2023.10.6
ファイルウエッブさんのオーディオニュースに掲載して頂きました。
先ほど酒仙坊さんから載っていましたとのメール有り、早速注文しますとのことであわててネット見たら載ってました。最近ビジネスに前向きで無いので広告代理店さんにまかせっきりです。ビジネスはサボっていますが、皆さんに喜んでいただける製品の開発はサボっていません。全世界の音楽ファンの方の為に精一杯生きることはサボってはいないのでご安心ください。今月半ばに材料がそろいますので、組み上がり次第順次出荷します。注文は今日からお受けしますのでオーディオ店か通販サイトのお問い合わせ下さい。直接の注文はお受け出来ません。よろしくお願いします。
「LAN経路に特化した音質改善」
インフラノイズ、LAN経路の音質改善を図るLANケーブル用アクセサリー「LACU-1」
2023/10/06
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
インフラノイズは、LANケーブルを通して利用するLANアキュライザー「LACU-1」を10月20日に発売する。価格は29,700円(税込)。
「LACU-1」
LACU-1は3つのインダクタンスによるパルス整合器で、LAN経路に特化した音質改善を行うと説明。LANケーブルに通してから、オーディオサーバーやネットワークスイッチ等のLAN端子に接続して使用する。
整音フェノール樹脂ボディとコイル、振動吸収体によって構成されており、天然繊維ベルベットが外被となっている。なお、入出力方向に指定はないとしており、ヒアリングによって決定してほしいとしている。サイズは25×37×17φmm、質量は7g。
関連リンク
インフラノイズ
2023.10.6
追記:ステレオサウンドオンラインにも出てたみたいです。 https://online.stereosound.co.jp/_ct/17659411
それも二日前の10.4付け、超マイナーなジャンルの属するターンテーブルアキュライザーも先日ネットに出たし、気候と同じで
オーディオ気候にも変動の時期が来たのかな?有難いことです。
2023.9.2
https://mtt2.blog.fc2.com/page-5.html#entry4990
Mt.T2さんには既に詳しいスピアキュの試聴感想を御自分のサイトに掲載頂いておりましたが、ごらんになっておられない方のために改めてこちらに掲載させて頂きました。オリジナルは上記のMt.T2さんのサイトでご覧になれます。Mt.T2さん、有難う御座いました。
【4867】230401-02 スピーカーアキュライザー到着!(前編)・・・(^^;
で、本日のテーマは?・・・タイトル通り、待ちに待ったインフラノイズのスピーカーアキュライザーが到着しまして・・・その効果をもう一度追体験してのおさらい日記!(^^;
【SPアキュライザー到着】
4867-01SPアキュライザー到着
到着するまでの間・・・果たして皆さんの印象は?と、先輩方の感想を心待ちにしていたのですが・・・ほとんどのインフラノイズファンの皆さんが・・・スピーカーアキュライザーを装着して・・・もうこれで十分!と大満足され・・・ほぼ上がりの状態で至福の時を過ごしてしまうが故?・・・導入レポートがなかなか出てこなくて・・・(大滝汗
ま、そんな最終究極奥義的アイテムなんだと・・・はちきれんばかりに期待で胸を膨らませていたこともあり・・・はやる気持ちを抑えつつ・・・装着準備を・・・(汗
【結線準備】
4867-02結線準備
元々、通常使用のSPケーブルが、φ0.8㎜の無酸素銅単線なので・・・取り急ぎ手持ちの無酸素銅単線で、スピーカーアキュライザーSPA-7からSP端子までのケーブルを作成して・・・楽に比較作業が出来るようにと末端にバナナプラグを付けてみたんですが・・・
【SPケーブルを延長するように】
4867-03SPケーブルに延長する感じ
SPA-7の端子穴が、ほんの少し小さいようで・・・拙宅使用のバナナプラグが入らなくて・・・裸線とバナナプラグの繋ぎ変えがかえって面倒なので・・・(大滝汗
【結局バナナプラグは外して】
4867-04バナナプラグを外して
結局、バナナプラグは外して・・・銅単線を剥いたままを、SP端子で絞めて繋ぐことに・・・(^^;
【裸の銅単線どうしの繋ぎ変え】
4867-05裸の無酸素銅単線どうしの繋ぎ変え
と言うことで、通常使用の銅単線と・・・SPアキュライザーSPA-7の延長用銅単線を繋ぎ変えて、比較試聴をしてみました・・・(^^;
で、まずはデジタル系で、CDやSACDを聞いてみましたが・・・ビックリ!(@@;
なるほど!凄い変化!・・・なんですが・・・その違いは分かるものの・・・その変化を、どう言葉にしていいか?・・・語彙力、表現力に乏しいσ(^^)私には至難の業って感じ・・・(大滝汗
実際のところ・・・ここしばらくずっと、トランジェントと言うか動特性とか過渡特性に拘った機器に傾注して来たので・・・正直、立ち上がりが鈍ったり、空間展開の見通しが後退するのでは?との懸念もあったんですが・・・(滝汗
パッと聞きでは全くそんな雰囲気は微塵も感じられず・・・むしろボーカルやセンターの出音がとっても強く濃くリアリティが増し・・・空間の響きの広がりは、一気に拡大した印象で・・・結構驚きました・・・(汗
で、つい先日、拙ブログの日記で・・・気持ちがあまり伝わって来ずに、高価だっただけに、凄く残念な感じだった玉置浩二の群青の星が・・・なんと!しっかり聴けるようになっって・・・ホント、これには超ビックリ!(@@;
ってわけで・・・つぎつぎいろんな音源を聴きまくったわけで・・・
あれ?・・・出だしの寄り道情報が多すぎて・・・予想だにしない時間切れ・・・(汗
なので・・・中途半端ですが・・・つづきは次回へ・・・(大滝汗
まあ、毎度のことと・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!
デハ ^^)/~
【4868】230401-02 スピーカーアキュライザー到着!(後編)・・・(^^;
さて、噂に違わぬ変化に、超ビックリ!(@@;・・・って、タイムスタンプが4月バカだからって話じゃなくて、現実です・・・(^^;
【スピアキュSPA-7の効果は?】4867-04
4867-04バナナプラグを外して
で、いろいろ聴いてみて・・・SOULNOTEの拘る音のトランジェントと・・・スピアキュSPA-7の生み出す音楽再生は・・・録音されたままの忠実再現と言う目指すところは同じながら・・・
その拘るポイントと捉え方・・・実現するための方法が全く異なるので・・・その違いを切り替えて聴いてる感じではあるのですが・・・やっぱσ(^^)私には言葉で表現するのが難しい(滝汗
どちらも拘りは、演奏時の音の時間軸で・・・演奏時の音色や音触の印象を再現するアプローチが違う・・・SOULNOTEは、如何に劣化させないかをシステムのベースとしている・・・インフラノイズは、劣化した・・・つまり時間軸のズレた音楽信号を、チューニング技術によって元に近づけようとするアプローチで・・・(汗
ゆえに、SOULNOTEのシステムでスピアキュSPA-7を使っても効果があり・・・その変化が、さらに細かな拘りの違いと、アプローチの違いの部分なのかな?と考えるわけで・・・(汗
ちなみに・・・方向性が大きく違う実家の二階のシステムでは・・・スピアキュSPA-7の効果は、さらに大きく・・・インフラノイズのチューニング効果がより明確になる!(^^;
ってわけで・・・大阪のメインシステムでのスピアキュSPA-7の効果の話に戻って・・・
どの音源も、ビシッとしてほしいとこが、しっかり強くなって・・・メリハリや抑揚が分かりやすく心地よく浸れ・・・凄く曲に入り込みやすくなったと感じるんですよね・・・
で、無理やり分析的にメモすると・・・左右同相の強い音をより強く、差分のある音はより綺麗なグラデーションで広がりを拡大するような感じで・・・両極がハッキリしたので、艶や色彩や強弱それぞれのダイナミックレンジが広がって・・・その間の色数や濃淡とかグラデーションの変化が大きく滑らかで緻密になったように感じられ・・・演奏の強弱やメリハリが感じやすい・・・
【今度はアナログ】4864-03
4864-03これは止めれないかも?
ってわけで、こんどはアナログを聞いて・・・もっとビックリ!(@@;
デジタルの無理やり的なピンポイントの定位に、違和感を抱いてたσ(^^)私の耳が・・・適度なサイズで実在感を感じ・・・もの凄く自然なリアリティを無意識に意識してる心地よさ・・・(汗
ボーカルの口って、点じゃないですよね?・・・ちゃんと開き方や声の出し方で聞こえが変わり・・・おお、そうそうこの感じ!・・・ってなりました(^^;
で、レコード聞いてて、ずっともやもやしてた古内東子・・・この曲、声の雰囲気・・・誰かのテイストに似てるんだよなあ・・・杏里?八神純子?いや違う・・・この声色の変化・・・発音の仕方・・・声の出し方・・・あ!尾崎亜美の若い頃のバラードの歌い方に似てるんだ!・・・(^^;
ここ数か月のもやもやから、答えに辿り着くことが出来たのは・・・正にSPA-7の威力!(^^;
ちなみに・・・後で、古内東子 × 尾崎亜美 × 岡本真夜がコラボしているYouTube映像見たら・・・あれ?今の尾崎亜美の声や歌い方とは随分違うんだ・・・σ(^^)私の頭の中のイメージがいつの間にか似てるんだって思い込んでただけってことか?って結末にもっとビックリ!(@@;
と言うことで・・・さすがに、最終奥義?として、これまでの研究成果を、結実させたスピアキュSPA-7!・・・もっとこう鳴らないかな?って思っていた雰囲気に一気に近づいた!
途中、ちらっと書きましたが・・・SOULNOTEの音源をそのまま取り出すサウンドに・・・インフラノイズのチューニング技術で、音の重なりと差分がハッキリし・・・主役が濃く明確に・・・演奏の強弱やメリハリが拡大し・・・響きが綺麗に広がりも拡大する・・・ってのが、拙宅システムでのスピアキュSPA-7の効果ってところでしょうか?・・・(^^;
ただ・・・SPA-7のこの効果なら、うちのSPのように、鈍調なSPでは、その効果が現れ難い感じがありまして・・・多分、もっと振動版が軽く手能率の高いSPなら・・・いわゆる鳴る、歌うところまで簡単に行ってくれるのでは?って印象も・・・(滝汗
と言うことで・・・今後聞き込んだらどうなるか?・・・焦らずじっくり浸りながら聞いて行こうと思います・・・(^^;
で、このテーマは一旦ここまでとして・・・次回は?・・・(^^;
また息継ぎネタ?で・・・届いた音源とSPのアルミテープチューンを・・・(滝汗
ま、いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!
デハ ^^)/~
2023.8.21
一年に一度フランスから帰国なさるGingerさんですが、コロナの流行のためか?3年半ぶり位の帰国です。いつもまるでインフラノイズ製品を買うためにわざわざ帰ってこられるのかと思いたくなる位なのですが、今回は久しぶりなので以前とスピーカーが変わっています。このスピーカーはコンセプトを見る限り理想的で、欲しいと思った最近のスピーカーでは唯一です。体調崩している時で早く試聴感想を頂いていたのに掲載が遅れて申し訳有りませんでした。
以下ParisのGingerの試聴感想です。
10年以上前にUSB201を導入して以来、インフラノイズ製品を愛用。新製品が発表される都度導入し自分史上最高を更新して来た。
いつもこれ以上はないだろうと満足している状況にも関わらず、記録更新が続いているのだ。
スピアキュ導入による変化は想像をはるかに超えたものだった。何より今回の変化の度合いが過去一番ではないかと驚いている。
この変化を言葉にしようと思い分析的に聴こうとしたが、録音現場に自分がいるようなこの変化を表すまとまった言葉がみつからない。
今までは同じ傾向の延長線にあったという感じだが、今回は別のレベルに次元上昇したかのようである。
レンジが上下に広がりつつも全てのレンジで自然な音(ボンつかず音階が明瞭な自然な低音/キンキンすることがない自然な高音)、明瞭かつ自然な音の分離感、楽器の素材感を感じる生々しい響き、平ぺったくなく奥行・立体感・実体感を感じる芯のある音、録音現場の雰囲気・演奏者の存在までも感じさせる再現力などなど、書こうと思えばどれだけでも書けそうだが、小職の稚拙な表現では到底表現しきれない。いやはや、まだまだこんなにも伸び代があったことに驚く。
実は昨年、その空間表現と響きに感動しVivid Audioのスピーカーを導入したのだが、今回のスピアキュで本領発揮をしたようだ。
オーディオレビューらしからぬ言い方になるが、混じりっけのない信号が入って来てシステムが喜んで音楽を楽しく奏でているのである。
音の入口から出口まで全ての経路において信号の純度を保つことが重要だと思うが、出口での処理の重要性をつくづく感じさせられた経験であった。
今回も、いつもお世話になっている開発・制作者である秋葉社長、Jimmy Jazzマスターのお二人に感謝である。
(システム構成)
音源:HDD(DC Powered by iFi audio iPowerX)→PC(DC powered by Farad Super3)→USB201→CCV5(Clocked by GPS777)→M-Scaler
DAC:M-Scaler (DC powered by Ferrum HYPSOS)→Chord Dave
アンプ:Devialet 1000 Pro
Speaker:Vivid Audio Kaya 45
その他のインフラノイズ製品:リベラメンテ(アナログ、デジタル、クロック、スピ―カー、パワー)、アリエナイザー、アキュライザー(アナログ(バランス、アンバランス)、デジタル、USB、スピーカー(今回導入)
2023.8.1
Aさんからスピアキュの試聴感想を頂いていたのだが、この一月体調を崩し、仕事はもちろんオーディオ遊びもストップしたままだった。掲載おくれてすみませんでした。良いことは体重5Kgの減少とアルコールは完全に遮断!いつ再開出来るかだが残りの人生大事にするならコントロールは必須だ。
Aさんは写真の機器をメインにお使いで新しい機種に変更はされないようだ。正解だと思う、私の常用では無いがスチューダーの機器(第二世代かな?型番忘れました)を持っていて手放すことは考えていない。PHILIPSやSutuderになると使用しているDACチップやメカがどうこう言われるがそんなことはほっといて名器となると完成度が違う。音楽で完成度が高いという意味は比較するものが無いと言う意味である。
だから新発売を予定しているLANアキュライザーを使ってCDより音が良い?変な言い方だと思う。要するにデーター保存と引き出し方で音質が変わるだけなのだが?この話から考えてPHILIPSのCDプレーヤーからの再生とNASからのデーター再生のどちらが音が良いのかと言われても返答出来ない。音楽演奏と同じで高いレベルの音楽に関することは優劣、上下が無いのと同じなのだ。
新しいものに飛びつくことが無い筋金入りのオーディオマニア、音楽マニアとは思うのだけれど使用機器を書いて頂いてるからあえてオーディオマニアとしての紹介かな?以下Aさんからの試聴感想です。
スピーカーアキュライザー試聴感想
私のオーディオ機器
アンプ SANSUI AU-α907iMOS LIMITED
CDプレーヤー Philips LHH500
SACDプレーヤー maranz sa-7s1
スピーカー sonus faber minima
型番をご覧になっておわかりの通り、SACDプレーヤー以外は、1980年代終わりの往年の機器です。就職して間もない頃、給与で得たお金で買った機器をメインテナンスしながらいまだに使い続けています。もう35年くらいになりますが、問題なく使えているばかりか、より熟成されてきた感があります。1つには以下に記す通り、インフラノイズ社の各種製品の導入が功を奏しているからだと思います。スピーカーケーブルはスピーカーリベラメンテを使っています。CDプレーヤーは、アナログリベラメンテのRCAで、SACDプレーヤーは同じくアナログリベラメンテのXLRでアンプに接続しています。またプレーヤーとアンプの間にはそれぞれアナログアキュライザーも介在させています。さらにアンプには、ボリュームアキュライザーもつけています。今のところ、レコードには回帰せず、ハイレゾ音源も導入する予定はありません。CDをいかにレコードの音に近づけるか、あるいは越えられるかに日々苦心しています。CDは新譜、中古取り混ぜながら、基本的にはクラシック全般を聴いています。CD初期から90年代までを主にフィリップスで、それ以降のCDとSACDをマランツ中心で聴いています。
今までさんざんインフラノイズ社のアクセサリーを導入してきて、もう十分満足だと思っていましたが、やはりこのスピーカーアキュライザーも外すことなく、導入することにしました。今までのインフラノイズ製品と違って、導入にあたって困ったのは、この製品とスピーカーをつなぐコードがついていなかったことです。適当なコードでよいということでしたが、それが手元にない。以前使っていたモンスターケーブルのスピーカーコードを少し切って使おうとするも太すぎて使えず。結局、オーディオテクニカのOFCスピーカーケーブルAT6157を1m購入し、4等分して使いました。使ってみての効果はすぐわかりました。このスピーカーは、小型のスピーカーですが、スピーカーアキュライザーを導入することで、高音はさらに高く低音はさらに低くまで聞こえるようになりました。目を閉じて聴くととても小型のスピーカーが鳴っているとは思えない。ステレオ、モノラル関係なく、録音のいいものだと、まるで眼前で演奏されているような錯覚を覚えるほどです。演奏の雰囲気、奏者の息遣い、位置関係までがわかるような感じです。インフラノイズの製品はどれも音源に入っている音楽を最大限もらすことなく、音楽が生み出される際に生じる雰囲気や気配といったものも残しているにもかかわらず、あとから加わりがちな音楽以外の雑音、歪みといったものを注意深く拭い去っている感がありますが、今回は特にそのことを強く感じました。映像で言うと音楽にぴったりと焦点が合っている感じでしょうか。そして録音がそれほどよくないCDについても、生演奏の雰囲気は求められないものの、レコードの最上の再生音を思い起こさせる音楽は聴かせてくれます。よく、「すぐれたオーディオ機器は良い音源には効果を発揮するが、そうでない音源に対してはあらを露出するばかりとなる。だから音源を選ぶのだ」という話をよく聞くが、インフラノイズの製品、特にこのスピーカーアキュライザーについては、音質的にそれほどでもない音源からも音楽を聴くことができる。だからこの製品もどちらかというとオーディオマニアのためのものというよりは音楽ファンが、より深く聴くために必携のアクセサリーという感じがする。このミニマというスピーカー、イタリアの小さな工房で作られたもので、イタリアの製品らしく「弦楽器や声楽を聴くにはいいが、ピアノを聴くにはよくない」などと言われ、自分自身もそう感じていたが、インフラノイズ製品の導入を重ねるごとに不満はなくなりつつあった。今回のスピーカーアキュライザーの導入で、まったくなくなったと言っても過言ではない。オーディオルームを持たず、生活空間にオーディオのある拙宅では十分すぎるほどの環境が整ったと感じている。
2023.7.5
WTPspeakerが常用になってからはレコードをかける度に、針を下しながら何か期待している自分に気づく。中学生の頃から何度も針を通して傷だらけになったLPから今回はどんな新鮮な演奏が飛び出してくるのかと期待している。とにかくWTPspeakerになってからはどんな演奏でも聴くのが楽しい。装置がオーディオの音だった頃、と言っても恥ずかしながらついこの間までは美しいフレーズが一年に何度かは奇跡のように聞こえることはあった。しかしWTPspeakerになってからはCDでもレコードはもちろん、初めて聴く演奏でも、聴いたこと無いモダンジャズでも曲の中で何度も美しいフレーズに出会えて感動する。そのWTPspeakerの再生音を他のスピーカーでも可能とするアクセサリーがスピーカーアキュライザーだから以下の文章でWTPspeakerとスピーカーアキュライザーはほぼ同等の効果との意味に取って欲しい。
このようにかなり満足に音楽を聴いている最近なのだが、あることに気づいている。どうも生演奏と同じく、レコード再生やCD再生も音楽演奏で再現性が無いのではなかろうか? 音楽の生演奏では二度と同じ演奏は無いのだが、写真と同じく録音によってその演奏が固定される。固定されると思い込んでいるだけで全てが記録されるわけは無いと、なんとなく気づいていた最近であるのだが? スピアキュの試聴感想を昨日頂いたHさんのメールで確信を持った。Hさんはスピアキュで聴く再生音が昨日聴いたのと今日聴いた演奏が違うと言われたのだ。生演奏なら当然なのだが演奏を固定して再現性のある再生音を可能にするはずの電気録音を否定するかのごとくの発言である。再生音が変わるのでなく演奏自体が変わるのである。音が変わるのは日常いくらでもある。部品や機材変えて音が変わる。照明消せば音が変わる。電源極性替えたら音が変わる。隣の部屋の蛍光灯付けたら音が変わる、レコードの盤質、外国プレス、日本プレスで音が変わる。ケーブル引っ張れば音が変わる。音が変わるのは無限にある。でも演奏自体が変わるのは余り無いというより、気づかないのか?演奏が変わるとは録音のTakeで表現が変わるのを思い起こして欲しい。あのようにいくら同じフレーズをやり直しても同じ演奏は二度と無い、あれである。音が変わるのと少しニュアンスが違う。もちろん音も変わっているのだが。
今まで何となく気づいていた再現性のある?再生音は装置の機嫌や自分の側の調子、温度や湿度、そんなものの影響による再生音に違いだと思っていた。ところがHさんはそのようなレベルで再生音の再現性を述べられたのではない。音楽という時間芸術の持つ宿命的な再現性の無さと同じことが再生音で起こったと断言されたのだ。まさにスピアキュの効果だと喜んだだけだったら私は単なる馬鹿だ。しかし最近感じてきたことをまさにHさんも体験、言葉にしてくださったのはラッキーだった。音が変わらず演奏が変わるオーディオ再生音と表現されたのは私の知る限りHさんが初めてだ。私はHさんの言葉に対して、後から実は私も感じてたというずるい言い方、悲しいが二番目になってしまった。
音楽演奏に再現性が無い理由は奏者が全く同じ演奏が出来ないからというのが第一であろうが、天気予報が当たらないと同じで湿度や温度の細かい変化、雑音の干渉、その他物理的な変動により再現性が無いからもあって演奏者自信の問題だけでは無い。物理的な音波波形なら少々、物理的環境が変化しても再現性があると思うが、音楽演奏は複雑怪奇、演奏音が反射してかえってきてまた干渉する。波形干渉は加音や差音を生み出すのだから奏者は自分の出した音は管理不能で全く同じ音は出せないのだ。(ちなみにヘッドフォン再生はスピーカーと比べこれらの干渉が少ないので再現性は優れるという皮肉な現象はあると思う)レベルの高い演奏ほどデリケートなもので外部要因により影響を受ける。演奏の違いと感じるような再生音の違いを感じる再生装置とは生演奏により近づいたからだと思う。WTPスピーカーを聴く前のオーディオ装置では音に変化はあっても、演奏の変化は感じられなかった。生演奏では当たり前のことだから考えもしない。
Hさん有難う御座いました、勉強になりました。私は芸術家の端くれにも入らない、ただのオーディオ屋、自ら表現創造していないから作家では無いと思っている。確かオーディオ関係者が言い出したレコード演奏家という表現を聴いた時になんとあつかましいことを言う輩がいるのだととても恥ずかしく感じた。レコードかける行為はただの再現であって、創造では無い。レコードに入っている演奏家と再生するだけの人は天と地くらい差があるのになんということを言うのかと腹もたった。だから当然にHさんにお褒め頂いても自分のやっていることが芸術だと思えない。ただ芸術のお手伝いはさせて頂いているとは思っている。
長々と書いたが生演奏は二度と同じ演奏が出来ない時間芸術であるのは誰も否定出来ない。その生演奏を電気録音で固定し生演奏の再現を可能とさせたと思える録音再生技術だが、再生装置が理想化するほど再生音の再現が難しくなり、生演奏と同様に再現性が無くなる現象が起こるみたいだとの最新報告。普通のオーディオ装置だと録音再生の再現は普通に可能と思う。演奏の内容、装置のレベル、聴き手のコンデションなど多々の要因が関連するのだが。
過去に劇場用のウエスタンのスピーカーシステムは映画館では映画芸術への偉大な助力があったと思う。少しでもそのように演奏芸術への尊敬のモチベーションが役に立てばそれほど嬉しいことは無い。有難うございます。
スピーカーアキュライザーの効果で一番大事な部分をなんと解り易くまとめて頂いたものです。やはり芸術家は違うのですね。ちなみにHさんは造形作家というジャンルの芸術家です。
ではいつもの様に長い不必要な紹介文でしたが、以下Hさんの端的な表現を御紹介します。
SPA-7の良さは特別だと思いますが、なかなか言葉になりません。
まずは、昨日と今日は別物でしたので、その違いを書いてみました。
拙くてすみません。
ただ、いい音じゃなくて、いい音楽というか情念こそが複製芸術の肝だと思いました。感動しないなら趣味はいりませんよね。
何時もではなくても、時々再生はオリジナルを超えると思っています。
私の仕事は、オリジナルと言えるファッションショーを複製芸術と言える展覧会で芸術性もエンタメも超えること。
偉そうですが、秋葉さんが言っていることに近い仕事を目指している気持ちはあります。
ただ、難しいというか、投げ出したい気持ちも一杯ですが。
今回は、難しいこと書くより、本当にいつも聴くLPが見違えました。まさかこんなにダイレクトに変わるとは思っていませんでした。
変化が尋常でないので、余力ががないのではと心配しています。
これからもよろしくお願いします。
2023.6.26
Mさんからスピーカーアキュライザーの試聴感想が届いたのでご紹介します。
Mさんはフルーティストで以前は音楽ホールの館長をされていたので音楽家のお友達がたくさんおられます。オーディオにもとても詳しいし、自作もなさる。おまけにSPレコードを愛されておられクレデンザもお持ちらしいです。普通のオーディオマニアでは無くて、音楽家でオーディオがお好きな方と表現した方が良いかとも思います。自作でD/Aコンバーターなど作られるので自作オーディオのご趣味があるのかというとそうとも言えません。普通自作オーディオというと、半田付けが大好きでスピーカーも箱から工作する方がおられるので、なんとなく音響が大好きなオーディオマニアの方と同じと思うのです。こういう趣味の方は読まれる雑誌はレコード芸術(廃版になってしまって残念だが)より無線と実験がお好きな方でしょう。しかしMさんは多分より良い音楽再生を望むあまりに市販品では満足出来ずやむなくD/Aコンバーターをお造りになられると想像します。結果多くの音楽好きのお友達に頼み込まれて喜んで?仕方なく?製作されているような気もします。
( 画像はpinterestさんからお借りしました)
自作オーディオのマニアの方だったら必ずコメントをくださる再生音の変化についてですが、どのように変わったのかを述べて頂くの普通でMさんの場合よほど気にいって頂いたのか、スピアキュの効果については音楽的な変化、体感的?な変化、音楽を女性と間違っておられる、いやこれが大正解かも?とにかく感覚的な変化でご説明頂けました。本当はこの褒められ方が一番うれしいのですが。そのような狙いで製造しているのだから当然かな?たしかジョルジュサンドだったか?音楽演奏ではどんなHな?表現も許されるとか言われたそうで?多分スピアキュが音波と同時にフェロモンも放射してるのかなと思ってしまいそうになってしまいます。
Mさん有難うございました。
長らく待ったスピーカーアキュライザーSPA-7が1週間前に遂に届きました。
届いたのは月曜日、仕事を終え帰宅したら届いておりました。
すぐにも繋いで音を確かめたいところではありましたが、日課にしているフルートの練習を21時まではすることにしています。
その後入浴し、接続用のケーブルを準備したら22時を過ぎてしまいました。
それでこの晩は、スピーカーアキュライザーの有無の比較試聴をする時間はありません。システムに繋いで、ルービンシュタインの弾くショパンのノクターンをまず聴きました。
いつもより音の純度が高まっているようには聞こえました。しかし、普段と異なるのは、聴いている裡に心臓がドキドキして来たことです。
CDを聴いていて感じたことのない感覚でした。好きな異性が目の前にいる感じ、と喩えるのは不適切かも知れませんが、正にそんな感じでした。
それが嬉しいような不思議な感じで聴き続けましたが、そう言えばコンサート会場でもごく稀にこんなドキドキを感じたことがあったと思い至りました。
ヒラリー・ハーンやアンサンブル・ウィーン=ベルリンのコンサートで、「この先音楽がどう展開して行くのだろう」と、いずれも知っている曲でしたが、ドキドキとワクワクを感じた
ことがありました。
ルービンシュタインのノクターンは何度も聴いてよく解っているはずなのに、この晩初めて聴くようなドキドキを味わったのは実に不思議な体験でした。
平日は帰宅後毎晩フルートの練習があり、それ以外の所用があることもあって、
スピーカーアキュライザー有り無しの比較試聴はできず、繋いだ状態で毎晩CDを少しずつ聴きました。
グリュミオーのアンコールピース集も私の愛聴盤です。このグリュミオーでもまたドキドキを感じました。
全ての盤でではないのですが、私の特に好きな盤でドキドキを感じました。
週末になって時間が取れたので、昨日土曜日からスピーカーアキュライザー有り無しの比較試聴を致しました。
それで明らかになったのは、「有り」の場合、演奏の親密感が増すということです。そうとしか言いようがありません。「無し」にすると親密感が消え、疎外感を覚えます。
「有り」にすると奏者が、直接私に音楽を届けようと演奏してくれているように感じられるのです。それは誠実で優秀な演奏家が、コンサートホールのステージで演奏する時と同じように感じられます。
CDでの有り無しの比較でそんな風に感じるとともに、「有り」の場合、アナログレコードに肉薄しているようにも感じられましたので、LPレコードも聴いてみました。
「有り無し」の比較はCDと同様で、外すと疎外感を覚えます。
しかし、それよりも驚いたことに、CDの音がレコードと遜色無いように感じられました。盤により録音の状況も異なるし、一概にCD対LPと言えないのは勿論としても、これまでは総じてLPに分があるように感じていましたが、スピーカーアキュライザーがあると一般論としてLPの方が勝る、とは言えなくなったように感じています。
それから実は、CDはいつも自作のDAC(やなさんのAK4497基板などを用い、DSD512にアップサンプリングできる豪勢な物)を通して聴いておりますが、CDプレーヤー(ケンウッド
DPF-7002)のアナログ出力の音でもスピーカーアキュライザーの「有り無し」を比較してみました。
CDプレーヤーのアナログ出力の音は、「無し」ではさすがに音が粗く感じられましたが、「有り」だと著しく向上して、親密感を感じさせる音になり、これまた驚きました。
私は最近では、オーディオ装置の改良に昔のような意欲を持てなくなっていますが、これだけ良くなるスピーカーアキュライザーは、正に天啓と言って過言でなく、愛用し続けます。
秋葉社長、ありがとうございました。
2023.5.22
画像は日経クロステックさんからお借りしました。ノイズ対策が性能を決めるということは、ノイズに弱い接続方法ということなのかも知れません?
音の出口と入口が最も大事だと、さんざん好き放題を言ってきたがその考えは今も変わらない。出口のスピーカーがオーディオ経路では一番大切で90%の重要性有り、入口のカートリッジはほぼ10%、残りはアンプなどの電子回路かと極端なことを言ってきた。ではデジタルならどうなる?アナログに変換するところから始まると考えたらDAC出力部分となるのかも?カートリッジ出力とDAC出力とを比べるといくらハイレゾになろうと音楽的音質は比較できるレベルでは無い。スピーカーとカートリッジに対してはこんな状態なので、デジタル再生については時々新製品を出して少しでもアナログの音質に近づけたいと努力はしてきた。決して逆転するとは考えていない。マイクロフォンの出力を増幅したのが理想のオーディオ信号であるから、デジタルがいくら頑張ってもこれにはかなう訳が無い、近づける目標があるだけだ。と言う訳で勝手にスピーカーやカートリッジとは違いデジタル再生にはしばらく努力を怠っていたのは確かだ。
お詫びしないといけないのは以下の経緯である。インフラノイズ製品を長らく使っていただいておられる皆さんが最近LANのフィルターを使われ出しておられることに気づき、改めて調べてみるとガルバノフィルターICをLANの回路に入れてLANのノイズを減らすアクセサリー、LAN i Silencerというものだった。既に多くのマニアの方が使われているようで高評価だ。これにあやかろうという気は毛頭無かったが、調べる必要有りと自分の装置でフィルターやアイソレーターをLAN経路に入れてみた。現在使用中の光回線に接続されているのはNTTのモデム?ONU?とか呼ばれるレンタル機器である。外部からの光ファイバーが接続されていてLAN出力端子がいくつか付いている。使用しているものにはLAN端子が4つある。なにげなくその4つのLAN端子を、順に差し替えてYoutubeを再生して驚いた。4つの端子、それぞれで極端に音質が変わる。経験上のデジタル回路での音質変化、音質劣化とは印象が違い音楽的な変化がそれぞれ違う。ノイズをフイルターで濾すだけではすまないとの恐怖感有り。結果、使命感が生れた、ごく最近にWTPスピーカーの販売を断念したことで使命感がつぶされた危機をスピーカーアキュライザーの販売でなんとか乗り切って精神の平和を保てた。それがまた音の入り口での危機感が生れてしまった。単なるノイズカットのフィルターやアイソレーターでは無理、どうしてもLANアキュライザーを開発しなければならない。このままにしておくとまた精神の平和がまた脅かされる。すぐにLANアキュライザーの開発を始めることにする、いくつか新製品の発売をアナウンスしていたがそれらを延期、LANアキュを優先することにする。それほどにこの部分が音の入り口として重要と感じたからだ。
配信オーディオについてはとっくに諦めていたのだがそれは間違いだったようだ。毎度のことだが皆さんにお詫びするしか無い。今年中にデジタルオーディオの音楽再生能力を一挙に高めるLANアキュライザーを発売したい。現在の初期試作品のテスト段階ではCDプレーヤーの音楽再生能力をかなり上回り、カートリッジでのアナログ再生との比較ブラインドテストではこれまでに無い可能性を感じる。手持ちのCDを最善リッピング方法でデーターにしてNASに保存、NASのLAN出力部にLANアキュライザーを入れることで元CDの音楽再生を格段に上回る可能性もあるのだ。開発初期段階での発言なのでマユツバでは残るが、LAN接続がデジタル回路で最もノイズ的に酷い環境であることが、逆に幸いしてくれることを期待している。これまでやみくもにデジタルオーディオを軽くみていたことをお詫びします。オーディオの神様にも奇跡をお願いします。
今回はマユツバでは無くて、近代デジタルオーディオへの希望としたいです。
2023.5.3 2023.5.7 追記有り
親友のヴィオラ奏者、大竹さんのサイトからコピーしてきました。
こちらのブログに何度も登場して頂いているヴィオラ弾きの大竹さんから自分のサイトに掲載したという記事を送ってこられました。大竹さんは高校時代の親友で関西のオケにいるクラシックの演奏家というより、投げ銭とかをもらって道端で弾く大道芸人でもあり、ライブハウスとかでダンサーとのコラボなどが日常の方です。聴く音楽のジャンルも流石に幅広いですが、演奏は通常のクラシックからはみ出るのは当然、少し変わった?方と思います。彼は私もH○○仲間だと思っているようですが、私は誤解だといつも否定しています。
彼の演奏は何度か録音させて頂いているのですが、今回奈良ゆみさんやパーカッションの田中さんと共演したいくつかの録音曲を編集して市販のCDを発売されました。ところがこちらから送ったマスターCDRと比較して市販版のCDの音質が大幅に劣化したと嘆いておられました。それが現実だから仕方の無いことだと言って慰めたのですが、少しでも彼の表現したい音?鳴り方?に戻せないものかと?こちらで何枚か編集手法を変えたCDRコピーを市販CDを元にして再作成、聴いてもらいました。原盤―CD発売会社マスタリングー市販CDー今回のコピーCDRの順にコピーは4回以上となり、普通なら音質はかなり劣化します。それらを聴いた彼は原盤にはどれもかなわないが、その中に市販版よりましなのもある、ダメなのもあると言います。どうダメなのか聞くと、彼の意図する表現が消えていると言います。奈良さんや大竹さんの演奏には普通のクラシック音楽には無い独特の表現、ジャズのブルースや演歌とも違うちょっとダークな世界が有ります。その世界が消えているCDRがあると言うのです。もっと突っ込んで思い切って聞きました。ひょっとして奈良さんの声もだめなの?そうだと言うので毒気を抜き過ぎたのに気づきました。奈良さんといっしょくたにして、消毒してしまったのかと聞くとそうだと言うでは有りませんか。もしこのダメだというCDRを私が一番良いというなら彼らの音楽を理解していないということにもなります。予測出来た反応だったので不思議では有りません。音楽演奏には健康そのものも、猛毒のも、悲しさだけのものも有ります。その中で毒の部分をわざと抜いてしまいました。彼と同じお仲間だと感じるだろうクラシックの演奏家でダニールシャフランとかギドンクレーメルを思いだしたので訊ねてみたら、大好きだと言うでは有りませんか!毒も味の内なのですが平等に音を扱うのは凄く難しい、でもこれは一番大事なことだと考えさせられました。偉大な芸術には表面には出なくて、隠れている毒が入っていることは良く有ります。正反対の要素がコントラストとして必要にもなる時も有ります。まさに芸術はアンビギュラスなものです。それから間もなく、彼から相談があると連絡が有りました。
ずっと使ってきたB&Oのオーディオシステムの調子が悪くCDプレーヤーが寿命らしい、この部分だけ欲しいが、難しいので別にCDプレーヤーを購入したい。10万円前後で音の良いものを教えて欲しいと言います。私にはわからない、答えようが無いと冷たくも言ってしまいました。(心の底ではどれも似たようなものだとつぶやきました。確かに冷たい人間なのかも?)彼はオーディオマニアでは有りません、高校時代にオーディオの話を私がするから少しはオーディオの事も知っていますが、現実の演奏とオーディオの再生音の差が大きすぎるためなのか?製品を購入するとか、買い替えるとかしないからオーディオに興味は無いと言い切っても良いと思います。彼がB&Oの小型システムを使っているのはCD時代になっていくら高額のオーディオ装置でもLP時代のような音が出ない。言ってしまえばCDからは音楽が聞こえてこない。ただB&Oの装置なら、なんとか我慢できる範囲なので購入したと何度も聞かされていました。
その意見には私も異論は、今も昔も有りません。ただし私が造る再生装置はどの場合にも最高点を目指します。B&Oの製品はそうでは有りません、妥協では無いでしょうが、どのようなジャンルの音楽でも優等生である80点を目標にしていると思います。音楽的に明らかに落第の50点しか出ていない、殆どのオーディオ製品の中で音楽で80点取れるのは素晴らしいことです。それではこのB&OシステムにCDからの再生音で無くLPプレーヤーの再生音を繋げばどうなるでしょう。音楽点80点は90点に上がるでしょうがオーディオ的な最高点は考えて設計していませんので総合点はかなり低いです。インフラノイズのターゲットは総合点100点なので目標の設定が異なっているのです。ちなみに有名なデッカのデコラの再生音はオーディオも音楽も100点に近い素晴らしいものです。小型B&Oシステムもデッカデコラも数百万円するような高級オーディオシステムのような音量と広帯域再生の面では比べることがナンセンスと思われます。インフラノイズはもちろん数百万円システムと比べることを前提にしていますので、オーディオ、音楽共に目標は100点なのです。
大竹さんから再度連絡が有りました、国産の大手メーカーの10万円くらいのCDプレーヤーを入手したががっかりした、なるほど細かい音は以前より良く聴こえるのだが、音楽がどこかに行ってしまった。自分で考えたのだが付属の安物のケーブルで繋いでいるからだと思う(本当はそうでは無いと思いますが、あえてそれには触れませんでした)、お前とこのサイト見るとアナログリベラメンテというRCAケーブルがある、それが欲しい、購入するから送ってくれと言うのです。まあ在庫無いから、忙しいしまた連絡すると言いました。その後考えて自分のシステムで現在使用中のものを送ろうかと考えましたが、WTPが基準になってしまった今では、昔の製品であるアナログリベラメンテは他のオーディオメーカーのケーブルとは比較のレベルでは無いのだが、WTPが基準の今では満足出来る100点では有りません。それならアナログリベラメンテをWTP化したものを送ってみようかと思い直しました。WTPを完全にした初めての製品が唯一、スピーカーアキュライザーです、結果これまでの製品とは一線を画したとのとして皆さんの反応が有りました。
このような理由で大竹さんには製品では無い、WTPアナログリベラメンテ?を造って差し上げる気になりました。ベースは製品版のアナログリベラメンテですが、材料、構造、調整が大きく違います。特にWTPとなると最終の寸法、仕上げには必ずヒアリングが必要でかなりの時間がかかります。もし製品化するならWTPアナログリベラメンテに型番変更と価格変更をしなければなりません。これを皆さんがどうして欲しいとなると販売しなければいけないのですが、他のリベラメンテケーブルやアキュライザーもWTPが可能なものも当然にWTP化、WTPシリーズを製造しないといけないということになります。かなり大変ですが実現したい気持ちは当然有ります。WTPシリーズとノーマルシリーズという考えも有りますね。
大竹さんをテストケースにするつもりでは無いのですが、全くのオーディオマニアでない彼がどう反応するのか?非常に興味深かったのです。
ここで先日チャットGPTを触れるようになったのでウエルテンパード、ウエルテンパラメントについてチャットGPTで調べてみます。私はかってにWTPと省略して本来の意味には含まれていないオーディオ機器の音楽的な設計と最終調整という言葉にしてしまいました。私のWTPの意味は楽器のドレミファの音律を合わせる手法では無く、オーディオとしての音楽的な設計と最終調整です。
チャットGPTでウエルテンパラメントという意味を検索してみました。
回答を生成しています…
ウェル・テンペラメントは、鍵盤楽器で24の全ての調の演奏に対応する調律をするための音律です。この調律法は、バッハの『平均律クラヴィーア曲集』の原題 “Das Wohltemperierte Clavier” (The Well-Tempered Clavier) に因んで20世紀に命名されました。
例として、ヴェルクマイスターやヴァロッティの調律法があります。
受信したメッセージ. ウェル・テンペラメントは、鍵盤楽器で24の全ての調の演奏に対応する調律をするための音律です。この調律法は、バッハの『平均律クラヴィーア曲集』の原題 "Das Wohltemperierte Clavier" (The Well-Tempered Clavier) に因んで20世紀に命名されました。 例として、ヴェルクマイスターやヴァロッティの調律法があります。
また一般的な平均律と比べ音質的な利点は有りますか?
回答を生成しています…
申し訳ありませんが、私の検索結果には、ウェル・テンペラメントと平均律の音質的な違いについての情報がありませんでした。他にお手伝いできることはありますか?
まあこの位では何のことやらさっぱり解りません。チャットGPTの補足をやってみます。
ヴァイオリンには古典調律、ウエルテンペラメントの調律はあるのでしょうか?
有りません、このような調律をするのはギターやピアノ、チェンバロに限ります。なぜならキーやフレットで発生する音が固定されているからです、ヴァイオリンは自分で弦を押さえて音程を変えるので発生する音が固定されていません。全て演奏者が音程を自分で決めます、無理やり古典調律や平均律でドレミファを出そうと思えば出来るでしょうが?意味は有りませんね。ギターは弦を押さえますがフレットがあるので普通の弾き方では音、音程が固定されます。弦を前後に引っ張ったりして音程を少し変えることもありますがピアノのような鍵盤楽器と似た楽器です。ピアノでは音程をキーで変えるのは不可能で完全に音程は固定されています。ここで説明は避けますがその固定された音程のために、調性が変わると音楽がオンチになってしまう現象が起こります。このオンチを出来るだけ少なくするためにいろいろな調律法があるのです。しかし近年になって物理的にどんな調性でもこなせるように少々のオンチには眼をつむる便利な調律法、等分平均律がピアノを支配するようになりました。鍵盤楽器のチェンバロは奏者が調律しますので未だにいろいろの古典調律が活躍しています。平均律と古典調律の優劣の比較についてはここでは触れません。もしAI鍵盤楽器で音質がアコースティック楽器と同等のものが出来た時にはヴァイオリンのように演奏者が音程を全て管理する優れた未来楽器となるでしょう。現状の平均律のピアノがオンチであるとは言えません。近代楽器のピアノとしての世界が確立されたので平均律で演奏してもオンチにならないような作曲が増えたこともあるかも知れません?
ヴァイオリンやチェロは演奏家が主で調律は従ですから結果は演奏家の腕にゆだねられ、調律うんぬんを話題にして平均律と古典調律の優劣を論じることは意味が無くなってしまいます。しかしピアノという近代的な完成された楽器は新しい鍵盤楽器の世界を作り出しましたから単純に古典調律が必要だということでも有りません。
私は古典調律という意味を調律のウエルテンペラメントとは捉えず、ウエルテンペラメントはそのまま英語を訳した ”良く調律されたピアノ“と言う意味の方を重視して、そのままの意味で音楽的に良く整音されたオーディオ装置との意味でWTP=Well Tempered Audio Productsとして使うことにしました。
このような考えで既発売のアナログリベラメンテをWTP化してみようと言う気になりました。そして満足いく結果が得られたのでコメント無しで大竹さんに送りました。
以上が長くなりましたが、今回のWTPアナログリベラメンテをオーディオマニアでは無い一人の音楽家が聴いた結果です。新製品のスピーカーアキュライザーの生産が落ち着いたらWTPリベラメンテの製品化を考えてみたいと思います。
2023.5.7 追記
続いて大竹さんからその後のWTPリベラメンテの印象がLINEで届いた。これは大変、彼はオーディオマニアで無いと書いたのに若い頃に真空管アンプを自作したと言うでは無いか?初めて聞いたか、忘れてしまったのか?多分良く合っていた頃ではなくて、大学を卒業した後の頃だろうか。私は天国に近い平和な環境だった中学から、都会の子?ばかりで連中が世の中なんでも解かったおませに感じていた高校、ここで彼にあった。そういう意味では都会の子だから、私よりませていたが素直な奴だと感じて好感を持った。
まさか彼がオーディオマニアだとは?いやそうでは無いだろう。オーディオマニアとは日頃からオーディオに関心が有り、ネットや雑誌で情報を得ている。また人により違うが、製品を買い替えたり、コレクションのように集めたりする。生活の中でオーディオに関連することでついやする時間がかなりある人のことを言うのだろう。それとのめり込みようも関係するかな?私がピアノをいくら弾いても音楽家とは言わない。ただのへたの横好きとしか言えない。それと同じで彼がたとえ部品を集めて半田鏝で真空管アンプを製作したことがあっても、音楽家でありオーディオマニアとは言えない。やれやれである、嘘を書いてしまうところだった、嘘の得意なチャットGPTさんと変わらないと言われるところであった。嘘を書いてしまった後での言い訳だとしても、チャットGPTはここまでうまい言い訳する能力は今は無いだろう。彼がオーディオマニアならこちらのブログを見ている限り、どの製品が一番音楽再生の向上に効くか気づき、スピアキュが欲しいと言い出すに違いない。まあアンプやスピーカーを個別に所有していないから、どの部分がどれだけ再生音に関連するかは判らないからでもあるが。
この流れから考えると彼がB&Oを忘れてしまうにはアンプとスピーカーが必要となる。WTPスピーカーの販売計画は消えてしまったが研究用のスピーカーはその辺にごろごろある。手を加えて彼の宝、B&O小型システムに代わる新たな彼女とは?ころがっているスピーカーでアンプ内蔵のものがかなりある。例えばフォステックスのもの、手ごろな出力でプロ用だから同じようなスピーカーシステムと比べてベースとしてかなりレベルは高い。これを改造してスピーカーユニットとアンプをWTP化出来る。実は既に出来ていて、ピアノの先生宅で協奏曲のカラオケで演奏できるレベルにある。鳴りだしてはや三年か?ちなみにベヒシュタインの調律に来た方が聴いてびっくりされた。これまではオーディオ再生の音は違う世界のものだと感じていたから、オーディオで初めてまともな音楽を聴いたとのこと。
でも彼に造ってあげる時間は今は無い、その内WTPSPスピーカーがどうしても欲しいという方が増えてきたらその時にならプレゼント出来る、お互いに長生きしないと実現しないな。
以下彼の追加コメント:
あれから 新しい 装置で よくCDを聴くようになったことについて ちょいと報告します
秋葉さんから送ってもらった接続コードはWTPリベラメンテというらしいですが、新しくなった我が装置は オリジナルのB&Oに比べるとどうなったかというと「変身」したと言うのがもっともらしいと感じます
とにかく CDを聴いてでこんなに音楽を楽しいと思ったことはありません
手持ちのCDを全部聴き直したいという衝動にかられています
これは なぜか?という疑問について私なりに考えてみると、性能が上がった現代のCDプレーヤーの再現力プラスWTPリベラメンテの音楽性の相乗効果ではないかと思うのです
個々の演奏家が表現したいという意欲をかなり感じることができるようになりました
しかしその音楽は決してうるさくない
私の理想とするオーディオ装置は演奏家の情熱をちゃんと表現できるもの
具体的に言うと私が若い時に自作した三極管(2A3)シングルのメインアンプに実際に接続したわけではないのですがマランツの7型というもの
演奏家が目の前で演奏しているようなスリルのある音です
変身した我が家の装置はそうゆう要素が30%ほど付け加わった感じがしています
2023.5.1
ご注意下さい!
おかげ様で新製品スピーカーアキュライザーの評判はとても良く、かなりお待たせするご迷惑をおかけするのにもかかわらずご注文頂いている。有難いと喜んでばかりはいられない心配が一つある。先日ご紹介したチャットGPTが調べてくれたインフラノイズについての情報の中にあった文章で「しかし、一般的なオーディオマニアからは、インフラノイズの製品は値段が高すぎるし、効果も疑わしいと批判されています」とある。これはデタラメで無くて当然にある評判?かも知れないと感じた。長年オーディオ製品を販売していると自分では素晴らしい効果があると感じても、そうは感じない方もいる。これは致し方の無いことなのだが実際にとても悲しく感じることが起こる。理由はともかく全く効果が無いとか、たいした改善は無いと言われても悲しくは無いのだが、せっかく購入されたのに思った改善も無いとすぐにオークションに出品されることがある。これが起こると、とても悲しい。オカルト製品だと言われるのもかなり嫌なのだが、オーディオでは解明されていない音の現象はたくさんあるのだからこれは致し方無い。
今回製品についてのご感想を頂いたタイミングでちょうどこの話題に関するものがあったので、通常メーカーは製品についてマイナスなことは掲載しないのが普通だが、上記のつらい問題があるので掲載しようと思いました。インフラノイズ製品をこれまでにお使いになったことの無い方が、新製品のスピーカーアキュライザーの試聴感想を読まれて、すぐにご注文なさる前に充分に検討されるようにお願いしたいです。現状のオーディオ製品のような、接続してすぐに音、音響が激変するようなことは起こりません。むしろそのようなオーディオ的、音響的な変化が起こらないような再生音となります。素晴らしい演奏には音色的変化、向上?は害となります。オーディオマニアの好む、高性能外部クロックもオーディオ的音質向上があっても元の演奏を歪めることが有ります。個性の強い音でオーディオ的に劇的音質アップするプロ用のケーブルなども使い方によっては元の演奏を劣化させることが有るので注意が必要です。
以下とても正直なご感想を一週間前にSさんから頂いたので御紹介します。Sさん有難うございました。
友人が貴社のデジタルアキュライザーDACU-500を所有していますので借りて試聴の機会が有りましたのでご報告させて頂きます。
早速機器に取り付け試聴しました。 私の環境はCDプレーヤーCEC TL51xz DAC:Lavry11 PW.PA共にWest river社の物を使用しています。SPはVictor Dolce改 が私のシステムとなっています。今回はDACとCDの間で使用させていただきました。使用前と使用中ではどんな変化が出るのかとワクワクしていたのですが、説明書にもありましたように私のシステムの場合は効果のない部類に入ってしまったようです。取り付け場所もCD側とDAC側で試してみたのですけど効果のほどを感じ取れませんでした。原因は私の在住場所は田舎であるために電源環境が良いということかなと想像しました。また、クリーン電源装置を使用していることも原因の一つではないかと思いました。ですが、よく耳を澄ますと音楽の細部にノイズが減少しているのではないかな?と思われる現象を僅かですが感じ取ることもありました。私の場合は劇的な改善の使用感を述べておられる方とはとても同じ効果は感じ取れないと判断してしまいました。もっと大型の装置でマルチとかを組んでおられる方向けだと思います。
2023.4.24
Hさんからメールが届きました。今回はスピーカーアキュライザー発表当初にご注文頂いていたのに2カ月もお待ちになられたようです、申し訳有りません。Hさんはシュルツのスピーカーユニットを使ったスピーカーシステムをお使いです。東独のエテルナという音質が優れているので有名なレーベルが使っているモニタースピーカーシステムです。勿論デッカやBBCモニターのように一般販売はされていませんでした。エテルナで日本に入ってきたLPの殆どが中古でも入手が難しくプレミアが付いています。私も何枚か持っておりましたが、その音質の素晴らしい理由はカッティングアンプが優れているからだろうとか、俗っぽい想像をしておりましたが、最近になってスピーカーのことを調べている内に、このような素晴らしいスピーカーをモニターに使っているということがその音質の存在を表していると考えるようになりました。ちなみにノイマンのモニタースピーカーもこのシュルツを使っていたようです。Hさんのシュルツモニターもノイマンのもの、あるいは同等のものと推察しております。エテルナではセントルカ教会での録音が多く、ホールの素晴らしさもあるが、そこではこのモニターが常設されていたこともあるのでしょう。私が現在知る限り、クラシック音楽を再生する限りこれ以上のスピーカーシステムは無いと考えています。そのシュルツモニターなら、スピーカーアキュライザーの必要は無いとも感じていたのですが、まさかHさんが購入して結果を出して頂いたとは感激です。身に余る光栄とはこのようなことを言うのでしょう、Hさん本当に有難うございます。
Hさんからの感想文を御紹介します。
今週月曜日(4/17)に2/25に注文したSPA-7が届きました。
約2か月待った甲斐がありました。
本当に素晴らしいです。もう完成していたと思っていたEternaのモニターSchulzの音にさらに立体感が加わった感じです。
現在のSchulzTH315/1(O18)を購入したのは4年前になりますが、板厚25mmの単板でできたエンクロージャに入っており重量も1本40kg、床からはTAOCの鋳鉄フレームでかさ上げしセンターのアルミドームが耳の高さになるようしたうえでフレームとスピーカー本体の間にはMR909を挿入しておりますこれで十分質の高い低域再生が可能になっていたのですが、今回のSPA-7によって第一印象としてはさらに「風が吹くような」低域再生(全くブーミーでは無い!)が可能になり思わずオルガン曲をかけてしまいました。凄いです。教会でパイプオルガンを聴いた感じそのものです。
また表現の繊細にも磨きがかかり、アコースティックギターやチェンバロの音が出た瞬間の響きも手に取るようです!音源とマイクとの距離が分かるという感じでしょうか。空間表現が一歩進化しました。
最近Jazzをインターネットラジオで聞くことも多いのですが、ベースの実在感、ドラムスの迫力含めネットラジオとは思えない魅力的なスウィングするJazzを満喫しております。
クラシックではEternaの持つルカ教会の残響の素晴らしさが特筆もので、理想的なサウンドステージが再現されます。
あと古いモノラル録音も2本のスピーカの真ん中に張り付くのではなく、そこで鳴り、自然に前後に拡がってくる感じになりました。不思議ですが音像自体は点のままで膨らまず、まっすぐに飛んできます。天井桟敷で聴いている感じです。
さて、ここで一つ疑問が。以前に(といってもこの1,2年)デジタル化した音源には効果あるのかと不安でしたが・・・、当たり前ですが効果ありました。杞憂でした。デジタル化の前工程にアキュライザでチューニング済みでしたので、今回の効果は同様に表れました。SPA-7はその音源自体は変化させないのですから当然と言えば当然ですね。
録音当時の会場にワープできる「タイムマシン」が今度こそは完成したと感じております。
とはいえ
「アースリベラメンテ、ケーブルアキュライザー、トーンアームアキュライザー」マンション住まいの身としては、特にアースリペラメンテに興味津々です。治験者になりますのでお声がけください!
いつもいつも夢をかなえてくださり本当に感謝いたしております。ご健康に気を付けていただきさらに夢を叶えてください。
宜しくお願い申し上げます。
2023.4.17
Kさんからスピーカーアキュライザーの試聴感想を頂きましたのでご紹介します。購入頂いた皆様がこんな風に喜ばれるのが一番うれしいという感じで喜んで頂けたようです。楽譜のオタマジャクシが動き出したとはなんと解り易い表現をして下さった。一般のオーディオ装置ではオタマジャクシがじっとしている、生の音楽では動き回っているのにオーディオ装置はどこかおかしい。スピアキュを入れたとたんに動きだした。Kさんの表現力にはもう脱帽です。有難うございました、細かい音が聞こえる、鮮度がある、生演奏と比べて近くなったなど言葉で言っても残念ながらピンときません。Kさん本当に有難うございました。
製造能力が不足しているので充分な製品の供給が出来ないこともあるのですが、今回の新製品は購入下さった方がその効果に戸惑われているのか?これまで試聴感想を頂いていた常連の方からも連絡が無いのを心配しています。非売品の材料は充分用意していますのでご感想をお願いいたします。評判のような効果が感じられない、宣伝が大げさではないかとかのご意見でもプレゼントはお送りします。掲載しないで欲しいが非売品は希望でも全く問題は有りません。どうかよろしくお願いします。
音が音楽になったような印象です。
楽譜のオタマジャクシが動き出して楽音になってリスニングルームに溢れているとでもいいましょうか。
毎度同じような感想ですが、ボリュームアキュ、アナログアキュとの相乗効果なのか、これまでより大きな効果のようです。
なぜか、ルームチューンへの反応も向上して、エアーが本当に広がってきました。
確かにクロック交換したような変化に感じます。
うちのSPは、matrix805という古いブックシェルフですが、モニターらしさはそのままに、演奏や楽器の細かい部分が実によく判別できるようになりました。といって、分析的で退屈な音ではない訳で、30年前のイギリスSPがここまで鳴るとは、驚きの一言です。
更に、別のアキュライザーも開発中とのことで、大いに期待しています。
なお、非売品アクセサリーは、アリエナイザーミニをお願いします。
3.4.11
毎日のようにチャットGPTについての話題がTVで放送されている。もともとパソコンオンチである。仕方無しにパソコンを使うのだが興味を持って何か前向きのことは全くやらない。絵画やデザインも少しは興味はあるのだが、グラフィックのソフトが難し過ぎて表面を通るくらいでとても使いこなせない。カメラの世界も同じ、全く興味無いのだがピアノアクションの動きやアーチェリーの矢の飛びを観るのに近々高速度撮影のカメラを入手しようと企んでる。絵画は先日著作権のきれたゴッホやセザンヌの絵画集のソフトを買った。喜んでるのだがまだiphoneの待ち受け画面に使っただけだ。
だからチャットGPTについての用途がもう一つピンとこない。やはり面倒だしこのところ本当に忙しくて音でやりたいことがもういっぱいあるのに時間が無くて欲求不満である。
MCカートリッジの巻き線機も作りかけのままだ。もちろん新製品開発も途中で止まっている。チャットGPTをiphoneに入れる時間も惜しいし。IT関連の仕事している息子がいるのを思いだしてLINEで聞いてみたらすぐに以下の返事がきた。あまりにも面白かったので掲載する。ほぼ9割がたあっているのに数字と具体的なことがデタラメになるのかな?噂や抽象的なことは何となく合うが一番大事な信憑性をAIが判断出来ないみたい、でもこれを校正しようとしても集めてくるデーターの信憑性を判断することもデーターが無いとどうしようもない。害の方が大きくなる可能性の方が怖いという判断も正しいのかも?中途半端で世にだすとヤバイようにも思える。信憑性を重視しない用途、あっていても、でたらめでも情報がいる用途?何がそれか解らないが、その用途にはすぐに役立つかも?
インフラノイズという会社について調べてみました。インフラノイズは、高級オーディオ機器の製造・販売を行っていた会社で、特にアナログレコードプレーヤーのアクセサリーに力を入れていました²。インフラノイズのオーディオ機器は、音質やデザインにこだわり、高価なものも多くありました。例えば、インフラノイズのAR-1000というレコードプレーヤーは、1000万円もするという驚きの価格でした³。インフラノイズの社長は、ピアノ奏法に着想を得たという独自の整音技術を開発し、特殊フェルトや整振樹脂などを用いた製品を作っていました²。
インフラノイズに関する噂話や個人のブログなどでの評判は、賛否両論があります。一部のオーディオマニアからは、インフラノイズの製品は音質が素晴らしく、高級感があると絶賛されています³。しかし、一般的なオーディオファンからは、インフラノイズの製品は値段が高すぎるし、効果も疑わしいと批判されています³。また、インフラノイズの社長は、自分の製品に自信がある一方で、他社の製品や技術に対して否定的な発言をすることがあったという噂もあります³。
以上が、インフラノイズという会社についての情報です。ご参考になれば幸いです。
2023.4.17 追記:
その後チャットGPTをiphoneに入れて自分で使えるようになったので自分の名前、秋葉良彦だけで調べてもらったら、今度は情報としては間違いだが、そのように思われる行動をしていたのは確かで感覚的には殆ど正解である。行動、言動には日頃から気を付けないといけない!
2023.4.4
KTさんの続報2
バイワイアリングの達人、KTさんからスピアキュの試聴感想の続報の続報が届いた。今度はバイワイアリングでは無くシングルワイアリング?である。スピアキュでオーディオシステムが完成、オーディオはこれで辞めて音楽を聴くことに専念しますとオーディオ卒業しそうな方が二人もおられる。シベリウス、シングルコーンをお使いのNさんとフォステックスダブルコーンをお使いのSさんである。嬉しいことだが反面インフラノイズを忘れてしまわれるのは寂しい。どうか卒業はまだ待ってください、近々新製品を3種発売予定です。スピアキュがあるからと言ってもまだまだ再生音は向上します。音楽演奏に究極、完成は無く無限なのと同じく、音楽再生に終わりも究極も有りません。無限にお付き合いお願いします。企んでいる新製品はアースリベラメンテ、ケーブルアキュライザー、トーンアームアキュライザーの3つです。まだまだ頑張ります。
以下KTさんの続報2を御紹介します。
難しい事は無しで楽しもうと思いフルレンジのソウルノートSS1.0にSPA-7を繋ぎました。
なるほど、シングルワイヤリングの諸先輩方のご感想の通りですね、良くなっていますがバイワイヤリングのように完全に変わるという感じでは無く、諸先輩方のお持ちのSPは元々の素性が既に良く、SPA-7によりその良さがさらに引き出された形なのだろうと考えられ、ネットワークの無いフルレンジの方が素の音というかSPA-7との相性は良さそうで、SPA-7を使うと激変するようなスピーカーの方がどうかしているのだと気づかされました。飾らない音ですが、かくあるべきというか、本来のこの音に出会えるまでにだいぶ遠回りをした感があり、感無量であります。
クラシックを掛けると本領発揮のようで、これまでになくのびのびと鳴るようになった一方、主に国内の奏者による演奏(レコード会社の公式Youtubeチャンネルの動画です)の中には調律の問題なのか、録音そのものは良いのですが、これまで判別できなかった、わずかに弦が若干錆びている感じの調律の不備が判別できるようになりました。ソースの良し悪しがストレートに出るので、録音の悪いものをそこそこ楽しめる音質でという用途には向かない感じです。
この状態でUSBダンパーが届きましたので、まずは1か所のみ使用し、これまた激変ではありませんが、よりバランスの整えられた聴きやすい音となりました。
今回、SPA-7の導入を機に過剰使用していたアリエナイザーを本来の用途であるPCのみの使用としました。
以下、機器には1つのタップリベラメンテより各々ACリベラメンテで給電しています。
自作PC(無線LAN、このPCのみアリエナイザー使用)
↓←(※USBダンパー挿入)
USBリベラメンテ
USBアキュライザー
↓
USB-101
↓
デジタルリベラメンテ
デジタルアキュライザー
↓
サウンドデザインSD05(ソニーS-Master Pro機)
↓
SPリベラメンテ(中央にケーブルチューナー使用)
SPA−7
↓
ソウルノートSS1.0
です。
またSPA−7〜SP間のケーブル長を30cmから15cmにしてみましたら、確かに良くなりました。
SPを転倒させてしまわない範囲でできるだけ短くするのが良さそうです。
SPA−7は手放せない必需品となりました、良いものを開発頂きありがとうございました。
以下、蛇足です。
先日、ある有名日本人ジャズミュージシャンのコンサートに行ってきました。
演奏は素晴らしいのですが、音になんとなく違和感を感じたので終演後に客席後方のミキサー卓を覗いてみるとデジタル化されているようで、ホールの音響を補正する為なのか?マイクが立っているのを見つけ、アナログ演奏を一度A/Dし各種処理をデジタルで行い再度D/AしてPAより鳴らしているようで大きな破綻は無い代わりにつまらない音で、生演奏なのに生音でなく、プロ機なのでクロック入力はあるでしょうからルビジウムか何か良いクロックを入れる予算があれば解消するのでしょうが音を聞く限り無さそうだったので、インフラノイズ製品のある自宅での再生音の方が高音質という状況でした。
AES/EBU仕様のデジタルアキュライザーがあれば解消されるのですがPAのエンジニア諸氏がインフラノイズ様製品に触れる機会もほぼ無いでしょうし、知らなければ良さに気づく方も少なく、結果、現場で採用される事も無ければ広がる事も無い為、彼クラスの大物がこの音で全国ツアーをせざるをえない現状は変わらないのだろう、、、とモヤモヤした気持ちで家路につきました。