベレストが楽々と鳴るのは間違い無いです。

 

 

2022.9.6

 

WTPspeakerはすっかり諦めて、WTPcartridgeの方が現実的だと勇気がわいている。実はWTPspeakerが無くても、その本質は他の方法で近づくことが出来るかな?と構想を練ってきた。スピーカーアキュライザーだ、スピーカーに一番近い部分でWTPをやればWTPspeakerの再生音になる?これは無理に決まってる、でも現実のスピーカーの音質が問題無いクラスなら、スピーカーアキュライザーでWTPspeakerの再生の9割近似の音が出るかも??ラッキーだ、昨夜出た。製品化のスタートを切った、今年中に製品化したいと考えている。

 

speakerの変更無しでWTPspeakerの音が出る?やっと責任感から解放されてあの世に行けるかな?

 

 

 

2022.9.6

 

カートリッジのWTP化を目指してここ半年手持ちから、新規購入までおよそ100種類の古今東西のMCからMM,IMその他を聴きまくり、分解、改造ざんまいでした。結果はWTPspeakerと同じくどうしても世の中に出したい思いになった。もちろん目標はノイマンやウエストレックスの音質、音楽再生能力以上のものを目指した。そして自信が出来た。どうするか?スピーカーと同じく今さら事業として展開など考えられない。現在のアナログオーディオマーケットで新発売されているもの、何十万円が普通だ。オルトフォンやEMTを愛してこられたアナログマニアの方がこれらを入手されて楽しまれてるとはどうしても思えない。

 

カートリッジの新製品を発売しなくても、WTPcartridgeを本当に音楽命の方に楽しんでもらえる可能性を見つけた。もちろんトンでも無い何十万円で無くアナログ全盛時代でのMCカートリッジくらいのプライスで!

ノイマンやウエストレックスの音も夢では無いようにする使命感がある。WTPspeaker販売はすっかりあきらめたが、WTPcartridgeは夢が続いている。

 

2022.8.10

 

非売品アクセサリープレゼントについてのお知らせをブログ8に掲載しました。新製品の試聴感想はこれまで通りブログ欄に掲載しますが、新製品以外の現行製品の試聴感想はUsers impression欄に掲載します。

 

 

 

2022.7.7

 

超弩級ヴィンテージのターンテーブル、しかもSPレコード再生でもお役にたっているみたいです。もうこれ以上は望めないオーディオの世界が有ります。TKさんのリスニングルーム専用の建物はもうすぐ完成、この3年は遠くに出かけないので旅行とかは完全に過去のことになってますが生きてる内にお尋ねしないといけない。

 

https://tkeuropa6.exblog.jp/30001440/

 

 

2022.5.12

 

いくら優秀なMMでもMCより優れたものは無いのか?Shure後期モデルも残念ながらMCの能力を超えることは無かった。音楽的にはMMの方が優れていいるところも有る。カートリッジで物理的に考えれば針、カンチレバーの重量は軽いほど良い、磁力は強いほど良いのは間違いないだろう。だからMC以外でも振動系の質量が少ないほど良い。スタックスのコンデンサー型、光電型などは物理的に軽く造れる。光電型も最近復活したらしい。メリットはあるのは間違いない。しかし肝心の音楽再生の完成度が低い。最新のは聴いて無いので知らない。

 

MM型でもADCのは振動系が凄く軽い。厳密にはIM型と言って磁石をもたずパイプ状の磁性体を外部磁石で磁化させる。磁石が無いのでMM型の中では振動系が最も軽かった。確かに他のMM型と違いニュアンスがあるが馬力が無い。替え針を4本くらい持っていたので聴いたがそれぞれ違う音だ。でも共通した特徴、振動系の軽い音がする。この時代にはまだ協力なネオジュウムとか無かったが今はある。それで手持ちの磁石を針の裏に付けてみた。やはり発電が上がるのか音圧はかなり上がる。馬力も出てくる、しかしネオジュウムの音、これはだめだ。思い付いて今回のプレゼント品、ダンパーフレークが丸磁石と同じ大きさ。貼り付けたら不満が消えた。これはシュアーより上だ、しばらく使ってみよう。アナログは反応が早くて楽しい。

 

 

 

 

2022.5.2

 

こうやってMMばかり、また国産のMMもいくつか聴くといろいろの音があるがTACU-1を使うと殆どが許せる音となる。安価な国産のMMと国産のベルトドライブ、プレーヤー付属のアームとTACU-1で充分な音が出る、いや充分というより出来るだけの対策をしたデジタルシステムよい遥かに上の音が出る。今頃、何を言い出すのか?GPSクロックやアキュライザー、ケーブルとデジタル製品ばかり開発したくせにと言われそうですが、アナログとデジタルとに2極化したオーディオの時代がきたのでしょうか?

 

アナログを辞めてしまった皆さん、

安価なプレーヤーとカートリッジで

また始められたらショックを受けられるのは間違い無いです。でもこれで音のツボが確認出来るので、腕が上がるからデジタルもアナログにさらに近づいてきますから問題有りません。

 

 

2022.5.2

 

ターンテーブルアキュライザーの

出荷が落ち着いたのでやっと自分の時間が出来ました。今まで使ってきたカートリッジは主に、SPU,EMTとMCタイプばかりでした。何が最高かと考えると所有してはいないで欲しいだけだが、もちろんノイマンです。

 

なぜMCばかりかの理由は主に、MMでは弦の音が鳴りきらないからのようにも思えます。MMに入るのか?解りませんがデッカは唯一許せますが。

 

手持ちのMMはたくさんあるので引っ張りだして何十年ぶりで聴いてみました。楽しいです、いろんな音がして。

 

エンパイヤ、グラド、ADC,シュアー、エラックその他聴くとシュアーがやはりクセの少ない普通の音に聞えます。ジャズ専門の方が好まれる

M-44は最も標準的ですが、私には少し荒い音でレガートしません。V-15になるとこの荒さが無くなりレガートしますが無難で魅力がなくなる、

くせの無い美人でしょうか?ところがシュアー初期のM-7は良いですね。音色もバランスも良く、ピアノも良い、だけど振動系が重いのか高域が無くなる、ツイーターの無いシングルコーンに似たバランスか?なので弦に問題が?という感じで楽しんでおります。

 

でも私がジャズだけ聴くならこのM-7だけ残して後は要らないかな?

素晴らしいカートリッジですね、MMもやはり最初期が一番良いのかな?

 

 

 

 

 

2022.5.1

 

EP盤を聴かれる時にターンテーブルアキュライザーを使うにはEPアダプターを外して使って欲しいと取説に書きました。手持ちの樹脂製やアルミのアダプターの音質的害が大きいからです。しかもTACU-1の直径はEP盤の穴よりわずか小さいのでEPアダプターの代用にはなりません。アダプター無しでEP盤をかける場合は

盤がセンターからズレてカートリッジを痛める可能性が有りますのでご注意下さい。ボール紙をカッターコンパスを使用して薄いEPアダプターを自作するのが音質を損なわない方法でしょう。

 

 

 

 

2022.4.14

 

ターンテーブルアキュライザーの受注は来週月曜からお願いしますとマーケットに連絡したのだが、昨夜第一ロット全数が最終ヒアリングで不合格、手作りなんで全て廃棄。5月早々には出荷しますというのが不安になってきた。原因は材料のわずかな純度不足。ワイン原料のブドウ栽培で農薬や肥料の味があるとなぜか解かる、その経験が重なると野菜や日本酒まで同じだなと解ってくる。それと同じだ。音も同じで問題のある音があるとそれは消すことは出来ない。

 

幸いなことにカートリッジなんかだったら、大変。第一ロットの廃棄で

これは廃業の運命だったかもしれない。

 

気を取り直して再スタートします。

 

 

2022.4.6

 

これまでのインフラノイズ製品の中でも最も小さなマーケット用と感じる新製品、ターンテーブルアキュライザーなのだが、娘からヤフーニュースに載ってるよと電話があった。

 

驚いたわけでは無いが、なにか資源の無駄使いをしたようで、かなり後ろめたいです。

 

https://www.phileweb.com/news/audio/202204/01/23228.html

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/df1c0e5d570d2f9951b4f6dc76cd0aed7bb16c81

 

https://www.excite.co.jp/news/article/phileweb_882597691599060992/

 

https://news.goo.ne.jp/article/phileweb/trend/phileweb-news__audio__23228.html

 

 

2022.4.1

 

とてもお待たせしてしまった、ターンテーブルアキュライザーですがいろいろの問題を解決!新発売が可能となりました。4月下旬予定です。

エイプリルフールでの発表になりましたが本当です。間も無く詳細は発表します。オマケのダンパーフレークも間に合いますのでお楽しみにどうぞ。先日ヤリスに標準装備のカーステレオでUSBメモリーに入れたパルティータが心地よく聴けたので?考えてみたらメモリーにダンパーフレーク貼ってたのを忘れてました。剥がしたら途端に安物カーオーディオに戻りました。我ながら凄い差にビックリ。不思議としか言いようないなー

 

 

2022.2.16

 

来月早々に私の友人のヴィオリストの大竹徹演奏のCDがコジマ録音から新発売されます。共演は世界的に有名な歌手奈良ゆみ、田中康之パーカッションです。入手方法、詳細はおって掲載します。お楽しみに!

 

2022.4.1 追記

エイプリルフールの追記ですが、本当に売れてるらしい?正規の販売ルートで売れてるとちょっとびっくり、奈良ゆみさんは有名なのですね、でもゆみさんがこんなアヤシイコラボを発売するとは!とアカデミッククラシック仲間から非難の声もあるらしい。私のピアノ先生もあまり関心無く、夜中に聴いたら恐山の

イタコが頭に浮かび、怖くなって一楽章でストップとのこと。ジャズを聴かれる方なら怖く無いのでは?

 

 

 

 

 

2022.2.3

 

新製品はもう少しお待ちください。

不要品お譲りします。VRA-7効果確認の為に入手したクラシックプロの小型ミクサー、MX-EZ6です。音質は業務用としては普通、可も無く不可でも無い?かな。でも一般オーディオ機としてならこれが基準で後はどう音質を上げるのが正解か?ということ?運賃着払い、代金後払い

\4,000-,新品同様です。ご自分の装置のレベル確認のために使えます、メールで連絡してください。不要な物が増えすぎたのでこれから少しづつ紹介しますのでよろしく。

 

2022.2.8 追記

今日の時点で欲しい方はおられませんので、希望者に無料で差し上げます。ただし今お使いのアンプとVRA-7を装着したこのミクサーと比較試聴されて試聴感想を頂けるという条件付きにします。サブシステムでお使いくださるならミキサーも無駄になりませんので。高額なアンプで無くても標準的な音質のアンプならVRA-7があれば充分だということになれば喜ばれる方はたくさんおられることでしょう。

 

2022.2.18

 

皆さんただでも要らんものか?それとも遠慮されているのか解りませんが希望者おられませんので終了します。いずれ暇な時にインフラノイズチューン版にしてみるかな?

 

 

 

 

 

 

2021.12.22

 

今年ももう少し、新製品の発売の告知は出来ませんでした。物事が反対ですが新製品の試聴感想のお礼の非売品アクセサリー、良いものが出来ました。前回のUSBダンパーは応用範囲は広いが固定するのに工夫が必要でした。今回は昔オ-ディオで大流行した○○チップのようにそこら中に貼りまくることが出来る楽しいグッズです。ダンパーフレークです。

 

USBダンパーと同じく使い過ぎは厳禁、ヒアリングのみで採用、不採用を判定と同じような感じですが、カートリッジシェルやパイプアームに貼る、CD盤、レコード盤に貼る、スピーカーユニットの止めネジの頭に貼る、ケーブルチューナーみたいに使う、RCAコネクターの金属部に貼るとか、もう応用は無限です。両面テープの粘着力はとても弱いので貼ったり、剥がしたりが簡単で思い切り遊べます。決まれば強い両面テープで貼りなおせば安心!

 

まだ新製品も決まらないのに情報先出でした。製品よりオマケを楽しみにしていただくグリコと同じです?

 

 

 

 

2021.11.30

 

ノードストCDのテストはまるでいろいろ真剣にテストされている方をばかにしたようないい加減な試聴で終わったので反省しています。ピンクノイズでの試聴は自分には無理とすねてしまったのかも知れません。お詫びとして、ピンクノイズは諦めてシャカシャカについてはもう一度追試してみました。やはり球形のスピーカーでは殆ど上方には行かないです。シングルコーンの小型では2wayモニターより上がりが少ないです、少しは上がります。それでちゃんと上がる2wayモニターを上下逆さに、ツイーターが下になるようにしたら上がり方が少なくなりました。でも音楽を聴くとホールでの聴こえ方がシャカシャカと同じように変化することは耳が悪いのか確認出来ません。結論としてこのテストでの左右スピーカー、リスニングルームのチューニングが実際どのような効果をもたらすのか私には想像するのは難しいです。多分シャカシャカにもピンクノイズにも耳の感度が悪すぎるのかも?聴力検査も高音はもはやどうしようも無く、おまけに左右感度差はかなりあります。モノ音源でヘッドフォン左右入替もこれは耳が悪いと自覚できる音質差が有ります。皆さんすみませんでした。

 

 

 

2021.11.27

 

以前から感じているがクレーター錯視というのは耳にもあるかも?JBLのウーハーの写真を何枚も見るとセンタードームが凹んでるのか凸なのかどちらもあるように見える。脳が戸惑うからだろう、音も騒音にはこれがあるのでは?AC電源の耳による判別に自信が持てない時はこれがあるのと違うかな?専門家のご意見ってあるのかな?

 

 

2021.11.27

 

音友達の間でノードストのTESTCDによるリスニングルームチェックが話題である。音源入手したがテストで自分の耳に自信が無いのでこれは難しい。ピンクノイズやホワイトノイズを聴いてスピーカーセッティングを見直すのだが、肝心の耳が左右で音が違う。ヘッドフォンやイヤフォンで左右の耳で片Ch聴くと情けないくらいに違う。耳あてを左右変えても余計に混乱する。スピーカーや暗騒音で首を動かすと大きく変わる。耳たぶに手を近づけて動かすところころ変わる。フォルマントが変化するからだ。測定なら使えるがノイズのスペクトラム分布を耳で判断するのは無理と結論した、で無いとオーディオの自信が崩れてしまうからがホントの理由!でもipadの音が出る穴に手を近づけて動かすとチェロの音なんてもう何が本当か解らないほど変化する。音のバランスなんてこんなものだ。

 

 

 

2021.11.19

 

2021.9.28の記事、Hさんの試聴感想に追記しました。

 

 

2021.11.5

 

次の新製品だが、いくつか温めている、一つはもちろんなかなか出てこなかった?スピーカーアキュライザーだ。でもこれより先に出したいものが出来てしまった。ターンテーブル用のアキュライザーだ。カートリッジはいろいろ各人の好みがある。スピーカーより音源に近いせいか、スピーカーはいろいろな音色や鳴り方があるのは困るのだが、カートリッジはマイクロフォンとよく似た感じで音楽のジャンルや演奏にあったものは必要かも知れない。

 

だからカートリッジアキュライザーやMCトランスアキュライザーは製作する気は無い。しかしターンテーブルは主役では無いように思えるので

ターンテープル専用のアキュライザーを作ってみた。

 

先ほど音が出た。モーツアルト第36番、クーベリック、バイエルンだけを鳴らしたが椅子から落ちかけた。

いろいろの音源を聴く必要無し。これまでのアキュライザーの効果を有る、無しで言うのとはまるで違う表現になってしまう。言わばオケが変わってしまう感じ、○響がバイエルンや(当然だが)ウイーンフィルに

変わる感じというのが適切では?

一緒に聴いた奥方も同感みたいだった。これを先に製品化する義務感が出来てしまった。どうしよう?

 

当たり前だけどアナログとデジタルを比べても仕方が無い、マイクロフォンから出る出力はアナログだから

増幅さえすればスピーカーが鳴る。

いくら情報量、帯域、低歪であろうとデジタル変化がある限りデジタルは音楽的劣化を起こす。それをデジタルと気が付かないレベルまでに持って行く希望があるだけでデジタルがアナログに優れることは永遠に無い。日頃の思いがターンテーブルアキュライザーの体験でさらに、さらに強くなった。ターンテーブルだけでLPがこんなに良くなるとは?引き出せていないだけで一般LPとラッカー盤、マスターテープの音質差は物理的にはそんなに差が無いのかも?と思ってしまった。だって鳴らしたLPは国内盤だったのです。

 

 

 

 

2021.9.30

 

2021.9.22のブログ記事に追記しました。ブルガリアンボイスの試聴です。ブルガリアンボイスは美しいです!

 

 

2021.9.27

 

驚きました。真っ黒なCDってあるのですね。記録面が銀色、金色は普通でCDRでは緑とか青色。しかし記録面は真っ黒で光沢有り。何かの間違いかなと思いトレーに入れたら普通に再生できる。ブザンソンのD.リパッティの録音、ピアノはベヒシュタインと思ってたのが間違いでガヴォーだとプログラムに書いてあるとレコ芸の記事に有り。あわててget!届いたCDがこれです。新たにマスターテープから起こしたとのこと、世の中進んでいるのですね。もう何年も前からまっ黒CDはあったらしい。音は素晴らしい、真っ黒CDファンになりました。オーディオ田舎者と自覚すべし。

 

 

 

2021.9.23

 

西野和馬さんがヘッドフォン環境でVRA-7の試聴を始められた。注目して欲しいのはこのヘッドフォンアンプ?のツマミである。間違い無くベークライトの削り出しのようだ。以前からメーカーとしては材質を特長として謳っていなかったが、興味深かった。ヴォリュームだけで無くツマミをわざわざベーク材から削りだしたのは音の本質を良くお解りだからだ。バクーンという九州にあるメーカーだが、以前オーディオのお友達と熊本に遊びに行って、オーディオ道場で開発者にお会いしたことがある。このような素晴らしい発想をお持ちなのだが私のように自慢たらしくベラベラやらない寡黙な上品な方だったと記憶している。

 

西野さんは確かゼンハイザーHD-800をお使いだと思うが、WTPヘッドフォンはほぼ完成しているから、スピーカーのようにかさばらないからお送りして聴いてもらうのも有りかな?アキュライザーお使いのヘッドフォン環境の方もけっこう増えて来られているのでWTPSP製品化発売への登竜門かな?後日VRA-7をヘッドフォンアンプに使用した結果を報告頂けるとは思うが、HD-800とVRA-7を組み合わせた再生音はWTPヘッドフォンだけの場合と比べ、VRA-7の効果でWTPヘッドフォンの3割くらいの再生音となると思う。WTPSPとWTPヘッドフォンを比べるとヘッドフォンはこれは良いと感じるが、

WTPSPではこれは生演奏だと感じる。生音では無い、生演奏である。生音に近い再生音は高級オーディオではほぼ可能となっている。生音再生を目指す方は投資が必要だが現代のオーディオ技術では簡単なことだ。生音再生と生演奏再生は全く異なると理解して欲しい。オーディオの黎明時代でも、またその後何度も生演奏とオーディオ装置のすり替え実験を成功している。大手メーカーではストラディヴァリウスの生演奏と再生音を比べてスピーカーを開発していた。これらが成功していても

オーディオ装置から生演奏が再生出来るということには成らない。

 

高いレベルの演奏者による生演奏とその録音が再生して同じように鳴るにはWTPSPあるいは同様レベルのスピーカー無しには不可能である。

 

 

 

2021.9.22

 

Jimmy Jazzさんがオーディオ機器のテストに使われたブルガリアンボイスですがAquiraxさんも試されたようです。音源をお持ちでない方はYoutubeで探せばあると思いますが?オーディオ機器が高性能であればあるほどよけいに不具合な再生音となる傾向が有ります。既にヴォリュームアキュライザーをお持ちの方は外してみてお試しになられたら面白いと思います。

 

 

 

2021.8.31

 

100円ショップで発掘。iPhoneからの接続に使います。プロ用のものより良いです。品切れにならない内何本か買いに行きます。布被覆がミソかな?

 

製造元:丸七株式会社

 

WTPSPになるとiPhoneとこれで充分?オーディオ装置が家の中から消えそうで寂しい感じも、反面まだ疑ってます、本人が。ホンマかいな?

 

(2021.9.8)

売り切れて有りませんでした。ここに書いたからとは思いませんが、そこまでビョーキは進行してません。

 

 

2021.8.26

 

VRA-7を既にお求め頂いた方でUSBダンパーは欲しいのだが試聴感想を書くのが嫌だ、また使用中の機器をあきらかにするのが嫌だと思われる方はおられるでしょう。

 

使用中の機器は真空管式、TR式、国産、外国製、自作などとぼんやりの記載でもかまいませんが、ご覧になられる皆さんのために詳しい方が良いのは確かです。でもぼんやりでかつとても短くも良いです。ブログに掲載出来ない場合でも送ります。もちろん効果が無かった、こんなもの販売するなとか、デザインが酷すぎてこれでも商品か!というのでも我慢して送ります。

 

どうぞコメントをお願いします。

 

 

2021.8.26

 

USBダンパーについては皆さんから

予想以上に良い結果を頂いております。有難うございます。たくさんある貼物、置き物、重りのアクセサリーなどとは違い音色を付け加える物では無いので使い過ぎに注意と警告を重ねてます。皆さん慎重で気を付けては頂いてますが判断に迷われることもあるようです。

 

まずはやってみて自分の理想の方向に向かうかどうか、ダメだったらここで撤退します。次に良くはなったが?の部分有りの場合。

 

この場合、良くても悪くても音色の変化が大きい時は要注意です。一日ほど様子みて変化なければ撤退。

 

自分の装置の良いところ、自由さ、

空間感、元気さ、野放図さ、グルービーなど日頃から認めていれば、それが整理されすぎておとなしくなるのはダメ。それらが損なわれず音楽的?に鳴れば合格。

 

自由さ、躍動感などのダイナミックな部分がスポイルされることなく、最終的に奏者の動き、表現力がアップすれば良しとしましょう。

 

同じ系列、LAN、USBなどで複数に重ねて使用する場合に有りがちです。USBダンパーには使わない勇気が必要です。複数同じ経路での使用は整理され過ぎたり、音色が付き過ぎて表現力がスポイルされる場合が有りがちです。

 

 

 

 

 

 

 

2021.8.17-20

 

プラシーボぎりぎりの音に関しては

あれこれ言う自信は全く無いのだが。今回は昨日書いたPA用スピーカーのホーンのドライバーの音、ホーン無しでITTのドームツイーター(これはスーパーツイーターとしてセレッションやBBCモニター、スペンダーなどに使われた優れたものだ、しかし本当にデリケートで5KHz以上で無いと壊れるから、2wayの高音では無理で3wayの高音として良く利用された)と比較のため右CHに使い、左はPA用のホーンドライバーのホーン無しとして切り替えた比較していたのだが24時間慣らしぱなしで置くと随分差が無くなってきた。PA用はエッジは触ったが振動板はノータッチ、エージングというのはやはり凄い改善効果がある。ただし自分の大切な音楽でやらないとダメ。考えて見れば簡単なことだ、楽器は全てエージングで入手してすぐは鳴らない。また下手な人に貸すととんでも無いことになる。これとスピーカーは同じ。振動部で必要なところが動きやすくなるからだと思う。

 

勘違いしてはいけないのはホワイトノイズとか、エージング用のオカルト的な触れ込みのエージング音源、変わるのだが自分の思う音にはならない、大事なのは自分が大切にする

音楽でエージングすること!これが一番大事だ。

 

良く似た話、ウエスタンのトランスがオルトフォンのカートリッジに良くあって気に入ってたのだが誘惑に負けて消磁した、オーディオ魔はウエスタンの音を国産高級トランスに変えてしまった。2度と元の音には戻らなかった。大切な機器は誘惑に負けてより改善しようと思うべからず。

 

エージングは自分の理想の音を手に入れる最良の方法なのかも知れない。

 

2021.8.18  P.S.

 

エージングしっぱなしのその後。

これ以上続けてもそう変わらないかな?という感じでエージングは終了。しかし荒いキャラはあれどもおかしな音では無くなっている。それではとホーン取り付け、音圧は上がるがホーンの固有帯域とクセが加わる。当然か?まてよとホーン部分だけを耳にあてて振動板の音を聴く。

なんや!同じ音や!

もしホーン部造るなら(面倒なのでこれはやらないと思うが)耳に当てながら音楽を聴いて細工するのが近道かな?ホーン部を曲がる材料、粘度やプラスティクパテで形を変えながらヒアリングする。まるで粘度でモデルを作品化するロダンみたいな気分になれるかも?コロナが治まったら日本平の美術館に行こう!

 

2021.8.20

 

思い出してみればTKさんところでオイロッパジュニアを聴くまでは一度もヴァイオリンの鳴る音をホーンから聴いたことが無い。ウエスタン16Aや15Aは聴いて良いとは思ったがやはりシアター用なので問題は多く満足は出来なかった。そして生まれて初めてヴァイオリンが鳴ったオイロッパジュニアはショッキングだった。だからホーンアレルギーなのだがホーンの良さは理解していた。

ホーンを分解して振動板だけの音を聴けたので一挙にこの謎が解けた。

ホーンは言わば、拡大鏡なので振動板が完全で無いと不具合は増幅される。ダイレクトラジエーターの何倍もやかましい。形状をいくら改良しよう、音響レンズでごまかしても拡大鏡だから扱いは難しい。

 

良さはあるのだから挑戦してみたいが目の前に置くシステムなら軽い振動板のドームで充分な気がする。

 

振動板の問題が出にくい、ソフトドームでホーンといえるか?浅いお皿みたいな形状のホーンの組み合わせが高域の主流なのはうなずける。でもホーンも捨て、ハードドームも捨てた理由は完成が無理だったからとも思える。

 

ハードドームの理想型は聴いてないが、多分シュルツTH-315アルミドームだと思える。見た目は凸凹で手作りのドーム?いくら分厚く、能率は低くともエックミラーの血筋だからマイナスファクターはかすむ。

 

シュルツとオイロッパジュニアを目標にして開発すれば世界最高が出来るが、これは夢の話、現実に戻り頑張りたい、WTPSPの販売だ!

 

 

 

2021.8.16

 

リボンツイーターのリボン改造はまだ手を付けていないが、2KHzくらいから上だけ鳴らしても音質が判断出来るようになってきた。こんなことはやはり、訓練と経験なのだと解った。オリジナルのリボンを少々改造して聴いているが手ごたえは100%有り。リボンツイーターの修理屋と改良屋兼初めても大丈夫だという位になってきた。いつもの過信だけど。

 

PA用の中級?ブランドの2WAYを入手した。高域はかなり大きな中高域兼用?ホーンなので大分荒い音質だ。早速ホーンを分解してホーン無しで鳴らした。振動板だけでも暴れまくってる。これをWTP化するつもりだ。振動板触る以前にエッジが固く鳴いている。ホーンドライバーでもこんなに硬いのはどうか?エッジだけ少し触ってみたら、かなり問題は片付いてきた。振動板を改造するのが楽しみになってきた。ホーンでもやはり一番大事なのは振動板に間違い無し。

 

以前TKさんに自慢のオイロッパジュニアを聞かせて頂いたのを思いだした。ヴィオリンの鳴るホーンを聴いたのがその時初めてだったので、驚いた。そしてそのことが頭から外れず、ドライバー振動板が長方形と極めて珍しく、この優れた音質はそれに有りと考えていた。今聴かして頂いたら、そう考えるのでなく長方形の方が思った音質にコントロールしやすかった?でもそれが出来る人なら円形でも楕円形でも同じ音が出せるだろうと想像する。フィールドタイプだが、磁気回路や振動板形状が音質を決めるので無く、このシステムの開発者のセンスが95%だったと今なら思う。

 

音を出すもの、楽器、スピーカーあるレベル以上は殆どセンスによるものだと思う。材料や方式では無かったのだ。

 

 

2021.8.12

 

パイオニアリボンツイーターのアルミ箔の厚さは9μとカタログに有る。

先日届いた中国製の箔は3μくらいかな。へにゃへにゃ崩れて全く無理。

もう一度ミクロン単位調べて11μの髪染め用?のアマゾン発注、すぐに品切れと言ってきた。さて困った、しかし家庭用アルミホイルは12μが標準らしい。少し厚いが使えるかな?拙宅の台所しらべたら2種類有り、片方は少し薄いみたいな感じ、コストコで買った?なるほど安物の方が薄くて丁度良い。コストコのアルミホイルで検索、やった、11μだ。もともと家にあったとは。

 

スピーカーはズブの素人とバレてしまった。ああこれでWTPSPとか言っても信用されないだろうな?

 

 

2021.8.12

 

VRA-7の試聴感想を頂いた方にUSBダンパー、非売品をお送りした。非売品だからこそ言える?のだが、オーディオ史上初めての出来るだけ使わない方が良いアクセサリーである。これまでオーディオ市場が元気な頃は貼る、置く、敷くアクセサリーが氾濫した。音楽再生として改悪な音色激変アクセサリー。オーディオは何をしても音が変わる。アンプのボンネットに金づちを置いたら良くなった。ケーブルをちり紙で浮かせたら良くなった。電源コンセントのカバーを変えたら良くなった。本当に何を変えても音が良くなる。

 

変化することを良くなると思い込むからだ。悲しいことに音色が大きく変わったら音が良くなったと思うオーディオマニアがおられるから、音色激変アクセサリーが溢れたのである。

 

昔インシュレーターをかなり販売した。その効果について競合メーカーや販売店からクレームの電話が何度もあった。ぜんぜん効果が無い!音が何も変わらん!もっと使ったととたんに音が変わる製品を造れ!情けなかったが今になって音が変わらんから値打ち有りと理解頂けるお客様が増えた。有難う御座います、長くかかりましたが、ついに。

 

USBダンパーは市場初めての使ってはいけないアクセサリーです。音色を変えるためのアクセサリーで無く、有害な揺れを軽減して再生音楽の濁りを押さえるためのダンパーです。

 

音が変わるだけの接点には使わないようにしましょう!

 

では何が売り物のアクセサリーなのか?そんなもの送っていらんわ。そうです、似たような紙でもダンプの効果は有ります、ただし、ただの紙ではクルトミューラー製のコーン紙みたいな良い音?には絶対ならないです。でもUSBダンパーもどきの

ただの紙ダンパーが流行するかも?

 

 

 

 

 

 

 

2021.8.10

 

大失敗、ネットでリボンツイーターのリボンを作るアルミ箔を探して

アマゾンで注文、やっと着いた。さあ作るぞと開封したら、薄すぎる、指で持っただけでバラバラになるくらい薄い。正月の黒豆にかける金箔と同じ。

 

どうも十倍位単位を間違えたみたい。ミクロンは難しいな、アーチェリーも難しい単位、グレインで慣れていたのに。また探してやりなおし。初めからたばこのピースの銀紙を使うべきだったかな?

 

ヴォリュアキュがとんとん拍子で発売出来たことのしっぺ返しかな?

 

 

 

 

2021.8.9

 

以前はシングルコーンスピーカーが一般的な2way,3wayスピーカーに比べ音楽的?素直な良い音が多い理由はネットワーク素子が無いことだと思っていた。今はそれもある程度あるがもっと大きな原因が高音ユニットと低音、中音ユニットの倍音構成の違いだと解ってきた。音質に優れた伝統あるヨーロッパのシングルコーン、ダブルコーンの音質と並ぶ

マルチウエイスピーカーを創ろうとすると個々のユニット単体の音、ネットワーク設定、レベルととても複雑で難しいことだ。逆にコーン紙だけ?まあ磁気回路やエッジ、ボディも多少は関係するが、大変なのはコーン紙の音造りなのだ。なにしろピアノから管楽器、擦弦楽器まで発声するのだからシングルコーンは楽器以上に難しいものだったのかも知れない。今やあらゆるジャンルを再生するオーディオマーケットだから有利なマルチウェイが主流なのは当然。限られたジャンルを聴く方はスピーカーをシングルコーンに戻すことで幸せがまた訪れると思う。

 

 

2021.8.7

 

WTPSPが世に出せないとなると、何とかこの再生音の持つ正しさを生きている内に皆さん共有して頂く方法は無いのか?が一番の動機で販売までこぎつけたヴォリュアキュだった。販売開始してまだ一月足らず?試聴感想を頂いて、参考にする限り目的は達成出来ているようだ。

 

アンプでアナログ回路の音量調整用可変抵抗器に取り付けることで音楽再生をレベルアップ出来るのは確実になった。今のところ効果無いという例外は無い。

 

音の出口のスピーカーが理想的なもので無い限りだめだと最近は言っているのだがヴォリュアキュで理想の再生音に皆さんが近づけたことも確かだ。

 

日本のオーディオ全盛時代にヒットした大手メーカーの有名中型スピーカー、外国製に負けないとコーン紙を著名なメーカーに特注?前向きな姿勢だった。その努力の結果を検証しておきたかったので入手した。やっぱりこんな音だったのか?ピアノでパルティータを聴いた。日本製のピアノの音になってしまう。日本では楽器もスピーカーも同じなのか?、技術者が優れた楽器の音質というものが理解出来ていない。2-3分だが弦も鳴らした、同じことだった、上質の楽器の音が全く出ない。

前面にアッテネーターのツマミがあった。待てよとヴォリュアキュを貼り付けた。とたんに上質の楽器の音が出だした。

 

アッテネーターに取り付けることで効果があることを確かめた。発売した後で、今頃こんなことを言って申し訳無い。外部アッテネーター付きのスピーカーシステムをお使いの方には幸運な結果だった。

 

 

 

P.S.21:15

 

 夕食済ませて鳴らしておいた、ヴォリュアキュ付き国産有名スピーカーだが素晴らしいじゃないの?せっかくのコーン紙が生き返ってきたのか?最近のコーンの材質、ケブラーやポリプロピレン、カーボンそんなもの寄せ付け無い美しさで鳴っている、これは驚いた。まあ当然と言えばそうなのだが情けないなー。さすがのOOOコーン紙、さすがだった。和紙、天然つき板、柿渋含侵ではとてもこんな音で無い、着眼は正解だが使いこなせない時代だったのか、残念だ。

 

東独が貧乏で無かったら金に糸目付けずこの紙を使ってたらどうだったか?今回はちょっとビビリました。ボール紙製のトーレスより木目の通ったスプルースが良い結果を出すのと同じ、このレベルになるとポリプロピレンが○○○コーン材料より良い結果を出すのは腕があれば仕方無いのかな?悔しい感じがする。カーボンのヴァイオリンがクレモナ以上になるわけ無い。でもこの美音は○○○コーン紙の音なのだろう。悔しいとしか言いようなし。RCAの硫酸で表面を溶かしたコーン紙も逃げ出すだろう。その意味では○○rの技術者も音楽解からず音色だけは解っていたのだな?生きておられたら会いたいものだ。

 

P.S. 2021.8.8

 

アッテネーターのツマミにもVRA-7の効果が有ると言っても、システムの振動板やその他を触る訳では無いからスピーカーがWTPSPに成長するのでは無い。またアッテネーターは高域の回路だからプリアンプやパワーアンプの使用のように全域対応では無いので効果は充分とは言えない。しかし高域のアッテネーターでの使用だけで国産の特徴、西洋音楽の鳴らない不思議な日本製スピーカーが学んだことは確かだ。

 

賛否はあるだろうがスピーカー入力にわざとわずかな減衰のアッテネーター(固定値)を設けてRA-7を使用する手はあるかも?しかしこの方法がアンプへの使用より効果が高まるかどうかは?やってみる価値はあるかも?

 

2021.8.8

 

OOOコーンだが、何となくそのままにしておくのが?という感じで検索してみた。考えて見ると批判してるので無く良いものと認めたのだからこれを売り物にしている方に害は無いので伏字にする必要は無い。検索したらたくさん出てきた。クルトミューラー社製造のコーン紙だ。ドイツの自社で加工、それもスプルースらしい。良い音するのは当然だ、びっくりした。ヴァイオリンやギターは多用している。歴史が認めた基本の音なのだ。だから紙にしてもその特徴はちゃんと残る。

 

でも勘違いしている。材料の音が鳴り方を決めるわけではない。アンプでコンデンサーの音質は重要なのだが、それがアンプの音を決める訳ではないのと同じ。コーン紙がスプルース紙になったからスピーカーの出音が決まる訳ではない。安物アンプでコンデンサーを最高にしたも最高のアンプにはならない。

 

 

 

 

2021.7.31

 

パイオニアの

リボンツイーターを低域カットだけでツイーターのみ鳴らして聴いているが高域だけで特長が掴めてきた。元のリボンで無改造だがホーン部分が簡単に外したり、付けたり出来るのでホーン無しのダイレクトラジエーターとしてしばらく聴いていたが芯の無い?ペラペラした音でしかも倍音がとても不協和だ。まあオリジナルでホーンを付けて聴いてみようとオリジナルにしたら、なるほど音圧は上がるが欠点がよけいに聴こえた。どうしようもない音だ。

 

さあアルミ箔が入手出来たらこれがどうなるのか?しかしデッカリボンではこんな音はしていない。見た限りでは振動板=アルミ箔の強度を上げて分割振動を減らそうとした努力、複雑なエンボスで箔の強度を上げようとした浅はかな発想が全てをダメにしたのだろうな?よく似た発想のコーン紙は今も良く見る。どうしてこんな発想になるのか?スチールドラムでオケと合わせるなんて無理だと気付かないの?

 

 

2021.7.29

 

今週からVRA-7 ヴォリュームアキュライザーの出荷が始まっています。ぜひ試聴感想をメールでお送りください。試聴結果が良くなくても大丈夫です、こんなもの効かない、無駄な出費だったとの感想でもプレゼントはお送りします。

 

今回の非売品アクセサリーはUSBダンパーです。USBと名付けていますが応用は無限?電気接点のある部分には全て応用出来ますが効くか効かないかは無責任ですが解かりません。

 

例えばブレーカースイッチに応用したら音が悪くなってしまったとか?

冷蔵庫の電源プラグに使用したら

真空管の音で無くなってただのTRアンプの音になったとかでも責任は持てません。こちらで結果良かったのはUSB端子、LAN端子でした。考えてみればこんなペコペコの透明樹脂のソケットのケーブルで接続したら

自慢のDACが泣くと思われていたのでは?

 

いま一生懸命に説明書を準備しています。また遅くなって嫌がられないようにしないと!

 

 

 

2021.7.25

 

久しぶりでヘッドフォンを聴いた。

なんと寂しい音なのか、ハーモニーを忘れ去ったと言うか?音の形だけが聞えるというのか?こんな印象を持ったのは初めての経験だ。あわててWTP化改造を含め最高クラスを聴いてみたが印象は変わらず。ショックだったが逆に喜ぶべきことだ。なにしろBBC,DECCAモニターがはみ出してしまっている現在の再生環境。落ち着いたらヘッドフォンも頑張って世界一クラスに引き上げないとヘッドフォンオンリーの皆様に申し訳ないことだ。今のところ大きな差は現実だ。しかしこの現実感も慣れてしまえば、ヘッドフォンを聴き続ければひとつの現実とまた認識するだろう。これと同じで自分のスピーカーの音に慣れているから、いつも生音を思い出して聴いてはいないのが普通。日常が現実となる。

 

しかし気が付いた時はとてもショックだろう。

 

 

 

2021.7.19

 

優れた演奏に順位は無いけれど、最初DECCAでティボーを聴いた時その美しさに驚いた。そしてその直後、WTPSP、東独とは表現力で差が付いた。具体的には重音でのハーモニーの再現性で劣った。今ヌヴーを聴いた、ヌヴーのメッセージと表現力ではDECCAはWTPSP、東独に引き離された。

 

ティボーとヌヴーでは順位は無いが

ひょっとして格が違うのだろうか?

まあ品行と芸術が一致しないのは現実としても若くして亡くなった天才と女たらしのダンディでは格が違うと思うのはこちらの色眼鏡なのだろうか?

 

一年前のオーディオ環境ならこんなことは全く感じなかっただろう。

 

 

2021.7.18

 

DECCA モニターはWTPSP,東独スタジオモニターに並んだと言ったばかりですが、確かに一般スピーカーでは鳴らないレベルにはきていますが、WTPSP,東独スタジオモニターとは決定的に違う部分が有ります。BBCモニターも同じくそうですが

アンサンブルの能力に大きな差が有ります。カルテットの重奏で特にフォルテになると楽器が分離してハーモニーとなって鳴るはずがBBCもDECCAも分離しない、分離しないので場合によってはキーキー音になります。生では起こらない現象です。

また多くの敵を作るのを覚悟でいうと今のところWTPSPと東独スタジオモニター以外の聴いたことがある、あらゆるスピーカー、もちろん蓄音機は含まないはこれが分離しないのです。

 

これからもDECCAでこの部分がエージングにより改善されるかは楽しみでもあるのですが、多分無理だと思います。

 

ちなみにヴォリュアキュはこの部分を、殆どのスピーカーが抱える問題!をかなり強力に助っ人します。

名前はVRアキュライザーですが、

別な機能ではスピーカーヘルパーとしても良いと思います。

 

 

 

2021.7.17

 

今晩はとてつも無く嬉しい報告。

あまりにも嬉しくて夕食での一杯、いや数杯?が効いてソファーで寝てしまった。寝る前に一言どうしても書かなければ!日本が音楽で大英帝国に勝ったのだ、まさか?

 

WTPSPが世界一だとか?戯言は書きなれてはいるのだが。月曜からヴォリュアキュの受注開始のつもり。前から気になっていたスピーカーシステム。デッカのケリーというリボンツイーターがあるが最高を狙うトンでもホーンマニアが好む味付け用のあれだ。それの倍くらいの大きさのリボンホーンが本家のDECCAにある。それを使ったデッカのスタジオモニターを入手していたのだが直ぐには鳴らせない、重いから。デコラの実力から想像はしていたが、確かに凄い。ティボーを聴いただけだがでもう美しさは!スピーカーで無くて演奏家なのだが?しかしWTPSPと比べたらだれでも解るだろうな、ティボーの本当の音がどちらなのかが!

 

やっとこさ音楽でも日本が大英帝国に劣等感を持つ必要は無くなった、

 

今からですよ、若い音楽家達!!!

 

 

 

 追記:21/7/18 AM10:05

 

DECCAの名誉のためにすぐ書かないといけない。

 

夜中にDECCA monitor を鳴らして、慣らして?おいたら、完全に変身していた。昨夜感じた不満は消えてリボンの良さはそのままで不思議なことに音圧が上がり力が出た。こんなに変わるスピーカーは初めてだ。まるで高価なヴィンテージワインを開栓した時のような?

 

WTPSP,東独モニター、DECCAモニターは同クラスにならんだ、個性?

が違うだけ。やはり優れた音楽には

優劣は無かった、勝ち負けを口にした浅はかさが残ったが、それは今から忘れることにする。

 

リボンツイーターは山ほどあるがどれも力感に欠ける、マイクも同じだ。優れたところはあれど欠点もある。リボンツイーターも同じ、ところがこのリボンツイーター?はホーンが馬鹿でかい。リボンの弱点をホーンでカバーした素晴らしい作品だった。さすがDECCAだ。勝ち負け言った人は馬鹿だ。

 

 

 

 

 

2021.7.15

 

WTPSPのおかげでオーディオの可能性の上限?を学んだ、そのまたおかげでVRアキュが生まれたのだが。

まだWTPSPの販売を諦めたわけでは

無い。

 

ここ2年でヘッドフォンは100セット以上?スピーカーの方はリボンから平面まで見直しとなったので、とうとう200セットは越えるほどに溢れかえった。終活もあるが、出来るものはWTPSP化してご希望の方に適価でお譲りするのも方法の一つかな?小型のパソコン用からスタジオクラスまであるので梱包が一番大変。まあ、ボランティアと考えると嫌では無いし。評判になればビジネスの道も?  開けないだろうな、パワーが無くなってるだろうし。後継者探して置かなかったことが悔やまれるなー。

 

 

 

 

2021.7.14

 

7月末くらいからVRアキュライザーの出荷が出来そうな感じである。

出来るだけ早くご希望の方にお届けしたい。オーディオ界から外れた、はみ出し者?なので皆さんの試聴感想だけが頼りである。いつも通り、VRアキュを聴かれた方に試聴感想をお願いをしたいのだが、お礼に差し上げる非売品、今回はUSBダンパーである。USBと名前は付けているが

オーディオ機器のあらゆる接点、SW,コネクターに効果が有る、使い方は皆さんにお考え頂きたい。例えばアンプのプッシュ電源SWの隙間、電源コネクターの隙間、LAN端子の隙間、とにかく電気接点のある部品のグラグラに効くから使い方を考えて頂きたい。

 

試聴感想頂くと同時に試されたアンプのメーカー名、型番をお願いしたい、これを公表されるのを事情が有り好まれない方はアンプの種類、管球式か半導体式、ワット数とかある程度のアンプ情報を試聴感想に記載して頂くことをプレゼント発送の条件にお願いします。

 

 

 

 

2021.7.14

 

使用中のアンプにVRアキュが使えるかどうかの問い合わせが有ります。

ここ10年くらい前?から製造のアンプでリモコンを使えるものでは回路がどのようになっているかで変わります。今日問い合わせのあったアンプですがリモコンで音量調整が可能な機器、マランツ PM-5005プリメインアンプはフロントパネルのVRツマミは可変抵抗器でモーターが付属されていて?リモコンでモーターを回転させて音量調整が可能になっているらしいです。このようなタイプのリモコン音量調整が可能なアンプではVRアキュは使用可能ということです。リモコン付きでフロントパネルの音量調整ツマミは可変抵抗器でゲインを調整するのでなく回路に指令を与えるだけのものはリモコンもツマミも同じなのでVRアキュは使えないことになります。

 

 

 

2021.7.6

 

今日やっと雑誌社への広告原稿とか

新製品ニュースが出来た。こうゆうのは本当に苦手。なのに販売店には予約が何件も入っているという。順序間違えて、あまりにマユツバなもの造って、売れるかどうか心配になって、準備も出来てないのに情報を小出しするからこんなことになった。どのように使うどんな形のものか解らない段階で注文もらえることに感謝しないといけない。本当に、すみません、すみません。

 

 

2021.7.3

 

まだ正式に発表してないVRアキュライザーですが、試聴リポート下さった方へのプレゼントが決まりました。USBダンパーです。USB接続の音質アップアクセサリーですが、あらゆる接点への応用が可能です。LAN端子、電源ソケット、電源SW,ヘッドフォン端子、オーディオでのあらゆる接点への応用が可能!

もちろん非売品です。

 

どうしてこんなに順序逆で発表するのか?コロナの罹患が心配でオーディオ活動が止まるのも無いことは無いですが、今回の新製品はトンでも

無く怪しい、ヴォリュームノブに取り付けるだけでハイエンドアンプが逃げ出すという超マユツバ!オーディオ誌では無視のレベルの製品です。皆さんの試聴感想無しには世に出られないのは間違い無し。ならば

いち早く餌を公表すべきでは無いか?失礼お許しください。老人の浅知恵が!焦りました。すみません。

 

 

021.7.02

 

結果として皆さんをじらしたことになってしまった新製品だが発売可能となりました。7月下旬位に出荷出来そう。ヴォリュームアキュライザーVRA-7,価格は\20,000以下。もちろん改造無しで簡単に設置出来ます。只今資料作成中なので7月半ばまでに詳細は発表出来そうです。

 

廉価版プリメインアンプでもこれだけでFMアコースティックやマランツ7と比較しようかな?と思って頂けるくらいの効果が有ります。これまで

のアキュライザーの効果とはダブリませんのでご期待ください。アナログオンリーの方も喜んで頂けます。

ノイマン、シーメンス、エックミラーのプロ用フェーダーとの比較はすませました!

 

 

  

2021.6.3

 

本日書いたブログであるが納得いかない方はおられると思う。スピーカーで装置の音質が決まってると私は言った。それならスピーカーを同じものにしない限りスピーカーに接続されるソース側ではスピーカーの音質を左右出来ないと思うと言われるだろう。私もかなりそのように感じながらWTPSPを開発してきた。しかし開発中の新製品がまさかWTPSP無しでWTPSPが無いと出ない音を出せるとは気づかなかったのだ。今は有るレベル以上のスピーカーならWTPSPでの再生音にかなり近づくことは確認しているから安心して欲しい。WTPSPが無いと出せない音の要素とは1)生音にあるのだが録音、再生でどこかへ消えてしまうもの。2)レベルの低い演奏では最初からあまり存在しないなにか。3)殆どのレベルの高い演奏家だけがなぜか共通に持つもの。4)上質な蓄音機が持つ、電気再生では失われてしまうもの。5)ごく一部のコンシューマー用では無いスタジオモニタースピーカーが持つもの。6)もちろんWTPSP開発でスピーカーに求めた能力がこなせるもの。

 

とてつも無く抽象的表現になったが

読んだだけですぐ理解くださる方が

たくさんおられるのは知っているから怖くない。

 

 

 

実はスピーカーの販売には絶望的な私がこのおかげでとても心が落ち着いた。何とか早く発売したい。

 

 

2021.5.31

 

こちらに少しづつ書いている新製品について問い合わせが大変多い。情報をじらせてるとかは全く無く、製品化の為の材料入手がコロナのせいか?大変な時代になってしまった。もし製品化出来ないで終わったらそれこそ本物の〇〇になってしまう。それでなくても、これまで他社の使わないテクで成果を出しているから、一部ではオカルトやプラシーボ製品のカテゴリーに分類されているようだ。時々ネット検索で目に留まることがある。文句は言わない!行っていることからしてそう判断する人もあるだろう。とても傷ついた、だから今回はよけいに慎重になってしまった。

 

スピーカーアキュライザー製品化と間違えておられる方が殆どなので仕方なく少しだけの情報で許していただきたい。アナログラインには音量を調節する機能が必ず必要だ。わざと信号のエネルギーをロスさせて音量をさげるあの機能だ。そのために必要なパーツや回路で電気オーディオは悩んできた、もちろん現状では技術者でもいまだに頭痛のタネ!で回路でカバーしようとするが?ヴォリュームを交換無しに最高の状態に出来ないか?プロ用のフェーダーがあるよとか、オリジナルマランツ7を入手したらなんて回答は出来ないので長い間悩んできたのが今回の開発のきっかけだった。

 

 

 

2021.5.28

 

新製品の情報が遅れて申し訳有りませんが、材料入手が何とかなりそうです。皆様の装置でほんのわずかな

アクセサリー追加で10クラス以上にランクアップお約束します。効果はアキュライザーやリベラメンテでは

手の届かなかった部分、スピーカーの変更以外に無理だった改善がスピーカー以外の部分で可能になります。

 

作曲家による調の選び方がどう違うのなんて?大変な世界だなと思っていたのが極めて当然に曲による調性の差が手に取るように聞こえます。ウエスタンシステム、ドイツモニターシステム、オールドマランツ等の超弩級でも調性感を正直に表現するなんてことは普通は有りません。お楽しみに!

 

 

2021.3.30

 

コロナに負けず新製品を発表しようと思っている。WTPSPのおかげで常用システムの音楽再現力?が桁違いになってしまった。なんとかこの状態を皆さんにも共有して欲しい気持ちしか無い。スピーカーまで行かなくても少しでも、いやかなりなんとかしたい。それで世界で初めての〇〇アキュライザーを創るぞ。ヒントはアンプの最重要部をアキュライズすること。目処が立った時点で発表しようと思う。しばらくお待ちください。

 

 

2021.3.12

 

WTPSPですっかり変わった日常システム。どうか自慢話と取らないで欲しい。現象の正直な報告と思って欲しい。驚きを早く報告したかっただけと思って。

 

オーディオ誌の付録の高音質録音とのCD,以前と殆ど変わらない、少し演奏の程度が解りやすいかも?

モノーラルからステレオ録音時代の

神様レベル演奏、録音の良し、悪しなんてまあ大した問題では無いのか?CDの録音やって思い上がった私が今頃こんなこと言うのは許されないだろうな?もう強烈に再生音が変わってしまった。ホロヴィッツのタッチが目の前で!名人は神様になって再登場だ。凡庸な演奏家は何も変わらないが誠実さはかなりアップ。

聴かれる音楽によってはWTPSPは全く必要では無いなんてことにはなって欲しくは無い。歴史に残ったオーディオスピーカー名器はWTPSPなのだから!WTPSPの否定は音楽再生である限り有りえない!

 

でも音楽ではWTPに流儀や種類があるし、もちろん腕があるのでWTPすればそれで良いということでは無い。ややこしい話ですみません。

 

音楽の世界では名人はWTPにはこだわらない人もいる。調律のされていないピアノで驚くような演奏する神様もおられたから。カザルスはストラディヴァリのチェロの寄贈を断ったらしいし。

 

でも演奏家でないオーディオマニアが使うスピーカーならWTPはちょっと違うような気がする。演奏は創造、再生は忠実再現だから!

 

WTP=Well Tempered

 

 

 

2021.2.25

 

先日は遅くなったがバランス伝送と

アンバランス伝送のどちらが優れるかの結論は出した。結論は出していないが、ヘッドフォンとスピーカーは最高レベルではどちらが優れるかの答えが出た。

 

既に数種類ある東独製のスタジオモニターとスピーカーユニット、これらの中でも特に優秀なものはこれまで聴いた最高の再生音だった。そして半月の遅れでWTPSPはあらゆる点で手持ち東独製の全てを追い越した。今はヘッドフォンVSスピーカーの優位を自信を持って言える。一応最高クラスのゼンハイザー、グラドなどの経験で限度は解っていた。音質という点ではかなり優位なヘッドフォンだが音楽という点ではスピーカーだと今日、確信した。音楽ということはいくつもの音源からの音が絡んで耳にやってくる。スピーカーで一つの振動板から出るのはどうなのかという質問は後回しだ。だから生と同じくスピーカーから耳までの距離の途中で音が絡みハーモニーを生み出す。ヘッドフォンでは振動板と鼓膜の距離が絡むには短過ぎる。

 

ただしスピーカーから出る音は普通は絡まない、だからヘッドフォン最高クラスくらいの再生しか出来ない。生音とは程遠いのはあたりまえ、最高クラスヘッドフォンの音質まで行かないのが現実のスピーカーシステムだと言ってしまえばオーディオマニアの100%を敵に回すのか?そうは考えないで欲しい、WTPSPに興味を持って、この音で音楽を聴きたいと思って頂きたい。もはや高価なスピーカーを売りつけようなんて考えていない、音楽命の方の楽しみに協力するだけだ。

 

ヘッドフォンのWTP化も未完成だが

上記の理由で完成してもスピーカーの音楽再生を上回ることは無いと判断している。しかし努力は続ける。二者を比べてうんぬんするのはこれを最後にする。

 

 

 

2021.2.22

 

1月末に見事に鼻を折ってくださった

東独スタジオモニターですが、今夜早くも巻き返しました。鳴るはずが無いと新品のままだったチェリビダッケのブルックナー9番が眼前に!

チェリビダッケがこれを聴いたらきっと録音嫌いを改めてくださると思います。

 

いくらこれほどの仕上がりになったWTPSPでも世に出すには時間がと体力が不足。実現出来ないなら体が動く間に音楽命の方のスピーカーをボランティアで改造するしか無いかな?それで評判になれば弟子入り希望の方に次世代お任せするしか方法が無いかな?

 

ほったらかしにしていたメインシステムも復活させてWTPSP試聴の環境を整えないとどうにもならない。同時に簡単に送れるブックシェルフWTPSPなら遠方の方にも聴いて頂けるだろう。今年はビジネス半分、(出ないと食べていけない)残りはボランティアか?コロナであの世に行ったと思えばはるかに幸せなことだ。

 

 

 

 

2021.2.21

 

言い訳が済んだので出費無しの音を良くする方法をもう一つ。この方が書いておられるセッティングは有っていると思う。だからこのあたりを済ませた後の仕上げ! 広告の紙などで2cm角くらいに紙を重ねたものを何枚か作る。厚さを2mmくらいから10mmくらいまで用意する。それをスピーカーボックスのフロント下に入れてヒアリングする。ボックスが後ろに少しそっくり返ったあたりにベストポジションが現れる。感覚ではほんの少しフロントバッフルが後ろに傾斜するくらいかな?

 

ユニットの位相を合わせるというより僅かな時間差を耳で調整しているのかなと思う。微妙に調整しないと

ベストを見つけられなくて終わってしまう。頭で考えないで、振動板の位置を揃えるなんて忘れてやってみて下さい。

 

 

2021.2.21

 

昨日ステレオ見本誌が届いてびっくり、マスタリングエンジニアの方が

スピーカーセッティングでウーハーのネジの締め具合を書いておられた。

 

公にこの方法を書いたのは2.19のwhat`s Newの私が最初と思って書いたのにこの方の原稿のほうが先になる。嘘と言い訳は我が人生には無しにしたいと考えてきたのだが、言い訳?しないとプライドに係わる。

まあ考えて見れば私のをタイミング的にフォローして頂いたと思うことにしよう。

 

 

 

2021.2.19

 

出費無しで再生音を良くする方法。

これから思い付く度にupしていこうと思ってます。

 

まずはスピーカーばかり触っているこの頃ですのでこれを。ご使用中のスピーカーユニットを固定されているビスが簡単に触ることが出来る場合に限られますが。音に命をかけておられるならBOXの裏板を外す覚悟が要ります。ユニットのネジの締め付け具合ですが、一般に言われているトルクドライバーによる一定した締め付けなんて、自動車屋さんにおまかせしてください。知ったかぶりのオーディオ豆知識に騙されてはいけません。

 

ご自分で判りやすいテストソースを

聴きながら固定ビスを外れない直前に緩めたところから手先で少しづつ締めていきます。始めは一本から慎重にさぼらずに音を優先。一番だめなのはしっかりキツメに締めることです。これはカートリッジのネジでも全く同じですが!

 

再生音のレベルが上がるほど大事だとお考えください。AC電源の方向、

インシュレーターの設置、そんなレベルでは無い重要なことです。でも

音楽を聴かなくて、音だけを聴くオーディオ耳ではキュッとキツク締めるのが良いと判断される可能性はかなり有ります。音楽を聴いてやってください。

 

 

2021.1.29

 

WTPSPの開発は懲りずに進んでいます。 うれしいことに夢の再生音目標が完全に一致するヴィンテージスピーカーが見つかりました。知らぬ間にピノキオ鼻になっていたのでその陰に隠れて見えなかったのでしょう。それはテレフンケンやオイロダインなどの有名なユニットでは無くて同じドイツでも東独、それもその中でもセレクトされたスタジオ用モニタースピーカーでした。少ない中の一つを鳴らしてびっくり、なんとWTPSPが完成した時の頭の中の目標が眼前に現れたのです。正直言って現状のWTPSPはこれに負けています。もちろんその他の性能はWTPSPはヴィンテージでは無いので充分勝っています。しかし一番大事な部分、音楽は東独が歴史の中で懸命に造り上げた文化の中だからこそでしょう。理屈では無く感覚で練り上げられたコーン紙の素材と形状が理想を可能としていました。WTPSPは今は理屈で市販品コーンを改造しています。コーンの材料を一から見直したWTPSP開発にこれを機会に切り替えます。ますます大変なことになってきました。東独文化はとんでもない素晴らしいものでした。芸術は暮らしの豊かさと反比例するのかな?

 

 

 

2020.11.20

 

ジャズの解からない人が聴いてどう感じたか?

 

Blues -EtteのCD,オマケのtakeが入ってる盤。5トラックのLove your

spell is everywhereが大好きなんだがFive spot after dark も良い。なんとなくクラシックの雰囲気もある。今まで聴いてきてオマケのtake4が採用されない理由はノリの違いだけかなと思ってきた。今回はびっくり、明らかに何が違うかジャズ素人の私でも指摘出来た。これはWTPSPのおかげなのは毎違い無い。Curtis  FullerとBenny Golsonのアンサンブルの乱れの差が全体のグルーブに影響して出来が悪くなったのだ。正式のtakeはジャズらしくない神様レベルのアンサンブルである。

 

 

2020.11.6

 

今まで録音悪いのか、調律のせいか、歳のせいか?と勘違い、アラウの晩年録音、1991?、@Philips,バッハ、パルティータがWTPSPで初めて鳴りました、名人に不味いもの無しだったのですね、恥ずかしい!

 

 

 

20.11.5

 

トンデモ無い思い違い。WTPSPになって赤面することがかなりある。スークのヴァイオリンは他の同レベルのヴァイオリニストと比べ少し細身の鳴らさない人だと思ってたのがトンでも無い思い違いだと知った。素晴らしい重音表現もさらに凄いと解かった。BBCモニターLS3/5Aに変えて確認したら、やっぱり勘違いしてきたのがスピーカーのせいだったのは間違い無し。情けないことだなー

 

 

2020.10.31

 

インフラノイズファンの方でも最近書いているWTPSP,上手く調律整音されたスピーカーについては懐疑的な方が多い。はっきり言って世界のスピーカーの歴史から言って飛躍的に良いものが出来るはずが無い。このように思っておられるに違いない。

ではこう言いたい、ピアノは最高のものと家庭用?のものはコストが違う。自動車と似たコストパーフォーマンスがある。しかし弦楽器は違う、億単位のストラディヴァリやガルネリと中国製のオモチャは一般の人が見ても外観は変わらない、材料の違いも物理的に大きな差は無い。

値段の結果は音だけだ。スピーカーと似ている、写真や雑誌の世界を離れたら中音スピーカーも同じである。

 

WTPSPは弦楽器と同じである。外観は変わらずとも音が違う。どう違うのか?億の名器は音楽のために必要な音が出る。不必要な音が出にくい。出そうと思えばでるのだが。写真的高級スピーカーどんな音でも出る、高忠実度スピーカーだからだ。しかし音楽に不必要な音が出る。名器の楽器は奏者により不必要な音も出せるが、高忠実度スピーカーはいつも不必要な音が出ている。これは

レコード演奏家?にもどうすることも出来ない。だからレコード演奏家なんてものは存在しない。演奏家が嘆くだけの造語である。

 

WTPSPは分割振動を無くしたスピーカーでは無い、音楽に不必要な音を出さないスピーカーなのである。オブリコーンや楕円コーン、平板コーン、分割振動の無いコーンなどと同じでは無い。似て非なる考え方である。分割振動は音楽の基本なのでもある。

 

 

 

 

 

 

 

2020.10.31

 

最近、WTPSPの進行具合についてちょくちょく書いているが、大型高級スピーカーは触らず小型の安価なものばかり研究しているのですね、インフラノイズはローエンドマーケット?をターゲットにされているのですねとご指摘があった。スピーカーはどんな高価な大型でも最も大事なのはピアノの左手から右手の何オクターブかで周波数の範囲は知れている。いわゆる中音ユニットが基本なのだ。重低音や超高音は補佐役である。ホーン、コーン形式はいくつかあれど基本の形はラジオもハイエンドもそれほど違わない。安物も上物もかたちはそれほど違わない。マグネットや見かけだけでごまかされているのがオーディオマーケット。内部写真や綺麗な広告写真が値段を決めている。まだフェラーリやランボルギーニの方がエンジンがあるので

少しはマシかも知れないが、似た世界ではある。今はテストがやりやすいから小型を触るだけである。なら小型の最上級とサブウーハーが有れば大型はいらないということには残念ながらならない。理由はサブウーハーの扱いが難しい、というよりは使い物になるサブウーハーが無いからである。WTPSP開発ついでにサブウーハーも調べてみたが有名なサブウーハー名人メーカー?のを分解、驚いた。たかが100Hzくらいまでの範囲の受け持ちなのにドライバーは普通のコーン型である。ピュアーな100Hzサインウエーブでゆすったら太鼓と同じでコーンの分割振動による倍音がガンガン出る。コーンを叩いた音がそのまま鳴るのである。も使う前からこれはダメだとなる。ハイエンド大型にかなわない大きな理由のひとつだろう。

 

 

2020.10.21(P.S.またまた)

 

WTPSPを一般スピーカーと切り替えて検証するために、小型のスピーカーを数台入手した。セレッション、ロジャース、ハーベス、スペンダーなどである。国産のものも参考に手配した。セレッションには関心した、BBCモニターには当然及ばないがたいしたもので、謂わばゼンハイザーの一番安いランクに近づくくらいの音質であった。ところが国産の

有名大手メーカー、見かけも、重さも安物ではない、立派な値段のもの。鳴らして驚いた、弦もかたちそれなりに鳴るのだが、セレッションが安物で鳴らないヴァイオリンだとしたら国産のはもうノコギリのヴァイオリンでまるで一万円の中国製玩具クラスの音だった。国産のヘッドフォンより遥かに低いレベルだ。オーディオ全盛期はこんなスピーカーが氾濫していたのだった。当然こんなスピーカーではアンプやCDの音質を聴き分けるのは黄金の耳の持ち主でも難しいだろうな。BBCモニターやドイツ製モニターと、NHKのモニターが全く違うのと音楽文化は完全に関係がある。以前私の音楽の先生にDL-103を聴いてもらった瞬間にNHKの検聴室の音だと叫ばれた。三菱のモニターの音を思いだされたのかも知れない。今はもう確かめることは出来ない。

 

P.S.その国産の小型スピーカーであるが、一応エージングしておこうと

しばらく鳴らして結線を外してWTPSPに繋ぎ変えた、それで他のテストでWTPSP鳴らしたらどうも曇って上手くない。当然なのだがうっかり、国産スピーカーを上に載せたままだった。こりゃだめと国産スピーカーをのけたら元の音に戻った。究極を目指す皆さん、手を抜いたらいけません、スピーカーの回り、上部は片付けましょう。特に上部はいけませんね。

 

P.S.(2020.10.23) 

 

またまた同様の経験。先日と同じくらいの有名オーディオ専業メーカーの小型スピーカーを入手、聴いてみようかと結線せず置いてWTPSPを鳴らした。あれっ、今日は機嫌悪いなと思ったら先日と同じくトンでも無く邪魔をしている。こんな小型のスピーカーは確かGoodmanのMaxim?だったか?その後似たような小型スピーカーが溢れた。本家Goodmanを聴いたらずっとましだろうと想像する。

 

考えてみたらオーディオで綱渡りして音を整えているのだが、凄い演奏家はこんなどころでは無くて瞬間に自分の音を聴いてタッチを変えるわけだからやっぱり神様なんだと思う。だから再生装置のレベルが低いと神様レベルの演奏は鳴らないのは当たり前なのだろう。演奏家と比べオーディオは時間がたっぷりだし、何度も繰り返せるから演奏とくらべりゃ楽なものだ。神様演奏家に感謝!(はっきり言ってこのような音質のスピーカーでは演奏家のタッチの差の細かい違いや音律なんて聞き分けるのは無理だ。音律の差で出る音楽的な差や演奏のやさしさやフレーズの鳴り分けが溢れる偽倍音でカバーされて絶対でてこない。まあ言えば上品に弾いても乱暴なタッチに成ってしまうのだ。)

 

P.S.

自家録音のCDを聴いてみたが、今気づいた。ブリュートナーのピアノが

小型スピーカーではヤマハみたいに

鳴るが、考えて見れば理屈はあってるな!有山麻衣子に声はポピュラー歌手のような馬力が出てきた。WTPSPのおかげで耳の基準が上がってしまった。

 

 

 

2020.10.17

 

スピーカーがトンデモクラスになったので仕事せずに、サブシステムの電源、ケーブル、DAC内部などをヒアリングしながら出来る限り手直しした。私の音楽の先生が良くおっしゃていた。演奏会聴きにいくより自宅での再生の方が良い。その時はその辺の装置より遥かに良い音だったがまだまだと感じていた。だから今まではどんな装置であろうと、自宅で再生するほうが満足出来るなんてアリエナイと思ってきた。しかし同じことを言われるオーディオフレンドを裏切ることになるが、サブシステムの今の鳴り方を聴くと正反対の発言をしなければならない。

 

出かけてコンサートに行くより、遥かに自宅再生が良い。名演奏の凄さは神様レベルのものだ。それが目の前で鳴る、今までのオーディオの音は眼前に浮かんではいたが、空間は3次元的であっても、楽器、発音体の回りは2次元だった。オーケスト全体は確かに3次元にあるのだが、個々の楽器の空間は無かった。名演奏と現在演奏で聴ける並レベルの演奏の差が強烈に広がってしまった。神様レベルの演奏はCDやメモリーに保存されているのだ。それが生き返ったのだ。WTPが鳴る前は蓄音機だけ狭い範囲に限られて生命を再現していたのだった。

 

今は断言できる。オーディオはウェウエスタン、テレフンケンなどの高価なシステムアに手を出さなくても、そこそこのシステムなら、ツボさえ押さえればトンでもレベルになる。お気軽に音が良くなるアクセサリーで皆さんをお助けしている今なのだが、それを進化させ本気で音楽を鳴らしたい方にはノーハウ、WTPテクニックを直接お教えするシステムというのはどうだろうか?コンサルタントでは無くて?マンツーマンWTP構築機関なんて、だれか手伝ってくれないと無理。さて外国はどうするの?希望者の耳さえあればリモートシステムなんか簡単に出来るし。ただしが付く、希望者の耳が

ある音楽的レベルで無いとリモートは出来ないからだ。

 

 

2020.10.8

 

自分の好きなオーディオ機器の鳴り方があるという方か?あるいはオーディオ機器固有の音がお好きな方が法外に高価な機器やケーブルを組み合わせるのがハイエンドオーディオだと理解しています。しかし強い自己主張を持ってハイエンドオーディオを構築されておられる方のシステムならアキュライザーも共存出来るみたいだと少し驚きました。それが解ったけれど、〇〇サウンドには広告だすまではいきません。というよりインフラノイズにはカラー広告が出来る予算は有りません。Mt-t2さんがハイエンドらしくない? 音作りをされておられるリスニングルームでBACU-2000をテストされました。

 

有難うございました。

 

 

2020.10.8

2020.10.10追記有り。

 

Well Tempered スピーカーの試作第一号テスト機が音を出した。ゼンハイザーHD800を付けたり外したりの比較でも違和感は無い。ロジャースBBCモニターではかなり違和感を感じるのだが。驚いたのはケンプの実力が初めて解ったこと、これまで経験したオーディオではタッチが出てなかったのか?マルボーロのカザルスのバッハがなんと柔らかい音だったとは?少しキツイ音だと思っていていた。カザルスを慕って集まった超一流の演奏家達なのに、どうしてきつくなるのか不思議でしかたが

無かった。レコードでもCDで全く同じ印象だった。まさか音の出口のせいだったとは!皆さん超一流の演奏はこれまでの経験では判断出来ないと言い切ります。

 

追記:

ビリーホリディの声が可愛いところがこんなにあるなんて!もうびっくり、どんな表現も出来る人だ。スピーカーが良くなると こんなことまで聴こえてくる。ゼンハイザー最高のヘッドフォンでも聴こえない。もちろんBBCモニターでもさらに聴こえない。EMG蓄音機でもこんな細かい表現までは無理!やっと電気オーディオの値打ちが解ったとは、まさか。

 

追記:

カルミノーラの弾いている四季が現代的でパワフルなので良く聴く。小編成でリュートが入っている。このリュートが単独に鳴る時は聴こえるが、他の楽器に混じってしまうと存在が?しかしWTPスピーカーで埋もれることなくいつも聴こえる。小さな音の唯一の撥弦楽器、気の毒に思っていたのだが気の毒なのは生を知らないこちらの方だった。生きてる間に蓄音機の音を少しでも凌ぐ電気再生を聴くのは無理だと思ってきたが、少しでも優れた電気再生が出来たとは幸運だった。最新のハイレゾ、トンデモクラスのピュアーアナログでも音楽の部分では最高の蓄音機より優れるものは皆無だった。音量、S/N,歪、周波数特性では比較にならないとの反論はあるだろう。それを言う人は音楽の本質部分を理解しない方達だから無視するしか方法は無い。ハイレゾ再生で1000万円クラスの分解能世界一のスピーカーで鳴らしても聴こえないだろう。生ならいつも聴こえる、WTPスピーカーでYoutube再生でも聴こえる。再生音をマイクで拾ってスペアナ、コンピューター解析すれば、生のスペクトラムに近いのは1000万円スピーカーに決まってる。音楽の不思議がここにある。世に出すのは自分だけのためで無いと健康に気をつけて、コロナにかからないよう生きていこう。凄く元気が出てきた。

 

 

2020.10.1

 

久しぶりで注文をこなす忙しさから

少し離れた。バランス、アンバランス接続の比較テストは一応CDプレーヤー出力からミキサー、ヘッドフォンバランス接続までの環境は出来た。オーディオ的にはかなり違いがあるが音楽的には大きな差は感じられない。スピーカーとメインアンプまで行って無いので結論は出せないがアンバランス環境の方あわてることは無いように思える。バラアキュの瓢箪駒はバランス接続とバラアキュ整音能力の相乗作用による奇跡だったのに間違い無いだろう。

 

バランス接続が必要無しという意味では無いので結論はまだ先だ。

 

 

2020.9.22

 

上新電機さんのサイトにバランスアキュライザーが紹介された。怪しい製品なのに?いつも取り上げてくださる、担当のライターさんは上新電機のデモではお世話になった旧知の方だがいつもびっくりするのは全くバイアスのかからない試聴感想だ。忖度フリーの方が販売店のライターでおられるとは信じられないことだ。日本の新聞や、TVと違っての本来のマスコミ精神?がオーディオ界にあるとは!本当に不思議なことだが、販売店だからこその強さなのかな?

 

 

2020.9.22

 

親しい音友さんからちょっとショッキングなことを言われた。その方のこれまた音友さんで何人かがインフラノイズというメーカーはあやしい?と結構言われてるらしいとの情報。うーむ!そんなに不思議では無いのだがインフラノイズ愛用の方には聴き捨てならぬ言葉だろうと思う。弁解すればよけいにあやしくなるのでどのようにあやしいのかしばらく考えてからコメントしてみたい。

 

オーディオであやしいというとまず頭に浮かぶのはオカルトオーディオ、次はパクリオーディオ、そして超高額製品専門オーディオくらいか?でもそれには全く当てはまらないのだが?

 

 

 

2020.9.8

 

Mt-T2さんがブログでバランスアキュライザーの試聴観想を掲載しておられます。Mt-T2さんのブログはリアルタイムで無く約一月の時間遅れが有りますのでちょうど出荷が落ち着いた頃、いつもお世話になっています。

 

 

2020.9.4

 

バランス接続、バランス回路は理論上で無くて一般的な場合にアンバランスより優位かどうかのインフラノイズなりの見解を出す必要がある。そのためにプロ用の器材がそろってきた。世界的にかなり有名なブランドの小型ミキサーを手始めに常用システムに入れて聴いてみた。想像以上に良い、普通の音、素っ気無い音だ。悪く言えば魅力の無い音、そうだ一般的なCDの音。これがスチューダーになれば普通の音だけど魅力もあり音楽になってくる。ここがスチューダーとその他の業務用機器の違いなのだ。ゼンハイザーと日本製ヘッドフォン、プロ御用達の違いと似ている。日本製ヘッドフォンもいわゆるCDの音なのである。やはり一般的にスタジオで使用される機器はCDの音なのだなあと再度納得した。良質の球アンプに半導体アンプはかなわない、河口無線でデモの時よくお借りしたアンプ、FMアコースティックは例外的に使える半導体アンプだったのを思いだした。半導体アンプの中でもスチューダークラスがこのアンプだったのか?FMアコースティクのプリアンプは通常レベルのヴォリューム位置の音が悪くて困ったのを思いだした。やっぱりいくら最高級クラスでも民生用はこんな欠点があるのだなと思いながら使った。

 

前にも書いたがスタジオ機器は極めて当たり前の音で、普通に使えるものには間違いないかな?

 

 

2020.8.26

 

最近は全く聴いていないメインシステム、CDプレーヤーは業務用ばかり、タスカム、ソニー、スチューダー、全てAES/EBUバランスアウト有り。でも使っているのはスチューダーA-727のバランスアウトだけで、後は全部アンバランス接続。とは言ってもA-727は出力はバランスのホットだけ、アンバランスで繋いでる。理由は単にバランスアウト出力の方が音が良かったからだった。接続するプリアンプはM7と自作真空管アンプなのでバランス受けが無いのでバランス出力は宝の持ち腐れ。まさか今頃気になるなんて?

 

 

 

 

2020.8.9

 

西野和馬さんがバラアキュを入手されて絶賛の感想をご自分のブログに書かれている。既に多くのインフラノイズアクセアリーをお使いの方、無責任な言い方になりますが、どうか使いすぎに気を付けてください。

毒にも薬にもなるレベル、ギリギリのところに来てしまった感じは有りますので。

 

 

2020.8.7

 

この8月でまた一つ歳をとった。残りがだんだん少なくなるのでやりたいことをやっておく必要が有る。コロナのおかげで残りがもっと少なくなる可能もある。今回のバラアキュだがここまでくるとは全く予想していなかった。マスターテープの音、近い音を目指してきたのだが、今回はマイクの振動板の音というのがあるというのが解ったと言ったら大げさか?現実に聴けなくてもかまわない。ブラックホールと同じことだから。周りにいっぱいある電源ノイズとかデジタルノイズとかで無くて、アナログ信号に伝送系で同相でのるノイズと言う宿敵の正体が見えたと言っても良い。

 

アナログアキュライザーで満足されている皆さんに安易にバランス接続

の出来る機器に変更しなさいとは言えない。何か策は無いだろうか?

すぐ考え付くのはアンバラ/バランス変換の機器である。トランスか電子回路内蔵のバランスアキュライザーである。あるいは高音質の変換機単体(変換アダプターではない)。今は相手のおしっぽを見たので、これに拘らず、アナログライン最終、パワーアンプ入力端子に接続すれば

バランス接続+バラアキュの効果以上の音質となる機器を開発すれば良い。さてどうするかは今は全くアイデアは無い。

 

ウエルテンパードスピーカー、ヘッドフォンの前にやらないと!焦るなー。いっそうのことパワーアンプの後ろ、スピーカーの前でバラアキュ効果機器を考えだすか!また誇大妄想が始まった。困った。

 

 

 

 

2020.8.7

 

アナアキュも発売前から定例のマユツバ、自画自賛、誇大妄想をやってしまったので皆さんの検証?が公になるまで冷や汗状態でした。やっと?早くも?Jimmy Jazzさんの

掲示板に書いて頂いています。こちらでも感想が届いており掲載しようと思っております。今回もお礼のケーブルチューナーをお届けしますのでぜひご感想を頂きたいです。皆さんが褒められるほど効果無し、まあ1割くらいの効果だったというのも歓迎しますので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

2020.7.27

 

追記:

 

いくつかの自分の録音CDの内、有山麻衣子の歌がある。彼女はアマチュアでプロとはいろいろな点で比較出来ないのだが、優れた点はプロの悪い面、スレているところが無いのと、声が殆どノンビブラートで良く伸びる。フレージングは?なので一人では難しく、ヒットしたキングインターナショナルのCDは歌手一人なのに宇野さんが指揮したのである。ということは彼女自信のフレージングとは言えず宇野さんのフレージングなのだ。まあそれは良いとしてプロと比べ声自体はやはりアマなのだ。

 

ところが今日体験したバラアキュでの再生。マイクを上等にしたと例えたが。もう一つ頭に浮かんだことがある。昔ウイーン国立歌劇所属のベテラン歌手の声を録音した。その時生の声には何度も驚いた。声の出し方違う、でも情けないことにいくら

スチューダーのテープ、倍速の76cm、ノイマンのマイクで録音したのに驚いた声が入らなかった?録音のせい、腕のせい、電気再生の限界か?ともかく彼女の声は流石の国立歌劇という感じだった。今日の有山麻衣子はなぜかその力強い声を思い出させた。バラアキュはカラーを付けていないのに生より良くなればそれはカラーなのだろうか?それとも

物理的な変化でなくて感覚的なニュアンスの変化なのだろうか?そこまで製作者としては解って作ったのでないので、皆さんの検証を待つしかない。

 

 

 2020.7.27

 

間も無くバラアキュを出荷しないといけないのだが、仕事しながら隣室から聞こえる音楽をBGMにしている。今日は自分で録音したCDを聴いていたのだが、現場で生音を知っている。再生機器が良くなれば自ずとマスターの音に近づく。このマスターの音はデジタルでもアナログでも一度コピーすれば大きく劣化する。だからアナログの時代にいくら海外からきたマスターテープでカッティングしたディスクであってもマスターの音から程とおいものだった。

 

今日は驚いた、バラアキュで聴いていたBGMがマスターに近づいたなんて思わなくて、それ以上の感じがした。録音現場で使用するマイクを

より素晴らしいマイクに交換したような気がした。マイクはピンキリで

あるのでとても入手出来ないようなものの中には驚くようなものがあるのだけは知っているのだが。どうなったのだろう???

 

 

2020.7.21

 

録音されたLPの多くで録音時の位相(バランス伝送のホットとコールドが反転しているとの意味)が間違っているのが多くあると主張するザンデンさん、これについては真剣に検証してはいないのでコメントを避けてきた。とは言うもののサブシステムではいつもスイッチひとつで位相が反転出来る。デジタルでのバランス伝送も同じく反転出来る。まあ目くじら立てるほどの現象で無いので騒がずにきたが、今回バランスアキュが入ると少々問題が?今までこの

逆相と正相の音の差はどういう差であるか?私もはっきり言葉に出来ずいたし、ザンデンさんのコメントにも具体的な表現は無かったように思う。ところが今回は才能あるピアニストのタッチに大きな差が出ている。バラアキュが別世界を生み出しているのは眉唾では無いみたいだ。

製品が出来たというより、ピアノを聴く事が多いので本人がうれしい。

ハラショヴィッチやフランソワの

凄さが目に見えだした!

 

P.S.

誤解されるといけないので。過去のLP録音が位相が逆のが多いということを認めた訳では無い。再生時にわざと逆相にするのと、しないのとで

バラアキュのおかげで大きな差が今回初めてあったということが言いたかった。

 

実はLPの検証についてはこの主張がされた時期に交流があったのだが面倒なのでやらなかった。その後LPで無くてCDやデジタルについて再生側でわざと逆相にしたりしてやってみたが残念ながら逆相にした方が良いCDは発見出来なかった。録音時に逆相になる可能性は充分あるのでいくつかは間違いが出る可能性はある。しかしたくさんあるというのは?どうなんだろうか?バラアキュという武器が出来たのでその内ザンデンさんの見つけられたLPについてやってみたい。多分大きな差が出るだろうと期待?

 

 

 

 

 

 

2020.7.4

 

もうすぐバランス・アナログアキュライザーの発売開始です。AACU-1000は組み立て、調整に時間がかかるとボヤキましたが、今度のバランスはこれ以上に大変なので、お待たせすることになりそうです。申し訳有りません。アナアキュと同じく

試聴感想を頂けたらケーブルチューナー1セットお送りします。よろしくお願いします。

 

 

2020.6.12

 

それで音は?

 

書かずに我慢するのは、コロナで

我慢以上に体に悪い。一瞬聴いた印象は?常用のMCカートリッジから清水の舞台から飛び降りて、一桁上のをはりこんだらこうなるのかな?

口は下手なほうでは無いが、これは考えず頭に浮かんだ言葉なので、お許しください。

 

 

 

2020.6.12

 

バランスアキュライザーのプロトタイプ最終モデルが決まった。チューンドXLR端子は予想以上の完成度で

バラアキュの音質に大きく係わっている。アナログリベラメンテもXLRがあるので進化させたいと思い始めた。需要は多くないので特注品にするしかないかな?バランス端子を備える機器はプロ用を含めて、左右端子の間が大きく開いているものがある。このために本体から出るリード線は約20cmと長くする必要があったので音質調整に苦労した。片CHづつ別れた構造にしたらよさそうなものだが、ステレオの場合は左右の振動を揃えないと音楽にならない。ステレオでアンプ、その他を左右別にすれば良くなると錯覚しがちだが、

ステレオよりモノーラルの方が音楽的には優れているのと同じで、ステレオ左右の音楽信号以外の振動が左右バラバラでは音質ではセパレーションで多少の向上が有っても音楽はスポイルされるのだ。

 

 

2020.6.12

 

https://www.marantz7.com/

 

マランツ7だけでビジネスが出来るとは!驚きましたが、喜ぶべきことです。7の価値を認める方がたくさんおられるという事実です。オーディオの黄金時代には、いろいろなアンプが発売され、ハイクラス専門のオーディオライターの方が次々現れる世界中のアンプを称賛します。しかしなぜか称賛したアンプを使うこと無くご自分では7を離さなかったという

話は今やレジェンドです。その後キットやレプリカが発売されたが、本物とは比較にならなかった。BBCモニタースピーカー、ロジャースのLS-3/5Aと似ています。初期のモデルに

かなうものは決して出てきません。なぜ?答えは簡単、音楽的レベルの高いものは比較するものではないからです。7やロジャースの価値を認める技術者ならコピーでなく、オリジナルを造ればレジェンドになる可能性は有ります。演奏も音楽も超一流になれば比較は無意味となるのです。ウエスタンやジャーマンヴィンテージは市販品では有りません。市販品で最高峰は未だにマランツ7だと

認めざるを得ません。7製造に係わった個人、個人のセンスのなせる技なのだと考えます。

 

2020.6.5

 

先ほど、バランスアナログアキュライザーの音決めが終わった。伝送形態が違うのでアンバランスのAACU-1000とは比較出来ないが、やはり

バランスの優位性ははっきりと感じられる。ともかく静かで音の伸び方が異次元である。アナログディスクではマスターテープと比べこの音の伸び方が劣るのだが、不思議なことにディスク再生でもバラアキュを使うとマスターの伸びに近くなる。アンバラアキュでは感じられない部分での改善があることは確かだ。7月中旬には発売出来そうだ。

 

やれやれでこの一週間頑張った成果が出た。

 

 

 

 

2020.5.11

 

お待たせしているバランスアナログアキュライザーだが、夏までにはなんとか発売出来そうである。バランスとアンバランスのどちらが優れているか?ケーブルの種類、コネクター、トランス有り無しなどの条件を同じにしないと比較にならないので

オーディオの世界では優劣は決めていないようだ。だが?プロの世界では昔からバランスが当たり前で、上記の話で条件を同じに出来たらバランスが勝利するのは間違い無いと思う。なぜなら物理的にバランス伝送が優れているからだ。現在ではバランス回路を仕方なくデチューン?してアンバランスのアナアキュを使ってアンバランスでも好結果を出している方もおられる。しかしである、バランスアキュライザーが出来れば理屈どおりにバランスが好結果を出すだろう。バランス派の皆さん、ご安心ください。本日改造したノイトリックXLRプラグはメス、オス共に素晴らしい結果を出してくれました!後はバランスタイプのアナアキュコイル素子にかかります。バランス伝送のアナログアキュライザーでまた新しい世界が開けるのは間違い無いでしょうね。

 

 

2020.3.28

 

外出を控える日々、酒仙坊さんが教えてくださった、ウイーン国立歌劇ベルリンフィルの無料試聴番組。おかげで3月に入って家内と一緒に3日間もトスカの収録を3本も鑑賞。今夜はベルリンに飛ぶ、もちろん体は自宅で。パソコン、アキュライザー、改造ヘッドフォンアンプ、開発中㊙ヘ〇〇〇〇〇アキュと最高クラスゼンハイザーヘッドフォン、家内はHD800,私はHD650で素晴らしい体験となりました。来年も無事生きていられたらWTPヘッドフォンと

㊙で皆さんにも味わってもらえるのだ。

 

 

 

 

2020.3.17

 

AXIOM80の使い手として有名な方、Kさんから電話があった。友人からアナアキュを借りて聴いて驚いたとのこと。初期シリアルのM7と初期マッキンプリを使い分けておられるとのこと。初期マッキンにアナアキュを組み合わせたら今までないことが起こった、マッキンがM7に勝ったとのこと。先日のアナアキュのノイズ音といい、こんな話が聞けるのはものつくりの醍醐味だ!

 

 

2020.2.21

 

約2カ月のタイムディレイにて

Mt.-T2さんのアナアキュ試聴感想が出始めました。さてアナアキュの音質改善をどのようにオーディオ的分析で解説頂けるのか楽しみです。

 

 

2020.2.20

 

2.5のブログ2に掲載のKさんからのケーブルチューナー感想に追記が有ります。

 

 

2020.2.5

 

Well tempered ヘッドフォン、スピーカーと言いたい放題言ってきたが、世界最高級と言われるヘッドフォンと比べてどうなどうなのかが一番大事なところだ。それでWTPヘッドフォンが世界一かどうか検証するには現物の世界一クラスが手元に無いとハッタリで終わる。グラド、ベイヤーは大分前に手元にあったが、ゼンハイザーは中級は入手していたが最高クラスはまだだった。やっと昨日入手、まあ予想したくらいと判断して一日エージング、驚いた。今までの中で一番学習能力有り、すっかり変身してグリューミョーのパルティータが鳴っている。しばらく聞き込んでから、ベイヤーT-1,ゼンハイザーHD-800,HD-650,グラド中級クラスの印象を報告する。WTPとの比較はまだまだ先だ。進化中ですから。

 

 

 

2020.2.5

 

皆様のアナログアキュライザーへの印象だが、開発者としてとてもうれしいことに何人かの方が気づかれている。若い頃SONYの新製品発表会でマランツ7とSONYセパレート高級プリの比較があった。この時マランツ7の実力を知った。音の出て無い時?でも7は圧倒的に良かった。後日、オリジナル7のphono無信号時の雑音の素晴らしさに気づいた。それ以来優れたアンプは雑音が良いのは自覚しているが,7のような経験はその後皆無だった。でもアナログアキュライザーにその雑音が乗り移ったかのように、入手なさった方が気づかれた。Mr.S.MarantzがAt last you did!と言ってくれるような気がする。

 

 

 

 

2020.1.28

 

昨日ケーブルチューナープレゼント品を発送してやれやれのところ早Hさんから感想メールが届いた。第一号で掲載と思ったら、既にAquiraxさんがJimmy Jazzの掲示板に書いてくださっていた!頑張って送って良かった。https://6016.teacup.com/jimmy/bbs/974

 

 

2020.1.24

 

ケーブルチューナーに関して早速質問有り。インフラノイズ製のケーブルにも効果有るのか?残念ながら?

日々進化しているインフラノイズなので幸か不幸か、もちろん効果大です。

 

 

2020.1.24

 

試聴感想を送れ、送れと強要して忙しいからという理由でプレゼント品をなかなか送らないのは詐欺やないかと猛反省、昨日は取り扱い説明書造ったし、今日は朝からケーブルチューナー、最後の音質チューニングを済ませた。自己満足度またまた90点、世界中探してもこのような効果のあるアクセサリーは皆無と断言。

どんな名器のスピーカーであろうと(オイロダイン、ウエスタン、ドイツスタジオモニターから始まりダイアトーン、ヤマハまでと、ヘッドフォーンはゼンハイザーHD800から始まりSONYまで、ご希望ならゼンハイザーイヤホンIE800ももちろんです。)スピーカーケーブルが有る限り涙の出る改善効果有りと断言!

近日中に作成、発送します。詳しいテストリポートを下さった方には効果有り、無しにかかわらずもう1セット追加で差し上げます。ケーブルチューナーの試聴感想応募中。

 

 

 

 

 

2019.12.24

 

西野和馬さんのアナアキュ試聴感想が始まった。オーディオ誌には絶対載らないコメント、ネット時代だから自分のブログには書ける??

 

(アナアキュを入れるだけで最高級のセパレートアンプを導入したような音の改善は、、もしかしたらこれは「革命」なのか(笑)。昨日、上のポーランドのピアノトリオ盤を聞きながら、この音の出方はどこかで聞いた感じだなあと、つらつら考えたら、、、ハイレゾですわ! はいれぞ! ちょっと前にいろいろ聞いていた192Kとかのハイレゾの音の様子に近い! ふつ~のCDがハイレゾみたく聞こえる、、う~ん言った何んだろう、、)  

 

 

2019.12.19

 

アナログアキュライザーには興味があるのだが、そんなコイルを巻いたチョークコイルみたいなものを愛用中の?十万円のMCカートリッジ出力に入れる気はしない。せっかくの信号のハイが落ちてどうしようもなくなるに違い無い。聴く前から音質が劣化するに決まっていると解る。超アナログマニアのベテランがおっしゃっているそうだ。そのように思われるのは不思議では無い。しかしコイルと言っても鉛筆に単線を数回巻いたくらいでL成分はわずかなもの、おまけにそのターンにはシールドがあるディレイラインなのでL成分はゼロである。だからカートリッジ出力ピンから出るリード線と同程度。リード線を貴金属線やヴィンテージものに交換して大きく音質が変化するのと同じである。まあリード線の場合は音色が変わるのであって改善されるのでは無いが、アナログアキュライザーはカートリッジが取り出した信号にのる高周波成分の害を無くすことが出来る。これまでは無かったアクセサリーであるので試してから言って欲しかったが、発想としては当然なので仕方無し。

 

 

2019.12.17

 

ケーブルチューナーの追加説明。

調律してないピアノと調律後のピアノなんて解りにくい表現だったが。

ケーブルチューナーをセットしても何も変わらない、解りにくい時、

音色は余り変わらない、では何が変わったのが解りやすいか?ベースラインの音階である、コントラバスが

ただブーブー鳴っていると思っていたヴィバルディやバッハ、音階がはっきりしてドレミファが聞こえる。同じくジャズのベースがこれほどメロディーを表現していたのか?

ケーブル交換やアンプ交換ではこうはならない。ケーブルチューナーだけが可能とする技だ!

 

 

2019.12.17

 

ステレオ誌1月号で広告を出したので

見本誌を昼に見た。今回はライターによる試聴記事は断った。アナアキュの実力をすんなり書いてもらえるとは思えなかったからである。もし私がライターなら他社のことを考えると無理なことだ。これまでのアクセサリーと違いアナログラインに入れるだけでシステム全体の音が完成することは超高価なアンプが不要になるという意味でもあるからだ。他の記事を見てびっくりした。バンデンハルのカートリッジ、180万円!

 

 

 

2019.12.11

 

念願のグラドヘッドフォンを入手、早速聴いた。第一印象は極めてまともである。ネット情報ではロック向きだとか?そんなことは無い、偏った音では無いので期待はずれ?いや安心した。これまでゼンハイザー、ベイヤー、AKG,KOSS,ウルトラゾーネ、PHLIPSは安物から極上までとんでも無いものは皆無だった。ところがである。日本製有名メーカーのは

これらと比べて壊れているのではないかと思うのばかりだった。極上は聴いて無いので中級まででの話だ、たまたま入手したのが故障していた?そんなことは無い、それらの振動板とエンクロージャーを苦労して触れば上記の外国製とおなじ当たり前の音になったから設計者の思う音質だったのだ。日本製スピーカーがおかしな音だとは私だけじゃ無くて海外マーケットの一般人なら知っていること、そのスピーカーよりヘッドフォンの方がもっと日本の音だったとは皮肉というより悲しさに近い。

 

 

 

2019.12.11

 

これもまだ、スピーカーオーディオの方全てに理解出来る言葉では無いのだが、ケーブルチューナーの効果はステージで一流ピアニストが弾くピアノの演奏音で、リハで未調律のピアノで弾いて、その後本番で調律されて弾いた音の違いと似ている。

ピアノの音はそれほどの変化は無いが演奏が違ってくる現象。

 

 

 

 

2019.12.11

 

プレゼント品に選んだケーブルチューナーについて。一般的なインシュレーター等の効果は音色変化だが、ケーブルチューナーは音色変化が極めて少ない、結果、音楽内容変化より音色変化(もちろん良い音になることも音色変化だから悪い意味では無い、要するに元より変わる変化である。)を求める人には効果が無いということだ。言葉で表すのは難しいがゼンハイザーヘッドフォンHD-598に付けるとHD-650に化けるというような変化だ。取り合えずヘッドフォンに詳しい方にしか分からない説明。すみませんスピーカー中心の方に上手く説明する言葉も思い浮かんだらまた書きます。

 

 

 

 

2019.12.9

 

試聴感想ですが、アナアキュを使っても効果が無かったとか、期待どおりで無いとかでも残念ですが、頂きたいです。これまでの経験で音の変化が全く分からない方がおられるのでもし購入に失敗されるのがとてもつらい。もちろん返品とか手段はあっても会いたく無い。だからメーカーとしても載せたくない感想でも頂けたらボツにしないつもりです。

ケーブルチューナーだけでもゲットしてください。でもこれも無理かな?販売ルートと返品調整しますが

出来るだけ購入しないでください。

 

こんな変なこと書くオーディオメーカーあるかな?

 

 

2019.12.9

 

ケーブルチューナー、1ペア!

スピーカーケーブル、ヘッドフォンケーブルなどに挟むだけ、ケーブルの交換だけでは得られないところが

改善される。試作は前から出来てるが最後のつめを毎日やっているので

お楽しみに!

 

 

2019.12.9

 

経営規模が小さくなっていくので、宣伝の予算がゼロに等しいから、当然だが他のメーカーのような媒体への対策は出来ない。やっぱり今回も

皆様の試聴感想がとても大切となる。製品化もあるかと考えていたケーブルチューナーだが、他社では?の価格と構成でなんとなく、うさん臭いのがケーブルのインシュレーター?音はどんなことをしても変わる、材料の種類で音色は変わる、ダンプしたり押し付けたりで大きく変わる。材料、重さによる音色付加機なのである。それらと一緒にされるのが嫌で世に出せなかったアクセサリーを試聴感想を頂いた方にプレゼントしたいと考えている。

 

 

2019.12.9

 

アナログアキュライザーは随分お待たせしたがとりあえず12/10から受注開始するのだが、さて年内にどれだけ出荷出来るのだろうか?お待ちいただく方のことを考えるとつらいのだが、どうか現状をご理解いただきたい。あまりにこちらで手作りを書くものだから、量産やめて直販に切り替えるのかと勘違いなさる方がおられる。入手はこれまでどおり、オーディオ販売店からお願いしたい。

 

 

2019.11.28

 

アナログアキュライザーのバランスタイプの発売予定はあるかとの問い合わせが多い。アナログラインは全てバランス接続なのでどうするかということである。バランスタイプも

開発予定にあるがXLRプラグの音質が問題でこれをどう解決するかという難題もある。まあ半年位でなんとかするつもりである。アンバランスでもアナアキュがあればバランス接続の比では無いのだが、アンバランスに変更してくださいとは言えない。半年位お待ちください。

 

 

 

 

2019.11.28

 

アキュライザーが落ち着けばサンプルを何台か造って最高クラスのヘッドフォン再生、あるいはこの夢の

演奏家ご招待クラスの再生に興味をお持ちの方に試聴していただくつもりだ。

 

 

2019.11.28

 

アナアキュ発売にむけて全力投球中なのでヘッドフォンその後を報告していない。しかし結論は出た、世界最高クラス、値段最高クラスのヘッドフォンとWell Temperdヘッドフォンを比較して、どうしても世に出したいと思い始めた。一から造るのも

OEMでやってもらうのも私の力?

というより製造、販売への気力が無いし、利益への興味も無いからだ。

残る方法はモデルを指定して、チューンドモデルを造ることかな?まあ言えばAMGのようにベンツのチューンアップショップをやることと同じかな?面倒だが世界中に希望の方がおられるのは間違い無いだろうし、オーディオで費用をかけず、最良の再生音を得るにはこの方法しか無い。Well Tempered ヘッドフォンは神様クラスの演奏をどんなオーディオシステムより身近に感じられるのだから!

 

 

2019.11.28

 

お待たせしているアナアキュは12月に入ってから販売出来そうである。

製造の困難さと価格設定に悩んだが

インフラノイズはもはや企業では無くて個人の趣味、道楽になっている。一番の目標は世界中どこを探しても代わるものは得られない宝を造って出来るだけ多くの方に喜んでもらうことだと自覚している。これは本当に最近になって考えるようになった。だから頑張れる間はそのように生きるつもりだ。

 

 

2019.10.28

 

気に入ったAKGのヘッドフォンで

同じもので3台目を入手、AKGは楽器と同じで個体差が大きい。ゼンハイザーはそういう意味ではブレンドのウイスキーと同じで個体差はかなり少ない。3代目のAKGはひどい音だった。期待はなかったのだけど2日間のエージングで良くなってきて合格範囲に入ってきた。たいしたことの無いレベルのヴァイオリンを自分より腕のある人に貸して、帰ってきたら驚くほど良い音に変化していたという話を聞いたことがある。これと全く同じだと思う。でもヴァイオリンも全くの安物ではこの話は無いだろうな。

 

 

 

2019.10.27

 

ヘッドフォン、イヤフォンはエージングが重要だが3日間連続でこれだと思うCDをリピートで再生しておく。素性の良いのは大きな成果が期待出来るが、素性の良くないものはいくらやってもたいした変化は無い。日本製の大手のものは残念な結果となった。楽器の慣らしと全く同じことだ。ヘッドフォンメーカーでもエージングに肯定的なところと否定的なところがあるのは驚きだが、上記結果からすると不思議なことでは無いと再認識した。

 

 

 

2019.9.9

 

もうすぐ超高価ヘッドフォンが入手出来る。楽しみでワクワクしているが、果たしてヘッドフォン音質ランキングの4)美意識、タッチなどさらなる芸術的要素の再現力を備えることを満足出来ているかどうかがポイント。ハイエンドオーディオで良く出てくる音場とか解像力、広帯域なんかどうでも良い。超強力マグネットをはり込んだスピーカーユニットの効果とかはいっぱいあるからどうでも良い。4)があればすんなり認めて参考にすることがWell Tempered SP & Headphoneの進化につながる!単なるオーディオハイエンド音質に留まっていて失望してもWell Tempered をなんとかして世に出して日本のオーディオ底力を世界に誇るために頑張ろう。

 

P.S.ヘッドフォン、イヤフォンはエージングにとても敏感で驚いている。アンプやケーブルのような人によって意見が異なるようなものと違う。一時間程度のエージングで変身する敏感さ!多分振動板が薄くて構造が簡単だからだろう。まるで弦楽器の弾き始めと終わりのような変化だ。とても重要なことだと思った.

 

 

 

2019.9.7

 

超高価なヘッドフォンといくつかのイヤフォンのチェックを残してヘッドフォン、イヤフォンの集中体験は終わります。まあ自分が選んだ一部の製品の試聴なのですがインフラノイズ一連の製品の音質傾向を認めていただく方にはとても参考になると考えます。30種類弱のヘッドフォン、イヤフォンで国産の有名品3ブランド、海外ではゼンハイザー、ベイヤー、AKG,ウルトラゾーネ、アルティメートイヤ、クリップッシュ、フィリップスとクラシックとアコースティック楽器でのジャズに絞った、インフラノイズの音の価値観でのヒアリングでしたので万人に通用するものでは有りません。このアトランダムないいかげんな選び方で、

一つブランドを選ぶとゼンハイザーでした。若い時に使っていた黄色の

スポンジ耳あてのついたゼンハイザーがここまで成長されたのには感激します。安いのから、高いのまで(超高いのはまだ未経験)またヘッドフォン、イヤフォンを問わず一定した音の価値観が守られています。

他のブランドはここまでのそこ力は

あるとは思えません。

 

後はWell tempered SPで可能性を見つけたレベルに超高価ヘッドフォンが達してきているか確かめるだけです。楽しみです。ヘッドフォンも製品造りたいなー!

 

P.S.上記手持ちをオーディオ雑誌付録のCDで録音の良いジャズ演奏で

全ての製品を聴き比べましたが、どれも高いレベルで再生出来ました。音楽ジャンルによって異なるでしょうがオーディオ製品というレベルでは全て素晴らしいものだと思います。iphoneとこれらの組み合わせで再生する音楽以上の音が出るオーディオシステムなら十分高いレベルです。もちろんそれ以上のレベルを目指すべきでしょうが?

 

 

2019.9.1

 

ヘッドフォンの世界には遠かったおかげで短期間にとても楽しませていただいたのももうすぐ終わります。

最後に超高価なヘッドフォンはどのくらいのレベルなのかはここまで書いた以上、清水の舞台、何度か行ったことが有るが、思い切って飛び降りてと注文中。具体的にどうこうとは書けないので購入お考えの方はメールでご相談ください。お役にたてると思います。イヤフォンにはヘッドフォンよりびっくりしました。

appleのが標準かと思っていたのに

ゼンハイザーのレベルの高さにはもうびっくり、試聴して気に入ったのを選ばれたら、iphoneと組み合わせ

youtubeで聴かれたらびっくりされますよ。オーディオはお金がかかるのと比べイヤフォンとipad,iphoneの音楽再生能力がこれほどのものだったのか?とショックを受けられます。とても高いバランスドアマチュア型とかも聞きましたが補聴器の世界からきたので、ある部分だけはとても良いのでこれについてはまた書きます。インフラノイズファンへのお勧めは今のところゼンハイザーのイヤフォンなら間違い無いと言っておきます。素晴らしい。

 

そろそろアナアキュ具体化しないといけないな。

 

 

 

 

 

 

2019.8.19

 

まだまだ増えそうなヘッドホン、イヤホンだが、勉強になった!1)オーディオ機器としての物理的な基本性能に達していない安物。2)基本性能に達した標準品。3)基本性能は有り、アコースティック音楽を再生出来ることはもちろん、音律再現の正確性有り。4)上記1)2)3)を満足し、かつ美意識、タッチなどさらなる芸術的要素の再現力を備える。

 

このように分類してみた。2)の性能のものは比較的安価なものでもある。日本製の中高級品は殆どがこの範囲のものと思う。3)AKG,ゼンハイザーの中高級品があてはまる。もちろん聴いたモデルだけの話なのだが、あっていると思う。例外に良いというのはみあたらない。しかしとても購入出来ない超高級品には4)があるのだろうと期待している。なぜなら3)クラスに少々手を入れるだけ4)に変身するのだから、メーカーは当然手を入れて高価格化する。でもこれは底力のある証拠だ。

 

後4機種ほど外国メーカーでAKG,ゼンハイザー、ベイヤー以外を発注している。さて結果が楽しみだが期待はしていない。気になるのはベイヤーの超高価なのと、グラド、ノイマンくらいかな?ウルトラゾーネというのはもうすぐ入手出来る。

 

不思議なことに日本製のアンプや

CDプレーヤー、スピーカーはこの

基本性能の音と同じだと感じた。外国製のものは3)に近いものがかなりある。4)的なものはハイエンドにはまず無いがヴィンテージにはたくさんある。ということはヘッドホンの世界は音楽命の方にとって超コストパーフォーマンスの世界であるのかも知れない。そう考えてみると聴いたこと無いが100万円のヘッドホンは高く無いのか!

 

 

2019.8.15

 

今日はフィリップスのヘッドホンを聴いた。これも予想どおりB&O的な優等生サウンド、りっぱなものである。B&Oといい、フィリップスといい、マニア向けでないのがこのくらいの基準を維持している。日本はとてもかなわないレベルだ。

 

ゼンハイザーの2セット目のイヤフォンが届いた。一万円そこそこだから中級になるのか?前回のより良い。耳の中に入れるものだから振動板も小さいし、変な細工も出来ないので、値段のつけ方で音が変るということは、ヘッドホン、イヤフォンはオーディオでも本当に実力差の出る分野なのだろう。マイクとヘッドホンで自由自在なら他の音響製品など朝飯前だと思うのだけれど。中級?クラスまでしか購入して調べることが出来なかったがAKGとゼンハイザーに関しては1-5万円クラスまでは高いものほど良いのは間違いない。多分超高いのもコストパーフォーマンスは解らないが良いものだろうと想像できる。

 

アキュライザー内蔵と内蔵無しのアンプを販売したら外観は同じだが、音質の差があるのでヘッドホン的な価格設定にすれば2万ー50万円となるかな?でも知る限り日本製のアンプの普及型と高級型は大きな音質差があるとは思っていなかったのだが?

 

 

 

 

2019.8.14

 

日本製著名なヘッドフォン到着。音質は予想通りというか、心配した通りというか?せめてアップルのイヤホン程度までは来て欲しいものだが。悪口なったらいけないのでコメントは避ける。構造これまた、量産を考えすぎというのか、乱暴な設計。後から触りようの無い音質に害がある材料、形がある。多分AKGやゼンハイザーのような振動板が命のメーカーでなくて、振動板は専門メーカーの下請けに発注するからこのような構造になるのだろうと推測できる。とても大きくなったマーケットだし、世界に対して日本の音響メーカーとして恥ずかしく無いヘッドフォン、イヤホンを造って欲しい。基本設計にたずさわる若い技術者が音楽とオーディオのかかわりにもっと深く本気になることが必要だ。

 

 

 

 


2019.8.13

 

ついでにイヤホンも入手。アップル純正のものは見掛け以上で高く評価していたのだが?と言ってもB&O製品のような万人向けの優等生音だが。アップルとゼンハイザー比較、驚きました。ゼンハイザーは西洋音楽のアンサンブルを解っているがアップルはそこまでのレベル無し。これでAKGとゼンハイザーの特長がつかめた、西洋音楽の音色をつかむAKG,アンサンブルをつかむゼンハイザー、両者は住み分けているなと感じた。近々の日本製著名モデルが来る、あわれな結果にならないことを祈るが無理だろうな。

 

追記:ゼンハイザーイヤホンには

驚いた。イヤホンはとてもヘッドフォン、スピーカーとは並ばないレベルと勘違いしていたようだ。すみません。早速ゼンハイザーイヤホンもう一機種発注してしまった。Well Temperedヘッドフォンはやりたいなあ、夢ばっかり。今のところは

改造ヘッドフォンが良いからなー、また言ってしまった。100均みかけは充分イヤホンはこんな基準では憐れなものとしか言い様が無い。やはり最低限の音響理論は必要なのかな?

 

 

 

 

 

 

2019.8.13

 

瞬く間に20セット近くになったヘッドフォン、自分でも病気だと思うこの好奇心。右左の確認でたまたまやってみたテスターでの導通テスト。なんとカシャという直流の音は音質と一致する?一発のパルスで性能がわかるのか?昔スピーカー名人はコーン紙なぜただけで音質が解ったそうだ。私もアンプ名人であった?ヴォリューム上げてアンプの初段ノイズ聴いたら素性が解っていたから。今回はヘッドフォン名人かな?ヘッドフォン購入希望の方にアドヴァイス出来るくらいになりましたのでご相談ください。ただアコースティックでの判断だけですよ!

 

 

2019.8.11

 

急に増えたヘッドフォン、AKGはクラシックに必要な音色は完全にコントロール範囲に有り、表現力とか分解能とかが値段に比例して良くなるように思う。ゼンハイザーはさすがだ、音色よりアンサンブル、西洋音楽に基本有り、これも高いのは良くなるようだ。コストパーフォーマンスについては両者ともとても高いのは聴いて無いのでコメント不能。

2万円までのモデルで両者共充分な

音楽再生能力有り。さすがである。

ベイヤーについてはノーコメント。

目的をモニターにおいてはいるが

ひろい範囲の音楽ジャンルの再生を

最初から考えているのか?ベイヤーはともかく後の2社に比べ私の経験が少ないのでノーコメント。他社グラドやウルトラゾーネ高額モデルは興味有るが勘では少し違う世界のような気がする。もちろんノーコメント。

 

以上報告です。

 

 

 

 

2019.8.1

 

残念な報告。ついでと言ったらいけないか?日本製のほぼ同価格帯のプロ用ヘッドフォンを試聴、分解。音は予想通り聴くまでも無い。ユニットの構造の工夫はいろいろやってあるが、最終的な詰め、設計時の後から音質的検討をした痕跡無し。ドイツ、オーストリア製には苦労の跡がたくさん見られる。30-40年前のマイクでの印象と同じ。ああ日本オーディオは欧州製を調べてるのだろうが音楽との係わりに全く気付いていない、情けない。プラスティックのリブ、厚さ、材料をいろいろ変更する前にまず形と音の係わり、例えば同じ形状を並べる弊害とかに気付いて欲しい。AKGを見たら解る!ベイヤーを見たら解る。30年前のモデルでも解る。

 

 

 

 

2019.7.31

 

勢いでゼンハイザーヘッドフォンのドライバーユニット2種類の構造を見た。若い頃AKGのマイクユニットを見て感動したことを思い出した。音響、音楽と構造の係わりを理解して伝統受け継いでいることが解る。AKG,ゼンハイザー共に素晴らしいメーカーだ。 材質や特長を誇るのでなく、その実力と蓄積されたノーハウに今回も再び心が動いた。

 

 

2019.7.27

 

カートリッジやスピーカー、マイクとアコースティックと直結したものは可能な限り、聴いて分解して知っているつもりだが、ヘッドフォンは興味の対象でなく改造はしたものの深入りはしていない。ところが先日ゼンハイザー、AKG,ベイヤーと聴き比べたのが運のつき。著名なモデルをいくつか入手、振動板を調べだしたがマイク同様で基本は同じ。各社つぼは異なれど常識はあるようだ。楽しくて瞬く間に数種類入手、そのうち振動板触って壊してしまうに決まってるが、まだ常用改造を上回るもの無し。こうなると二十万から数十万?のグラドやゼンハイザーがどうしても聴きたくなる。振動板のリブのデザインや厚みを製品化できるギリギリに持って行き、歩留まり悪くセレクトする方法で超高価モデルを造っているようにも思える。アナアキュを征した今では設備、予算さえあれば簡単にも思えるのだが?どんどん増えて行くのは餅ばかり。

 

 

 

2019.7.16

 

レコードを再生、デジタル録音してファイル作成、ファイルからCDR作成。CDRをアナログアキュライザー試作機を通して再生、同時にレコードを再生する。セレクターでCDRとレコードの再生音を比較して区別が困難、まあスクラッチノイズが録音されてるから!開発者が見破れないレベルまでは来たみたい!

 

 

2019.7.15

 

2019.7.2のブログ記述にヘッドフォンについて補足しました。

 

 

2019.7.11

 

ベイヤーモニターヘッドフォンの音質について余りにも無責任なコメントを残したことを反省している。申し訳有りません。今も常用ヘッドフォンとの比較、ロジャースLS-3/5Aの再生音の比較をしたが、常用がLS-3/5Aに優れるのは確認したが、ベイヤーの方は比較にならないくらい落ちる。常用が良いが基準にならない。そうでないとただの自慢に終わる可能性があるので近々値段にかかわらず試聴可能なヘッドフォーンを聴いてから追記することにした。今までのヘッドフォン関連のコメントは保留させて頂きたい。申し訳有りません。

 

 

2019.7.9

 

嘘は絶対書かない、自信の無いことは書かない、悪口は書かないと気をつけているつもりだが、2019.7.2

のブログで書いたベイヤープロ用ヘッドフォンの印象であるが、どうも

良く書きすぎた、早とちりのように思える。近々追記したいので早まって入手急がないで欲しい。

 

 

 

2019.6.19

 

またまた今更?だがアナアキュをディスクで使用するテストを重ねている。そして解ったこと。

 

昔のDENONレコードのようなマスターがデジタル録音のものは,いくらディスクと言えどもCDと比べ幾分ましかくらい?過去のオリジナル盤、名ディスクはやはり素晴らしい。特にスタンパー使用回数が少なかった盤、テスト盤、ラッカー盤の音質では最新のハイビットハイサンプリング、DSDも逃げ出すだろう。CDではピンキリの巾はこれほど大きく無い。ディスクはピンキリの差がとてつも無く大きい。といことはカートリッジ、ターンテーブルで大きく差が出るということになる。早くアナアキュを現実化して名ディスク並の音質をデジタル装置でも味わってもらいたい。とことんのアナログを知らない世代の方へのプレゼントだ! 

 

 

2019.6.8

 

ネットから入手した圧縮音源はもちろん、大事な演奏のCDは大切にしてください。リマスターやSACD,

ハイレゾ、DSDなども楽しみでしょうが、手持ちの音源が宝物であったことにもうすぐ気付かれます。

私は今片っ端から大事な演奏のCDを聴きなおしています。持っていて良かった!

 

出てくる音が凄いのでなくて、演奏家が凄い、過去の演奏家がそこに生きて帰ってくる!音の情報量ではなくて、ドレミファが汚れなければ大丈夫です。本当に良かったです。

 

この体験を共有して頂きたい思いで一杯です。アナログアキュライザーで実現します。

 

 

 

2019.5.30

 

では

Well Tempered Speaker 開発で

解ったことは?

 

ハイフィスピーカーは高忠実なので

ズレタ倍音も正確な倍音も平等に再生する。なるほどハイファイに嘘は無いが、残念ながらズレタ倍音をよけいに強調するスピーカーがとても多いのだ。

 

とは言うものの、ハイファイスピーカーはズレタ倍音で表現する演奏家には味方になることもある不可思議さ!

 

 

 

 

2019.5.30

 

アナログアキュライザー開発のおかげで解ったこと。アナログとデジタルの違いがたった一言で片付くことに気付いた。

 

いくら狭帯域で、ノイズがあって、

分解能が悪くとも、ドレミファの倍音が狂わないのがアナログ。

 

いくら広帯域で、歪なく、驚異のダイナミックレンジ、情報量を誇ろうとドレミファの倍音がズレルのが最新デジタル。

 

果たして救世主アナキューは誕生するのか?

 

 

2019.5.9

 

部屋中がいっぱいになるくらいの数のコーン紙があふれている。口径、形状、材質に係わらず今まで聴いたことのない共通の鳴り方を確認できたので基本的な開発は終わった。さてこれからこれをどうするかだ?取り合えず持ち運び出来る2wayか3wayのスピーカーシステムを作成して、世界最高を求めるくらいの意気込みのある方に聴いていただくことが先決だ。しかしこれは後回しで皆さんお待ちかねのアナログアキュライザーを完成させることに専念する。

 

2019.3.1

 

今さら皆さんにスピーカーを買い替えて下さいとか、これは画期的なスピーカーシステムですよとオーディオ誌に広告するなんて考えられない。アキュライザー使って気に入らないからとオークションすぐ出すオーディマニアはたくさんおられるはずだから。しばらく悩んでみます。

 

2019.3.1

 

いくら考えても、このスピーカーから出た音はアキュライザーを必需品として認めてくださった皆さんの人生には必要だと思う。その後も試作を繰り返しているが、余りにもうれしいので親友のギター製作者のTさんにiPhoneで録画した動画を送った。

すぐに返事がきてギターの板の違いがちゃんと聴こえたと驚かれた。iPhoneで解るくらいの音質差なのである。アキュライザーは電気信号ラインでの変化、スピーカーの変化は

当然ながら遥かに大きな音質変化がる。へんな表現だがアキュライザーでの音質向上よりそれこそ何十倍もの音質向上が起きるわけだ。

 

2019..2.25

 

スピーカーのコーン紙をまた触り出した。以前から振動板の考え方が甘すぎるから生音とは違う音が出るとは思っていたが、せっかく分割共振の排除というテーマを見つけながら、材料の選択、共振の排除、共振の可聴帯域外へのシフトなど、具体的にはオブリコーン、平板ユニットetc.とか音楽とは直接係わりがあるとは思えないアプローチをしてきたのがスピーカーユニットだと思う。今回は思い切って振動板の分割共振で音楽に害のある部分を直接コントロールしたらなんと生音が初めてユニットから聴こえた。今まで聴いた経験のあるウエスタン、英国ウエスタン、ドイツ製スピーカーからは決して聴けなかった弦が聴こえた。もちろんこれらの銘機は音楽の解る耳、マイスターがでコルゲーションの入れ方などでチューンしたからこそ素晴らしいものが生まれたのだが?まだまだ先があったようだ。生きている間に製品化したいが、もう自分でマーケティングしたり、動いたりする気力は無い。開発だけが生甲斐?の年齢になってしまった。

 

 

2019.1.15

 

約3ヶ月ディレイのあるMt.T2さん

ブログでやっとUACU-700の試聴感想がアップされました、いつも新製品の総括的な解り易い感想を有難うございます。今回はフィリップスの

プロ用CDプレーヤーLHH-2000,これはCD規格の原器とも言えるものです、この音やマランツ7のアナログ再生音と比較して頂いたので感激しました。

 

 

2018.11.1

 

ハイレゾ時代が始まって依頼、DSDや192KHzPCMの器をいくら大きくしていっても、アナログに迫る音が出る分けでは無いと主張してきました。長い間、賛成意見は全く有りませんでした。しかしやっと西野和馬さんが書いてくださいました。UACU-700があればハイレゾも通常CDもどちらもが充分なフォーマット???

 

「UACU-700を使って再生するのだったら、44KHz16ビットCDリッピングでも十分良い音」

 

 

 

2024.5.18

 

今でさえ、強烈長文のMさんのスピーカーアキュライザーの試聴感想で

いっぱいのblog13なのに追加の感想がまた届きました。5/10の記事をご覧ください。Webジャック、blogジャックというのかな?もちろん喜んでおります。